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DR-DOS7.02の日本語化

最終改訂:1999.11.13(前回:1999. 9.21)

 以前,個人使用においては事実上無料で使用することができる「OpenDOSVer.7.01」を Caldera社のホームページから,ダウンロードし,DynaBook EZ486にインストールして,更に日本語化したことがあったのですが,Niftyserveの FTOSHIBAのデータライブラリーにnatrium氏がフリーソフトによる日本語化のマニュアルが登録されたのと, OpenDOSの名前がDR-DOSに変わり,バージョンも7.01から7.02になったとのことで,再びダウンロードして,試してみました。

 用意したものは以下で, natrium氏とは異なり,日本語化にはフリーソフトは使っておらず,以前に購入した有料のものを使用しております。

 (1)パソコン本体:DynaBook EZ486[8MB・RAM増設済](東芝)
 (2)DR-DOS Ver.7.02
 (3)小山隆史・柳沢健二著「DOS/V スーパードライバーズ」[ソフトバンク(株)発行]
 (4)関谷博之・濱田宏貴著「HP 100LX/200LX BIBLE」[ソフトバンク(株)発行]
 (5)日本語FEP:WX2+ Ver.2.71[エー・アイ・ソフト(株)]
 (6)PC-DOS J6.3/V起動FD[日本IBM(株)]
 (7)FIPS.EXE[NiftyserveのFPMCのLib1]


1.DynaBook EZ486

 「DynaBook EZ486」は1993年頃に東芝から発売されたノート型パソコンで,16階調の白黒で,640ドット×480ドットの VGA画面を有しています。内部に「東芝日本語MS-DOS Ver3.1」のROMを持っているために,ハードディスクを内蔵しなくてもそのまま使えます。また, 540MB以下のハードディスクを内蔵させることができ,そして,そのハードディスクは2.5インチのIDEハードディスクが金属ケースに入った形になっていますので,簡単に入れ換えを行うことができます。このため,幾つかのハードディスクを持っていれば,それぞれに異なるOSを入れることにより,ハードディスクを交換すれば,各種のOSで動かすことができます(私の場合は,この金属ケース入りのを5つ持っています)。

 今まで私は,「東芝MS-DOS Ver.3.1」,「東芝英語MS-DOS Ver.3.3」,「東芝日英MS-DOS Ver.5」,「東芝DOS/V Ver.5」,「OS/2 J2.1」,「OS/2 J3.0 Warp」,「Windows95」,「1B/V2」,「1B/V3」,「Windows NT Ver3.5」,「DR-DOS Ver.7.01」等のOSのDynaBook EZ486での動作を確認しております。

 さて, DynaBook EZ486は初代DynaBookのシリーズの1つですので,キーボードは「漢字キー」を含んだ東芝キーボードになっていますが,これだとDR-DOSを使う場合はちょっとまずいので, ESCキーを押しながら電源スイッチを入れ,指示通りにF1キーを押すと,バイオス設定画面になりますので,ここで以下のような設定とし,84キーではなく 101キー互換とします。なお,私は画面は黒画面の中の白文字の方が好きなので,「反転表示」で使っています。また,メモリカードは8MBのカードを入れています。
 
 <BIOS設定画面>
 Total Memory=10240KB
 System Memory=640KB
 EMS=0KB
 Hard RAM=0KB
 Extend Memory=9072KB

 Fast ROM=128KB
 Display Adaptor=CGA Compatible
 LCD Display Mode=Color

 LCD Gray Scale Level=Reverse 16 Levels

 FDD 2HD Type=1.44MB Boot

 Resume Mode=Boot
 Cache=Enable
 Keyboard Mode=101Key
 Boot Devic=FDD/HDD
 DOS ROM=Used


2.DR-DOS7.02の入手

 DR-DOSを得るには,インターネット上で Caldera社のホームページにアクセスし,ファイルをダウンロードする必要があります。そのアドレスは,

 http://www.caldera.com

です。ここにアクセスし,DR-DOSのダウンロードを選択すると,名前,住所, E-Mail-ID等を入力する画面となり,アスタリスクの部分を全部埋めれば,ダウンロードすることができます。なお,ファイルは大きく分けて以下の2種類がありますので

(1)DR-DOS7.02+NetWare(5.9MB)
(2)DR-DOS7.02(3.1MB)

のどちらかをダウンロードします。私はとりあえず (1)をダウンしました(この他にも登録されていますが,上記をダウンロードすれば,その中にそれらのファイルは含まれています)。そして,DynaBook EZ486上でファイルを実行すると幾つかのファイルができますので,今度はその中の MAKE .EXEを実行し,指示通りにFDを入れていくと,5枚組の DR-DOS 7.02のフロッピーができました。


3.DR-DOS Ver.7.02がPC-DOS J6.3と異なる点の検討

 色々いじっている内に,DR-DOSはPC-DOSと結構異なる所が多いので,色々行って違いを確認してみました。なお,上記(1)の5.9MBのDR-DOSにはLANに使うと思われる NetWareが入っていますが,私は家庭内LAN は行うつもりがありませんし,また,DynaBook EZ486にはPC-Card slotが付いていないために,これに関しては全くいじらずに,DR-DOSをインストール後,この関係のディレクトリを削除してしまいました。

(1)DynaBook EZ486の内蔵HDを2つの基本区画にわける

 PC-DOS起動FDより起動し, FDISK.EXEを実行して全ての区画を削除後,1つの DOS基本区画を作ります。そして,ESCキーを押してFDISKを終了後,リセットし,再度,PC-DOS起動FDより起動し, 「FORMAT C:」を行い,HDをフォーマットします。そして,FIPS.EXEを実行し,その基本区画を2つの基本区画に分けます。

 そして,再度, FDISK.EXEを実行し,HDの後の方の区画をアクティブにします(この状態ではHDの前の区画がDドライブ,後の区画がCドライブでアクティブとなっています)。そして,リセットし,再度,PC-DOS起動FDより起動し, 「FORMAT C:/S」とすると,HDの後の区画がフォーマットされ,システムが入ります。この状態で,FDを取り出し,リセットすると,PC-DOSが起動します。

(2)PC-DOSとDR-DOSのFDISK.EXEの違い[a]

 今度はDR-DOS起動FDにて起動し, FDISK.EXEを実行してみると,何と,HDの前の区画はCドライブに,後の区画がDドライブでアクティブとなっています。すなわち,PC-DOSではアクテイブな基本区画がCドライブになりますが,DR-DOSではアクテイブな区画に関係なく,HDの前の方の区画がCドライブとなります。

(3)DR-DOS Ver.7.02のインストール

 この状態で 「DR-DOS Ver.7.02」インストールディスクを使ってインストールを行います。指示通りに行うと(全てデフォルトのまま。ただし,名前等を入れる場面は,名前だけ入れれば他は不要),DR-DOSはHDの前の区画にインストールされます。そして,リセットすると,アクテイブ区画は後のためにPC-DOSが起動します。このため,PC-DOS起動FDより起動し, FDISKを実行し,アクティブ区画をHDの前の区画にして,FDを取り外してリセットすると,DR-DOSが起動します。この状態にて, 「format a:/s」を実行し,DR-DOS起動FDを作成しておきます。そのFDの中には FDISK.EXE及びFORMAT.EXEをコピーしておきます。

 ということで,DR-DOSは FDISK.EXEが特殊のため,HDの前の区画にしかインストールすることはできないようです。

(4)PC-DOSとDR-DOSのFDISK.EXEの違い[b]

 今度はDR-DOS起動FDより起動し, FDISK.EXEを起動して2つの基本区画を削除後,1つのDOS基本区画を作成します。 すると,ただちにファーマットが始まり,HDに名称をつける場面まで行き,そして,また, FDISKの選択場面になりますので,ESCキーを押してFDISKを終了します。

 なお,この時点ではHDはフォーマットされただけで,システムはインストールされていません。これにシステムを入れるには, SYSコマンドを使う必要があります。

 また,再度,HDをフォーマットし,システムを入れるには,

 FORMAT C: /X /S

とする必要があります。この「/X」はハードディスクをフォーマットする際に必要なパラメータで,これがないとHDはフォーマットできません。また,2つに基本区画がある場合は,

 FORMAT D: /X /S

とHDの後の区画をフォーマットしシステムを入れることもできますが,これを行った後に FDISKを起動し,この区画をアクティブにしても,ドライブとしてCにはならないので,リセットしてもHDの前の方の区画が起動します。

 ということで,結構,DR-DOSのFDISK.EXEはPC-DOSのものと異なります。

(5)PC-DOSとDR-DOSのFDISK.EXEの違い[c]

 DR-DOS起動FDより起動し,「FDISK /X」と行うと,DOS基本区画のほか,FAT32,NTFS,HPFS等のDOS以外の基本区画を作成することができます。また,その際,HDの前半分をDOS基本区画とし,後半分をFAT32基本区画とすることも可能です。ただし,前半分と後半分に同じ DOS基本区画を作ることはできません。なお,DOSのFAT16以外の基本区画は上記により簡単に作ることはできますが,その大きさの上限はFAT16の場合と同様に2GBのようです。

(6)PC-DOSとDR-DOSの違い

 これはDynaBookにではなくLibretto60にインストールしようとしてわかったことなのですが,HDに2つの基本区画があっても Windows95は前の区画に入っているために,DR-DOSインストールFDでインストールを行うと,必ず,Windwos95が入っている区画にインストールされます(PC-DOSでは後の区画にインストールすることができます)。また,インストール後,再起動すると,Windows95とDR-DOSの選択画面が出,どちらかを選ぶとそのOSが起動するようになります(なお,これを消したくなったら,PC-DOS起動FDより起動して,「FDISK /MBR」とすればよいのですが,その後,どうなるかわかりません。それよりも,DR-DOSのアンインストール・プログラムを起動した方がよいと思います)。

 なお,あまり意味はありませんが,HDの2つの基本区画の前の部分にDR-DOSを,後の部分にPC-DOSをインストールすることはできます。


4.DynaBook EZ486へのDR-DOSのインストールと日本語化

(1)DR-DOSのインストール

 まず,PC-DOS起動FDより起動し, FDISK.EXEを実行し,全ての区画を削除後, ESCキーを押して終了します。このFDを取り出し,次に,DR-DOSインストールFDの1枚目を入れて,リセットします。すると,FDISK画面となりますので,全てを DOS基本区画とし, ESCを押して終了させると,自動的にリセットされた後,インストールが始まります。名前等の入力画面になったら名前だけ入力し,以下,デフォルトのままで進めれば,インストールは終了します。FDを取り出すと自動的にリセットされ,HDよりDR-DOSが起動します。

 なお,インストールしたばかりの時点では,DOSプロムプトは

 [DR-DOS]C:\>

と表示され,これだと宣伝を見ているような気分となるので,早速,AUTOEXEC.BATの中を

 PROMPT [DR-DOS] $P$G → PROMPT $P$G

に変更することにより, DOSプロンプトが今までは例えば

 [DRーDOS] C:\> → C:\

となりました。

更に,カーソルの動きがかったるいので,

 MODE CON RATE=30 DELAY=1

を書き加え,更に,CONFIG.SYSやAUTOEXEC.BATにより画面に表示された文字を消すために,

 CLS

を加えました。

 また,一部,カーソルキーを動かすために矢印キーを動かすと,画面に変な表示が大量に出て来るアプリケーションがあるために,CONFIG.SYSにてANSI.SYSを組み込むこととし,以下の行を加えました。

 DEVICE=C:\DRDOS\ANSI.SYS

(2)DOS/V スーパー・ドライバーズによる日本語化

 「スーパードライバーズ」に付いてきたFDを入れ,インストールプログラムを起動します。まずは,パソコンの選択画面で「(1)-DOS/V or IBMPC」を選択すると,FDからHDにファイルがコピーされます。次に「セットアップメニュー」となりますので,「フォントドライバの設定」→「画面ドライバの設定」→「設定を開始する」となりますが,いずれもデフォルトの状態で大丈夫です。そして,リセットするのですが,この状態では日本語表示はされません。このため,PC-DOS起動FDより起動し,VZ-Editorを起動して,CONFIG.SYSの中の「DEVICE=C:\SUPERDRV\VESAPAT.EXE」の後に「 /JP」を書き加えてから,そのFDを取り出してリセットすると,今度は日本語表示ができるようになります。なお,カーソルの動きが遅いので,MODEコマンドをAUTOEXEC.BATに加え,結局,現在のAUTOEXEC.BATとCONFIG.SYSは以下のようになっています。なお,rem分が書かれていますが,これは実際のものには入っておらず,この解説のために書き加えたものです。

(3)レジューム

 米国東芝のホームページの

 http://www.csd.toshiba.com/tais/csd/support/files/dosdriv.htm

より,「386.zip」を入手し,解凍後,中のVRESUME.SYSをCONFIG.SYSに組み込めば,レジュームが効くようになります。なお,レジュームを行うには勿論,上記のバイオス設定画面にて

 resume=resume

とする必要があります。

(4)日本語FEPのインストール

 1)WX2+ Ver.2.7

 インストールFDを使用して,指示通り行えばインストールすることができます。なお,私の場合はシステムの選択は「WX2+ API」で,カスタマイズ「ATOK7風」を選択しました。

 DOSプロムプト状態で,「Alt+~」にて起動し,カーソル位置にて日本語変換が問題なくできました。また,エデッタ 「VZ-Editor」でも同様です。しかしながら,日本語ワープロ 「Newオーロラエース」にてやはりカーソル位置にての日本語変換はできるのですが,ゴミが確定した文字の後にゴミが出て来るのでこれでは使いにくいです。しかしながら,SAVEすると,このゴミは消えてしまいます。なお,本FEPを使用する場合は,CONFIG.SYSにて,「HP-100/200LX ble」の付録FDに入っているKKCFAKE.SYSを組み込む必要があります。

 2)刀[日本語ワープロ「new オーロラアエース」に付属]

 インストールFDを使用して,指示通りに行えばインストールすることができます。DOSプロンプト状態及びVZ-Editorで,「Alt+~」にて起動し,カーソル位置にて日本語変換まではいくのですが,確定すると2バイト文字が1バイト文字1文字になってしまう,例えば,「ないた」→「成田」→「N」となってしまって,結局日本語入力はできませんでした。しかしながら,「Newオーロエラエース」ではカーソル位置ではなく,画面最下行にて問題なく日本語入力することができました。

 以上より,最終的なAUTOEXEC.BATとCONFIG.SYSです。

 <AUTOEXEC.BAT>
 @ECHO Off
 PATH C:\DRDOS;C:\SUPERDRV;C:\TOL;C:\ <ディレクトリにパスを>
 NWCACHE 4736 1024 /LEND=ON /DELAY=OFF
 VERIFY OFF
 PROMPT $P$G <宣伝が嫌なので>
 SET DRDOSCFG=C:\DRDOS
 MODE CON RATE=30 DELAY=1 <カーソルの動きをよく>
 CLS <画面を掃除>

 <CONFIG.SYS>
 DEVICE=C:\DRDOS\EMM386.EXE DPMI=OFF FRAME=NONE
 DEVICE=C:\DRDOS\DPMS.EXE
 DEVICE=C:\DRDOS\SETVER.EXE
 SHELL=C:\COMMAND.COM C:\ /E:512 /P
 BREAK=OFF
 BUFFERS=15
 FILES=20
 FCBS=4,4
 LASTDRIVE=G <一応,Gドライブまで>
 HISTORY=ON,512,ON
 COUNTRY=1,,C:\DRDOS\COUNTRY.SYS
 DOS=HIGH,UMB
 DEVICE=C:\TOSHIBA\VRESUME.SYS <レジューム関係>
 DEVICE=C:\DRDOS\ANSI.SYS <表示関連>
 DEVICE=C:\SUPERDRV\FONTEX.EXE <日本語化関係>
 DEVICE=C:\SUPERDRV\VESAPAT.EXE /JP <日本語化関係>
 DEVICE=C:\SUPERDRV\DISPEX.EXE /D=VGAB.DRV <日本語化関係>
 DEVICE=C:\HP100LX\KKCFAKE.SYS <WX2+のため>
 DEVICE=C:\WX2\WXK.SYS /A3 <日本語FEP「WX2+」関係>
 DEVICE=C:\WX2\WX2.SYS /INI=WX2\WX2SYS.INI /N /A3 <日本語FEP「WX2+」関係>

(5)動作を確認したアプリケーション

1)VZ-Editor Ver1.6[(株)ビレッジ・センター]
特に問題なし
 2)new オーロラエース[(株)サムシング・グッド]
   画面にゴミが残るが,SAVE操作をすると消えるので,気にしなければ
  問題なし。
 3)雅美の献立[(有)テグレット技術開発]
   知子の情報 Ver.5
  直子の代筆 Ver.5
 光の辞典
    特に問題なし
 4)訳詞丸[米日翻訳ソフト。無料だが,フリーソフトではないソフト]
   ANSI.SYSが組み込まれていれば問題なし。
 5)T-card[フリーソフト]
   特に問題なし。


5.DR-DOS日本語化に参考文献

(1)Natrium氏による「EZ486 DR-DOS化計画」

 1)場所

 NiftyserveのFTOSHIBAのデータライブラリイ。

2)内容紹介

 フォントドライバ「FONTJX.EXE」,ディスプレイドライバ「DSPVV.COM」,モード切替コマンド「CHEJ.EXE」等のフリーソフトによる日本語化を行っています。ただし,フォントに関しては,「DynaBook EZ486」のROMから「MKXFNJ3.EXE」を使用して吸い出して使っています。ただし,このフォントには罫線が含まれていないので,ちょっと使いにくいことがあります。

 また,日本語FEP もフリーソフトの「鳳」と「風」の辞書を使っています(なお,フリーソフトの初代DynaBook用の日本語FEPの「WXP」をDOS/Vで使えるようにするドライバー「WXPDOSV.EXE」もFPCUPROに登録され,その改変方法も会議室に書かれています)。

(2)伊藤氏が雑誌「Software Design」に書かれた文章を一部修正したもの

1)場所

 http://hp.vector.co.jp/authors/VA001240/article/opendosv.html

2)内容紹介

 フォントドライバ「$FONTX.SYS」,ディスプレイドライバ「DISPV.EXE」,キーボードドライバ「JIS_A01.COM」,モード切替コマンド「RCHEV.EXE」及び「CHEJ.EXE」等のフリーソフトによる日本語化を行っています。また,フォントに関しては,伊藤さんが一部編集して罫線がでるようになっているものがあり,フリーソフトの16ドットフォントを使っています。更に,フリーソフトのKKCFUNC.SYSの「LPKKC.SYS」,ANCI.SYSの「PANSI.COM」も使われています。

 また,ここはリンクが非常に充実していて,そこから行けるほかのホープページにも参考になることが沢山書かれています。


6.その他の日本語化

(1)KanjiComm[KUREO R&D LTD]

 米語PC-DOSのパソコンにインストールすれば,日本語フォントが入っているために日本語が扱えるようになります。また,エデッタと通信ソフトが付属しており,これだけで,日本語の文章作成とパソコン通信ができるものです。しかしながら CGA画面用なので文字が大きく,また,表示行数も少ないです。これさえ気にしなければ,問題なく動きました。

(2)KMEMO.EXE[niftyserveのFHPPCに登録されているフリーソフト]

 フリーソフトの8×8ドット文字の「ELISA.FNT」,フリーソフトの日本語FEPの 「JISYO.DIC」をいっしょに用いることにより,米語PC-DOS上で,日本語表示を行うとともに,エデッタにより日本語の文章を作ることができます。ただし,表示される文字は横長の 16×8ドット文字で非常に見難いですし,また,漢字変換も画面の下で行うものですので,どうしようもない時以外は使いたくないです。


<1999. 9.19>
 先日,「http://www.caldera.com」に久しぶりにアクセスしたところ,既に「DR-DOS 7.02」は画面から削除され,ダウンロードはできなくなっていました。ということで,現在,事実上無料で「DR-DOS」を入手することはできず,どうしても入手したい場合は市販品として購入するしかないと思います。このため,どうしても米語DOSが欲しいという人以外は,現在も入手できるIBMの日本語版の「PC-DOS/V 2000」を買われる方がよいと思います。

<1999. 9.21>
 上記を記載後,小岩氏よりメールをいただき,「DR-DOS 7.03」が「http://www.lineo.com」の「PRODUCTS」の「download」の所よりダウンロードできることを教わりました。
 早速、私もアクセスし,「DR-DOS 7.03」をダウンロードしました。小岩さん,貴重なお教え,どうも有り難うございました。

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