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七福神めぐり(25) -藤沢七福神-

初回:2002. 3.24

 ここのところ,都内23区内の富士塚の探訪に力を入れていて,中々七福神巡りができませんでしたが,久しぶりに神奈川県の七福神巡りを行ってきました。本当はまだ行っていない荏原七福神や池上七福神七福神等の23区内のものを優先しなければならないのですが,どうも中々行く気が起こりません。

 

25.藤沢七福神

2001. 5.19(土)

 「藤沢七福神」の7つの内,小田急電鉄・藤沢本町駅付近にある5つに行ってきました。残り2つに行かなかったのは江の島駅付近にある2つは他のことで既に行っているからです。なお,この七福神は現在全く活動していないようで,七福神ののぼりや案内板は全く見られませんでした(後日,正月は活発に活動していることを知りました)。

 小田急電鉄・藤沢本町駅を下車後,駅の藤沢駅寄りのあたりを左折し,線路と直角に東方向に進む商店街を200m程進むと大通りに出るので,左折すると200m程先に大きな鳥居が見え(北方向),そこが昆沙門天が祭られている「白旗神社」である(道路を渡った側)。鳥居をくぐり,道路伝いに進むと2つの小さな祠があるが誰が祭られているか不明である。少し戻って,石段を登り小山の上に行けば本殿があるが,鳥居付近にある説明板には昆沙門天を祭っている記載はない。石段を戻り右の方の平らな所にもこちらは大きな祠があるが,こちらも誰が祭られているのか,不明で,色々探して見たが,他には祠はないようなので,結局,この神社のどこに昆沙門天が祭られているのかわからない状態である。なお,右側の方はツツジの頃は結構綺麗そうな庭となっている(結局,インターネットで調査した結果,本堂の右下にある大きな社が「昆沙門堂」で,昆沙門天はここに祭られていることがわかりました)。

 来た道を戻り(南方向),更に進むと大通りに出る(白旗神社より300m)ので左折し東方向に進む。900m程進むと左側に赤い橋が見え,それより少し進んだところが藤沢橋(遊行寺)交差点で,そこを左折し,橋を渡って300m程北に進んだ所の左側が「遊行寺」で,境内は非常に大きい。本堂の左側の塀や垣根にとり囲まれた所にも大きなお堂があり,庭を含めれば,本堂よりもそちらの方が美しい。本堂に向かってすぐ左の本堂の奥に行く道を進むと木の祠があり,それには「宇賀神」が祭られているのだが,そばの説明文によると,これは「弁財天」のことをさしているそうで,それだったら,なぜ,「藤沢七福神」の「弁財天」を「江の島神社」のではなく,ここのにしなかったのかと思ってしまう。

 さて,「大黒天」は大通りをはさんで,遊行寺の向い側の「諏訪神社」に祭られている。コンクリート製の階段を登ると,本殿右前に4つの祠があり,それに向かって左から2つ目のできたばかりのように見える木の祠に大黒天が祭られている。

 ここより,更に大通りを200m程戻った「藤沢橋バス停」のあたりを左折するとすぐに「寿老人」を祭った「感応院」である。寿老人はどこに祭られているのか探したのだが,本堂でもないようだし,左の方にある祠でもないようで,どうやら,本堂右前にある「三嶋大明神」が「寿老人」に擬せられているのではないかと結論して,それを撮影する(後日,インターネットで調べた結果,残念ながらそれは外れで,本堂に祭られているようでした。なお,この「三嶋大明神」の建物は上部が簡単に簡単に回転する仕組みになっている極めて珍しいもののようで,確かに,隙間がありました)。

 ここより大通りに戻り藤沢橋を渡り,先程の「藤沢橋交差点」に来るのでそのまま渡り,右折して通りを渡り,そのまま先程通った道だが,今度はその車道をはさんだ反対側を500m程西方向に進むと,消防署がありその直後を左折した所が「福禄寿」を祭った「常光寺」である。ここは境内は狭く,本堂以外の祠はないようで,また,入口には長寿について書かれていたので,福禄寿は本堂に祭られているのではと思う(後で,インターネットで調査したら,福禄寿は何と本堂の右の寺務所の玄関に祭られており,正月だけの公開なのだそうです)。

 更に大通りを西方向に500m程進むと,下に走っている小田急・江の島電鉄の線路を渡る橋を渡り,更に900m程進んで,今度は川を渡る橋を渡る。ここより100m程進んだ右側に石段があり,それを登るとそこが布袋尊を祭っている「養命寺」である。ここは境内が狭く非常に殺風景で,本堂しかない小さなお寺なので,おそらく,布袋尊は本堂に祭られているのだと思う。

 ここより,とりあえず,大通りを向こう側に渡って,来た道を東方向に戻る。川を渡る橋を渡って500m程戻ったところのT字路(湘南高校前バス停)の所を右折し,更に400m程進んだ所(日本精工の大きな工場がある直前)を右折し,200m程行くと烏森公園があり,道路をはさんだ所がまた小さな公園となっている。そして,そこには石で囲まれた柵があるので,時計回りに柵伝いに細い道を歩いて行くと,そこが恵比寿神を祭った「皇大神宮」である。恵比寿神は,本殿左前の5つの祠の内,左より2つ目に祭られている。

 ここより,先程の右折した日本精工の所に戻り,右折して,大通りを300m程進んで小田急江の島電鉄の高架をくぐり,更に900m程進んだ所がJR・小田急藤沢駅である(日本精工の所を右折せずにそのまま進むと小田急江の島電鉄の線路に行きあたりますので,後は左方向に行けば200m程で藤沢本町駅に戻ることができ,時間的にもこちらの方が短いとは思いますが,小田急線・藤沢駅だと,始発の急行に乗れますし,新宿駅までの値段は同じです)。

 小田急電鉄・藤沢本町駅 → 白旗神社 → 諏訪神社 → 感応院 → 常光寺 → 養命寺 → 皇大神宮 → JR・小田急電鉄・藤沢駅(計3時間)


<追記>
 鎌倉駅より江ノ島電鉄に乗り,江ノ島駅で下車後,踏み切りを渡って大通り(江ノ島モノレール・江ノ島駅の所)に出て,右に50m程進み,通りを渡った所が「昆沙門天」を祭った「竜口寺」です。ここは五重塔まである広い境内のお寺で,立派な山門もあります。昆沙門天は本堂に脇仏として祭られています。

 また,そこより江ノ島駅に戻り,そのまま進んで江ノ島に行き,石段を登り,江ノ島神社の「辺津宮」の「弁財天堂」に「弁財天」が祭られています。ここには2体の弁財天があるそうで,1体は白い肌で琵琶を抱くという「妙音弁財天」,そして,その脇に8本の手があり,内,後の6本は弓,矢,独鈷,鍵,車輪,戟を持っているという「八臂(はっぴ)弁財天」そうです。

 以上,2つは別な日に行っております。

 江ノ島電鉄・江ノ島駅 → 竜口寺 → (江ノ島駅) → 江ノ島神社 江ノ島駅(約1時間)

白旗神社(毘沙門天)
[開運厄除・学業成就]・・本殿は別に有
諏訪神社(大黒天)
[商売繁盛・子孫愛育]・・本殿は別に有
神奈川県藤沢市藤沢2-4-7 神奈川県藤沢市大鋸3-7-2
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感応院(寿老人)
[長寿・富貴・招福]
常光寺(福禄寿)
[福・禄・寿]・・写真は本堂。福禄寿は庫裡に有
神奈川県藤沢市大鋸2-6-8 神奈川県藤沢市本町4-5-21
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養命寺(布袋尊)
[清廉度量の神]
皇大神宮(恵比寿)
[除災招福・商売繁盛]・・本殿は別に有
神奈川県藤沢市城南4-10-35 神奈川県藤沢市鵠沼神明2-11-5
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竜口寺(毘沙門天)
[開運厄除・学業成就]
江島神社(弁財天)
[福徳財宝・家内和合]・・本殿は別に有
神奈川県藤沢市片瀬3-13-37 神奈川県藤沢市江の島2-3-8
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<おまけ>
三嶋神社感応院
<おまけ>
民家(皇大神宮裏)
そばを通る人がその素晴らしさに感嘆するとのこと
神奈川県鎌倉市長谷3-11-2 神奈川県藤沢市鵠沼神明2-11


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