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高倍率ズームレンズ付コンパクトデジカメ「キヤノン:PowerShot SX20 IS」日記

初回:2012. 1.27


2011年 1月14日(金) 高倍率ズームレンズ付コンパクトデジカメ「キヤノン:PowerShot SX20IS」を入手


 2011. 1.14(金),神田駅近くの「カメラのキタムラ」(数年前は「カメラのキムラ」だった店です)にて,アウトレット品のコンパクトデジカメ「キヤノン:PowerShot SX20IS」を26,800円で入手しました。と言うのは,2008.11.15に37,300円で入手して,よく使っている「キヤノン:PowerShot SX10IS」(2008.10.15新発売)が調子悪くなってしまったからです。その症状は,このデジカメの持病と言うべき,電源スイッチを入れたり切ったりした時のレンズ出し入れがうまく行かず(レンズは沈胴式です),途中と言うか,出なかったり,収納されなかったりすることがあるようになってしまったためです。このデジカメラ,入手後,2ヶ月程して,ピントが合わなくなったり,このレンズの出し入れがうまくいかなくなったりして,修理に出し,レンズユニットの交換が行われたのですが,また,同様な症状が出たことから,持病及び外れ筐体だったのでしょうね。それにしても2年強で新たに入手しなければならなくなるとは,デジカメは発展が激しいので,耐久消費財ではなく,2年もてば十分と考えているのでしょうね。これならば,可動部分が少ないデジタル式一眼レフの方が遙かに故障が少ないのではと思います。

 このため,まずは,修理に出すことを考えましたが,キヤノンの場合,修理料金は機種毎に一律で,「PowerShot SX10IS」では何と12,075円で,それに加えて部品代も必要のようです。これならば,もう少し,お金を出せば,新しいものが買えそうです。早速,私の好みのコンパクトデジカメのスペックである「20倍以上の高倍率ズームレンズ,20万画素以上の液晶ビューファインダー,単三電池使用」と言う条件で探したところ,見つかったのは,「PowerShot SX10IS」の後継機の「PowerShot SX20IS」(2009. 8.27新発売)のみでした。しかしながら,これは既に生産中止で,現在は専用電池を使用し,35倍ズームが付いた「PowerShot SX30IS」が発売されています(2010.10. 7新発売)。

 仕方がないので,「PowerShot SX20IS」の中古品を探して,もし1万円台だったら入手しようと,秋葉原のソフマップ等を探したのですが,どこも25,000円程もします。そして,1/14(金),「カメラのキタムラ」に行くと,アウトレット品ですが,一応,新品らしいものを見つけ,まあまあの価格の26,800円だったので,入手したと言う訳です。なお,このデジカメには「1台限り」と書かれていましたが,少なくとも2台はあったようで,ショーケースに飾ってあったカメラではなく,箱に入っている別な1台を取り出しましたので,まだ,「PowerShot SX20IS」のアウトレット品は入手できると思います。なお,おまけとして,2ヶ月間有効のLサイズプリント20枚分無料とフォットブック1冊無料の券が付いてきました。

 家に戻って,早速,チェックしましたが,特に,問題はないようです。また,使い方も,現在,使っているものの後継機の上,筐体やレンズは同じ,異なっているのはCCDが「1000万画素→1210万画素」になっただけみたいなものですので,今までと同様に使えそうな感じです。

PowerShot SX10IS PowerShot SX20IS

 このため,各種設定は10ISとほぼ同様にしましたが,多少は新たな設定項目がありましたが,それほど気にする必要がある項目ではありませんでした。後,大きく変わったのは動画で,これは今まではCCD全体を使うものでしたが,20ISではハイビジョンに対応した細長のものになっており,CCDの上下部分を使わないものに変わっていました。それにしても,コンデジの進歩は2,3年位前から緩やかになっていますので,せめて,5年間位は故障が起きずに使えるようになって欲しいものです。



2011年 1月14日(金) コンパクトデジカメ「キヤノン:PowerShot SX20IS」の使い心地

 2011. 1.14(金)に,神田駅近くの「カメラのキタムラ」にて,26,800円で入手したコンパクトデジカメ「キヤノン:PowerShot SX20IS」ですが,大分,使いましたので,その使い勝手です。まずは,設定ですが,以前,使用していた「キヤノン:PowerShot SX10IS」とほとんど同じです。すなわち,以下の通りです。

 AF方式:TTLオートフォーカス(シングル),撮影モード:絞り優先
 AFフレーム:アクティブ,デジタルズーム:切,ピント位置拡大:切,サーボAF:切,コンティニュアスAF:切,AF補助光:入,MF拡大表示:入,セーフティMF:入
 ストロボ制御:オート・±0・先幕・入・入,i-コントラスト:切,スポット測定枠:中央固定,セーフティシフト:切
 撮影の確認:2秒,レビュー情報:非表示,目つむり検出:切,鏡像表示:入,手ぶれ補正:撮影時,日付写し込み:切,測光方式:評価測光

 消音:する,機能ガイド:切,画像番号:毎日,フォルダ作成:毎日,レンズ収納時間:1分
 ホワイトバランス:太陽光,マイカラー:カスタムカラー
 <カスタムカラー>の内容
 コントラスト:1,シャープネス:−2,色の濃さ:+2,赤:+2,緑:+2,青:+2,肌色:0

 ブランケット:OFF,ストロボ調光補正:0,露出:評価測光,撮影:1画像,動画:640×480 30fps,画素数:12M 4000×3000,圧縮率:ファイン

 私の場合,デジタル式一眼レフカメラでの撮影が中心となっていますので,どうしても,それとの比較になってしまいますが,まず,使いにくい点としては,以下が上げられます。

 (1)電源スイッチを入れて,使えるようになるまでに1秒間位必要で,まどろっこしい。
 (2)シャッターを押した後,次のシャッターを押すことができるまでに5秒間位が必要。ですから,このデジカメを使う場合,連続での撮影は不可能で,非常にまどろっこしいです。すなわち,シャッターを押すと,しばらく待たないと,次のシャッターを押すことができません。
 (3)液晶ビューファインダーの画素数が少ないために画面表示が荒く,また,画面自体が小さいので,小さくしか見えないので撮影する喜びがあまり無い。その上,対象が動いている場合,液晶の追従性が悪いので,飛び飛び表示となり,例えば,都電を撮影する場合,画面の中央部に都電の前部分が来た時にシャッターを押すと,写った写真は都電の前の部分が写真の中央ではなく,かなり左に寄った所になる。
 (4)ISOは400程度が限度で,例えば,800とか1600とかで撮影すると,コントラストが低く,また,彩度も低い写真しか撮れない。
 (5)AFがうまく合わないものが結構,ある。
 (6)望遠状態だと,接写でAFが合わないことが多い。
 (7)逆光で撮影すると,ゴーストやフレアが結構,ある。
 (8)望遠側にすれば,ある程度のボケができるが,広角側ではほとんどボケない。
 (9)広角側では,周囲部分の樽型収差により,建物等が変形して撮れてしまう。
(10)小さなCCDを使っている割には,重く大きい。

一方,良い点は,

 (1)これ1台あれば,ほぼ万能的に撮影できる。
 (2)単三電池を使用しているので,専用リチウム電池とは異なり,予備のニッケル水素電池を遙かに安く入手できる。
 (3)写りはまあまあ。
 (4)20倍ズームであり,35mmフィルムカメラ換算で,レンズの焦点距離は28mm〜560mmで,マクロ撮影も可能なので,これ1台あれば,ほとんどの撮影に対応できる。
 (5)ステレオ音声でハイビジョン(1280×720画素質,30フレーム/秒)も撮影可能。

と言うことで,1台しか持たない場合,これで,取り合えず,まあまあの撮影ができるのがいいですね。



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