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「TiPO PLUS」日記(6)  MC-P200

初回:2001. 9.30

 最近は会社に行くときは,鞄の中に,HP-200LX,TiPO PLUS,MC-P200を入れて持ち歩いています。また,夏の旅行ではいずれも持参して,ホテルより@niftyのパソコン通信にアクセスしたほか,時々書き込みをさせていただいておいりますインターネット上の掲示板等を見せていただきました。



2001年 6月10日(土) 待受けスクリプトで鐘の音を鳴らす

 @niftyの ROAD7に接続するためのスクリプトは@niftyの過去ログの中で見つかり,その通りにやっているのですが,なぜか,うまくいきません。このため,とりあえず諦めて,他のことを行うことにしました。すなわち,データ通信ではなく音声電話の方です。

 「TiPO PLUS」に付いていた「PHS電話」,インターネット上の濱岡氏のホームページから 「PHS待受スクリプト音付け」,美崎薫氏のホームページより「起動時サウンドツール」, 「TiPO Data Station」にある「鐘の音のファイル」をソフトの説明書に基づき「TiPO PLUS」 にインストールしました。そして,電源を切ってMC-P200を挿入し,B-right状態で, 「PHS電話」を起動すると,ダイヤルが表示されました。

 MC-P200にイヤフォン・マイクを取り付け,とりあえず,天気予報を聞こうということで,液晶画面上の電話数字ボタンで「177##0」と押し,更に「発信」ボタンを押すと,しばらくして, MCーP200の赤いダイオードが光り,気象庁に接続されました。この間,約10秒間と,今までの接続に比較してかなり長いです。そして,これを切るには「切る」ボタンを押すのですが,押してもすぐには切れず,3,4秒たってから切れる感じで,つい,2,3回ボタンを押してしまいます。また,音質は我慢できる程度で,普通の電話よりかなり音質が劣る感じです。

 次に,「PHS待受スクリプト音付き」を起動すると,「初期化→待受け」となり,MC-P200の赤いダイオードがついた状態となりました。ここで,普通の電話よりこのMC-P200の電話番号にかけてみると,すぐに, 5秒程で鐘の音がしました。こちらは先程より,かなり俊敏な感じです。



2001年 6月14日(木) ようやっと@niftyのROAD7がうまくいきました

 @niftyの ROAD7への接続,ようやっと,うまくいきました。うまくいかなかったという原因は,やはり,スクリプトが間違っていたためで,@niftyで見つけたスクリプトをきちんとそのまま行わなかったのが原因でした。

 それにしても,ここまでわかるまでに随分手間がかかりました。まずは,ROAD2用のスクリプトで通じることの確認(電話番号の後ろに ##1を付ける無線モデムでの接続ですから14400bpsという速度の筈なのですが,ROAD2は2400Bpsしか出ないので,実際は 2400bpsというパソコン通信創世紀の通信速度です)。そして,これのスクリプトを元に, ROAD7用に何回も書き換えたのですが,ダメなのです。このため,@niftyの FTRONとSPMCのTiPO用の会議室の過去ログをチェックして, ROAD7用のスクリプトを探し出し,その通りにやったり,あるいは,「niftyserve通信環境」というフリーソフトをダウンロードして,それをインストールして使おうとしたのですが,そのスクリプトを変えようとして難しすぎて挫折したりして,結局,うまくいかないのです。しかしながら,その中で PHSカードを使う時は,「通信環境」の「電話番号設定」の「スピーカ」のところを 「ON・OFF」のいずれでもない状態ししないとうまく行かないことがあるとのことを知りました。そして,モデムスクリプトの文法を知る為に,「TiPO PLUS」の説明書のほか,BTRON関係の本を出して色々と調べました。

 そして,結局,本日,モデムスクリプトを@niftyのFTRONで見つけたROAD7用のスクリプトを見ながら書き換えていたら,ようやっと自分が間違っていたところを見つけて,やっと接続できたというわけです。

 これで, DALの64K経由で@niftyのROAD7に接続できるようになりました。良かった,良かったです。ただし,スクリプトにより,NIFTY,(改行),SVC,ID,Passwordと順に入って行くのが,結構,遅い感じがします。これが,HP-200LXだと,パッ,パッ,パッ,パと入って行くのですが。

 なお,書き換えたスクリプトを含めた主要部分は以下の通りです。


# 名称:通信コマンド
#
var ID, PW, N
#
# @nifty にログインする (ROAD-7)
# 電話番号はあらかじめ設定されていなければならない
#
def 起動時実行コマンド
set ID, "HAE00377" # 自分のID を書いておく
input PW, "Password" # パスワードは書いておくと危険なので入力する
if $R==0, 999 # 取り消された

dialon # 電話をかける
if $R==0,999 # 接続できなかった場合には処理終了

# Login: を受信するまで待つ
10 idle 1
search ":", 0 # Login: がくるのをを待つ
if $R==0, 10

# NIFTY を送信して、Password: を受け取る
100 put "NIFTY\r" # : に対して NIFTY を送信
110 idle 1 # データがとぎれるまで待つ
search ":", 0 # Password: がくるのを待つ
if $R==0, 110

# 改行して,Enter Connection-ID ---> を受け取る
120 put "\r" # 改行のみ入力
130 search "--->", 0 # Connection ID---> を待つ
if $R==0, 130

# SVCを送信
200 put "SVC\r" # Enrer Connection-ID ---> に対して SVC を送信
210 idle 1 # データがとぎれるまで待つ
search "--->", 0 # Enter User-ID ---> を待つ
if $R==0, 210 # Enter User-ID ---> が見つからない

# ユーザーIDを送信
300 put ID, "\r" # 変数 ID の内容を送信
310 idle 1 # データがとぎれるまで待つ
search "--->", 0 # Enter Password ---> を待つ
if $R==0, 310 # Enter Passeord ---> が見つからない

# パスワードを送信
400 put PW, "\r" # 変数 PW の内容を送信
999 exit # 終了
end


 これを使って,@niftyの接続は以下のように行います。

 (1)原紙箱から通信記録箱をキャビネット「PHS」に一枚出してきて,「@nifty-PIAFS」と名付けます。

 (2)これをダブルクリックで開いて,メニューボタンから環境設定を開きます。そして,通信環境設定ではポートをPCカード速度を「38400bps」。電話番号設定では 「DALの電話番号」を入力し,モデムは空欄。コマンド設定では「初期ウインドウ内」にチェック。キャビネット名を「PHS」。コマンド実身名を「通信コマンド」。

 (3)これで「PHS」に「@nifty-PIAFS」ができたのでこれをダブルクリックするとパスワードをいれる欄がでてくるので,それに入力すると自動的に接続されました。

 ただし,@niftyに接続した後の操作は,ソフトウェア・キーボードを使った入力ですので,事実上,画面の左半分しか見えないので,中々大変です。

 なお,上記の設定をもうひとつ複写して電話番号設定だけ普通の ROAD7の電話番号にしてカードモデムでも高速通信ができるようにしました。



2001年 6月17日(日) 5/31分の請求書が

 14時からの池袋の東京芸術劇場でのコンサートを聴いて家に帰ってみると,DDI-Pocketからの「電話料金等のお知らせ」が来ていました。それも何と契約日の5/31の分だけなので,消費税込みで85円でした。それにしても,5/31といえば,また, MC-P200も届いていない状態だったので,全く使えない状態なのにお金をとるのですね!! 通信販売みたいなものだったから,届くまでの期間を考えて契約日を決めるべきだと思うのですが。

 なお,クレジット・カード払いでも,初回は郵便局等からの振込によるという話でしたが,なぜか,クレジットカードになっていました(勿論,それで全く問題はないのですが)。



2001年 6月22日(金) MC-P200とMC-P300の比較

 @niftyのフォーラムの過去ログを見てみると,定額制の 32kパケット通信もできる 「MC-P300」を使っている人も結構いらっしゃるようですが,@niftyにはパケット通信用のアクセスポイントが無いため,DDI-Pocketが作ったプロバイダ経由で接続する必要があるそうです(2001. 9中旬より,@niftyにもそのためのアクセスポイントができたようです。また,DDI-Pocketの定額制の費用も1ケ月間5800円に下がったそうです)。しかしながら,混んでいるためか,ひどく通信速度が遅いのだそうです。また,この32kパケット通信は今年の秋には128kパケット通信まで速度が上がるそうですが(2001. 9.30現在,この話は全くありません),それには「MC-P400」を使わねばならないようですし,また,同じ定額制でも支払いは高くなるようです。現在は確か7000円位(2001. 9.30現在,5800円です)だと思いましたが,これが更に高くなるなんて,私ではちょっと払う気が起きませんね。私は現在の 64k通信で「1日30分間×1ケ月」で15時間まで無料ということで,月2000円といった使用料にして欲しいと思っています(2001. 9.30現在,25時間5900円というコースがあります)。

 一方,これを PDAで使用ということから見ると,カードの使用電力が増えるのは困りものです。現在,既に発売終了のMC-P100(32k用)が650mW。私が現在使っているMC-P200が750mW,新しいMC-P300が850mWとなると,MC-P400は950mWとあると思います。このようにどんどん消費電流が増えると,使えない PDAが出て来ますし,また,使用可能時間もドンドン短くなってしまいます。ところが, 64k通信用のコンパクトPCカードサイズのCFE-01の消費電流は430mWと非常に小さいのですね。このCFE-01のTiPO PLUSでの動作確認というのは観たことがありませんが,もし,確認されているのでしたら,おそらくこれが一番使い易いでしょうね。

 なお,MC-P300でのパケット通信の通信最大速度は下り34k,上り17kということです。この最大というのがミソですね。そして,これが実際はかなり遅いらしく,イライラしている人が多いようです。また,この価格が下がったのは,やはり,ヤフーによるADSL通信が格安で募集していることが大きいのではと思っています。また,秋に@niftyもMC-P300のパケット通信に対応しましたので,@niftyに入っていれば,他のプロバイダ接続費はいらなくなるようです(もっとも,現在はDDI-Pocketk系のプラバイダ経由でしたら,そのプロバイダ代は無料とのキャンペーンが12月末まで行われていたので,いずれにしろ,プロバイダ代は払わずに接続できたようですが)。

 また,コンパクトフラッシュサイズのCFE-01ですが,これは3.3Vタイプということで,カードスロットが3.3Vに対応していない機種では,PCMCIAカードアダプターを使っても使用できないようですので,おそらく, TiPO PLUSでは使用不可だと思います。感度に関しては,やはり,アンテナが小さいせいかかなり感度が悪いようです。



2001年 7月16日(月) 6月分の利用明細書

 2001. 7.16(月),DDI-Pocketより6月分の「利用明細書」が来ました。全部で 382円,といっても,無料通話分の1200円をひいたもので,これに更に基本料金がかかるのですから,実際は「2550円+ 382円=2932円」もかかることになるのですが。

 それにしても6月は試すことが多かったので,ほとんどそれだけではと思っています。しかしながら,どこにかけた電話か,通話時間も書かれている請求書を見ると,例え, PHSといっても通話料は高いなあと思いました。何せ,1分間10円ですので。これが家の電話でしたら3分間で10円(実際はもっと安いのですが)ですので,全く比較できない高さですね。

 ところで,今月はまだ30分程度しか使用していません。ううん,会社に行く時は,「HP-200LX」と共に,「TiPO PLUS」と「MC-P200」を持参しているのですが。

 そういえば,最近,@niftyの PHS関係のホームページを色々と見ているのですが,DDI-Pocketのコンパクトカードサイズのカード型PHS「C@rd H" petit」はやはり,感度が悪いようですね。その上,これは5Vタイプではなく, 3.3Vタイプですので,アダプターを使っても 「TiPO PLUS」では使えない可能性が高いですし。



2001年 7月17日(火)  6月分の電話料金請求書

 2001. 7.17(火),今日は「電話料金等のお知らせ」がきました。ううん,私はこれが来ないと思って(すなわち,クレジットカード会社の請求書の中にDDI-Pocketの請求額も載っている形態だと思って「利用明細書」を頼むことにしたのですが,何か,無くてもいい感じですね。その上,請求額は昨日のものに加え,利用明細書送付料と,かつ,これらを合わせたものに消費税がかかるので,合わせて3183円になっていました。ううん,消費税がかかるとは思ってもいませんでした(だって,普通,公衆電話をかける時は消費税込みになっているので,当然,こちらもそうなっていると思っていましたので)。

 それにしても,今月は2550×1.05=2677円となるようにしなければ。



2001年 7月31日(火) freewebがinfoseekに

 2001. 7.31(火),来月より,私のホームページの大部分の画像ファイルが置いてある 「freeweb」が「infoseek」に変更となるため(注:買収されたためです),アドレスの絶対指定をしてあるhyml文書を書き換えて,DynaBook+MC-P200にて多数の修正したファイルをupしました。とりあえずの1ケ月間位は従来の「http://www3.freeweb.ne.jp/photo/matsumo/」を指定しても「,自動的に新しいURLである「http://isweb3.infoseek.co.jp/photo/matsumo/」に接続されるようですので,急ぐ必要はなかったのですが,MC-P200の余っている無料接続時間を消費するために行ったというわけです。これで,ようやっと,無料通話分を消化できたと思います。



2001年 8月19日(日) 東北旅行に「TiPO PLUS+MC-P200」を持参

 2001. 8.14(火)〜2001. 8.18(土)まで盛岡駅前のホテルに泊まっていたのですが,その際,「MC-P200」と「TiPO PLUS」を持参し,ホテルから@niftyとインターネット上の私がいつも書きこみや読ませていただいている掲示板等を読ませていただきました。

 そこで思ったことは,まず,@niftyにおいては,表示速度はまあ我慢できるとして,やはり,問題は画面表示の行数が少ないことですね。特にメールが10以上あると,少し,もどしてからどれを読むか選ばねばなりませんし(ジャンクメールが結構多いもので)。ソフトウェアキーボードを立ち上げ,アルファベットや数字を入力するので,それはまあ,我慢できる範囲ですが。

 一方,インターネットですが,これは1にも2にも画面表示が遅いことで,いくら旅先といってもこれだけ遅い(感覚的には2400Bps位か) と,少し位重たく,また,形状も大きいが,「Libretto 60」か「Libretto 20」を持参した方が余程いいと思ってしまいます。また,昨日と同じところにアクセスすると,昨日の画面が出てしまい,急いで「更新ボタン」を押すことになるというのも非常に不便です。

 ということで,これならば, Libretto20/60を持参した方が余程使い易いと思いました。ただし,パソコン持参の場合は,ショックを与えなくするのにかなり気を使わねばならないのが欠点だと思いますが。「TiPO PLUS」をクロックアップして1.3倍速にすれば多少マシになるかもしれませんが,それでもほんの多少でしょうし,せめてHP-200LXみたく2倍速となるのでしたら,壊す危険を冒す価値があるのですが。ううん,こうなると,Windows-CE機ということになりますが,それだと図体は大きいですし,お金はかかりますので,それならば持っているLibretto20/60で1kg弱という方がいいような気がしますが、やはり,外で使うという以上,軽い「TiPO PLUS」の方が,まだ,いいような気がしています。



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