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コンパクトデジカメ「フジ:FinePix 4500」日記

最終改訂:2001. 8.26(初回:2001. 5.27)

 私はデジタルカメラとして,東芝:PDR-2を結構長い間使っていましたが,このカメラは発色があまり良くなく,また,レンズも固定焦点ためにピントがぴったり合った状態の写真は晴れている時以外は難しいという状態でした。それで,以前より,PDR-2と同様に小型軽量で(というのは,私の場合のメインはデジカメではなく,一眼レフだからです),ピントがきちんと合う固定焦点式のレンズではないものを探していました。,そして,一時期,カシオの単焦点レンズが付いているものを買おうとも思ったのですが,私にとってはカシオは「安物」というイメージが強すぎて結局買いませんでした。そして,その中でようやく購入したのが「フジ:FinePix4500」でした。

というわけで,その購入日記です。


<FinePix 4500>

<表面>
上部の四角い部分がストロボ。
右上の丸い部分がレンズで,
スイッチOFFの状態ではシャッターが閉まる。
<裏面>
左下の四角い黒い部分が液晶ディスプレイ。
左上の小さな黒い部分がファインダー。


2000年12月24日(日) フジ:FinePix購入

 私は自分のホームページに載せる一部の写真は,一眼レフで撮ったスライド写真をフィルムスキャナーでデジタル化したもののほか,デジタルカメラで撮ったものも使っています。最初に買ったデジカメは「コダック:DC20」(320×242ドット)でしたが,その後,「東芝:PDR-2」(640×480ドット) に替え,ここ2年間位使っていましたが,明暗のダイナミック・レンジが狭い上に(明暗の強い場所だと白が完全に飛んでしまう),画質もあまり良くない(これは保存時の画像の圧縮のし過ぎのためだと思います),また,ファインダーの中での写る範囲があまりにいいかげんで,全く信用できない(ファインダ内の写る範囲は実際写る範囲の 2/3程度でした),画像の色も良くないとのことで,ホームページ上に載せるには,中々満足できる画像ができなく,その上,画像処理ソフトにて色々と操作してようやっとどうにか見られる画像にして使用していました(晴れている状態の屋外でならばほぼ問題が無いのですが,明暗が強いとか,やや暗いとかだと,結構,問題がありました)。

 ということで,以前より新しいデジカメを購入したいと思っていたのですが,ヨドバシカメラより,割引用の金券付のパンフレットが来たので,購入することに決め,フジの「FinePix 4500」を2000.12.24に自分へのクリスマス・プレゼントということで(笑)購入しました。

 上野のヨドバシカメラで購入したのですが,消費税込で50,290円,ただし,ここは後で使えるポイントが6798点付いたので,実質的に43,492円といったところで,勿論,私が買ったデジカメの中ではもっとも高いです。というか,私が持っているカメラの中ではもっとも高いのではないかと思います(何せ,一番最後に購入したカメラは2000.12.23に秋葉原の「カメラのニッシン」の「大ジャンク市」で1台 100円で買った「KONICA C35EF(ピッカリコニカ)」という有様ですから)。勿論,購入時は,スマートメディアと転送ソフト付 USBケーブルの購入も勧められましたが,スマートメディアは最大の64MBでは1万円弱もするし,とりあえずはPDR-2で使用している8MBのものを使用する予定であること,転送ソフト付USBケーブルはそもそも私が持っているパソコンはいずれも USB端子が付いていないので,買っても何の役にもたたない上に価格が1万円弱もすること(これはケーブル以外に16MBスマートメディアや画像ソフト等が付いているようです),スマートメディアからパソコンへの画像ファイルの転送は,とりあえずが PDR-2の本体のPCカ−ドを使用すれば可能なことからいずれも購入しませんでした。

 このデジカメを選んだ理由は,

(1)サイズが小さく軽いこと・・・私にとっては必須事項です。あくまでサブカメラですので
(2)電池が専用の充電式電池ではなく,汎用の単三ニッケル水素充電式電池であること・・・専用のものだと,後々,困りそうですので
(3)CCDがハニカム240万画素で,画質的にも満足できそうなこと・・・普通の200万画素のものよりは,ハニカム240万画素の方が実質 400万画素とのことで,あまり画質に不満なく長い間,使えそうな気がしますので
(4)価格的に5万円弱であること・・・サブカメラですので,あまり高い金は出す気はしませんし

 逆に気にいらなかった点は,

(1)記憶素子にスマートメディアを使っていること・・・昔はスマートメディアの方がコンパクトフラッシュカードより安かったので使う意味がありましたが,現在はほぼ同額ですし,それに,パソコンに撮影した画像ファイルを移動するのに,スマートメディアをPCカードとして使えるようにするアダプターがコンパクトフラッシュカード用のアダプターと比較して7倍もしますし,また,接点が裸なので,取り扱いに注意しなければなりません(後で知ったのですが,アダプターを使用してパソコン等にファイルを移動させる時等に,ファイルが消えてしまうこと等の事故がよく起こるようです)。

 また,購入時にどちらにしようかと迷ったのは,「KODAK DC3800」で,こちらは価格的には4万円で記録メディアはコンパクトフラッシュカード,持ち易い形と,FinePics4500の欠点を解決している機種だったのですが,撮影間隔が6秒以上とFinePicsの約4倍と長く,また,電池の持ちもFinePicsの 3/5程度,絞りもF2.8固定で,また,色々と設定をいじれるところはないとのことで,結局,1万円高くても,また,「FinePix 4500」の方が良いと判断しました。

 さて,とりあえず,室内で使って見た感じでは暗さに強いです。室内でもストロボを使う必要は無さそうです。このため,電池の節約を考えて,「液晶表示:無,ストロボ:使用せず,画面サイズ:640×480,画質:normalと設定しました。これだと,ファイルサイズが90KB程ですので,今までPDR-2で使用していた8MBのスマートメディアでも90枚程,すなわち,PDR-2の場合と同様の枚数は撮れそうです。また,この場合,スマートメディアはPDR-2に入れて,そのままパソコンのPCカードスロットに入れることができます。ただし,PDR-2の場合よりは色はいいですが,何か,斜め線のギザギザが強調されているような気がします。



2000年12月27日(火) シャッターのタイムラグ,液晶保護シート

 昨日までゆっくりと説明書を読んで,おおよその使い方がわかりました。そして,まずは電池の節約のために普通に写す場合は液晶画面はオフ,ストロボもいつもオフ(電池の節約と共に,スチッチを入れて使えるまでの時間が短くなるそうです),画像サイズは640×480ドット・画質ノーマルとしました(元々,ホームページ用の写真であり,それを 1/4に縮小して使っているので, VGAサイズで十分です。それに,この大きさでも今まで使っていた同じく VGAサイズ画面の東芝PDR-2 よりも遥かに画質がいいです)。

 この状態にて室内でかまえてシャッターボタンを押して何枚か撮ってみたのですが,ところが写っている画像(ファイル)の数が妙に少ないのです。すなわち,シャッターを押して,グゥーッ・カシャという音がして,ファインダーそばの黄緑色のランプが橙色に変わった後,また,黄緑色に変わっているのですが,それでも時々,記録されていないことがあるのです。

 色々やってみた結果,私はマニュアル・フォーカスカメラに慣れており,その場合,シャッター・ボタンを押せば写るのですが(今まで使っていた,2台のデジカメはオートフォーカスも無いが,マニュアルで距離を合わせる必要もないものでしたし),どうやら,私のシャッターボタンを押してから離すまでの時間が短すぎるらしく,オートフォーカスが働いてシャッターが開くまでの動作のオートフォーカスの部分だけで終わってしまっていることがわかりました。ということで,シャッター・ボタンは橙色が消えるまで押し続けることで,それは解決できました。要するにこのカメラ,シャッター・ラグが1秒間位ある代物なのですね(後で,「赤いランプが消えるまでシャッターボタンを押し続けること」との文章をテプラで作り,FinePix4500 の。脇に張り付けました)。

 また,液晶ディスプレイに傷が付くのが嫌なので,PDA「TiPO PLUS」の液晶用に購入した保護シートを切り,張り付けました。なお,液晶ディスプレイは撮影中は全くついていませんが,ダイヤルをまわして再生モードにすると表示されるようになりますし,時々,これで,ちゃんと写っているかどうか,確認した方がいいような気がいいようです。


<液晶保護シート> <左:スマートメディア・アダプター>
<右:64MBスマートメディア>


2000年12月31日(日) 最初の撮影,スマートメディア・アダプター

 新宿の成子天神にある成子富士の写真を撮りに行きました。ここは本殿の後にその富士山があり,普段はそこまで行けないのですが,12/31〜1/7のみ,七福神巡りをしながら頂上まで登れる旨の立て看板があります。それで,本日,行ったというわけなのですが,柵の門は全く開いてはおらず,人も全くおらず,登れる気配は全くないのです。どうも,考えてみると,七福神の時に開放されるようであり,七福神といえば正月ですから,12/31と言っても,実際は24:00すなわち, 1/1の0:00からの開放というということのようです。

 ということで,とりあえず, FinePix4500にて,本殿脇から,前景の邪魔物を覚悟して撮影しました。縦位置,横位置で何枚か撮影しました。でも,それはほとんど写真として使えない代物ですので,もしかして,成子富士がまともに見える所があるのではないかということで,神社の境内に沿った通りを歩くと,何と,境内の脇にある駐車場から全体が見渡せ,そこが素晴らしい撮影ポイントになっていました。勿論,そこで撮影しました。

 そして,今度はヨドバシカメラに行くと,「スマートメディア・アダプター」(ハギワラシスコム製)が3780円でされていましたので,購入。今まで,このアダプターは標準価格:1万円位していたので(反対に,コンパクト・フラッシュ用のアダプターは標準価格:千円位だったので,ひどく高かったのですが,ようやっと半額に下がったので買ったというわけです。これで,64MBのスマートメディアを買うこともできるようになりました(現在,8MBのものを使用中で,これだと,「Allegretto PDR-2」にそのスマートメディアを入れれば,パソコンに撮影した画像ファイルを移動できます)。

 ところが家に帰ってスマートメディアの中味を見てみると,何と,成子天神の本殿脇から撮影した画像は全く無く,駐車場から撮ったファイルだけなのです。これはどうやら,最初の方ではシャッター・ボタンを押している時間が短か過ぎて,オートフォーカスだけで,シャッターが切られなかったようなのです。駐車場では,赤いランプがつきスマートメディアに書き込みが行われるまでくまでシャッター・ボタンを押しているようにしていたので,大丈夫だったようなのです。考えてみると,この赤いランプがつくまで押し続けるというのは,ファインダーではなく,液晶画面を見ながらの撮影の場合,やりやすいようです。どうも,ファインダーを見ながらの撮影は,要注意のようです。



2001年 1月 4日(木) 2回目の撮影

 本日は「板橋七福神」の一部を周ってきたのですが,勿論,「FinePix 4500」を持参しました。そして,シャッター・ボタンを長い間押して,黄緑色ランプが赤ランプに変わり,更に黄緑色になるまで押しつづけました。このため,今回はピントが合っただけで,シャッターが開かなかったということはありませんでしたが,普段はAFカメラを使っていない私にはかなりのストレスです。また,シャッター・ボタンを押してからシャッターが開くまでには1秒弱が必要ですので,早く動くものを撮影するのは事実上無理ですね( 1/3に箱根駅伝の応援に日本橋まで行きました。そして,走っている選手を撮ろうとしたのですが,勿論,全く写っていませんでした)。

 また,逆光にも弱いです。逆光でお寺を撮ったのですが,すごいハレーションを起こしており,全く,使い物になりませんでした。逆光の際は,紙等で太陽をカットするようにして,撮影する必要がありました。更に,そのままでは,お寺の建物がほぼ黒の状態になってしまうので,「オート」ではなく「マニュアル」とし,露出を「+1.5」程度にした方がよいようです。



2001年 1月13日(土) 64MBスマートメディアの価格

 現在はVGAサイズで撮っているので8MBのスマートメディアでも90枚程撮れるのであるが,これだと「2400×1800ドット」で画質がFineだと4枚しか撮れないために,96MBのスマートメディアを買いたいと思っているのですが,これに関して2回の買うチャンスを逃しています。

 1回目は「FinePix 4500」の購入時で,この時,購入しておけば,小売価格9980円,ポイントが1割の990円,そして,持っていた割引券が500円分と,結局のところ8500円程で購入できました。しかしながら,その割引券は当日までのものだったので,欲しいと思った時には使えなくなっていました。

 2回目は秋葉原の「ジャンパラ」という店で,ノーブランド品でしたが,64MBスマートメディアが3つのみ7980円で販売していました。その時は「何だ,ノーブランド品か,もっと,安ければ買うのだが」と思っておりました。そして,12/30に行った時にも1つのみ残っていました。そして,12/31になり,ううん,どこを探しても9800円程度はするということで,これを買うことにし,行ってみると,何と,12/31〜1/3は休みとのことでした。しかしながら, 1/4に行くと,この品は値上げされて9980円となっていました。ううん,これは一体,どういう意味なのかと思ってしまいます。中古品の店なのに,新品と同じ価格なのですから。

 というわけで,今度は,インターネット上の「http://www.kakaku.com」で調べてみると,「アキバオー」と「オットー」の2店が通信販売価格ですが,8500〜8000円で販売しています。しかしながら,実際,店に行くと,9800円位と普通の店と同じであり,どうやら,インターネット価格は,実際それに加えて銀行振込料や送料が必要なためか,店頭価格より1500〜2000円程度安くなっているようなのです。

 ということで,ヨドバシカメラがまた,割引券を出してくれることを期待して,少なくとも3月までは64MBスマートメディアはお預けになりそうです。



2001年 1月21日(日) 雪景色の撮影はうまくいかなかった

 昨夜,雪が降り,朝,起きると積もっていたので,早速,歩いて10分位の所にあるお寺に撮影に行きました。勿論, FinePix4500を持参です(このほかに,「Konica:C35EF」 も持参しました)。思った通りに本堂の屋根には雪が積もり,また,庭も雪がある状態,その上,空は青空という状態だったので,20枚程,撮影しました。勿論,あたりは真っ白ですので,撮影はオートではなく,マニュアルで+1.5の露出としました。

 しかしながら,家に帰ってパソコンで見てみると,何と,雪が白ではなくて青白く写っているのです。ううん,雪景色だと,ホワイトバランスがめちゃくちゃになってしまうようです。仕方がなく,画像ソフトで色補正を行い,どうにか,まともに見える画像になりました。それにしても,中部,北陸,東北,北海道では冬は雪だらけになるというのに,これがきちんと撮れるようになっていないということは,おそらく,企画している人達が雪にほとんど関係ないことに関係しているのではと思ってしまいます。彼らは,冬はきちんと撮れないても仕方がないと思っているのではないでしょうか。



2001年 2月 4日(土) デジタルズームは画質が悪い

 湯島天神の梅が開花したとのニュースを見て,早速,デジカメ・フジFinePix4500で撮影に行きました。ただし,この日は,ネットで「ヤシカFX-3のジャンク」を求めていた人に上野の東京文化会館でそれを手渡しとの約束があったので(勿論,無償です),まずは,そこに行き,無事に渡すことができました。

 そして,上野動物園に向かって左側にある東照宮にて,五重の塔の撮影を行いました。フジ FinePix4500にはズームレンズは付いていないのですが,デジタルズームが付いています(私の場合は640×480ドットというもっとも小さな画面での撮影なので,3倍ズームで撮影しても,大きな画面の中央部だけを使うということで画質はほとんど同じということみたいですが,それだとブレるせいか,あるいは, VGAの方がデータを間引くせいか,ともかく, VGAがもっとも画質が良いように感じます)ので,それを使って望遠レンズ風に撮影しました。このデジタルズームの際は,自動的に液晶画面が表示されるのですが,明るいところだと,これがほとんど見えない状態ですし,液晶画面を見る為には,腕を伸ばすので,カメラが揺れますので,ほとんど勘での撮影です。結局,撮影後,日陰で再生し,きちんと五重の塔が入り,かつ,大きくブレてはいないもの(腕を伸ばせばブレるのが普通なので,液晶画面付デジカメの構造的欠点だと思います)のを選び,不要なものは消してしまいました。

 この後,不忍池近くの五条天神に行くと,さすがに天神様の境内というわけで,紅梅2本咲いていましたので,勿論,撮影しました。ここでもデジタルズームを使用しましたが,やはり,勘だけの状態でした。

 その後,不忍池入口あたりのほんの少しだけ咲いている紅梅をクローズアップにて撮影し,弁天堂のそばの木造の建物を撮った後,更に,湯島天神に行きました。しかしながら,こちらでは,まだ,白梅1本がほぼ満開だけで,他はほとんど咲いておらず,梅園内にまだ,若い紅梅が1本淋しく咲いているだけという状態でした。

 その後,神田明神まで行きましたが(裏参道から入りました),ここも神社の後ろの方にある梅はまだまだの状態で,表参道入口の付近の大通りにある天野屋(麹屋さんで有名なところです)の白い蔵風の建物の前に今頃いつもおいてある鉢植えの割と背が高い白梅を前景に,建物を背景にして,今度は,パソコンの壁紙を作るために,今までの640×480ドットではなく,1024×768ドットサイズにて,撮影しました。

 本日の撮影はこれで終わりで,この後は,神田神保町の本屋街から秋葉原に行き,中古パソコン店「ジャンパラ」に行くと,サンディスクのコンパクトフラッシュカードが,13,800円で販売されていました。先日,インターネット上にて,スマートメディアをデジカメから取り出してアダプター等を経由でパソコンにファイルを移動しようとする際,何らかの拍子に撮影した画像ファイルをダメにしてしまうことがあるとの情報を読んでいたので,今まで買おうと思っていた64MBのスマートメディアだと640×480ドット画像ファイルの場合, 400枚ものファイルが保存でき(これは4,5日間の旅行の間の撮影枚数に相当します),もし,そのファイルが家に帰ってきてパソコンに移動する時に壊れてしまうことがあるのであれば大損害になってしまうことから,スマートメディアは現在使っている8MBのままとし,この96MBコンパクトフラッシュカードをHP-200LXで使い,1日の終わりに写したファイルをこのコンパクトフラッシュカード移動すれば,もし,その日のものが壊れても1日分だけで済むので,とりあえず,64MBスマートメディアを買うことはやめることとし,この96MBコンパクトフラッシュカードを購入しました。それにしても,私が初めて10MBのフラッシュカードを購入した時は7万円位しましたので,劇的に安くなくなっていますね。

<2001. 5.26追記>

 その後,デジタルズームで色々と撮ってみましたが,結論としては「使いものにならない!」です。というのは,640×480ドットサイズで撮る場合,3倍のデジタルズームができるということで,私は2048×1536ドット画面を縮小して記録するのだと思っていましたのに,画質から判断して,単純に640×480ドット画面を3倍に拡大し,その中央部だけを640×480ドットとして記録した画面のように見えるからです。ですから,画質が悪くてどうしょうもありません。ということで,どうしても望遠レンズ的な写真が欲しいのであれば,2048×1536ドット画面で撮影し,画像ソフトでその中央部のみ切り取るという使い方が一番だと思います。



2001年 2月 8日(木) スマートメディアの不思議

 先日,購入した96MBコンパクトフラッシュカードはPCカード用のアダプターに入れると,ほぼPCカードと同じサイズになるのですが,そのコンパクトフラッシュカードの方を引っ張るとすぐに外れてしまいますので,セメダインを使って,アダプターに接着してしまいました。これだと,コンパクトフラッシュカードが外れてなくなったりはしなくなりそうです。

 さて,この後に大きな問題が起きました。というのは,8MBスマートメディアを,これも先日購入したハギワラ製のPCカード用アダプターに挿してHP-200LXに入れると,全く認識しないのです。勿論,HP-200LX内の「FDISK100.EXE」を行っても全くダメです。このハギワラ製のアダプターは電圧が5Vで,スマートメディアが 3.3Vのものですので,HP-200LXで認識してもおかしくないのですが(勿論,「東芝DynaBook GT-R590+Windows95」 では何ら問題はありません),ともかくダメなのです。そこで,今度は2MBのスマートメディアでも同様なことをやってみましたが同じです。そこで,こりゃあ,もしかして,HP-200LX用に購入したパームトップ・アダプターについてきた 「ATA.SYS」を組みこめば認識されるのではと思って,CONFIG.SYSに「A:\TOL\ATA.SYS」を書き加え,96MBコンパクトフラッシュカードを挿しこんだままで,このCONFIG.SYSでHP-200LXを再起動し,以下のような操作を行いました。

 FILMTN起動(Aの96MBコンパクトフラッシュカード内を観ている状態で,実際は「FILMTN A:」の状態となっている)すると, Filmtnが立ち上がるので,そこで,電源スイッチ切って,スマートメディアを挿しこんだPCカードアダプターと交換する。そして,電源スイッチを入れて, 「F」と入力し,Fドライブとなっているスマートメディアの内のファイルを観ます。ファイル選択し,移動の操作で,移動先を 「C:\camera」とすると,「ディレクトリを作成しますか」と出て来るので, 「Y」と入力。そして,「CAMERA」というデレィクトリが作成され,今度は「装置の準備ができていません R:再試行 A:中止」と表示されます。そして,ここで不思議なことが起こります。すなわち,「R」を押すとハングアップ状態になるのですが,逆に「A」を2回又は「ESCキー」を2回押すと,選択したファイルは「C:\CAMERA」のディレクトリに移動します。

 ここで,電源スイッチを切り,96MBコンパクトフラッシュカードを挿入したPCカード・アダプターと交換後,電源スイッチを入れ,先程の画像ファイルを「Filmtn」を使用して,Cドライブより,Aドライブのコンパクトフラッシュカードに移動します(この操作は全く問題なくできました)。

 これを繰り返せば,1回につき,2MB程づつですが,スマートメディアからコンパクトフラッシュカードに移動できます。

 ということで,一部,変な挙動はするのですが,とりあえず,HP-200LXを介して,2MBスマートメディアから96MBコンパクトフラッシュカードに画像ファイルを移動できました。ところが,これを8MBスマートメディアで行ってみるとダメなのですね。すなわち,8MBスマートメディアを全く認識しないのです。ということで,どうやら,スマートメディアって,容量によって(あるいは,製造会社によって),性質が異なるようなのです。

 ということで,こりゃあ,やはり,64MBスマートメディアを買わねばならないかと暗い気持ちになったのですが,今度は試しに 「東芝PDR-2」に8MBスマートメディアを挿して,そのPCカード部をHP-200LXに挿しこんでみると,別に 「ATA.SYS」を組みこまなくても,ちゃんと認識するではないですか! ううん,このハギワラ製のスマートメディア・PCカードアダプターが問題だったのですね。すなわち, Windows95では問題ないように作られているのですが,HP-200LXでは普通の状態では認識しないように,また,容量により性質が異なるように作られているようです。なお,勿論,2MBスマートメディアでも,8MBのスマートメディアと同様に問題なく認識しました。

 以上,スマートカードアダプターにより性能が変化するなんて思いもよらなかったのですが,とりあえず, 「東芝PDR-2」をスマートメディア用PCアダプターとして持参すれば(勿論,これは FinePix4500が故障した場合にも使えますし),HP-200LXを介して96MBコンパクトフラッシュに撮影した画像を移動するということができるようになり,スマートメディア内の画像ファイルが何らかの原因により壊れても,8MB分の損で済むようになりました。



2001年2月18日(日) 64MBスマートメディア購入

 昨日は上野公園内の五じょう天神にて紅梅の撮影をしましたが(ここは梅で有名な湯島天神より遥かに紅梅が素晴らしいです),本日は横浜駅前の「岡田屋モアーズ」屋上で「カメラのキムラ」が開催した「超ジャンク市」に行った後,「横浜磯子七福神」巡りを行いました。

 そして,その帰りに秋葉原の「若松電子」に寄ったら,何と「グリーンハウス」販売のものですが,「64MBスマートメディア」が7680円で置いてあったので,早速,購入しました(一応,店にある最後のものだったようで,みなさん,結構,安いものには目がないですね)。

 家に帰って,早速,デジカメに入れて動作確認を行いましたが,問題ないようです。ただし,8MBのものと同様にハギワラのPCアダプターに挿入した状態ではHP-200LXでは認識せずです。一方,東芝のデジカメPDR-2 では,このデジカメ自体が8MBまでしかスマートメディアが使えなくなっているので,やはりダメです。

 ということで,今後は,日帰り旅行の際はこの64MBのものを使用。2日間以上の旅行の場合は8MBのものを使用して,ホテルにて撮影したファイルをデジカメ「東芝PDR-2」のPCカード部を利用してHP-200LXの96MBフラッシュカードに移動という使い方になりそうです。こうすれば,スマートメディアをデジカメから出したり,アダプターに入れる際に何らかの事故がおこっても,ダメになるのは1日分だけになりますので。



2001年 2月22日(木) USBケーブル購入

 銀座・松屋で行われている「世界の中古カメラ市2001」に行った後,数寄橋ショッピングセンター内にある,フジのサービスステーションにて,FinePix4500からパソコンのUSB端子経由で写した画像ファイルを転送するのに使う「転送キット:IF-UB/F」に入っているUSBケーブル(パーツナンバー:DRFZ03529-200,パーツ名:USB CABLE) を購入しました。

 実は私は USBが使えるパソコンは持っておらず,このケーブルを購入しても全く意味はないのですが,その内にはその手のパソコンを購入するだろうし,その時にこのケーブルが入手できないと困ると思ったからです。しかしながら,この「IF-UB/F」という転送キットは,このUSBケーブルのほか,ソフトやスマートメディアから成りたっており,このケーブルだけでは USB端子があるパソコンではそのままでは使えないらしいのですが(単純に,デジカメとパソコンを USBケーブルで接続してもデジカメ内のスマートメディアを認識しないようです),インターネット上の個人のホームページに,使えるようにする方法が記載してあるのです。ただし,これはWindows2000かWindowsMeを持っている場合で,Windows98しか持っていない場合はWindows2000あたりから幾つかのファイルを持ってくる必要があるようです。また,私が USB付のパソコンを購入する時には,もう,更に新しいOSとなっている可能性もありますが。ということで,以下が書いてあった方法の概略です。すなわち, usbstor.infという隠しファイルはテキストファイルの一種らしく,それに文を加えて再起動すればよいようです。ただし,テキストファイルといっても,これは Unicordのファイルのようで,私が持っているエデッタでは編集できないようですが。


<Windows2000>の場合
C:\winnt\inf\usbstor.inf(隠しファイル)を,以下のように修正する。

[Microsoft]セクションに
%USB\VID_04CB&PID_0100.DeviceDesc%=USBSTOR_CBI, USB\VID_04CB&PID_0100

[Strings]セクションに
USB\VID_04CB&PID_0100.DeviceDesc = "Fujifilm Digital Camera"

という行を追加する。エデッタはWindows2000のメモ帳,WZ,秀丸等のUnicodeをサポートしているエディターで行う。デジカメを接続する前にあらかじめusbstor.infの修正をしておけば,自動認識される。

<WindowsMe>の場合
C:\windows\inf\usbstor.inf(隠しファイル)を,以下のように修正する。なお,[Microsoft]セッションの追加行がWindows2000の場合よりもコンマが1つ多いので注意すること。

[Microsoft]セクションに
%USB\VID_04CB&PID_0100.DeviceDesc%=USBSTOR_CBI, ,USB\VID_04CB&PID_0100

[Strings]セクションに
USB\VID_04CB&PID_0100.DeviceDesc = "Fujifilm Digital Camera"
という行を追加する。



2001年 4月 1日(日) ニッケル水素電池購入

 もう桜は満開というのに,昨日は雨だったので撮影には行けなかったのですが,本日は朝から快晴とのことで,家を8時に出て,家の近所の民家やお寺の桜の撮影後,日暮里駅近くの本行寺のしだれ桜,谷中墓地の桜,上野公園内の両大師・ 寺の桜の撮影後,千鳥が淵の桜を撮影しました。やはり,ここは黄色の菜の花との対比,あるいは,今年はあまり多くはありませんでしたが,紫色の大根の花との対比で,勿論,それに加えて堀の色もあるのですが,撮影できるので,素晴らしいシュチュエーシィンだと思います。

 そして,その次に,地下鉄有楽町線江戸川橋駅近くの江戸川公園・椿山荘庭園・芭蕉庵・新江戸川庭園に行ったのですが(芭蕉庵の入口付近のしだれ桜が美しかったです),何と,そこで,デジカメ「フジ:FinePix4500」 の電池が無くなってしまいました(レンズの前のシャッターが自動的に閉じてしまいます)。枚数的には640×480ドットサイズで 190枚程で,その後は,シャッターボタンを押してから,時間をあけて電池を休ませて回復させてから,また,シャッターボタンを押すということをくり返し,結局, 200枚程で,全く撮影できなくなりました。ということで,電池がフル充電の状態で,640×480ドット画面,液晶ディスプレイは使わないという条件では 200枚が上限という感じです。ですから,液晶ディスプレイを使っての撮影でしたら,この半分も行かないのではないでしょうか。

 ということで,今後のことも考え,帰りに秋葉原の秋月電子通商にて,付属していたのと同じと思われる単3型ニッケル水素電池(1700mA用)を2本購入し,今後は予備として,こちらも持ち歩くとにしました。



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