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「TiPO PLUS」日記(2)

初回:1999. 4. 4

 最近は,「PDA」として「ParmPilot」や「ザイルス」が有名ですが,相変わらず「HP-200LX」を愛用している人もいますし,また,異色の「PDA」として「TiPO PLUS」を使っている人もいるようです。私は長い間「HP-200LX」を使っていましたが,このたび「TiPO PLUS」を購入しましたので,メインとして使うものではありませんが,色々といじっています。



1999. 3. 6(土) 「TiPO PLUS」関連部品と「TiPO LINK」

 池袋のサンシャインシティで開かれている「日本カメラショウ」と「日本写真・映像用品ショー」を見た後,東急ハンズにて,「TiPO PLUS」に張る滑り止めシートと液晶画面への映りこみを防ぐシートを探しましたが,適当なものが見つかりませんでした。

 前者は住宅の内装に使う壁紙みたいなものがいいのではないか思ってそのあたりを重点的に探したのですが,私が欲しいザラザラしたものは見つかりませんでした。それでゴムシートの薄いものを探したのですが,こちらは非常に軽いのがあったのですが,それでも2mm位の厚みがあるので,それを表蓋に貼ると,それを裏面に持って行くと「TiPO PLUS」の蝶番い部に変な力を与えるような感じがしたので,購入しませんでした。そして,後者は全く見つからない状態でした。

 この後,池袋駅より秋葉原駅に出て,リカバリーCD-ROM兼「TiPO PLUS」とWindows95パソコンを接続するキットの「TiPO LINK」 を購入するつもりで,T-ZONEと若松を見たら,インターネットの「TiPO」に関するホームページに記載されていた通りに若松の方が安いことがわかりました(ただし,若松ではクレジットカードは使えないのが困り者なのですが。私はカード会費が捻出するために,なるべくカードの1回払いで買っていることが多いですので。そして,点数がたまるとそれを金券にてもらっていますので)。

 すなわち, 「TiPO LINK」では若松:16,500円,T-ZONE:16,800円,専用「ニッケル水素蓄電池パック」は若松:2,700円,T-ZONE:3,000円,専用「画面保護シート」は若松:900円,T-ZONE:1,000円でした。その上,若松では,「TiPO PLUS」の部品まで売っており,上蓋は1900円で,この他,電池蓋2種,電池室の中仕切りも置いてあり,いずれも1,000円以下だったので,私のように充電式電池が入っており,本体にACアダプターを付けて充電するならばよいのですが,アルカリ電池を使っている人は電池蓋を購入してあれば,電池蓋の爪が折れるのを気にしないで開けたり閉めたりすることができると思いました。ううん,それにしても若松は真ん前の東芝製パソコン関連の部品を大量に置いてある「ちちぶ電気」に対抗しているのでしょうか。

 ということで,本日は,「TiPO LINK」と,「TiPO PLUS」関係のものはいつなくなるかわかりませんので「ニッケル水素蓄電池パック」と「液晶保護シート」も購入しておきました。勿論,若松でです。ううん,インターネットのホームページをもっとよく読んでいたら,先日,購入した「ACアダプター」ももう少し安く購入できたのかなあと思っていますが,幸いにして「ACアダプター」は見あたらなかったので,結局のところ,1,000円以下の損害ですんでいます。本日は購入しませんでしたが,そのうち,上蓋だけは購入しておこうと思っています。だって,何となく華奢な感じがしますので。でも,とりあえず,「TiPO LINK」を購入したので,変なことを行って内部のOSやアプリケーションを壊してもリカバリーCD-ROMにより最初の状態に戻せるようになりましたので,これでガンガンいじれそうです。

 なお,本日も電車の中でTiPO PLUSを使って美崎氏の「B-DRIVE」を読んでいましたが,やはりスイッチを入れてから使えるまでに6秒程かかりますし(HP-200LXでしたら,スイッチを入れた途端ですから大きな違いです),また,液晶画面の外の光の映りこみが多いので困り者です。



1999. 3. 7(日) 「TiPO LINK」をインストール

 昨日,購入した「TiPO LINK」を「TiPO PLUS」と「DynaBook GT-R590」にインストールしました。

 「TiPO PLUS」へのインストールは現在挿入されている20MBフラッシュメモリカードの代わりに 「TiPO LINK」に付いてきた2MBフラッシュメモリカードを差しこんで裏側のリセットボタンを押すと,かなり時間がかかった後にインストール画面が表示されましたので,「インストール」ボタンを選択し,以後,順調にインストールされました(なお,このインストール画面には「TiPO PLUS」への「リカバリー」ボタンもありました)。

 なお, 「TiPO LINK」には説明書は薄いものしか入っておらず,「詳しくはこのCD-ROMに入って説明ファイルをお読みください」とのことだったので,早速,この説明書ファイルを読もうとしたのですが,何と,このファイルはWord97形式のようで,私のパソコンにはWord95しか入っていないので読めませんでした。ううん,こういうところもマイクロソフトがいかに我々善良な庶民に悪いことをしているか,すなわち,「バージョンアップしていないと他人のファイルが読めないよ」と人の財布からお金をふんだくろうとしているかわかってしまいます。勿論,説明書ファイルはアドベ社のアクロバット・リーダー形式でも入っており,そちらはちゃんとフリーのリーダーソフトが付いていたので,そちらで読むことにしました。ううん,それにしても,マイクロソフト社のいいかげん,無料のリーダーを自由に配るべきだと思うのですが,あの請求書(ビル)・ゲイツではそんなことはさせないでしょうね。

 さて, 「DynaBook GT-R590」へのインストールですが,セットアッププログラムを起動すると,何と「システムに古いファイルが入っているので,新しいものにします」といった内容の表示がでたので,「はい」を選びました。ううん,これは Windows98やExplorerの最新版を入れていなければダメという意味なのでしょうか。それにしても,変なものを入れて今までのものがまともに動かなくなる可能性も否定できないので,こういうのは全く嫌な感じです。

 そして,これらをインストール後,再起動し,再度,セットアッププログラムを起動することにより,ようやっとインストールすることができました。

 さて,早速,「Dynabook GT-R590」と「TiPO PLUS」を付属のRS232Cケーブルで接続し,両方とも「TiPO LINK」を起動し,「Dynabook GT-R590」中の「TiPO LINK」と書かれた窓の中に537KBのBMPファイルをドラッグすると,このファイルの「TiPO PLUS」へのコピーが始まりました。ううん,それにしても遅いです。結局6分27秒程かかりました。 「82KB/分」 という転送速度ですね。今までは20MBフラシュメモリカード経由で行っていたので,なおさら遅く感じます。といっても,一度 「1B/V3」を起動し,フラッシュメモリカード上でMS変換を使ってコピーし,そのカードを「TiPO PLUS」に持って来るという形ですので,結構,時間がかかりますが。結局,MS変換をしなくてもよいというのがこれのよい点でしょうか。

 そして,この画像ファイルは「EXCHANGE」というフォルダに入りますので,今度はこれを20MBフラッシュメモリカードの窓にドラッグすると,また,付箋を付ける画面が出て来ますので,「しない(無変換)」を選択します。そして,これを BMPファイルを表示するソフト「画像びゅーあ」にドラッグすると,画像が表示されました。

 しかしながら,例によって圧縮形の BMPファイルは読めないことがわかりましたし,フルカラーの画像は形が歪んで表示され,16色に減色(設定は「Windows」「Ordered Dither」がよいようです)した画像ではまともに表示されました。

 なお,Libretto60よりコピーされてきたファイルは内蔵フラッシュメモリ内の「EXCHANGE」というところに入るのですが,この中のファイルは削除しても,内蔵フラッシュメモリ内の残り容量は同じで,リセットすることにより初めて増えるみたいです。どうやらこれは 「TiPO PLUS」のバグだと思います。

 なお,今度は先程の説明書ファイルを「TiPO PLUS」で読もうとして,CD-ROMから「TiPO LINK」の窓にドラッグしたのですが,「変換に失敗しました」との表示が出てしまいました。どうやら,Word97形式のものはやはりWord97が入っていないとダメみたいです。



1999. 3. 8(月) 「TiPO LINK」続き

 もしかして,マイクロソフト社にはWord97文書を読むフリーソフトがあるのではないかということで,早速,同社のホームページにアクセスして,「Wordview97」というソフトを見つけ,早速ダウンロードしました。それにしても,これは5MB弱もの大きさであり,このように大きなものをダウンロードさせようという同社の姿勢には憤りを感じます。今回でもアドベ社のアクロバット・リーダーはちゃんと読むソフトと一緒に配布されているのに,マイクロソフト社のものはそれが行われていないということは,やはり,あの請求書(ビル)・ゲイツのせいだと思ってしまいます。

 「TiPO LINK」のCD-ROM内に入っている説明書をよく読んでわかったことは,ワード文書,エクセル文書,一太郎文書をパソコン内からTiPOにコピーするのに必要なのは,「TiPO LINK」だけではなく,Word97,Excel97,そして,一太郎Ver.8 が必要なことで,これらがなくても自動的にテキストファイルとなってTiPOにコピーされると思っていた私には大ショックでした。すなわち,私のパソコンに入っているのはWord95,Excel95,一太郎Ver.8ですので,Word97やExcel97文書はうまく転送できないようです。

 昨日,CD-ROMに入っていたWord97形式の文書は 「TiPO PLUS」にうまく転送できなかったので,私が会社で使っているのはWord95なのでその文書を持ってきて,試してみましたが,やはり,転送できませんでした。このため,Word95やExcel95がどのディレクトリにあるか調べてみると,どうやら,インストール時に自動的に設定したディレクトリにないことがわかり,これを設定し直す,再度,行うとようやっと 「TiPO PLUS」に転送することができました。

 なお,転送する際,ファイルをTXTファイルにするか,HTMファイルにするか聞いてきますので,TXTを選ぶと,自動的にWord95が起動し,自動的にTXTファイルを作成します。ただし, HTMファイルにはWord95は対応していないために, HTMを選ぶと,「ファイルの作成を失敗しました」との表示が出て止まってしまいました。

 ということで,私の環境では,Word95,Excel95及び一太郎文書のみ変換して転送できるようです。

 それにしても,「TiPO LINK」の外箱にはこれらのソフトが必須とは書かれていないので,人を騙すようなソフトだと思います。もっとも,私の場合は,転送よりも,TiPO PLUSのリカバリー用として購入したので実害はないのですが。

 なお,「TiPO PLUS」のEXCHANGEの中に入ったTXTファイルを今度は20MBフラッシュメモリカードにドラッグすると,付箋の選択の画面となりますので,今度はBMPファイルの時と変わり,「付箋の挿入:する」,「アプリケーション名:基本文書編集」,「コード変換:SJIS→TRON」を選択します。すると,20MBフラッシュメモリカード上に新たにできたファイルはダブルクリックすることにより読めるようになりました。

 しかしながら,実は最初はうまくいかなかったのです。というのは,EXCHANGEからドラッグした付箋の選択の画面で,表示されている文字が半分位読めない状態でした。このため,それを無視して行ったのですが,20MBフラッシュメモリカード上に新たにできたファイルはダブルクリックすると「不正なデータです」といった表示がされ,文章の窓はでるのですが,中味は真っさらの状態となりました。このため,もしかして,購入後2日目に行ったEXCHANGEのリビジョンアップがうまくいっていないのではないかと思って再度リビジョンアップをしたら,今まで正常に表示されていない文字もきちんと表示され,以後,問題なく上記のようにできるようになりました。ううん,一体,何がおかしかったのかさっぱりわかりません



1999. 3. 9(火) 音を出す

 「BrainPad TiPO ビギナーズガイド」の付録CD-ROM中に入っている音再生ソフトのデータが欲しかったので,インターネット上のBTRON用のデータが沢山あるホームページより拡張子が「au」となっているファイルをダウンロードました。そして,それをMS変換を使って「無変換(基本)」にて20MBフラッシュメモリカードにコピーしました。

 ところが,このファイルをダブルクリックしても音はでません。というのは,このデータをダブルクリックすると,音再生ソフトが起動して音が出るという設定がされていないためです。このため,「付箋」というのをこのデータに付ける必要があります。それにはまず,AUファイル用の付箋をコピーする必要があります。といっても,この付箋は再生ソフトに入っていた美崎氏のナレーションデータをクイックし,そして,下のメニューの一番左のアイコンをクリックし→「実身操作」→「管理情報」→「付箋指定」とすると,「機能付箋」が下線付「再生」となっていますので,ここをクリックすると,その左に「ー」が表示されますので,今度は下のメニューの左から2番目のアイコンをクリックし,「トレーへ複写」をクリックします。そして,とりあえず,今まで開いていた窓を閉じてます。

 次に,先程コピーしたファイルをクリックし,「実身操作」→「管理情報」→「付箋指定」とし,今度はメニューの左から2番目のアイコンをクリックし,「トレーからの複写」をクリックすると,「機能付付箋」のところに「再生」と表示されます。この「再生」をクリックすると「−」が加わるので,「設定」をクリックすると下線付「再生」となるので,これを終了保存します。

 これで,ようやっと,そのデータをダブルクリックすると音が出るようになりました。ううん,それにしても,何と面倒くさいのでしょうか。いくらフリーソフトとはいえ,これではMS-DOSソフトより遥かに面倒くさい設定方法です。これで,「誰でも使えるトロン」と言えるのでしょうか。

 そういえば,ついに電池がなくなりました。充電してから1週間といったところでしょうか。例によって夜中に充電しましたが,朝起きたら,ACアダプター本体の通電ランプが切れていましたが,結局,充電に何時間必要だかいまだにわからないです。



1999. 3.10(水) 「簡易テキストリーダー」を使用

 PC-DOSのテキストファイルで大きさが 400KB程度のもの(Niftyserveの過去ログ)をMS変換(全角,半角の区別あり)で「TiPO PLUS」に転送して読もうとすると,開かれて読めるようになまでに1分以上かかってしまいました。ううん,これでは,やはり,ほとんど一瞬で開ける「HP-200LX+LE.EXM」の組み合わせは素晴らしいと思ってしまいます。

 そこで,画面の下半分をダブルクリックすれば進み,上半分をダブルクリクすれば戻るというフリーソフトの「簡易テキストリーダー」をインストールしました。これは,付属の「日本語ワープロ」とは異なり,次ページを読む時には画面右側の狭い短冊部をクリックではなく,画面の下側のどこでもクリックすればよいという優れ者なのですが,これを使うには,読みたいファイルをこのソフトの「本文」という文書の中に挿入し,保存してから読むという操作をする必要があります。

 このため,先程のログファイルを開いた状態で,「全てを選択」し「トレイに複写」を選択した後,窓を閉じ,今度は「簡易テキストリーダー」を起動し,「本文」を起動し,その中の適当な場所にカーソルを置いて,「トレイからの複写」を選択すると,「メモリ不足です」という表示が!! ううん,これはいわゆる RAMのメモリが不足だと思います。これではやはり,「TiPO PLUS」はログ読み等のテキストファイル読みには向きませんね。



1999. 3.11(木) 「簡易テキストリーダー」を使用(続)

 niftyserveの FTRONのログを読んでいましたら,そこに「簡易テキストリーダー」のことが書いてあり,そこに,このソフトは半角,全角文字の混在では使えない旨の書き込みがありました。ううん,昨日,うまくいかなかったのはそのせいもあるかもしれないとのことで,今度は 200KB程の過去ログをMS変換にて「全角のみ」で 「TiPO PLUS」で使っている20MBフラッシュメモリカードにコピーし,「簡易テキストリーダー」もコピーし直し,昨日と同様な操作を行ってみました。すると,今度はメモリ不足も起こらずに「簡易テキストリーダー」の本文に移動できました。そして,次に「操作」→「目次の生成」を選ぶと,5分間位かかってそれが終わり,やっと過去ログが読めるようになりました。

 ううん,まず,半角であるべき所が全角になっていますので,バランスが非常に悪くなっています。文学作品ならば全角文字しか使っていないでしょうからいいのでしょうが,niftyserveの過去ログを読むにはちょっと辛いです。また,ダブルクリックしてから次ページに行くまでの時間が長く,私では苛ついてしまいます。ということで,「本文」に挿入するのは面倒ですし,目次作りは時間がかかりますし,また,読むにも忍耐が必要とのことで,このソフトは私には合わないと思って削除してしまいました。

 この後,先日行ってもとに戻してしまった,画面下のメニューアイコンですが,今後,EXCHANGEを使いそうな感じがすること,時計は腕時計をしているからとりあえず不要なことから,志賀氏のホームページに書かれた方法で,時計ではなくEXCHANGEが起動するように,メニューファイルを変更しました。これは,いわゆる裏技で勿論説明書には書いていないことなのですが,ここのところ 「TiPO PLUS」を毎日いじっていますので,結構,大胆にできるようになりました。



1999. 3.12(金) niftyのFTRONへの質問

 3/7(日)にniftyのFTRONの18番会議室に「TiPO PLUS」に関する質問をして,その回答が3名の方からありました。その内容は以下です。

Q1.RS232C端子接続のニュートン用キーボードは,「HP-100/200LX」や「Palm Pilot」に接続して使うことができますが, 「TiPO PLUS」に接続するドライバーはどなたか作成していらっしゃらないのでしょうか。現在は接続アダプターを使って,PSコネクター付キーボードが接続できますが,もし,ニュートン用キーボードが接続できればアダプターは不要のような気がしますので。

A1.ニュートン用キーボード接続用ドライバですが,存在しません。 「TiPO PLUS」のその関係の仕様が公開されていないこともあり,ドライバーを作っている人はいないようです。

 私は,ニュートン・キーボードはRS232Cに接続するものであり,PalmPilotやHP-100/200LXではニュートン・キーボードをRS232C端子に直付けできることから,「TiPO PLUS」にも直付けできればと思ったのですが。でも,ニュートンキーボードって,キー配置がマック用ですので,HP-100/200LXでも使いにくい部分がありますし,キーの押す音が騒さいという欠点もありますので(ただし,キーボードとしては小さい方ですが),「TiPO PLUS」では使いにくいかもしれません(なお,HP-100/200LXと接続する場合の結線図は FHPPCのライブラリイにあります)。

Q2.フォントが細すぎて見難いので,DOS/V用のFONTXのボールド体フォントを使いたいのですが,フリーの変換ソフトはあるのでのでしょうか

A2.fontx形式からの変換ツールはないと思います。このため,好みに合うかどうかは定かではありませんが,メニューの[文字修飾]中の[太字]を選択すると画面表示文字が太くなります。

 ということで早速,「太字」を選んでみました。ううん,確かに文字は太くなり,色も濃くなって見易くなりましたが,つぶれた字が多いことと,表示が遅くて,私にはちょっという感じです。「TiPO PLUS」に入っている12ドットフォントは,DOS/V用に作られた「要町フォント」とのことでしたので,結構,簡単にコンバージョンできるのかと思っていたのですが,確かに,データライブラリイにはそういうソフトは登録されていないようですので,難しそうですね。

 それにしても,私にとっては,「TiPO PLUS」のフォントは細すぎて見難いのでぜひ太いのにしたいと思っているのですが,あまり気にならない方が多いようです。私と同様に思っている人は、TiPO MLを見ても,1人しか見つかりませんでしたし。HP-100/200LXでは見やすいように太目のフォントと形が採用されており,「TiPOPLUS」もそういうことができたらうれしいのです。HP-100/200LXでは,フリーの14ドットフォントを太字にするソフトは単に横に倍するだけではなく,文字の先端部はそのままにするというアルゴリズムを持ち,美しい太字フォントを作ってくれましたが,「TiPO PLUS」の「太字」もそういうアルゴリズムで表示してくれたら,違っていたと思います。

Q3.美崎氏が公開している音再生ソフト用には拡張子が「au」のデータ必要なのですが,例えばWAVEファイル等からコンバートするフリーソフト等はあるのでしょうか。

A3.音データのフォーマットは「au」形式です。現在,B-right/V, 1B/Vnともこの形式のファイルは作成できません。Win95上でシェアウェアの「GOLDWAVE」を使うことにより作成が可能です。

 あれから,インターネット上のTiPOのデータライブラリイにアクセスし,AUファイルをダウンロードし,「TiPO PLUS」で鳴らしていますが,できれば私は音楽を鳴らしてみたいと思っています。それで, nifty内を検索や音に関係あるフォーラムのライブラリイを色々探し回りましたが,探し方が悪いのか,今のところ,AUファイルが見つかっていません。

 ということで,Q3以外は,残念ながら私の願望は無理なようです。キーボードはともかくとして,HP-100/200LXの日本語フォントのように,美しい太字でしたら,もっと見易くなると思うのですが。



1999. 3.12(土) 中古の「TiPO」を購入

 久しぶりに秋葉原のソフマップ本店2Fに行ったら,ここは中古モバイル関係になっていました。ですから,Libretto,Vaio,ザウルス等があったのですが,何と,「TiPO」が22,800円でおいてありました。ただし,本体のみで付属品は一切無しでした(これから2週間後にソフマップの中古モバイル館に行ったら,今度は一式で24,800円の「TiPO」がおいてありました)。

 しかしながら,先日,「TiPO PLUS」を購入したばかりであり,付属品は一通りそろっていますし,厚さが全部で57mmもあるマニュアルは不要ですし,内部フラッシュメモリに色々と書かれていてもこれは先日購入した「TiPO LINK」にてリカバリーすれば,例え古い「TiPO」であっても 「TiPO PLUS」になりますし(ハードは両方とも同じでソフトだけが異なっていますので),今持っている 「TiPO PLUS」をいじる前にこちらにていじってみて(すなわち,解説書に書かれている以外のことをやってみたいので),うまくいったら 「TiPO PLUS」でやってみようという練習台に使えると思いました。

 しかしながら,本日は,エレキット製の真空管アンプキット「TU-808」(19,800円です)をもしかして購入するかもしれないとのことで,とりあえず,出て,レコード店や三栄無線・キムラ無線を寄った後に,再び行くと,勿論,まだ売れておらず(だって,こういうものを購入しようとする人は余程の物好きでしょうから),早速,店員さんにショーケースからとり出して見せてもらいました。

 まずは店員が動作確認のために,まずは中に電池が入っていることを確認してスイッチを入れようとしたのですが,この機種はほとんどいじったことがないためでしょうが,表の蓋をあけるレバーがスイッチと思っていて,いくらやっても液晶画面に何も表示されませんでした。慌てて裏の同僚に聞きに行こうとしたので,「スイッチはその下ですよ」と教えてあげました。これで,彼も納得して,ようやく私に渡されました。

 画面には「電池の容量が少なくなったので,交換してください」との表示が出ていましたが,どうせ,ニッケル水素充電池に交換するからいいやとのことであまり気にせず,液晶の傷や本体の傷等をチェックしましたが,画面はほとんど傷無しで,本体,裏面のリチウム電池蓋に傷が少しある程度でした。そして,液晶画面を見ると,やはり,私の持っている 「TiPO PLUS」と違うものでした。しかしながら,なぜか,これがものすごく軽いのですね。ともかく,私の「TiPO PLUS」の2倍位の速さに感じました。ううん,最初に販売された時はこんなに軽かったのですが,それが度重なる改定で重くなってしまったのですね。

 購入するすることに決め,お金を払うと,店員は「電池以外は3カ月間の保証です」とのことでレシートにその旨を書き,自分の印鑑を押しました。

 家に帰って,早速,もう一度確認すると,カードスロットに模擬カードが入っていないことがわかりましたが,必要でしたらLibretto用の使っていないものが2枚ありますし,第一,PCMCIAカードを入れるつもりですので不要です。

 そして,今度は電池蓋を開けてみると,何と,内部の仕切りが入っていない状態で,単三電池が2本入っていました。ううん,これは別になくても問題なく動くのですね。しかしながら,この仕切りも,先日購入している専用のニッケル水素充電池を入れるので,不要です。でも,よく見ると,マイナス側のスプリングに液漏れの跡が。ううん,これと筐体や液晶画面にほとんど傷がないことを考えると,前の所有者は最初は使ったが,使い辛くてそのまま放っておいたのでしょうね。ということで,スプリングに付いている白いものを丁寧にとり,よくふいて綺麗にして,充電池を入れました。

 今度は,リチウム電池部の蓋を開けてみると,何と電池が入っていません!!先程から,「電池の容量が不足しています」との表示が出ていたのはこのせいだったのですね。その表示もよく見ると「副電池」と表示されていましたし。というわけで,早速,上野のヨドバシカメラに行き,CR2032というリチウム電池を 240円で購入してきて(この際,勿論,先日,新宿のヨドバシカメラで 「TiPO PLUS」を購入した時についたポイントを使いました),入れました。そして,ACアダプターを付けて3時間程かかって充電しました。このACアダプターは充電中は黄緑色のランプが付くので,充電終了がわかって便利です。

 というわけでこれでとりあえず,使えるようになりました。でも,本当に,「TiPO PLUS」と違い,キビキビとしていて,ものすごく軽く動く感じです。「TiPO PLUS」になって,色々と入ったために重くなってしまったということですね。


 そして,今度は先日,購入した 「TiPO LINK」を使用して内部のフラッシュメモリを初期化・リカバリーし,「TiPO」から 「TiPO LINK」としました(約50分間かかりました)。そして,更に 「HYPER-PIM」と「EXCHANGE」をリビジョンアップしました。また,電池も先日購入した専用ニッケル水素充電池を入れ,画面保護シートも付けました。

 さて,おかげさまで,私も最初期のものと思われる「TiPO」と現在売られている 「TiPO PLUS」に触れられたわけですが,両者は全くといってよいほど別者ですね。すなわち,スピードが全くといっていいほど異なり,前者の方がキビキビしていて遥かに使い易いです(勿論,今手元にあるものは初期化・リカバリーしてしまったので,もう,「TiPO」には触れることはできませんが)。これで,「TiPO」がセイコーインストルメント社への持ちこみバージョンアップによって,大幅に変わった際に,みなさんが怒ったわけがよくわかりました(もっとも,その時の過去ログでは,他のことで怒っていたようでしたが)。ともかく,これではマイクロソフト社の製品と同様で,バージョンアップすればするほど巨大になり遅くて使えなくなるという感じがしました。

 ということで,こちらは,美崎氏の本や他の方のホームページを見ながら,ファイルを削除していって,そうすれば速くなるのか,検討したいと思っています。失敗しても, 「TiPO LINK」を使えば元に戻せますので。それにしても,美崎氏の書かれている雑誌「Mobile Press」,どこかの図書館に置いていないでしょうか。2ページしか載っていないのでバックナンバーを購入する気はおきませんし,図書館にてコピーしたいのですが。勿論,都内だと国会図書館にあることは知っていますが,あそこは平日しかやっていないもので,行くのが困難なのです。



1999. 3.19(金) WAVEファイルをAUファイルに

 ここ2,3日間,予備の「TiPO PLUS」を使って,美崎氏の「TiPO PLUS 徹底活用術」中の「裏技」の部分を実行して,PC-DOSでいうAUTOEXEC.BATの部分を書き換えているのですが,全くうまくいかずに,書きかえると,「TiPO PLUS」が起動途中で停まってしまうようになり,結局,「TiPO LINK」を使ってリカバーして元の状態にしています。おかげさまでこれまで4回程リカバリーし,そのたびに1時間弱の時間がかかっています。

 また, HYPER-PIMもインターネットのホームページに出ていた方法にて削除してしまおうと思っているのですが,これがまたなぜかうまくいかない状態です。

 ということで,ここしばらくはカスタマイズは諦めて,ソフトの使用に専念することにしました。

 さて, 「TiPO PLUS」から音を出す件ですが,niftyserveの FTRONの方からの教え等により, Windows95用のシェアソフト「GoldWave」を使えばWAVEファイル等をAUファイルに変換できることがわかったので,早速, YAHOOを検索してある場所を探して,ダウンロードし,「DynaBook GT-R590」にインストールしました。

 そして,WAVEファイルなのですが,沢山,持っていると思ったのですがこれが意外にないのですね。すなわち,効果音みたいのばかりですし,音楽関係はMIDI関連のばかりですし,「マリア・カラス」というCD-ROMに入っていたのは拡張子が「MOV」のものでしたし。ということで,結局,昔,購入した 「SOUND」関係のソフトやデータが入っているCD-ROMを探し出してきて,そこにあったWAVEファイルの一部を「GoldWave」を使って,AUファイルに変換しました(なお,その際の保存形式は「Sun Jova/wave」でした)。

 この後は,再起動して,「 1B/V3」を起動し,MS変換の「無変換」にて,「TiPO PLUS」に入っていたフラッシュメモリカードに移動し,以下,前と同様に行って,ようやっと,音が 「TiPO PLUS」から出る事を確認しました。

 しかしながらわかったことは,ファイルが非常に大きいので,「TiPO PLUS」で音楽を聴くということは事実上できないということです。すなわち,30秒もかからないのに200KB以上の大きさですから,もっと長くなればとてつもなく大きくなり(その前に,うまく再生してくれない可能性が高いと思いますが),フラッシュメモリカードを消費するばかりだということです。



1999. 3.25(木) 「TiPO」用の腰下げケースを購入

 最近は他のことで忙しくて 「TiPO PLUS」はほとんどいじる時間が無くなってしまいました。しかしながら,本日は会社の同僚2人にBTRONのハイパーテキストはこういうもので,HTML文書より遥かに作り易いということを説明するために,美崎氏の本の付録CD-ROMから選んだデータを入れた 「TiPO PLUS」を会社に持参し,説明をしました。2人ともハイパーテキストが簡単に作れることには感心していましたが,入力に関しては,やはり,ソフトウェア・キーボードではなく,HP-200LX程度でよいから,キーボードが欲しいとのことでした。ただし,文字認識に関しては意外によかったので感心していました。

 この日は帰りに秋葉原の「T-ZONEミナミ」に寄り,先日,中古で購入した「TiPO」は本体のみで布袋が付いていなかったので,インターネット上の「がりぃ」氏のホームページに「TiPO」がぴったりと入り,また,使い易いと書かれていたサンワサプライ製の「PDA-CASE60」を1180円で購入しました。これはベルトを通して腰に吊り下げるもので,2つのポケットがあり,大きな方には確かに 「TiPO」がピッタリと入り,また,もう1つのポケットは携帯電話が1台ピッタリ1台入りそうです。しかしながら,私は携帯電話は持っていませんし,将来的にも購入する気はないので(本当は,山に行ったときに下山口にてタクシーを呼ぶのに便利なのですが,そのために購入するのも考えものですし),ここは余りそうですが,この大きさだとデジタルカメラの「DC20」あるいは「Allegretto」が入りそうです。また,「TiPO」あるいは 「TiPO PLUS」ではなく,「HP-200LX」とデジタルカメラという組み合わせでも十分に使えそうです。私はいつも肩掛け鞄を持っており,そこに「HP-200LX」及び「DC20」を入れていますが,鞄を持ちたくない時は,この吊り下げケースを使えそうです。



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