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Ruputer Pro 日記

初回:2000.10. 1
 「Ruputer」は腕時計型のPDA(携帯情報機器)で,1998年 6月にセイコー・インスツルメンツ(Seiko Instruments)社より発売されました。当時は内蔵フラッシュメモリが512KBのもの(Ruputer),2MBのもの(Ruputer Pro)の2種あり,標準価格は前者:38,000円,後者:48,000円でした。そして,同年11月に4MBのもの(Ruputer Pro4)がオープン価格で発売されました。
 発売当時は「ウェラブル・コンピューター」(身に着けるけることが可能なコンピューター)とのことでかなりの話題になりましたが,残念ながらメーカーが期待した程の数は売れなかったらしく,2000年に入り,メーカーによる在庫整理が始まったようで,秋葉原の一部の店や新宿のヨドバシカメラでは8月には2MBタイプが4980円で山積み状態で販売されるようになりました。

 本品は右記の写真の形状のもので,確かに腕時計型をしており,男性ならば普通に腕にはめることができますが,大きさは容積的には普通の倍以上あるのではないかと思います。特に厚みが気になります。また,画面の文字は小さいですし,コンピューターと言っても,その入力は画面に表示されるソフトウェア・キーボードから1個1個選択するものであり,現実的にはほぼ使用不可能という状態であり,実際のデータ入力はパソコンと接続キットを介してパソコンから入力ということになります(正確に言うと,パソコンでファイルを作り,それを転送するという形になります)。その上,最初から入っているソフト及び@niftyやインターネット上にあるフリーソフトはいわゆるパソコン的なアプリケーションはほとんどなく,あるのはゲームやPDA関連という状態です。

 ということで,巷で言われていた「ウェラブル・パソコン」というより,「腕時計型PDA」という位置付けの「Ruputer」ですが,先日,秋葉原で「Ruputer Pro」が山積み状態の時にお遊び用に購入しましたので,その時の様子を日記にしました。

<「Ruputer」及び「Ruputer Pro」のスペック>
CPU:16bit CPU,OS:W-PS-DOS Ver.1.16
内蔵メモリ:
 メインメモリ:128KB,ROM:512KB(プログラム、漢字、その他)
 漢字:JIS第1/2水準 絵文字:346種
 フラッシュメモリ:512KB(Ruputer)/2MB(Ruputer Pro)
表示装置:
 102×64ドットマトリクスSTN液晶表示 ELバックライト
 全角8文字×5行表示(40文字) 半角16文字×5行(80文字)
電源:
 コイン型リチウム電池 CR2025×2個
 電池寿命 約4ヶ月(1日1時間表示させた場合),連続表示約300時間
防水性能:防滴  重量:約67グラム
左:Ruputer Pro, 右:普通の腕時計
大きさを比較して下さい。また,厚みも
左:16mm,右:9mmとRuputer Proの方
が圧倒的に厚いです。現在の表示はフィ
ラー画面です。

内蔵ソフト:
アドレス帳,スケジューラー,仕事リス
ト,備忘録,世界時計,ストップウオッ
チ,タイマー,テキストビュア,画像ビ
ュア,時計,電卓,メモ帳


2000. 8.26(土) 「Ruputer Pro」に興味が

 秋葉原の若松通商に行ったら,HP-200LX(2MB)が49,800円,セイコーの腕時計型PDAのラピュータが4,980円で,それぞれ山積みされていました。以前,やはり,セイコーのカード型PDA が山積みされていたのも見たことがありましたが,セイコーのこの手の物って,いつも作り過ぎてこういうことになるのでしょうか。

 ところで,ラピュータですが,電池の持ちは1日1時間の使用で4ケ月間程度とのこと(もしかして,40日間の記憶違いかも)。多分,薄型のリチウム電池を使用しているのでしょうが,せめて腕時計の電池位(2年間)もてばいいのですが,私にはちょっと短すぎでランニングコストがかかりそうなので,とりあえず止めました(HP-200LXのように充電式電池が使えればいいのですが)。でも,1回女性モデル撮影会に行けば,会費・フィルム・現像代を含めて1.5万円位は確実にかかるので,9/3(日)予定の水着撮影会に行かなければ3台は買えるので(笑),新しいおもちゃを買おうかどうか考えているところです。



2000. 8.27(日) 「Ruputer Pro」購入

 腕時計型PDAの「RuputerPro(2MB)」ですが,内蔵ソフトはいわゆる PIMで,スケジューラ,アドレス帳,仕事リスト,メモ帳,備忘録,電卓,時計等のみのようです。ううん,どうしょうか,お遊びには面白そうなのだが,とりあえず,何かできるのか,確か,本が出ていたのでどこかで立ち読みし,また,インターネットのホームページもある筈だから,そちらを観て,何に使えるか調べてみることにしました。

 でも,5000円弱といえば,高目の DVD1枚の値段ですし,1回,女性モデル撮影会に行けば,会費・フィルム代・現像代・交通費を入れれば1.5万円程はすぐにかかってしまいますので,それを考えれば,これを買うことにより少なくとも1週間以上は楽しめるのですから,買ってもいいのではという気になりました。そして,本日,まず,インタネット上のホームページを検索し,とりあえず,BBSのページと Ruputer自体のホームページにアクセスしてみると,まず,現在,5000円弱で販売しているのは2MBタイプというもので,上位機種として4MBのものが1万円以上の価格で販売されていること,この 2MBタイプのものは若松通商のほかに新宿のヨドバシカメラで5000円で販売されており,ここだと,ポイントカードがあるので実際は4500円で購入できること,また,テキストを読むためのフリーソフトがあり,それを使ってログ等を読めること等がわかりました。しかしながら,新宿まで行くには往復で 320円かかるので,若松通商で買う場合より,4980-4500-320=160円だけ安くなるのですが,新宿までは行く気がしないので,とりあえず,上野のヨドバシカメラに行って,もし,そこで5000円で販売していればそこで購入,なければ,そのまま,中央通りを歩いて秋葉原まで行くことにしました。

 ということで,午後3時頃にヨドバシカメラに行ったのですが, Ruputerは影も無し。しかしながら,一度入れると300時間以上持つという薄型リチウム電池CR2025は1枚200円で2枚で400円,すなわち,1時間につき約1円の電池代になることがわかりました。そして,秋葉原まで行き,地下鉄銀座線・末広町駅すぐそばの「イケショップ」に行ったのですが,こちらも無し。次に,「アイツー・モバイル店」にも行ったのですが,こちらも無し。その後,石丸電気本店に行き,美崎薫著「Ruputer ビギナーズブック」という本を立ち読みしましたが,こちらは, PIMとパソコンを接続してのファイル管理等しか書いていませんでした。そして,勿論,こちらにも 「Ruputer Pro」は影形無し。結局,若松通商に行ってみると,2人がこの 「Ruputer Pro」を手にとって見ているところであり,内,1人がレジに持って行きました。早速,私も,レジに持って行くと,先程のもう1人の人もレジにそれを持って行き,更に,もう1人が並びました。ということで,都合4人がほぼ同時に購入したというわけです。ううん,やはり,安さの魅力というのには勝てない人は多いですね(笑)。

 家に帰って,早速,箱を開けて中身を取り出し,とりあえず,「クイックスタートガイド」を読むと,まずは電池を入れてリセットする旨が書かれていますので,「Ruputer PRO」 の裏蓋をコインを使って開けてみると,何と電池が入っていました。それで蓋を元に戻し,3つのボタンを同時に押すというリセットをかけてみたのですが,画面は全く表示されないのです。ううん,電池がなくなっているのかなあということで,もう1組が箱の中に入っていましたので,そちらも同様でした。ううん,こりゃあ,電池が無くなっているのかなあ,それにしても,これはリチウム電池なのだから使わない場合は5年以上保つ筈であるし。もしかして,初期故障で若松通商に持っていって交換してもらわねばならないのかなあとまで考えました。しかしながら,その前に,まずは電池があるかどうか,この型の電池を使う携帯型ラジオで試してみよう,もし,なかったら,明日でもヨドバシカメラに行って電池を買ってこなければならないし。,しかしながら,ラジオに電池を入れてみたらちゃんと音は出るのです。ううん,電池はちゃんとあるのですね。それで,「クイックスターチガイド」を再度注意深く読むと,リセットする場合は3秒間以上押さなければならないようです(この部分,もっと,強調して書いて欲しかったです。そうすれば,こんなに迷うことは無かったのですが) 。それで,早速,それを実行すると,ピッという音がして,画面に表示が始まりました。ううん,壊れていなくてよかった,まったく,ホッとしました。

 この後は,この説明書を見ながら,色々と操作し,とりあえずの使い方がわかりました。4つのボタンとマウスに相当するボタンの使い心地が中々面白いです。なお,設定でいじったところは,できるだけ電池が長持ちするように省電力の部分です(画面表示の時間,ライトの時間,音等)。でも,今のところは PIMとして使うつもりはないので,どう使えばよいか考えているところです。

 ということで,金銭節約のために,今度の日曜日に行く予定だった水着撮影会は行けないことになりました(笑)。



2000. 8.28(月) 何に使えるか

 とりあえず,インターネット上の Ruputerの公式サイト「http://ruputer.com」にアクセスし,本体等の修正ソフトのほか, Ruputer用のフリー・ソフトを全てダウンロードをしました。といっても,ソフト製作用の開発キットは12MB以上あったので,ダウンロードはしませんでしたが(これは後にダウンロードしました。もっとも,私の場合はプログラムは全くできないので,意味は無いのですが)。

 でわかったことは,私にとってはあまり使いそうもないゲームと時計が多く,役にたちそうなのは,英和辞典(3万語)とランチャーくらいの感じです。と言っても,まだ,ほんの少し見ただけなのですが。

 後は,検索エンジンで,個人のホームページを探して,何に使っているのか調べてみたのですが,どうも,「究極の小型ゲーム機」という使い方が多いみたいで,す。後は,目をひいたものとしては,インターネット上の「青空文庫」等でテキスト文書をダウンロードして,それを読むのに使うというのもありました。それから,HP-100/200LX用に作成された elisaフォントを使って表示文字数を増やし,かつ,表示も速いフリーのテキスト・ビュアーもあるようです。しかしながら,いずれにしろ,どちらかというと,「Ruputer Pro」は実用というより,「PDA好きのオモチャ」という位置付けの人が多いようです。

 ということで,とりあえず,英和辞書を 「Ruputer Pro」にインストールしました。といっても,まず,その前に,付属CD-ROMに入っていた「Ruputer PCソフト」をパソコンにインストールしなければなりません。これは勿論,「DynaBook GT-R590」にインストールしました。そして,Ruputer PC Filer起動すると,「本体を接続してください」との表示が出ますので,付属の 「Ruputerドッキング・ステーション」(Ruputer Pro とパソコンを接続するための機器)をDynaBookのRS232C端子に接続し, 「Ruputer Pro」をドッキング・ステーションに取り付けると, 「Ruputer Pro」の画面に「リモート準備中」と表示されました。しかしながら,このセットは結構微妙なようで,何回かセットし直してようやっと表示されました(これに関しては,後には一発でうまくいくようになりました)。そして,「OK」のボタンを押すと,以後は「Ruputer Pro」中のファイルがDynaBook GT-R590中の画面に表示され,エクスプローラーを使ってコピーや削除すれば,自動的に 「Ruputer Pro」の中が変更されるようです(また,パソコン内の 「cache」フォルダ内も自動的に変わるようです(なお,その前に,「セットアップ」にて,環境設定も直しておく方がよいようです)。

 まずは, ZIPファイルになっていた英和辞典を解凍し,その中の実行ファイルと2つのデータファイルを,先程の画面の中の「アクセサリ」フォルダの中に新しく「英和」フォルダを作成し,そこにコピーします。この時,同時に 「Ruputer Pro」にも書きこまれるので,結構な時間が必要(約500KB,10分以上) でイライラしました。そして, 「PC Filer」を終了する右上の×ボタンを押して,「一括転送して終了」を選択し,終えました(なお,これは問題だと思いますが,「Ruputer Pro」を「Ruputerドッキング・ステーション」の取り付けておいても,DynaBookからは電気がこないために,ドンドン 「Ruputer Pro」の内蔵電池を消耗する仕組みになっているようなので,終わったらすぐに外した方がいいようです)。

 そして,「Ruputer Pro」を「Filer画面」とし,この英和辞典を選択し,起動すると,7秒間位たって,ようやっと英和辞典が使えるようになりました。まあ,非力の CPUを使っているのでしょうから仕方がないですが,結構,この待ち時間は苦痛です。やはり,快適に使うには1秒間位で起動してほしいものです。なお,この後は,カーソルボタンでソフトウェア・キーボードより文字を入力して,最後に「おわり」を押せば,和訳が出ますので,こちらの使い心地はまあまあというところでしょうか。



2000. 8.29(火) テキスト読みソフト(1)

 「Ruputer Pro」を持っている人がどのような使い方をしているのかということで,今度は@niftyのFRUPUTERの会議室のログを読んでみました。しかしながら,ここは Ruputer専用のフォーラムというのにいつつぶれてもおかしくない書きこみ数で,できてから2年弱なのに,質問の会議室が250程,使い方の会議室が550程で,最近は全くといっていいほど,書き込みがされていません。その上,私の使い方に関するヒントになるものはありませんでしたし。といっても,リチウム電池の保ち方について試験した結果,東芝のものがダントツであったという話は参考になりましたが。ただし,あまり売っている場所がないのが玉に傷のようです(その後,上野のヨドバシカメラにはないが,新宿のヨドバシカメラでは販売しており,1ケ 210円でした)。

 ということで,本日はテキスト読みの 「SimpleTextViewr」というソフトを入れてみました。このソフトは ELISAフォントを使うことにより,本体に最初から付いているテキストビュアーに比較して,1行あたりの文字数が2文字多く,また,行数が3行多いの12文字×8行の表示となりますが,あまりに細かすぎて私にはちょっとという感じです。なお,このソフトは拡張子連動ができますので,「Filer.ini Editor」というソフトにて拡張子がLOG の時にこのソフトが起動するように設定しました(勿論,これも一緒にインストールしてあります)。

 しかしながら,このテキストビュアーは1MB程度までのテキストファイルを扱えるそうですが,最初から入っているものと比較してあまりに見難いので,他のテキストビュアーも試してみることにしました。

 それから,「Ruputer Pro」では,各種データは内蔵のFilerを使用して起動するのですが(拡張子により,連動してソフトが起動するため),このデータのフォルダを「TXT」ではなく,「1-TXT」とすることにより,画面の一番上に来るようにしました。このやり方で,英和辞典は「3-DIC」というフォルダに置き,また,ファイル名も「英和辞典.EXF」だと,辞典データの下に来てしまうので,「EJ-DIC.EXF」に変更し,ファルダ内の先頭に来るようにしました。もっとも,こういうことをやらなくても,「EasyLauncher」という優秀なランチャーがあるそうなので,これを使えばいいようなのですが,ただ,このソフト,使う場合は毎回,バックライトのボタンを押さねばならないようで,すると,電池の消費量が大きくなるかもなんて思っています(実際は,あまり変わらないようですが)。


2000. 8.30(水) テキスト読みソフト(2)

 本日は, 「NaiView」というテキストビュアーをインストールし,試してみました。昨日入れた「SimpleTextViewer」だと画面表示が12文字×8行となり,とても,我慢できない程細かな表示となってしまいますが,これだと,8文字×6行でどうにか我慢できる程度です。ただし,これでも結構,読み難い文字があります。それで,最初から付いているテキストビュアーと比較してみると,最初のものは8文字×5行で,こちらの方が文字がやや大きく見える関係もあり,すごく読み易いです。ただし,最初にファイルを読みこむ時間が感覚的に倍位かかります(読んだのは5KB位のテキストファイルです)。でも,それは我慢できる程度なので,普通に読むならば,絶対に最初から付いてきたものを使うべきだと思いました。

 しかしながら,「SimpleTextViewer」を含めてこの3つのテキストビュアーにはしおり機能がなく,また,ジャンプも冒頭部と最後部にしかできないという重大な欠陥があります。ううん,HP-100/200LX用の「LogExpress」みたいなしおり機構の付いたビュアーをなぜ作ってくれないのだと思ってしまします(しおり機能が無いもので,大きなファイルを途中で読むのを止めると,また,最初から読むことになってしまって,非常に不便です。勿論,途中で,放置しておいて,電源が切れたのならば,そのまま,読み続けることができますが)。

 また,最初から付いてくる Filerはファイル操作を行うというより,ファイルの実行のためにあるようなものですので, 「SFL」というファイル管理ソフトをインストールしました。これで,ようやく,ファイル名の変更,ファイル削除,ファイルの移動等が 「Ruputer Pro」本体だけで簡単にできるようになりました。ともかく,小さな画面の「Ruputer Pro」にもかかわらず,結構,使い易いです。

 また,テキストファイルを5ケ程,入れましたが,上記の事情により, 5KB位までのものは最初から入っているテキストヴュアーの方が読み易いですので拡張子を「TXT」に,また,大きなファイルは「NaiView」でないと読みこみで苛つくので拡張子を「LOG」に(「Log」で起動するように拡張子連動を設定しました)しました。

 なお,「Ruputer Pro」の中のPIM中の「スケジュール」と「モノマップビューア」のバージョンアップ(「http://ruputer.com」に有)を行いましたが(「DynaBook GT-R590」で解凍後,「SETUP.EXE」を起動し,以後,指示に従って「Ruputer Pro」に転送しましたが,なぜか,後者は終わった後にエラーが出ますので,その後に,実行ファイルのみ上書きしてしまいました。

 また,DynaBook GT-R590内に入っている「Ruputer Pro」等を操作するソフトも,バージョンアップを行いました。こちらは,映像ソフトが入っていなかったので(映像ソフトは「Ruputer Pro4」用のようです),それ以外は問題なく終わりました。



2000. 8.31(木) 使用ソフトの構成(1)

 会社から家に帰ると,何と先日出した「ユーザー登録カード」葉書が「引っ越し先不明」とのことで返ってきました。ううん,この葉書,「料金受取人払」のものでしたが,もう有効期限が切れているので50円切手を貼って出したのに返ってくるとは。それに宛て先をよく見ると,「セイコー」ではなく「エスアイアイ販売株式会社」と書かれていますし。この会社,つぶれてしまったのでしょうか。もしかして, 「Ruputer」の売り上げがあまりに悪かったのが原因かも。このため,インターネット上の「ラピュータ」の公式ページである「http://ruputer.com」をチェックしてみましたが,ユーザー登録の窓口はありませんでしたし。すると,後はCD-ROMでユーザー登録ができるようになっていたのですが,まあ,たった5000円弱のものでありますし,1年以内に壊れても大した損害ではないし,ユーザー登録していなくても,修正ファイル等はダウンロードできるようですので,このままにしておこうかなあと考えています。

 LogExpressみたいにしおり機能が付いているテキストビュアーについて調べてみたのですが,唯一,使ったことがない 「JView」というソフトは文字検索機能が付いているので,これは使えるのではないかと期待したのですが(画面文字数も8文字×5行表示ですし),ファイルサイズが17KBまでしか使えないことがわかりました。これで,結局,現在 「Ruputer Pro」に入っているテキストビュアーが一番使いやすいという結論に達しました。

 ということで,後は,いかに使い勝手をよくするかにかかってきます。拡張子連動で実行ファイルが起動しますので,よく使うデータファイルは Filer上の上の方に置くこと,また,SFL.EXF等のよく使いそうで,名称を変更しても使えるものは日本語名にする等を行うこととしました。そして,最終的に以下のフォルダを作り,ファイルを納めました。

<1-TXT>
 テキストファイル置場。50KB程度までのサイズのものは拡張子をTXTに,それ以上のものは拡張子をLOGとする。また,ファイル名も日本語を使う。
 例・・・岡本01.TXT,アリス.LOG

<2-DATA>
 各種のデータを置く。秋葉原情報,メモ帳(<PIM>から移動する)等
 例・・・秋葉原.(地図付きは重いので,地図無しに変更)

<3-DIC>
 英和辞典を置く。ただし,データファイルが日本語名なので,実行ファイルが先頭にくるように,実行ファイルの名称はアルファベットとする。
 例:EJ-DIC.EXF

<4-APL>
 電池の電圧(VOLCHK.EXF),ファイル管理(SFL),時計等。これらは全てわかりやすいように,日本語名とする。
 例:電池.EXF,FILMTN.EXF,時計.EXF

<PIM>
<SYSTEM>
<アクセサリ(カタカナは半角)>
<設定>

ということで,とりあえず,これで私の 「Ruputer Pro」の環境設定は終了です。

 なお,SFLを使用して,ファイル名を変更すると,DynaBook GT-R590と接続した際にそのことを知らせるために結構時間を消費するので,要注意です。また,画像を入れてみたのですが,まず,カラー画像はPaintshopというソフトを使って102×64ドットサイズに縮小し,そして,16色に減色し(Windows - Ordered Ditherを選択),それから,「Ruputer PC Tool」を使って,MMPファイルを作るのが一番見易い画像をつくることができるようです。

 また,パソコンと接続する時に, Filer以外の全てのアプリケーションを終了状態にしていなければ,接続が拒否されてしまうのですが,これがまた,忘れ易く,つい,何かのアプリケーションが動いている時に行ってしまいます。「MENU」ボタンを押して,アプリケーションを終了させる癖をつけなければならないのも,HP-200LXを使っている者にはかなり不便に感じてしまいます(HP-200LXはマルチタスクなので,幾つかのアプリケーションを同時に開いておけます)。

 後は,いつ使うかということになりますね。果たして,使う機会があるでしょうか。



2000. 9. 1(金) 第1回電池交換

 本日は,会社の同僚に見せびらかすのを目的に,腕にはめて行きました。ううん,まず,気がついたことはその大きさですが,それは我慢するにして,やはり,問題なのは,時計表示が常時ではない点です。勿論,これは設定を直せば常時表示にできる筈ですが,すると,電池の寿命は連続 300時間程度とのことから,1日8時間つけっぱなしとすると,40日間しかもたないということになります。電池代を420円とすると40日間で420円ですから,1日約10円ということになります。私が常時使っている腕時計は太陽電池式のものであり,電池がなくなることは全く心配しなくていい代物ですが,できれば,この 「Ruputer Pro」も時計部分のみ独立させて太陽電池式としてくれればと思います。

 後は,電車の中でこれを使って「半七捕物帳」を読んだのですが,これがまた,実に使いにくいです。ともかく,ずっと,左腕を上げていなければならないので,腕が痛くなってしまいます。これ,@niftyのFRUPUTERの会議室にも書かれていましたが,懐中時計型にし,カメラの IXYみたく首から下げるのが一番という感じがします。勿論,入力も非常に困難で,結局,使う場合は左腕から外して右手に持って操作するというのが正解のような気がします。

 なお,会社で3人に見せましたが,その小ささと5000円弱という価格に感心はしますが,やはり,購入までには至りませんでした。

 しかしながら,家に帰ってから,また,色々とパソコンから転送していると,何と電池が無くなって,電池交換,システム・リセットという羽目になってしまいました。ううん,5日間で無くなるのか,それとも,購入時に電池が入っており,リセットをかけた時に表示された日にちや時刻はほぼ合っていましたので,多分,製造後はこの電池を使って動いていたことになりますので(勿論,液晶には表示されていない状態でですが),結構,電池が減っていたということかもしれません。それに加えて,ファイル転送を結構行っており,内蔵のフラッシュメモリに書きこむ時は結構電気を食うのだと思います。そして,ダメになった電池はカード型ラジオに入れたら使えましたので,今後は, 「Ruputer Pro」で使用済の電池はラジオ用となりそうです(電池代が気になって,カード型ラジオは使っていなかったのですが,これで堂々と使えるようになりそうです)。



2000. 9. 2(土) 使用ソフトの構成(2)

 本日は会社が休みですので,朝から 「Ruputer Pro」をいじっています。まずは,画像がやはり内蔵のソフトでは綺麗ではないので, 「GmpView」という8階調で表示するソフトを入れました。これは画像をこのソフト専用のファイル形式に変換しなければならないのですが,数画像を次々に表示することにより階調を得ている関係からチラつきはかなりあるが,それでも,写真画質といった感じで,非常にいいです。ただし,ファイルサイズは内蔵ソフト用の8倍の8KB程度の大きさになります。

ということで,現在入っているソフトは,

SFL,JView,Filer-ini-Editor,NaiView,英和辞典,GmpView,秋葉原データベース,VolCheckということになりました。

 そして,ディレクトリは

<1-TXT> テクストファイル
<2-DIC> 英和辞典
<3-DATA> 画像,メモ帳,秋葉原データ
<4-APL> 最初に<アクセサリ>に入っていたもの,及び新たに入れたソフト
<PIM> 他のPIMデータ
<SYSTEM>
<設定>
<説明書> 新たに入れたソフト等の使用説明書

となっております。また,<4-APL>の中では,よく使うソフトは前の方に来るように,
1_電卓.EXF
2_時計.EXF
3_FILMTN.EXF
4_電池.EXF
5_世時計EXF
6_タイマー.EXF
等としてあります。

 なお,「メモ帳」を使ってみたのですが,実にソフトウェアキーボードを使って入力するのが実に困難ですね。これでは時間ばかりかかって,紙にメモしておいた方が余程いいです。ですから,この「メモ帳」はあくまでパソコン上でデータを作って,それを 「Ruputer Pro」に転送するという使い方以外はできそうもありません。要するに,「メモ帳」というより,「備忘録」の使い方ですね。ともかく,「TiPO PLUS」でも入力するのはかなり大変ですが,この「Ruputer Pro」はとてもそんな比ではありません。私は,HP-200LXを持参しない時に,少しだけでも入力はできるかなあと期待していたのですが,実際に入力してみて,これはとても無理だと悟りました。でも,同じソフトをパソコン上では簡単に入力できますので,事実上,そういう使い方しかできないと思います。

 また,テキストですが,内蔵のTextView.exfは文字が読みやすいのですが,起動時間がかかるのでサイズを10KB以下の場合にのみ使うこととし,拡張子がTXTの時に起動するようにFiler.ini Editorを使って設定しました。また,19KBまでのテキストは拡張子をHTMに変更し,Jview.exfが起動するように設定し,そして,それ以上のサイズの場合は拡張子をLOGとし,NaiView.exfを起動するように設定しました。勿論,テキストサイズにより拡張子を変えることは自分で行わねばなりませんが。



2000. 9. 3(日) テキスト読み

 本日は,新宿の「京王デパート」で開催されている「世界の中古カメラ市」に行った後,歩いて西早稲田にある水稲荷神社まで行き,「富士講」跡の写真を撮りに行きました。こういう場合はいつもは必ずHP-200LXを持参し,電車内でログ読み等を行っていたですが,少しでも荷物を軽く目的で,その代わりに「Ruputer Pro」を持参したというわけです。

 中にはインターネット上の「青空文庫」からダウンロードした「半七捕物帳」を入れてあるのですが,短い物語毎のファイルになっているので,内蔵のテキスト読みソフトでも時間があまりかからずに読みこむことができます。また,これだと,字もまあ読み易いので,といってもHP-200LX程ではないですが。我慢して読むことができました。

 ということで,早速電車の中で読んでみましたが,読むコツは,座席の左端に座り,左に肘掛けのところに左腕を置いて,左腕の 「Ruputer Pro」の画面を読むというのが一番いいようです。立っている場合も垂直のバーの高い位置を左腕で握るというのが正解です。このやり方だと,左腕がそれほど疲れません。一方,歩いている時に,信号待ちにあった際,今まではバックからHP-200LXを出して,ログ読み等をしていたのですが, 「Ruputer Pro」では単に左腕にあるボトンを押すだけですので,これは非常に便利です。



2000. 9. 4(月) ソフトのVer.1からVer.2へのバージョンアップ

 インターネット上の「http://ruputer.com」にアクセスしてみると,何と,内蔵ソフトとパソコン用ソフトのバージョンアップ版(Ver.2) がupされていました。そして,このバージョンアップを行うと, 「Ruputer Pro」とパソコンとの接続時間が短くなったり,内蔵ソフトも使いやすく旨が書かれています。早速,ダウンロードしましたが,全部で9MBと非常に大きなファイルでだったので,全部をダウンロードするのに25分程必要でした。また,ダウンロードする前には,氏名・メールアドレス・使い心地等に関するアンケートもありました。

 それにしても, 「TiPO PLUS」の時もそうでしたが,セイコー・インスツルメンツという会社は,バグがあっても頬かぶりして,すぐに新しいバージョン出して金をふんだくろうとするマイクロソフト社なんかと比較して,実に史実で偉い会社ですね。請求書(ビル)・ゲイツにセイコーの爪のあかでも飲ませてほしいものです。ともかく,誰も文句は言っていないのに,その上,発売後2年弱となり,投売り状態の製品のための大幅なバージョンアップを出すのですから。それも,マイクロソフト社とは異なり,完全に無料ですし(といっても,実際は電話代がかかるので, 70円位の費用になりますか)。

 ということで,早速,バージョンアップ版のインストールを行いました。ただし,その前に,私の場合は色々と中を変えたので,まずは,付属のCD-ROMより初期状態に戻し(最初にフォーマットしなくても,CD-ROMの指示通りに行うとフォーマットされ,ファイルのコピーとなりました),そして,次に,スケジューラとモノアップビュアのリビジョンアップを行いました。なお,初期状態では空エリアは1556KB,リビジョンアップすると1554KBになりました。でも,どうもこれをやっても全く意味がなかったようで,多分,フォーマットしただけで,その後,Ver2をインストールするのが正解のようです。なお,空エリアは1431KBになりましたので, 120KB程,空きエリアが減ったようです。

 パソコンの方は前のものは削除してから,インストールしました。しかしながら,再起動すると,「OLEAUT32.DLLが古い」との内容の表示が。購入時に付いてきたCD-ROM中のJAAXDIST.EXEを実行しても同じだったので,結局,パソコン雑誌付録中のDLL集より,「OLEAUT32.DLL」を探し,C:\WINDOWS\SYSTEMにコピーしました。また,「Ruputer Pro」の中のファイルをよくみると,新しく時計のフォルダができており,その中に「時計.EXF」があるために,以前にあった時計.EXFは消されずにあったので,勿論,それは削除しました。また,電卓.EXF(25KB)も同様に古いものがあったので,削除しました。その他にもあり,結局,Ver.2はVer.1より81KB程の大きいようです。

 さて,パソコンと接続した場合の感想ですが,以前と比較すると,何をやっても 「Ruputer Pro」と情報のやりとりをするようになり(以前はパソコンの中のキャッシュのフォルダの中の情報を使っていたみたいです),非常にうざったくなりました。また,問題はバックアップで,以前はパソコン中のキャッシュのフォルダの中を単にコピーしていただけですが,今回からキャッシュのフォルダはあまり関係ないらしく(バックアップの際に書き直されるようです), 「Ruputer Pro」からそのたびにコピーされるようで,バックアップに10分以上かかるようになりました。

 どうも,このバージョンアップでは,改悪みたいな気がします。



2000. 9. 5(日) Ver.2のフィラーは使いにくいのでVer.1も使えるように

 インターネット上の「Ruputer Pro」関係の掲示板をみると,やはり,Ver.2をインストールして,「OLEAUT32.DLLのバージョンが古いです」との表示が出て使えない人がいるようです。
 私の方はVer.2のフィラーは使いにくいので,色々と考えた末,フィラーはVer.1を,他はVer.2を使うことにしました。このため,まず,パソコン(DynaBook GT-R590)に入っているVer.2を削除し,CD-ROMよりVer.1を「Ruputer-Ver1」のフォルダにインストールしました。次に, Ver.2を「Ruputer-Ver2」のフォルダにインストールし(なお,インストール後, C:\Windows\スタートメニュー\プログラム\スタートアップに入っているVer.1やVer.2関係のショートカットは削除しました),再起動しました。そして, Ver.1のフィラーを起動すると,残念ながら,全く起動しないのです(Ver.2のフィラーは起動します)。ということで,Ver.1のフォルダを削除し,再度, Ver.1をインストールすると,今度はVer.1もVer.2の両方ともフィラーが動くようになりました。

 Ver.1を起動し,「Ruputer Pro」と接続すると,まずは,全部のファイルがパソコンの 「Cache」フォルダ内にコピーされるので,ここでひどく時間がかかりました(なお,2回目以降の接続にはフォルダの名前と後は 「Cache」フォルダ内のフォルダやファイルと異なるものだけをコピーしますので,大幅に時間が短くなりました。そして,色々,ファイル操作した後,終了すると,再びフォルダ等をチェックしますのでその時間はかかりますが( Ver.2だと,このチェックは,ファイル操作の途中途中で行っているのでありません),それでも我慢できる範囲です。そして,バックアップに関しては,やはり, Ver.1の方は10秒もかからず,圧倒的に優れています。

 ということで,現在の私の使い方では,Ver.1のフィラーの方が使い易いです。他のアプリケーションはVer.2を使う必要があると思いますが。



2000. 9. 9(土) 2台目を購入

 私は PDAは同じものを2台は買う主義なので,2台目の 「Ruputer Pro」を再び若松通商にて,4980円にて購入しました。そして,家に帰って,早速,内蔵ソフト等を Ver.2に変更しました。しかしながら,その時, Ver.2のバージョンアップソフトを起動してインストールしようとしましたが,「通信ポートが無い」との表示が出て,うまくいかなかったので,結局,先日,バージョンアップした時のバックアップをコピーして済ませました(後で,考えると,「ATOK10」を使っているのが原因かもしれません。前回はこれを 「MSIME」に変えてからバージョンアップしましたので)。そして,電池を外して,保管となりました。

 それにしても,1998年にこれが発売された時の価格は48,000円だったそうですので,2年間で1/10の価格になってしまったのですね。

 なお, 「Ruputer Pro」には東芝のCR2025が良いとのことで,探していたのですが,上野のヨドバシカメラや秋葉原のラオックス・コンピューター館には結局無く,見つけたのは秋葉原のT-ZONEの1Fで,1ケ 240 円でした(ラオックスでは,より容量の多い CR2035が210円で販売していたというのに)。



2000. 9.10(日) 電池がなくなった?

 再び,どこかのボタンを押して画面を表示させると,「電池を交換」との表示が出るようになりました。ううん,確か,前回交換したのは 9/1ですので,まだ,9日間しかたっていないことになります。まあ,その間に,パソコンとつなげてバージョンアップやファイルのやりとりを随分行ったので,それが原因かもしれませんが,それでも,この短さは一体何でかといいたくなります。ううん,40時間はもつのではなかったのかと言いたくなります。

 それで,とりあえず,中に入っていたCR2025の2枚の内1枚を取り出し,HP-200LXを購入した時に付いてきたCR2035と交換してみました。というのは,CR2025とCD2035を入れるやり方が@niftyのFRUPUTERに書いてあったからです。こうすると,CR2035の方が容量が大きいので,長持ちする可能性があるからです。その上,現時点では買い値でCR-2035の方が安いですし,厚さが少し増えますが,特に大きな問題はなく入るからです。

 ということをやって1時間位たってから,そういえば,前回,電池を交換した時に,なぜか,最初から電池残量が2割程度になっており,もしかして,そのせいかもしれないとのことで,もう一度,CR2025を2枚入れ直してみると,電池残量は 100%になりました。また,交換日もリセットしました(VolCheck.exf)。すると,何故か,電池交換の表示も出なくなり,また,問題なく使えるようになりました。ううん,この電池交換の表示については,電池交換してからの時間を測定し,一定時間してから表示するようになるそうですので,電池交換した後は,残量が 100%になっていることを確認してからの方がいいようです。



2000. 9.12(火) Ver.2のバグフィックス版

 @niftyのFRUPUTERの会議室を見たら,「http://ruputer.com」に Ver.2のバグフィックス用パッチが公開されたとの書きこみがあったので,早速,ダウンロードしました。しかしながら,例の**.DLLの関係ファイルが約1MB,パソコン用のソフト関係も約1MB, 「Ruputer Pro」本体用が約60KBとかなり大きなものでした。

 そして,まず,*.DLL関係のupを行いましたが(これは ZIPファイルでしたので,解凍したら,3つの実行ファイルが出て来ました),何と,このためにはファイル3つを実行する必要がありました。これにより,かなりのWoindows関係ファイルが書き換えられたようです(なお,私の「DynaBook GT-R590」にはWindows95aが入っています)。そして,今度はパソコン用のソフトのバグフィックスですが,こちらは実行ファイルだったので,実行したら,これもかなりの数のファイルが書き換えられました(Ver.2のファイルと日付が異なるものが10以上ありました)。後は,「Ruputer Pro」中のファイルの書き換えですが,これ用のファイルはZIPファイルでしたので,解凍後, 「Ruputer Pro」を接続アダプターに付けて実行したのですが,ATOK10の代わりにMS-IMEを使っているのにもかかわらず「通信ポートがない」旨の表示が出て,できませんでした(この原因は,多分,パソコン用のソフトとして,Ver.2とVer.1の両方を入れているためだと思います。一番最初に,Ver.2しか入っていなかった時は,問題なくできましたので)。結局,スケジュール関係の実行ファイルをコピーするだけのようでしたので,PC Filerを使って,「Ruputer Pro」の中の「SYSTEM」の「APPS」に上書きコピーしました。

 それにしても, Ver.2が公開され,その約1週間後にバグフィックス用パッチが発表されたのですが,こんなにすばやくできるのでしたら,最初から,きちんとした形で出して欲しかったと思います。

 なお,ようやっと,「http://ruputer.com/registration/」より,ユーザー登録を行いました。最初からこれでやればよかったです。



2000. 9.15(金) その後の状況

 本日は金曜日で休日のために東宝系の映画館は初回上映のみ1300円の入場料なので,渋谷の映画館に行きました。その際,「Ruputer Pro」を腕時計の代わりに付け,いつもは持参するHP-200LXを持参しないで,「Ruputer Pro」内に入れた「半七捕物帳」を電車内及び映画館の待ち時間に読みました。帰りに,新宿のヨドバシカメラに行ったら,東芝のリチウム電池CR2025が1個 210円で販売していたので,2個購入しました。内蔵電池ですが,あれから何の問題もなく動いています。

 そういえば,エプソンより,時計型のPDAが新発売されるようです。「Ruputer Pro」をよく研究したようで,その欠点を解決しています。例えば,電池は充電式となっており,1回の充電で2ケ月間使用可能だそうです。また,液晶画面には時刻は腕時計と同様に24時間ずうっと表示されますので,「Ruputer Pro」みたく,その度毎にボタンを押す必要はありません(勿論,「Ruputer Pro」でも,1日中とか,昼間のみとか表示することもできますが,電池寿命が極端に短くなってしまいます)。



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