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P650, フォステクス
Japanese Only
従来,女性向月刊誌には種々の付録が付いていましたが,これが男性誌にも波及し,ついに,オーディオ雑誌「ステレオ」の付録として,スピーカーユニット・キットが付きました。このキットはスピーカーユニット製造・販売会社のフォステクスのものであり,その価格も本誌込みで2,310円と破格の安値だったので,大評判となりました。
以前に学習研究社発行のムック本「大人の科学マガジン別冊 まるごと手作りスピーカーの本」(2,940円)にも付録として直径70mmのスピーカーユニット・キットが1個付いてきたことがあったそうですが,今回は直径65mmのスピーカーユニット・キットが2個分,すなわち,ステレオ再生可能な分が付いてきて,価格も2,310円と,劇安です。勿論,直径が学習研究社のものより5mm小さいですので,その分,低音も出にくくなっているでしょうし,また,部品の質をおとしてもいる可能性が高いでしょうが,それでも2本分で2,310円ですので大きな魅力です。まあ,本誌はおまけですね(笑)
先日入手した雑誌「ステレオ 2010.7号」(発行日:2010.
6.19,発行所:音楽之友社)付録のスピーカーユニット・キット「FOSTEX:P650」ですが,ようやくその組み立てを行いました(開始時間:7時頃)。 本誌とその中のスピーカーユニットの組み立て方のページです。 | ||
付録のスピーカーユニット・キットが入ったダンボール箱とその中味です。 発泡スチロールの容器に上下同じものが入っており,左より,(1a)フレーム,(1b)ボビン・ダンパー・ボイスコイル,(2)センターキャップ,(3)磁気回路,(4)振動板エッジ,そのほか,中央部にあるものとして,(5a)ギャップゲージ,(5b)ネジ類,(6)接着剤 が入っています。 | ||
スピーカーユニットでは(3)は非常に重要で,価格が高いものほど,この直径が大きくなる傾向があります。今回のものは雑誌付録ですので,これの直径は54mmですが,表面には雑誌名である「Stereo」のほか,スピーカー製造会社の「FOSTEX」も書かれています。 まずは,(3)についている青いシールを剥がして, | ||
ガイドピンとネジ穴を通るように円形に接着剤を塗り, | ||
ガイドピンに合せて(1a)を乗せ,2本のネジを締めます。なお,その際,端子が下,(3)の裏に書かれた文字が普通に読める位置になるようにしておきます。 (1b)を(1a)部分に入れてみて,(1b)の外周部分が(1a)のどこに来るのか確認した後,(1a)のその部分に接着剤を塗布します。そして,ギャップゲージ(だいだい色のプラスティックフィルム)を円筒形にしたものを(1b)に入れた後,(1b)を(1a)部分に入れ,接着剤が塗ってある部分を楊枝等で押してよく接着できるようにします。なお,その際,(1b)の引出し線が付いている部分が端子に近くなるようにしておきます。 | ||
(4)を(1a)部分に入れてみて,その外周部分が(1a)のどこに来るのか確認した後,(1a)のその部分に接着剤を塗布します。そして,(4)を置き,接着剤が塗ってある部分を楊枝等で押してよく接着するようにします。 | ||
(1b)のボビン部分と(4)の内周部分の隙間に接着剤を塗布して,両者を接着します。 そして,1時間します。なお,接着剤を塗布する際,ギャップゲージに付けないようにしないと,後で,ギャップゲージが外せなくなります。 この後,ギャップゲージを取り外し,ボビンの外側に接着剤を塗布し,(2)を付けます。 | ||
そして,出ているリード線を端子に巻き付けてます。ただし,リード線は(1a)(1b)(4)に触れないようにする必要があります。 ハンダ鏝を使って,リード線を端子に巻き付けた所にハンダを流し,スピーカーユニットが完成です。 ダンボール箱には,円形の切れ目が付いていますので,それに沿って2つの大きな穴を開け,更に,もう片方の面にも小さな穴も開けます。 一方,スピーカーユニットは端子の所にパワーアンプと接続するための被覆線(私の場合は,普通の電線用のものを使用しています)をハンダで付けた後,ネジを使って,先程のダンボール箱に取り付けます。勿論,もう片方の面の小さな穴から,被覆線を出します。 この状態で,アンプと接続し,更にCDプレーヤーをアンプに接続し,きちんと音が出ることを確認しました。 今後は,100円ショップで適当な大きさのプラスティック製容器を入手して,それに穴を開けてこのスピーカーユニットを付けるつもりです。 |
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