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雑誌「ステレオ」2012.1号付録デジタルパワーアンプ:Luxman:LXA-OT1

初回:2013. 2.28
 2011.12.19(月),秋葉原の「ヨドバシカメラ」で,雑誌「ステレオ」2012. 1号を入手したのですが,当日発売の筈なのに,最後の1冊になっていました。かなり人気があるようです。なお,これ,2,800円と高いのですが,付録として,ラックスマン・音楽之友社共同企画の5W×2のデジタルアンプ「LAX-OT1」が付録として付いています。
 ただし,これ,付録は「基板+ACアダプター」と言う裸のままの状態です。

 また,一応,透明カバーや足も付いていますが,それらを付けても見栄えが悪いですし,そのままだと,RCAピンプラグ端子やスピーカー端子はケーブルを挿したり外したりする時,あるいは,接続している時のケーブルの重みで,基板との接続部に力がかかってしまい,壊れそうな感じです。

 このため,きちんとしたケースに入ることとしました。

 すなわち,100円ショップ「キャンドウ」にて,CDを入れて立てておくケース「クリアークラフトケース No.195 CD」(105円)を入手,秋葉原の電子部品店「千石電商」にて,スピーカー用端子:4ケ(60円×4),RCAピンプラグ用端子:1ケ(40円),ゴム足:4ケ(15円×4)を入手しました。このほか,私の部品箱より,つまみ:1ケ,スペーサー:4ケ,ピンプラグ:2ケ,ネジ:6ケ等の余っているものを探しだし,使うこととしました。

 なお,ケースですが,これはクリアーなスチロール樹脂とダンボールみたいな内箱から成り立っていますが,外側のスチロール樹脂をケースとして使い,内箱は必要部分は切って,それを蓋として使うこととします。また,つまみは付録のものは小さく安っぽい感じのものですので,それを金属製のものと替えるために取り外しておきます。
 まずは,ケースに穴あけて,部品を取り付けます。基板はスペーサーを使って,少し,浮いている形とし,ボリュームの位置が前面の中央位になるようにします。今回は一切,基板に手を加えないこととし,基板には電線やシールド線を付けずに,基板に付いているRCAピンプラグ端子,スピーカー端子及びACプラグ端子をそのまま使う形,すなわち,前2者は延長ケーブル(勿論,RCAピンプラグ端子にはシールド線を,スピーカー端子には普通の電線を使います),そして,ACプラグ端子はそのまま使いました。新たに取り付けた端子までは,普通に使うような形でつなげただけですので,接触面が増えると言う考えの人もいると思います(勿論,シールド線や電線と取り付けた部品とはハンダで付けます)。そして,つまみを取り付け,最後に底面にゴム足を付けます。
 新たに作った延長ケーブル部分です。
 ケースの中に入っている切りくず等を取り除き,必要部分を切った内箱をかぶせて完成です。つまみの右側も内箱が切ってありますが,これはスイッチが入っている時のLEDが光っているのを見えるようにするためです。

 なぜか,RCAピン端子が少し斜めになってしまいました。ううん,注意しながらやったつもりなのですが。

 早速,DVD/CDプレーヤーとスピーカーを接続して音出しを行ったところ,問題なく,音が出ました。しかしながら,このアンプ,ケースに入れたと言うのにそれでも軽過ぎで,スピーカーケーブル等の重みで,前面が少し浮き上がってしまうのには参りました。ううん,ケースが大きく隙間が結構あるので,中に使わない単三電池でも入れて,重みをつけた方がいいかもしれません。

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 ようやくプラスティック製ケースに入れた,雑誌「ステレオ」2012.1号付録のデジタルアンプ「LXA-OT1」ですが,インターネット上の他の方が作ったものを見させていただくと,いずれも素晴らしいデザインで,私が作ったものは,どうも安っぽ過ぎて気にいらなくなったので,改造しました。と言っても,ビンボーなので,パソコンのプリンターで印刷した紙を貼り付けただけなのですが。

 すなわち,インターネット上のgoogleで「アルミヘアライン」と「木目」で検索し,気にいった画像を探し,それを,それを使って,印刷用の画像ファイル(サイズ:A4横)を作成します。なお,この際,「LUXMAN」,「Model: LXA-OT1」,「Switch/ Volume」,「Class D Amplifier」等も文字をアルミヘラインの方に書きます。

 アルミヘアラインはA4の写真印刷用紙(光沢)の表面に,木目の方は裏面に印刷します。そして,これをカッターで切り,アルミヘアラインはケースの前面に貼れるようにカッターを使って適当な大きさに切り,ボリューム用の穴,LEDが光っているのが見えるようにする四角い穴を開けた後,両面テープを使って貼り付けます。そして,木目の方も適当な大きさに切って,上面・側面に両面テープを使って貼り付けます。この際,角の部分には軽くカッターの刃を当てておきます。
 と言うことで,できあがったものです。ちょっと見には,前面はアルミパネル,上面・側面は木の板と言った感じに見えると思います。

 これで,結構,見栄えが良くなったと思います。

 なお,印刷用のファイル「LXA-OT1_Panel.odg(829KB)」をインターネット上にupしましたので,もし,使ってみようと言う方がいらっしゃいましたら,ダウンロードしてお使い下さい。これは,フリーソフトの「OpenOffice」を使用して作成しましたので,改変も簡単だと思います。
-  ただし,後面は従来のままです。



<雑誌「ステレオ」2012.1号付録のデジタルアンプ「LXA-OT1」の使用法>

 先日,ケースに入れ,それにお化粧を加えた,雑誌「ステレオ」2012.1号付録のLUXMAN監修のデジタルアンプ「LXA-OT1」ですが,この使い道がよくやく決まりました。

 すなわち,最近,インターネット上に,yungくん氏やtheta氏がWAVEファイルから作成したfalcファイルをupされており,それを再生すると,CD音質で音楽を聴くことができるようになっています。このfalcファイルを再生するにはパソコンで行うのが最も簡単ですが,これを元のWAVEファイルに戻せば,パソコン以外の一部の携帯型プレーヤーやスマートホン等で聴くことができるほか,WAVE Recorderでも再生できます。すなわち,「ミニステレオジャック−RCAピンプラグケーブル」にて,それらのヘッドフォン端子とオーディオアンプのAUX端子に接続すれば,大型スピーカーでも聴くことができます(勿論,パソコンにUSB-DACをつなげ,それをオーディオアンプにつなげれば,もっと良い音質で聴くことができます)。

 と言うことで,WAVE Recorder「ローランド:EDIROL R-09」のヘッドフォン端子に「ミニステレオジャック−RCAピンプラグケーブル」を接続し,それを「LXA-OT1」のRCAピンプラグに接続して,聴くこととしました。そして,「LXA-OT1」の出力は直径7cmのスピーカーユニット「テクニクス:EAS-7F10」2本をスピーカーボックスに入れてある自作スピーカーに接続します(下の黒いスピーカーボックスは「ケンウッド:LS-11」です)。「R-09」に入れてあるSDカードのルートにWAVEファイルをコピーして,それをR-09に挿入すれば,再生可能です。これで,theta氏がupされている「ベートーベン:弦楽四重奏曲全集(パスカル弦楽四重奏団)」を再生しましたが,その素晴らしい演奏に感激しました。


 これで,ようやく,「LXA-OT1」の使い道が決まりました。今まではインターネットからダウンロードしたfalcファイルは,ノート型パソコンのヘッドフォン端子にヘッドフォンを付けて聴いていましたが,これで,スピーカーで聴くことができるようになりました。

 加えて,押入れにしまいっぱなしになっていたポータブルCDプレーヤー「RioVolt SP150」も使用することとしました。これ,大昔に入手し,北海道旅行等に持参して,列車内やホテル等で使っていたものですが,現在は,所謂,mp3プレーヤーで十分ですので,押入の中で寝ていたものです。 接続方法は,「ローランド:EDIROL R-09」と同様に,「ミニステレオジャック−RCAピンプラグケーブル」を使用して,SP150のヘッドフォン端子とアンプの入力端子に接続すれば,OKです。

 あ,音の方はまあまあと言ったところでしょうか。



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