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デジタル式一眼レフカメラ「HOYA:PENTAX K200D」日記

最終改訂:2012. 1.29(前回:2009. 1.25)


2008年11月13日(木) 「HOYA:PENTAX K200D」を入手

 2008.11.13(木),デジタル式一眼レフカメラ「HOYA:PENTAX K200D」(ボディのみ,1020万画素のAPS-CサイズCCD)を入手しました。

 本品を入手した主な理由は次の5つです。

(1)今まで私はデジタル式一眼レフカメラとして,「ペンタックス:PENTAX *istDS」を愛用しているのですが,これのCCDの画素数が600万画素と,現在のコンパクトデジカメの半分位になってしまっていること。

(2) 現在,私が主に使用しているコンパクトデジカメは400万画素の「京セラ:Finecam M400R」なのですが,それを新しいものに買い換えたいと思っていること。そして,買い換えた場合,確実に1000万画素以上のものとなり,今使っているデジタル式一眼レフ「ペンタックス:PENTAX *istDS」の画素数が大きく見劣りしてしまうこと。

(3)HOYAが本年10月より「HOYA:PENTAX K-m」を発売したことより,本年2月に発売された同価格帯の「HOYA:PENTAX K200D」が大きく値下がりし,ボディのみで44,600円と激安で入手可能だったこと。

(4) 2004.11に発売された「ペンタックス:PENTAX *istDS」は,明暗の大きな被写体に非常に弱く(明るい部分の「白飛び」が起きやすいのです),ダイナミックレンジが狭いこと。このカメラの約3年後に発売されたK200Dならば,この点は多少は改善され,肌をギリギリまで白っぽく写したい女性写真が,*istDSよりは綺麗に撮れると期待できること。

(5)本当は,CCDがAPS-Cサイズのものではなく,Kマウントレンズが使えるフルサイズのものが欲しいのですが,現状ではHOYAから出るのは全く期待できないこと。

 そして,インターネット上の「価格.com」を見て,一番安かった「大阪ボンバー」を選び,ここは,御徒町駅近くに店がある「PCボンバー」の系列の会社ですから,まあ,通信販売で購入しても大丈夫だろうと言うことで,11/10(月)の夜に同社のホームページより,購入の申し込みを行いました(20: 10)。しかしながら,なぜか,20:11発の自動応答メールは当日の24時まで確認できず,目が覚めた翌日(11/11)の朝,ようやく,確認できました。そして,その日の10:24に,購入内容の確認と振込先の指定のメールが届きました。私は銀行のキャッシュカードやクレジットカードは普段は持ち歩かない主義なので,11/12(火)の10:20に銀行のキャッシュカードで44,600円を振り込み(送料無料)ました(代引引替だと手数料がかかるので,振込にしました)。すると,同日の10:43入金確認のメール,16:54宅急便にて送付したとのメールが届き,本日(11/13)の10:21,荷物が自宅に届きました。ともかく,自動応答メールがいつまで経っても来なかったのには参りましたが,お金を振り込み後の同社の素早い対応には驚きました。

 本日,家に帰ると,ダンボール箱に入った荷物がありました。早速,中を開け,中身をチェック後,

ボディにレンズを付けて写してみたところ,とりあえず,問題は無さそうです。*istDSとの見た目の違いは,やはり,背面の液晶画面が大きいことですね。ただし,その代わりに,背面のボタン位置等の関係で,手で持ちにくくなった感じです。なお,新たにボタンは2つ程増えたようですが,機能的には*istDSとあまり違わないようなので,説明書を詳しく読まなくても使えそうです(新しいK-mではボタンの機能が変わってしまったそうですので,今までのような使い方ができると言うことで,新しいK-mではなく,型落ち機種のK200Dを選んだと言うこともあります)。少し,練習して,その後,本格的に使いたいですね。



2008年11月28日(金) K200Dの使い勝手

 2008.11.21(金)〜2008.11.25(火)の関西旅行にて,まだ,1回しか使っていなかったデジタル式一眼レフカメラ「HOYA:PENTAX K200D」をメインに使用したのですが,その使い勝手に関し,4年間弱程,使用していた「ペンタックス:PENTAX *istDS」と比較して,以下に述べます。

<良くなったこと>
(1) シャッターの音がフィルム式中判カメラ「マミヤ:Mamiya 645 1000S」と同様の「バサッ」と言う低く切れが良い音なので,写真を撮ったと言う満足感に浸ることができること。このため,*istDSと比較して,同じ構図等で何枚も撮ることが無くなったこと。

(2)私はオートフォーカスレンズをマニュアルフォーカスで使用していますが,その際,フォーカスエイドにより,ピントが合った時,ファインダー内に緑色の六角形が点灯するのですが,それの効きが良くなり,*istDSよりピントの合う幅が狭くなったこと。

(3)私はAEではなくEEで撮影していますが,K200Dではグリーンボタンを押して露出を決めます。この精度が上がったことより,露出を変更して何枚か撮る必要が無くなったこと(ただし,どちらかと言うと,明るく写ります)。

(4)背面の液晶画面が大きくなったこと。

(5)ほとんど使っていませんが,CCDのゴミ取り機能が付いているので,何となく安心なこと。

(6)これもほとんど使っていませんが,ブレ軽減機能が付いているので,何となく安心なこと。

<悪くなったこと>
(1)前述のごとく,私はAEではなくEEで撮影していますが,*istDSでは右手親指にてボデイ背面にあるAE-Lボタンを押して露出を決めるのですが,

K200Dでは右手人差し指を深く曲げて,ボディ上面にあるグリーンボタンを押します。

これが実にやりにくいです。

(2)グリーンボタンを押してからシャッターボタンを押して撮影後,今度はシャッタースピードを変えようとしてAE-Lボタンの左側にあるダイヤルを回すのですが,なぜか,シャッター速度が変わらないことがあります。*istDSでは,そのようなことは無かったのですが。

(3)背面の液晶画面にて,撮影した写真を再生すると,まず,ピントが合っていないような写真が表示され,一瞬,おいて,ピントが合った画像になること。これ,ひどいストレスです。

(4) CCDがAPS-Cサイズのデジタル式一眼レフカメラの場合,ファインダー内の画像が小さいため,拡大アイカップが必要です。K200Dには専用の「HOYA:O-ME53」を取り付けましたが,画面の四隅がケラれてしまうこと。*istDSでは当時純正のものが無かったため「ニコン:DK- 21M」を取り付けていますが,そちらではきちんと見えます。


<その他>
(1)K200Dはペンタミラー,*istDSはペンタプリズムですが,両者の見え方に差は感じません。

(2)CCDの画素数がK200D:1020万画素,*istDS:610万画素と1.7倍弱になっていますが,私が自分のホームページにupする大きさである1024×685ドットに縮小する限り,両者の差はわからないです。

(3)色は相変わらず,鮮やかで彩度が高い感じです。

(4)今から4年弱前に*istDSを約7.7万円で入手したのですが,機能的にそれよりは上のK200Dは約4.5万円でした。やはり,時代の差を感じますね。

<追記>
 拡大アイカップ 「ペンタックス:O-ME53」ですが,私は今まで使っていた「ペンタックス:PENTAX *istDS」では,当時はペンタックスから拡大アイピースを発売していなかったため,当時,ニコンから発売されたばかりのマグニファインダーアイピース「ニコン:DK-21M」を使用しています。しかしながら,これはニコンのデジ一眼レフ用に作られているため,ファインダーの所に取り付ける際,壊れるのではと思うほどの力が必要でした。しかしながら,「ペンタックス:O-ME53」はHOYSのデジ一眼レフ用ですから,さすがに軽く取り付けることができました(逆に,これだと使っている内に外れてしまいそうなので,軽く接着剤を付けました)。

 ニコンのものを含めて,これを付けると,ファインダー画像が2割弱(O-ME53では1.8倍です)大きくなります(尤も,その代わりに周りが見にくくなります)。勿論,それでも,フルサイズのデジ一眼レフカメラやフィルム式一眼レフカメラのファインダー画像に比較すればかなり小さいですが,それでも,これを付けることにより,ほぼ我慢できる大きさになります。ただし,前述のごとく,「K200D+O-ME53」ではファインダー内画像の四隅がケラれてしまいますが。



2009年 3月18日(水) ペンタクスフォーラムにピントチェック依頼と結果

 2009. 3.18(水),現在,使用しているデジタル式一眼レフカメラ「HOYA:PENTAX K200D」は昨年11月に入手したものですが,それ以前に使用していた「ペンタックス:PENTAX *istDS」の時と比較して,同じレンズを使用しているものにかかわらず,思った所にピントが合った写真が撮れなくなった感じがしていました。また,「ペンタックス:PENTAX K10D」を使用されている他の方のブログに,「ピントが合わないようなので,ペンタックスフォーラムで点検してもらったら,ボディにもレンズにもピントがおかしいことが判明し,修理してもらった」旨の書き込みがあったことから,私も点検を依頼しようと言うことで,本日,「新宿御苑」での撮影終了後,西新宿の「新宿センタービル」内にある「ペンタックスフォーラム」に行き,K200Dボディを出して上記を説明し,ピントのチェックを依頼しました(なお,レンズはタムロンのものなので,付けてのチェックは無理でした)。勿論,購入後1年以内の保証期間内ですから,無料です。点検して,故障の場合はそこでなおせる範囲であればなおし,重傷でしたら工場送りになるとのことでした。

 11時頃に依頼し,できあがりは1.5時間後とのことで,昼食をとり,13時過ぎに行くと,できあがっていました。そして,結論は「規格の範囲内のピント」と言うことでした。係りの人によると,「K200Dは*istDSより画素数が増えているため,線が細くなり,ピントが合ってないように見える」旨の話がありました。
 と言うことで,K200Dボディはピントに問題無いとのことで安心しました。



2011年 2月17日(木) 故障したので,ペンタックスフォーラムに修理依頼

 私の現在のメインカメラはデジタル式一眼レフカメラ「HOYA:PENTAX K200D」で,これは,2008.11.13(木)に通信販売にて「大阪ボンバー」より,ボディのみ44,600円で入手したものです。これに,交換レンズ「コシナ:19-35mmF3.5-4.5」と「タムロン:28-200mmF3.8-5.6」を付けて長い間,撮影していたのですが,2011. 2.15(火),「新宿御苑」にて使おうとして,電源スイッチを入れてから,シャッターを押しても,シャッターはおりず撮影できませんでした。そのまま,色々といじってみましたが,状態は変わりませんでした。しかしながら,この時は,電池を別なものに入れ替えることにより,動くようになり,そのまま,1日,撮影することができました。そして,その翌日,「亀戸天神」にて電源スイッチを入れて使おうとしたら,昨日と同じ症状です。色々といじると,今度は「SDカードが異常です」との表示が出たので,SDカードを出し入れしたら,また,正常になりました。そして,撮影しましたが,ほぼ終わった所で,レンズ交換を行い,再度,レンズ交換を行ったら,また,シャッターが押せない状態となり,今度は全く,正常に戻らなくなりました(このため,その後は,レンズ交換式コンパクトカメラ「パナソニック:LUMIX DMC-G2」+「パナソニック:G VARIO 14〜42mmF3.5-5.6」を使って撮影しましたが,その後に行った「向島百花園」にて,ほぼ撮影終了した時点で,「福寿草」と「冬牡丹」の花が咲いていることを発見し,それを撮影しようとしたら,「電池切れ」で撮影できませんでした)。

 家に帰り,色々といじったのですが,症状は更に悪くなり,電源スイッチを入れても,軍艦部の液晶画面の表示は妙に遅いし,シャッターは勿論,ダメですし,その上,妙な音がします。そして,電源スイッチを切ると,バタバタバタと言う音までするようになってしまいました。

 2011. 2.17(木),新宿駅近くの「新宿センタービル」地下にある「ペンタックスフォーラム」に行き,一昨日に故障した「HOYA:PENTAX K200D」を修理に出してきました。ここ,営業時間は10:30〜18:30,休日は火曜日の所ですが,開店の1分後に入ると,既に,修理の依頼客が2名いました。窓口は4,5個あるので,私もすぐに受付てもらえ,カメラを出すと共に,昨日,書いた故障状況の紙を渡しました。すると,軽くチェックした後,まずは,修理代金の見積のため,奥で故障状況を調べるので,30分程,待って欲しので,11:15頃に再訪していただきたい旨の話がありました。

 時間つぶしにヨドバシカメラに行き,そして,11:15に戻り,窓口に行くと,見積はできあがっており,修理費用は何と「22,500円」との見積です!! ううん,これならば,中古のK200Dが買えるのではと言う値段です。私は高くても1万円台後半だと思っていましたので,思ってもみない高さです。あ,故障原因は,裏蓋を開けてみると,水が入った跡があり,雨粒が当たって水が入ったか,寒さで結露したため,回路がショート等をおこしたのではと言うことでした(それにしても,この機種,確か,「簡易防水」の筈なのですが)。K200Dの中古品を買うか(3万円台?),あるいは,最新型の「PENTAX K-5」(9万円強)を買うか等,色々と考えた上,結局,了承することとしました。できあがりは10営業日の2/28(月)と言うこととしました。

 それにしても,このデジタル式一眼レフカメラ,入手以来2年3ヶ月間程,使用したのですが,まさか,この程度の期間で故障するとは思ってもみませんでした。元々,このデジカメ,10年間位は使うつもりで入手したものですので。ほとんどのデジカメは専用の充電式電池を使用しているのですが,専用電池はそのデジカメの製造終了後,手に入れにくくなると思って,簡単に入手できる単三型ニッケル水素電池を使っているK200Dを入手したのですが,このように3年も経たない内に壊れるのでしたら,専用の充電式電池を使用する機種でもいいのではと思うようになりました。まあ,フィルム式カメラ時代に比べて,シャッターを押す回数は10倍以上になっていますし,今のデジカメはオートフォーカス,自動絞り,シャッター,ブレ防止等,可動部分は激増していますし,電子回路だらけになっていますので,2年間使用と言っても,フィルム式カメラで言えば10年間位使用したことになるのではと思いますが。

 なお,この新宿センタービルは懐かしいです。と言うのは,大昔,会社の仕事で,何回もこのビルに出入りしていたからです。この仕事から生まれた製品は,現在でも販売中ですし。また,その頃はこのペンタックスフォーラムはこのビルではなく,隣の新宿三井ビルにありましたが。



2011年 3月 3日(木) 修理完了品の受け取り

 2011. 2.17(木)の新宿駅近くの「ペンタックスフォーラム」にデジタル式一眼レフカメラ「HOYA:PENTAX K200D」の修理を依頼しましたが,それは2/28(月)にできあがり予定でした。しかしながら,折角,新宿まで行くのですから,修理品の受け取りだけでは電車賃がもったいないので,その前に撮影と言うことで,本日(3/3),ようやく,青空になったことから,まずは,「新宿御苑」にて撮影を行い,その帰りに「ペンタックスフォーラム」に行ってきました。

 中に入ると,修理依頼の人は2名しかおらず,すぐに,私の番となり,依頼時に受け取った黄色い紙を出すと,係員が奥から修理が完了したK200Dを持ってきました。修理内容は「メイン基板の交換」と言うことで,これは修理依頼した時に言われた修理内容と同じでした。

 あ,費用は,工料:15,000円,部品:6,100円,消費税:1,055円の計22,155円と,これも当初に言われたことと同じでした。結局,故障の原因は,カメラの内部に水が入り込んだことによるようです。ううん,このカメラ,簡易防水だと思ったのですが,今のデジカメ,中は電気回路だらけですので,雨が降った場合は,すぐにビニール袋の中に入れる等を行った方が良いようです。このカメラ,電源スイッチを入れる前に,融けた雪が雨のように降る中を5分間程,歩きましたので,もしかして,これが原因かもしれません。

 それにしても,修理が終了した「PENTAX K200D」を裸のまま,渡されたのには驚きました。せめて,緩衝剤(プチプチ)に包むか,ビニール袋に入れてくれても良いのではと思いますが。

 家に帰って,チェックしてみましたが,問題は無いようです。しかしながら,私がメニュー画面等から設定していた内容は全てリセットされていたので,前の設定を思い出しながら,再設定しなければなりませんでした。

 ううん,それにしても,2万円強の修理代ですか,後,1万円位を加えれば,型落ち・新品のデジタル式一眼レフカメラを入手できるような気がしますね。



2011年 4月 5日(火) 標準ズームレンズ「HOYA:smc PENTAX DA 18-55mmF3.5-5.6 ALII」を入手

 2011. 4. 5(火),鎌倉に行きましたが,その帰りに秋葉原駅で下車し,「ヨドバシカメラ」に寄った後,山手線のすぐ外側の道を御徒町駅方向に進んだ所にある安売店「PCボンバー」に行き,「HOYA:smc PENTAX DA 18-55mmF3.5-5.6 ALII」を7,980円で入手しました。
 これ,所謂「キットレンズ」で,あまり評判が良くないものなのですが,HOYAのデジカメ専用レンズは1本も持っていないことと,現在,「パナソニック:Lumix G2」には「28-84mm」相当の標準ズームを,「HOYA:PENTAX 」には高倍率ズームレンズ「43-300mm」相当の高倍率ズームレンズを付けた2台体制で撮影しているのですが,万一,撮影している最中にLumixが故障したり電池切れになった際,予備として,PENTAX用の軽い標準ズームを持っていれば対応できると言うことで,入手したものです。
 家に着いて,早速,「HOYA:PENTAX K200D」に取り付けてみました。



2011年 5月22日(日) 標準ズームレンズ「HOYA:smc PENTAX DA 18-55mmF3.5-5.6 ALII」の使い心地

 2011. 4. 5(火)に7,980円で入手した標準ズームレンズ「HOYA:smc PENTAX DA 18-55mmF3.5-5.6 ALII」ですが,1ヶ月以上経った昨日(5/21),ようやく使ってみることができました。ペンタックスのDAレンズと言うのは,今までのKマウントレンズとは異なり,レンズに絞りリングが付いていないので,カメラボディの背面右上にあるダイヤルで絞り値を設定しなければならないんですが,コンパクトデジカメ「キヤノン:PowerShot SX20IS」等も同様ですので,それほどの違和感を覚えずに使うことができました。

 一方,写りの方ですが,明るさが暗いレンズですので,思った通り,背景のボケが少ないです。まあ,近い所にピントを合わせた場合,絞り開放だとまあボケないことはないのですが,少し離れて撮ると,絞り開放でも,背景のボケはほとんどありません。

 この程度でしたら,CCDが小さなコンデジでもそれほど差が無いと思います。

 と言うことで,このレンズ,レビュー等で読んだ周辺減光はあまり感じませんでしたが,ボケが少ないのが残念でした。やはり,明るいレンズが欲しいですが,そうなると,レンズ自体が大きくなるので,携行性が悪くなるのが困りものですね。



2011年 7月26日(火) 「タムロン:FOTOVIX」用レンズ「60Wp for 35mm Film」のKマウント化

 2011. 7.15(金)、新宿駅近くの「マップカメラ 2号館」の2階で行われた「ジャンク市」にて、100円で入手した「タムロン:FOTOVIX」用レンズ「60Wp for 35mm Film」ですが、このままでは使えないので、ジャンクレンズから取り外した「ペンタックスKマウント」部分を、接着剤で付けました(接着剤は黄色ですので、乾いた後、黒マジックを塗って、目立たなくしました)。本当は、小穴を開けて、ネジで留めた方が安心ですが、この方が遙かに簡単ですので。

 まずは、直接、デジタル式一眼レフカメラ「HOYA:PENTAX K200D」に付けてみたのですが、近景は勿論、遠景もぼんやり見えるだけです。このため、今度は、「ペンタックス:ヘリコイド接写リングK」経由で、K200Dに付けたのですが、残念ながら、接写のみしか使えない状態です。どうやら、このヘリコイド付きの接写リングでは厚すぎるようです。これで使えれば、ヘリコイドを回転させて、ピントを合わせることができるので、普通のレンズと同様に使えたのですが。

 もう少し、薄い接写リングと言うことで、「ペンタックス:オート接写リングKセット」を取り出し、最も薄いNo.1(厚さ:9.35mm)を付けたのですが、これでも、近景、遠景ともボンヤリしているだけです。そして、No.2(厚さ:19mm)だと、3m弱、離れた所がピントが合う感じです。

また、No.3(厚さ:28.5mm)だと、接写専用になってしまいます。どうやら、Mo.1とNo.2の間の厚さの接写リングがあれば、遠景が写せそうなのですが、そう言うのが無いのが残念です。このため、No.2を取り付けて、

3m弱離れたものを撮影しました。ヘリコイドが無いので、ピント合わせはファインダーを見ながら、自分が前後に動いてです。

 このレンズ、フレアーが多すぎる上、ピントもしっかりしていないと言うことで、ソフトフォーカスレンズとして使うか、絞りとして、適当な大きさの穴を開けた黒い紙をレンズの後に入れて、絞った状態にして、申し少し、画質を良くした状態で使うしかないようで、ちょっと、ガッカリでした。と言っても、100円で入手したレンズでこれだけ楽しめたのですから、安いものですが。



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