○HP-200LX(4MB)の亀裂の修理と最近の考え HP-200LX(4MB)は発売後,1年も経たない内に上蓋の右ヒンジ近くの部分に亀裂が入るとのことで,無償修理となり,これは欠陥品とのことで,購入後1年間の無償修理期間が終わっても,無償修理の対象となり,それが数年前のHP-200LX終了及びそれに伴う修理の終了まで続いていました。しかしながら,私の場合は,HP-200LX(4MB)は1台のみ持っていましたが,1年程度使った後,HP-200LX(2MB)を使うようになったため,電池を抜いて保管したままにしてありました。そして,ここのところ,また,使うようになったのですが,何と,その亀裂があるのに気がつきました。 |
HP-200LX(4MB)の右ヒンジ近くの亀裂 | 亀裂部を拡大したもの |
それにしても,良かったことは亀裂に気が付いたのが割と早かったことで,亀裂が途中であったことです。これならば,割と簡単に修理ができそうです。 と言うことで,2005. 3. 1(火)に新宿の「テアトルタイムズスクウェア」で映画を観た帰りに,「東急ハンズ」にてこの手の修理の定番の接着剤「プラリペア」(発売元:武藤商事)を購入し,家に帰って修理しました。 と言っても,そんな難しい方法ではなく,単にその接着剤を亀裂の部分を覆うように塗っただけです(正確に言うと,この接着剤は粉末と液から成り立っており,粉末と液を混ぜたものを,塗ります)。そして,固くなってから,ナイフを使って,見栄えがよくなるように整形して終わりです。 写真で示したごとくの状態となり,まあ,見栄えは決してよくはありませんが,我慢できる範囲ではと思います。 @niftyのパソコン通信が2005年3月に終了したことにより,日本国内におけるパソコン通信は全滅状態となり,HP-200LXを使ったパソコン通信は事実上できなくなりました。すると,HP-200LXの通信関係の使い道は,インターネット経由の電子メールか,文字のみによるホームページ閲覧と言うことになりますが,この手のことはやはりその時代に開発されたものの方が使いやすいと思います。ですから,今の私には,外での電子メールやホームページ閲覧は,PHS電話機「京セラ:AH-3001V」を使えば十分です。 しかしながら,文字入力,すなわち,文章の作成及び文章読みでは,現在でもピカ一です。電池が長く保つ上,何処でも入手できる単3型電池であること,太陽の下でもよく見える反射式液晶画面であること,両手で持って2本の親指を使って非常に打ちやすいキーであることが,このHP-200LXの特長であると思います。少なくとも,この3点に関しては,「シャープ:SL-C860」より遙かに優れていると思います(その代わりにSL-C860には,インターネット,音声・映像ファイルの再生ができると言う特長があります)。 |
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亀裂にプラリペアを塗布し,ナイフで整形した部分 | HP-200Lx(4MB)全体[右上が修理部分] |
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