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ペトリ製一眼レフカメラ用標準レンズのMマウント化

2016. 3.31(前回:2014. 1.31)


2013年 6月 2日(日) 標準レンズ「ペトリ:Petri c.c Auto 55mmF1.8」を入手

 2013. 6. 2(日),地下鉄「四谷三丁目駅」近くのジャンクカメラ店「我楽多屋」にて,ペトリの一眼レフカメラ用標準レンズ「ペトリ:cc Auto 55mmF1.8」を500円で入手しました。


2013年10月31日(木) 標準レンズ「ペトリ:Petri C.C Auto 55mmF2」を入手

 2013. 6. 2(日),地下鉄「四谷三丁目駅」近くのジャンクカメラ店「我楽多屋」にて,ペトリの一眼レフカメラ用標準レンズ「ペトリ:Petri C.C Auto 55mmF2」を400円で入手しました。



2013年12月 5日(木) 標準レンズ「ペトリ:Petri c.c Auto 55mmF1.8」のマウント交換(Mマウント化)

 交換レンズ「ペトリ:Petri c.c Auto 55mmF1.8」ですが,ようやく,「レンズ+CCD」ユニット交換式コンパクトデジカメ「リコー:GXR」+Mマウントユニット「リコー:GXR MOUNT A12」にて使えるようになりました。すなわち,このレンズ,「ペトリマウント」で,このままだと,現在のレンズ交換式デジカメに取り付けることはできず(ペトリマウントのデジタル式一眼レフカメラは販売されていないためです),また,現在のレンズ交換式デジカメに取り付けられるようにするマウントアダプターも販売されていないので,このレンズを現在のデジカメで使用するためには,自作で対応しなければなりません。と言う訳で,色々と考えた結果,このレンズをMマウントのデジカメに取り付けられるようにすることとしました。まずは,このレンズ,そのままではレンズの後部分が長すぎるので,後ろのマウント部を取り外します。ただし,その際,絞り部も壊れてしまい,絞り開放,すなわち,F1.8の状態でしか使用できなくなってしまいました。

表 部 マウント部 マウントを取り去った状態


 そして,レンズの後部の円形部分の直径が52mm位になるように,両面テープを付けた細い紙を巻き付け,それに直径52mmのネジが切ってあるリング(これ,ゴム製円形フードのゴム部分がダメになって,ゴム部を取り除いたものです)を接着剤にて接着します。また,これとは別に,インターネット通販のカメラ用具店「八仙堂」で250円で入手した「Mマウントボディキャップ」に直径34mmの穴を開け,同店で500円で入手した「ステップアップリング(34mm→52mm)」を接着剤で取り付けます。これを先程リングを取り付けたレンズにはめれば,できあがりです。当初のものと比較して,随分,長くなっています。念のために,外れたりしたいように,周りを接着剤で固め,マジックでそれを黒く塗りました。それを「レンズ+CCD」ユニット交換式コンパクトデジカメ「リコー:GXR」+Mマウントユニット「リコー:GXR MOUNT A12」に取り付けました。

穴を開けたMマントボディキャップとステップアップリング 完 成 「リコー:GXR」+「リコー:GXR MOUNT A12」に取り付け


 早速,試してみましたが,まだ,レンズの長さが足りないようで,この状態だと,無限遠の撮影は可能(ピントが合います)なのですが,残念ながら,最低撮影可能距離が2.5m程になってしまいました。もう厚さ2mm程のリングを更に加えれば,もっと最短撮影可能距離を短くできると思います。また,前述のごとく,絞りは壊してしまったので,F1.8絞り開放で撮らなければならないのですが,外だと明るいので,シャッター速度が1/4000秒でも足りないことがあることから,光量が1/4になるNDフィルターをレンズの前に付けてることとして,外で撮影しました。


 さて,感想ですが,500円のレンズ(実際には更に500円+250円,加えて,接着剤等も必要でしたので,合わせて1,300円程かかりましたが)としては,まあまあの写りだと思います。と言っても,やはり,最短撮影可能距離が2.5mと言うのは使いにくいです。



2013年12月10日(火) 交換レンズ「ペトリ:Petri c.c Auto 55mmF1.8」を接写専用に

 色々と考えた結果,このレンズの焦点距離は35mmフィルム換算で82.5mmと中望遠レンズの上,絞り開放しか使えないことから,風景写真には使うことは難しく,花等をボケで浮き出させると言う使い方が最も適しているとの結論に達したので,接写(マクロ)専用レンズとすることとしました。このため,レンズの鏡胴を更に2〜3mm伸ばすこととし,「レンズ+直径52mmリング」と「ステップアップリング(34mm→52mm)+Mマウントボディキャップ」の間に,使わなくなった直径52mmフィルターよりガラス部を外した枠(リング)を入れました。また,使っている内に外れたりしないように,それらの周りを接着剤で塗りたくりました。このようにすると,このレンズでは最短撮影距離が50cmのものが40cmになりましたが,一方,最長撮影距離は5m程になりました。すなわち,40cmから5mまでのものしかピントが合わないと言う接写専用のレンズになりました(このフィルター枠を入れる前は,逆に3m位〜∞までのものにピントが合っていました)。また,少しでも見かけをよくするために,接着剤を塗りたっくったリング部等の周りには,JRの長距離用キップの黒い裏面を表にして,両面テープを 使って貼り付けました。これで,見栄えとしては以前より良くなったと思います。


 と言うことで,この「ペトリ:Petri c.c Auto 55mmF1.8」レンズをMマウントの接写専用レンズにしたもので,撮った写真です。あ,撮影対象はフィギュアと人形で,背景は大きくボケでいます。これが明るいレンズの特長だと思います。


 それにしても,ペトリのカメラと言えば,発売当時はあまりお金を持っていない人が使うものであり(お金のある人はニコンやキヤノンでした),当然,このレンズもあまりお金を持っていない人が使っていたものだと思いますが,それでも,このレンズの明るさはF1.8です。現在はこのような単焦点レンズではなく,ズームレンズの時代ですが,その明るさは明るいものでもF2.8と1絞り分以上暗くなっています。ボケを求めるには,やはり,明るいレンズと,フルサイズ等のCCDの大きなデジカメを使うことですが,手軽に行う(安くあげる)には,このような明るい単焦点のジャンクレンズを使用することだと思います。



2015年12月14日(月) 標準レンズ「ペトリ:Petri C.C Auto 55mmF2」のマウント交換(Mマウント化)

 2013.10.31(木)に地下鉄「四谷三丁目駅」近くのジャンクカメラショップ「我楽多屋」で400円にて入手したペトリの一眼レフカメラ用標準レンズ「ペトリ:Petri C.C Auto 55mmF2」ですが、これ、勿論,「ペトリマウント」です。

ペトリ:Petri C.C Auto 55mmF2 マウント部


 これを現在のレンズ交換式デジカメに取り付けられるようにするマウントアダプターは市販されていないので(一時期、インターネット・オークションで販売されていたようですが)、以前に「ペトリ:Petri c.c Auto 55mmF1.8」で行った方法で、ライカMマウント化しました。まずは、このレンズ、そのままではレンズの後部分が長すぎるので、後ろのマウント部を取り外します。ただし、その際、絞り部も壊れてしまい、絞り開放、すなわち、F2の状態でしか使用できなくなってしまいます。そして、直径52mmのネジが切ってあるリング(これ、ゴム製円形フードのゴム部分がダメになって、ゴム部を取り除いたものです)を接着剤にて接着します(レンズの後部の円形部分に細い紙を巻き付けて、そこにリングをはめ込みます)。直径52mmのリングはもう1つします。そして、インターネット通販のカメラ用具店「八仙堂」で250円で入手した「Mマウントボディキャップ」に直径34mmの穴を開け(私は、直径1mmの刃がついたドリルで直径32mm程の円に沿って沢山の穴を開けた後、ニッパで穴と穴を繋げて、直径32mm程の穴を開け、その後、ヤスリで整形し、以下のステップアップリングの34mm部がねじ込める大きさにしました)、同店で500円で入手した「ステップアップリング(34mm→52mm)」をボディキャップの穴にねじ込んで、接着剤で取り付けます(すなわち、ボディキャップの穴はねじ込むことができ るギチギチの大きさでないといけません。大きすぎると、ユルユルとなり、接着剤で付けても強度的に問題があります)。

マウント部を取り外した状態 Mマウントボディキャップ」に直径34mmの穴を開け ステップアップリング(34mm→52mm)


 これを先程リングを取り付けたレンズにはめれば、できあがりです。そして、見かけが良くなるように、2つのリング部に黒い紙、すなわち、JRの長距離キップの表面に両面テープを貼り、これを適当な幅に切って、黒い裏面が表になるように貼りました。これで、「レンズ+CCD」ユニット交換式コンパクトデジカメ「リコー:GXR」+Mマウントユニット「リコー:GXR MOUNT A12」に取り付けて、撮影できるようになりました。

Mマウント化 「リコー:GXR」+「リコー:GXR MOUNT A12」+「ペトリ:Petri C.C Auto 55mmF2」


 以上は、2015.12.13(日)に行い、翌日の2015.12.14(月)、天気が良くはなかったのですが、王子駅近くの「飛鳥山公園」に紅葉と黄葉の撮影に行ってきました。


 写真のデキはまあまあだと思います。ただし、しかしながら,2つのリングでは長すぎたようで、最短距離は0.6mが1mになり、また、遠くを撮る時は距離リングの指標は1.5m付近になってしまいました。と言っても、とりあえず、写真は撮ることができるので、これでヨシとしようと思います。

と言うことで、「ペトリ:Petri c.c Auto 55mmF1.8」はマクロ用、「ペトリ:Petri C.C Auto 55mmF2」は普通の撮影用と言うことになりそうです。なお、どちらのレンズも青空の昼間は、絞り開放だとシャッター速度が1/4000秒でも足りないことがあることから、光量が1/4になるNDフィルターをレンズの前に付けの撮影となります。





交換レンズ「ペトリ:Petri C.C Auto 55mmF2」(続)
ライカMマウント化した交換レンズ「ペトリ:Petri C.C Auto 55mmF2」ですが、

151217ZF.jpg

matsumo家の空き地の鉢植えの木も秋の色になってきたので、、「レンズ+CCD」ユニット交換式コンパクトデジカメ「リコー:GXR」+Mマウントユニット「リコー:GXR MOUNT A12」に取り付けて、写しました。

151217A.jpg

151217B.jpg

今冬は暖かいこともあり、葉が中々赤くならず、実だけが赤い状態です。

151217C.jpg

151217D.jpg









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