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2004. 5.30(日),3年ぶりにデジカメを購入しました。理由は,高倍率ズームレンズ付きのデジカメが欲しかったからです。
私は,現在,フィルム式カメラでは「リコー:XR-1S」+「ペンタックス:28-50mmF3.5-4.5,80-200mmF4.5」を,デジタル式カメラでは「フジ:FinePix
4500」をメインに使用しています。後者の発色や写りは大好きなのですが,このカメラは単焦点レンズしか付いていないので,遠くのものを大きく写したいと思っても,いわゆる広角レンズによる写真しか撮ることはできません(本当は,2倍ズームレンズ付きの「キヤノン:IXY
DIGITAL」も持っていますが,こちらは,発色は悪いし,画面粒子も荒いので,満足な写真はほとんど撮ることができません)。このため,安くて,かつ,10倍程度のズームレンズ付きのデジタルカメラが欲しいとずうっと思っていました。
そして,一時期,12倍ズームレンズが付いた「パナソニック:DMC-FZ10」を買う寸前まで行ったのですが,結局,買えませんでした(インターネット上の掲示板に,「コジマ電気」にて5万円と言う非常に安く買った話が出ていたので,2004.
5.29(土),わざわざ,京成・町屋駅近くのコジマ電気まで行ったのですが,そこには在庫が無かったので買えませんでした)。しかしながら,4月に発売されたばかりの10倍ズームレンズが付いた「京セラ:Finecam
M400R」が35,000円弱と言う劇安だったので,急遽,こちらを購入したと言う訳です。
さて,以下は,それの購入・使用日記です。
<京セラ:Finecam M400R>
正面より見たところ ほぼ同様な明るさのレンズが付いている「パナソニック:」比較すると,レンズはかなり小さい |
レンズが収納されている状態 レンズ部はグリップとほぼ同じ位置(23mm)まで出てくる |
− | − |
レンズが出ている状態 ダイヤルを撮影する状態にしてスイッチを入れると,レンズが前に約22mm出てくるが,これには数秒間が必要。 |
JR王子駅近くの「飛鳥の小径」での紫陽花 CCDが超小型なことによる副作用として,光に対するダイナミックレンジが狭く,本来は色がもっとある筈なのに白っぽく飛んでしまうことがあります。 |
2004年 5月30日(日) 「京セラ:Finecam
M400R」購入と初撮影
2004. 5.30(日),久しぶりにデジタルカメラを購入しました。と言うのは,会社から勤続?周年記念と言うことで,先日,5日間の休暇と20万円分のJTB旅行券をもらったのですが,その時に持って行くデジカメが欲しくなったからです。それから,これとは別に15,000円を会社から賞金としてもらえそうなこともあります。あ,購入したのは
「京セラ:Finecam M400R」と言う10倍ズームレンズ付きのコンパクトデジタルカメラです。
実はデジカメは現在4台持っており,内,4台目は無料でもらった200万画素2倍ズーム「キャノン:IXY
DIGITAL」,3台目が実質400万画素の「フジ:FinePix4500」で,前者は,画素数が荒いのと発色が渋すぎて気にいらないので,ほとんど使っておらず,現在,愛用しているのは後者のみと言う状態です。しかしながら,後者はズームレンズではなく単焦点レンズが付いているものですので,その発色が大好きなのですが,残念ながら,遠くのものを大きく写したりすることができず,広角レンズで撮影したような感じの写真しか撮る事ができません。
と言う状態だったので,本当は一眼レフ式デジカメを購入するのが一番いいのでしょうが,私のフィルム式一眼レフカメラ用のレンズ,すなわち,ペンタックス「Kマウント」レンズですが,これがまともに使える一眼レフ式デジカメは現在発売されておりませんし(「ペンタックス:ist
D」があると言う考えもありますが,このカメラ,私が持っている初期の「Kマウント」レンズは絞り開放しか使えないと言うことですし,そもそもボディのみ20万円では,買う気が起きません),ボディのみ10万円台前半と言うキャノンやニコンのものでは,レンズを新たに購入しなければなりません。すると,私の場合,レンズは1本のみではなく,何本か,欲しくなってしまいますので,出費が多大になりそうです。
なお,私が欲しいデジカメのスペックは以下です。すなわち,「電源:単三型ニッケル水素電池2本,メモリ:コンパクトフラッシュカード,レンズ:10倍以上のズームレンズ,ファインダー:一眼レフ式」です。要するに,イメージ的にはレンズ交換のできない一眼レフ式デジカメと言ったところでしょうか。また,電池が単三型と言うのは,一般的に言って,専用の充電式リチウム水素電池だとまともに使えば2年間位で性能が悪くなるので交換しなければなりませんが,その電池は1本1万円近くします。その上,使っている最中に電池が切れて可能性もあるので,できれば予備のものも購入しておいた方がいいので,そう考えると,すぐに1万円程出費になってしまいます。一方,単三型電池だと,充電式ニッケル水素電池でしたら,秋葉原の秋月電子通商で1本
200円ですから2本で 400円で購入することができます。そして,コンパクトフラッシュを使いたい理由は,ほとんど使っていない
「キャノン:IXY DIGITAL」用に購入した64MBと 128MBのものがあるので,できればこれを使いたいからです。
と言うことで,購入価5万円位で,上記のスペックに合うデジカメを探していました。この1番目の候補は勿論「パナソニック:DMC-FZ10」で,これは手ブレ補正付きの
35〜420mmF2.8相当のレンズが非常に魅力的です。ただし,電池は専用リチウム水素電池,メモリカードはSDメモリカード,そして,非常に荒く見難い液晶ファインダー,鋭角的で右手で持つと痛い大きなボディと欠点が結構あります。特に液晶ビューファインダーの荒さは致命的で,素子と素子の間が黒い直線が見えるので,このフィンダーを使って撮影意欲を持続させることは非常な困難を伴います。また,形も大きすぎ,かつ,デザインも私の趣味ではなく,その上,持ちにくいこともあるので,スペック以外は魅力を感じさせないと言う困ったものなのです。
しかしながら,インターネットの 「http://www.kakaku.com」の掲示板を読んだ限りでは,このカメラに満足している方は多いし,また,最近では5万円キッカリで購入している人も多い状態です。このカメラは上野の「ヨドバシカメラ」では60,700円(ポイントが15%分付くので,実質,51,600円),御徒町の「PCボンバー」では53,000円でしたが,前述の掲示板に「コジマ電気」にて5万円で購入したとの書き込みがあったことから,2004.
5.29(土)に京成・町屋駅より歩いた所にある同店に行ってみましたが,全く見掛けることはできませんでした。
そこで,翌日の5/30(日),上野の「ヨドバシカメラ」に行くと,パナソニックのデジタルカメラのすぐそばに「京セラ」の10倍ズームレンズ付きのものが5万円であります。これは,パナソニックのものとは異なり,普通のコンパクトデジカメの大きさですし,また,電池は専用のものではなく,汎用の単三電池4本使用です。ただし,メモリカードはSDカードです。早速,手にとってみると,パナソニックのものとは異なり,液晶ビューファインダーは細かくて非常に見易く,これならば,撮影意欲は減退せずにドンドン撮影できそうです。手ブレ補正機能がついていないことは残念ですが,ポイントが付くことを考えれば5万円ならば満足できる価格ですから,一気にこれを購入したくなりました。しかしながら,まずは,このカメラに関する批評を読むのが先です。
と言うことで,まずは秋葉原の石丸電気のインターネットコーナーに行き,前述の「http://www.kakaku.com」
の「京セラ:Finecam M400R」に関する掲示板を読んでみると,残念ながら,この機種に関する書き込みはほとんどないことがわかりました。しかしながら,本年4月に新発売されたと言うのに販売価格は34,000円程度とかなり下がっているがわかりました。次に,雑誌「特選街」の最新号のデジカメ特集を立ち読みしてみると,この機種は画質的には問題無し,しかしながら,スイッチを入れてから使えるまでは5秒間と長く,また,電池室のフタは壊れやすい感じがするとの評価でした。これを読んで,これならば,SDメモリカード使用以外は大きな問題は無いと判断し,「kakaku.com」で最も安い「PCボンバー」に行くことにしました。
ここは,山手線に面した通り(外側)で,昭和通りと御徒町駅の間にある店ですが,インターネット上の通信販売の価格と店での価格が同じと言う特長があります。早速,そこに行くと,まだ,開店したばかりで客は少なく(いつも,購入者が10名位並んでいる状態です),前の1人が終わったらすぐに購入することができました。すなわち,機種を言うと,すぐにそれが出て来て,中を開けて,色を確認(銀色です),そして,「箱等は捨てないで,3日以内に調子が悪くなったら,全部持って来て下さい。それ以降は,保証書にこのシールを張って,メーカーに修理依頼してください」との言葉があり,金34,800円を支払い,きちんと
200円の収入印紙が貼られた領収書をと共に,「京セラ:Finecam M400R」を受領しました。
そして,家に帰り,付属の単三アルカリ電池と(「特選街」に書かれていた通り,電池蓋は壊れそうな感じで怖いです),SDメモリカードは持っていないので,とりあえず,
PHS電話で使用している32MB・MMCカード(MMCカードは,SDメモリカードと形は同じですが,厚さがSDメモリカードよりもやや薄いだけなので,普通はSDメモリカードと同様に使用できます)を入れて,飛鳥山公園に紫陽花の撮影に行ってきました。
さて,使用感ですが,カメラの持ち易さ,かまえやすさはいいですね。また,結構,小型の点も評価が高いです。液晶ビューファインダーは撮影対象に斜め横線がある場合は,それと干渉して,画像が乱れたように見えることもありますが,まあ,我慢できる程度です。やはり,「パナソニック:DMC-FZ10」の13万画素に比較して,「京セラ:Finecam
M400R」 は30万画素ですから,見易いです。ただし,この液晶ファインダー,微妙な色は出ないようで,色に関してはかなり劣ります。また,全体的に青色系のようです。ですからこれは撮影意欲を減退させる欠点ですね。そして,このカメラ,電気の無駄使いが多いようで,使っていると底面がかなり熱くなります。
また,やはり,電源スイッチを入れてから使えるようになるまでの時間は長いために(勿論,スイッチを切ってから,レンズがボディに収容されるまでの時間も長いです),結構なストレスです。その上,致命的なことが1つあります。すなわち,このカメラにはレンズキャップが付いているのですが,つい,これをしたままスイッチを入れてしまうことが多いのです(この場合,カメラが苦しそうな音をたてます)。私が現在使っている「フジ:FinePix4500」や「キャノン:IXY
DIGITAL」 では,レンズキャップはなく,レンズ前にある遮蔽板が自動的にレンズを覆うようになっているので,余計にそう思います。対策としては,レンズキャップはカメラを保管しておく時やバックの中に入れておく時だけで,撮影している最中はレンズキャップはしない。そして,レンズキャップしている時は,再生モードにセットしておく(こうしておけば,誤ってスイッチを押しても,レンズが伸びないのです。なお,このスイッチも一瞬でも押せば入ってしまうもので,普通は1秒間位押し続けないとスイッチが入らないもので,誤って触ってもスイッチが入ってしまうのはおかしいと思うのですが)。
その上, MMCカードを使ったためか,間違えて写真ではなく映像を撮ってしまってそれをMMCカードから削除している時,及び,MMCカードが満杯になってしまい,気にいらない写真を削除している最中,メモリに書き込み中のマークが出てハングアップ状態になってしまいました。この為,仕方無しに電池フタを開けて,電気を切りましたら,元に戻りました。おそらく,MMCカードへの書き込み時間が長いためではと思います。これから考えると,書き込みの速いSDメモリカードをさっさと買った方が良さそうです(後,インターネット上の京セラのホームページにファームのリビジョンアップ版がないか,確認してみます)。
さて,ズームレンズですが,これ,ボタンを押して望遠にしたり広角にしたりするのですが,それが極めて荒く,連続して設定できるのではなく,全部で10段階位でしか,設定できません。ですから,ズームレンズと言うより,10焦点レンズと言った感じです。
肝心な写りの方は,カメラの液晶画面(こちらは何と液晶ビューファインダーの
1/3の11万画素です)では微妙な色は出ないので,ガッカリしましたが,専用ケーブルを使ってTVに写してみると,十分満足できる色彩でしたので,ホッとしました(このTV画面も,私が現在使っている2台では画像がチラツキますが,このキョウセラのものではチラツキはほとんど無い美しいものでした)。勿論,パソコン画面ででも確認しました。また,ノイズもそれほど気にはなりません。
また,液晶画面での再生の際,普通の再生では写真番号が出ないのが困りものです。撮影日時・時刻まで表示しろとは言いませんが,せめて,写真番号位は表示してくれないと,再生した際,続けて表示しているとまた,最初に戻って繰り返してしまいますので。
このカメラ,不思議な構造をしており,レンズは沈胴式で,スイッチを入れると外側に出て来るのですが,そのレンズ部分を触ると結構ガタガタしており,液晶ファインダーで見ていると,そのガタガタにより画面が少し動きますので,カメラを傾けて写した時,ピントが画面全体にきちんと合うのか不安です。また,レンズの前面にはフィルター用のネジが切ってありませんが,レンズの外側のガード部分には直径49mmのネジが切ってあるのです。しかしながら,このネジの部分にフィルターを付けたら,この位置はレンズ蓋と同じ位置ですので,スイッチを入れた途端にレンズがこのフィルターにぶつかることになり,レンズが伸びませんので撮影することはできません。ううん,一体,このネジは何なのでしょうね。
なお,使用説明書ですが,おおまかなものは紙ベースですが,詳細はCD-ROMに
PDFファイルで入っています。ううん,ここら辺は極めて現代的ですね。そして,この詳細なものは某所で印刷し(全部で
187ページもありました),詳しく読んで内容を確認しました。このデジカメ,色々なモードがあり,感度:ISO100,絞り優先AE等,一眼レフみたく自分で決めることを多くしたい場合は「EXT」と言うモードを使えばよいようです(カメラマークの「撮影モード」では,いわゆる「プログラム式AE」での撮影になるようです)。いずれにしろ,今後,しばらくは色々と試して遊べそうです。
2004年 6月 1日(火) SDメモリカード購入
2004. 6. 1(火),本日は映画サービスデーなので会社を休んで,有楽町の映画館にて続けて映画3本,すなわち深田恭子の出演作「下妻物語」,ケイト・ハドソンの出演作「あなたにも書ける恋愛小説」及び「ディヴォース 〜パリに恋して〜」を観た後,まずは,ビックカメラに寄ると,使用するように指定されている10倍速の
256MB・SDメモリカードは12,000円位するので勿論買いませんでした。そして,秋葉原に行き,まずは,「アキバオ〜」に寄ると,京セラから指定されている1つの「アイ・オーデータ機器:PDSD256MS」が8,700で販売されていました。しかしながら,「ZOA」の方がもっと安いかもしれないとのことでそちらに行ってみると,同じく指定されている1つの「ハギワラシスコム:HPC-SD256M」が
8,568円でありましたので,別な店を探せば更に安い物があるかもしれませんが,それでも
500円程度しか下がらないだろうと言うことで,それを買うことに決めました。しかしながら,私の前の人が,ショーケースの上に普通のタイプと高速タイプを並べて店員さんに相談しているので,結構,待たされる羽目になりました。なお,京セラでしているSDメモリカードは「10倍速」等の表示をしているもので,通常のSDメモリカードよりは記録・読み込み時間が短くてすむもので,価格も普通のものより1,000円位高かったです。
さて,家に帰って,これを早速, 「京セラ:Finecam M400R」に挿入し,フォーマットして,試し撮りをしてみましたが,問題なく撮影・再生できました。そして,今度はシャッターボタンを押している間はドンドン撮影してしまう「連写モード」にしてシャッターボタンを押し続けていると,連続撮影して行きました。30枚程撮影したところで写すのを止めて,再生してみると問題なく写っています。これは室内での撮影でしたから,1秒間に1枚程度だっかもしれませんが,パンフレットに書かれている通り,この高速タイプのSDメモリカードを使う限り,結構,連続撮影ができそうです(
256MB・SDメモリカードを購入してから外で,同じく連続撮影して見ましたが,問題はありませんでした)。
なお,ビッグカメラに行った際,「京セラ:Finecam M400R」の上位機種の「Finecam
M410R」にも触ってみましたが,確かにこちらは起動時間が1,2秒と,速いです。こちらはM400Rの銀色に比較して外装の色が黒で,レンズは沈胴式ではなく,最初から出ている状態になっており,そのため,レンズ周りのガード部分が長く出ており,全体から言えば,M400Rよりその分が長くなっています。このため,やや大きく感じます。ここら辺をどう評価するかですね。後は,そのレンズガード部分のネジが切ってある所ですが,どうやら,この部分には付属の円筒形のアダプターをネジ込むようです。そして,その先端はレンズが伸び切った時にも余裕がある長さになっており,そこにフィルターを付けるようになっています。すなわち,この
M410Rにはその専用アダプターも付いていると言う訳です。ですから,このアダプターを使っていれば,この先端にレンズキャップをしている状態で撮影モードにしてもレンズがキャップに当たると言うことはなくて,安心できると言う利点があります。後は,やや大きくなってしまうことと,価格が5000円程高いこと,色が黒と言うことをどう評価するかですね。と言っても,私の場合は既に買ってしまったので,どうしようも有りませんが。
また,Finecam M400Rの機能ですが,タップリあります。ピントはオートフォーカスのみですが,EEに関しては,評価測光・中央部充填測光・スポット測光,プログラム式・シャッター優先式・絞り優先式 から選べます。ブランケット撮影も付いていますし。一方,10倍ズームの方は前述のごとく連続ではなく,10段階位で,広角の方は非常に荒い感じです。これはせめて20段階位にして欲しかったです。そして,シャッターを押しっぱなしで連続撮影ができます。1秒に2枚位の割で,
100枚以上撮れ,それをSDメモリカードに記録できます。と言うことで,例えば,「ISO100モード・評価測光・絞り優先式AE・AF」でと言う,一眼レフカメラ的な撮影が可能になります。
2004年 6月 5日(土) 堀切菖蒲園での撮影
2004. 6. 5(土),「京セラ:Finevam M400R」の試写を兼ねて,京成電鉄・堀切菖蒲園駅近くの「堀切菖蒲園」に行ってきました。朝の9時半位に着いたのですが,既にかなりの人がいる状態で,広角や標準レンズ状態では人が入って撮影できず,望遠レンズ状態でのup撮影しかできない状態でした。ここは朝の6時開園だそうですので,まともな撮影をしたい人は朝早く行った方が良いと思います。
花の方は既に満開状態で,天気も快晴状態だったので,おそらく,もっとも良い時に行けたと思います。後は,写真がどうなっているかですね(残念ながら,あまりよいできではありませんでした。やはり,もっと朝早くの人が少ない時でないとダメですね)。
さて,本日撮影してわかったことは,液晶ファインダーがシャッターボタンを半押し状態にすると,急に暗くなったりあるいは明るくなったりすること,そして,シャッターが押される直前は,液晶ファインダーが白くなりまるで露出過度でシャッターを押しているように見えることです(ただし,写った画像は適正露出になっています)。これが非常な違和感です。と言うか,やはり,一眼レフ式デジカメはいいなあと思います。液晶式ファインダーはやはり,使いにくいことは間違いないですね。
撮影は全て「絞り開放」で行いましたので,シャッター速度は1/1000〜1/2000程度となり,望遠でおこなってもブレはほとんど無かったと思いますので,晴天下で撮っている限りはブレ補正装置が付いていなくても大丈夫なようです。このデジカメの良い点は,10倍ズームが付いていること,ISO100固定での撮影ができること,そして,絞り開放(f2.8〜3.1)での撮影ができることの3点,すなわち,自分でいじれる箇所が多いことでしょうか。
2004年 6月12日(土) 白山神社と飛鳥の小径での撮影
2004. 6.12(土),前日までは「梅雨+台風くずれ」による雨で,本日も「曇り時々雨」との予報でしたので,本日は1日家の中かと思っていましたら,朝の8時過ぎより急に太陽が出て来て青空まで出て来る始末。急遽,まずは,地下鉄・白山駅近くの「白山神社」に行ってきました。目的は勿論,紫陽花で,ここは本日より2週間,「紫陽花祭り」が行われ,普段は登れない「白山富士」にも登れると言うわけです,持参したデジカメは勿論,愛用の「フジ:Finepix
4500」と先日入手した「京セラ:Finecam M400R」(こちらの露出関係のセットは,エクストラ・モードでの撮影で,主な条件は,ISO100,絞り優先AE,絞り開放,評価測光,シャープネス:-1)です。シャープネスは標準だと輪郭強調がし過ぎの感じだったので,最低に落としてあります。
肝心の紫陽花はちょうど満開と言うか,観るのには一番良い状態でした。その上,雨の粒がまだ花に残っている状態で湿り気まで良かったですし。また,いつもの「紫陽花飾り」は本年は巨大なものになり,斜め平面に富士山型の小山を種々の色の紫陽花の花で描いたものになっていました。ここではメインはフジで撮影,そして,望遠レンズが欲しい時のみ京セラで撮影しましたが,ともかく,太陽の下,まだ,人が少ない状態で十分に撮影できました。
デジカメ2台だと,やはり,肩掛け鞄では重たいので,一端,家に戻って「フジ:FinePix
4500」 を置いた後, 今度はJR王子駅近くの飛鳥山とJRの線路との間の「飛鳥の小径」の「紫陽花」の撮影です。ここの紫陽花は赤から青まであることで,また,額紫陽花もあります。その上,石垣の上の部分の植えられていますので,一部,紫陽花のトンネルのようになっている箇所もあります。ここは,路地みたいな所ですが,単焦点レンズより,ズームレンズの方が色々な画角で,また,紫陽花の色の組み合わせを考えながら撮影しましたが,狭い路地なのに人が多いのには参りました。
さて,「京セラ:Finecam M400R」ですが,121枚撮影したところでニッケル水素電池が無くなり,撮影不能になりました。ううん,121枚といえば,合わせて
107MBで,258MB・SDメモリカードの半分位しか入っていない状態です。撮影していると,カメラの底面が熱くなるので,かなり電気を無駄使いしている感じです。
これでは 128MB・SDメモリカードを購入すれば十分で,あまりにもったいない状態ですので,その後,秋葉原に行き,単3型ニッケル水素電池4本を購入しました(800円です)。入れてある電池が無くなるとこれととり替えることにより,256MB・SDメモリカード満杯まで撮影できるようになると思います。
それにしても,やはり,この京セラのデジカメは重たいです。単3電池が4本必要とのこともあるでしょうが,この予備の電池も持参することになれば,フィルム式MF一眼レフカメラの最も軽いもの位の重さはありそうです。
なお,この液晶ビューファインダーのよい点は1つだけあります。すなわち,暗いところでもかなりよく見えることで,普通の一眼レフでは見難い所でも,ノイズだらけの画面ながら,暗い場所が結構明るく見えます。
後,本日,思ったことは,このカメラを山に持って行くのは向かないなあと言うことです。と言うか,デジカメって,電池がなくなるのを気にしなければならないし,SDメモリカードが満杯になったらその中のファイルを移動するパソコンが必要ですし(これと,フィルム式MF一眼レフカメラを比較すると,フィルム式の場合は電池のことは全く考えなくてもよいと言うのは大きな利点ですね)。これから考えると,やはり,一眼レフデジカメで,マイクロドライブを使用し,専用充電式電池を何本か持参するというのが最も良いような気がします。
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