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レンズ交換式デジタルカメラ「パナソニック:LUMIX DMC-GF3」日記

最終改訂:2017. 3.31(前回:2016. 3.31)

2015年 2月 1日(日) レンズ交換式デジタルカメラ「パナソニック:LUMIX DMC-GF3」ボディを入手

 2015. 2. 1(日),秋葉原の中古店「じゃんばら」にて,レンズ交換式デジタルカメラ「パナソニック:LUMIX DMC-GF3」ボディを税込6,800円で入手しました。
 これはCCDがマイクロフォーサーズのレンズ交換式デジカメで,このマイクロフォーサーズのレンズ交換式デジカメとしては,既に一眼レフ風の「パナソニック:LUMIX DMC-G2」を入手し,ハイキング等で荷物を軽くしたい時に使用しているのですが,それの電源スイッチが接触不良と言うか,スイッチ部分を「入」の状態より1mm程「切」に近い状態にしないと電源が入らなくなってしまっていました。と言うことで,後継機を安く買えないか,時々,秋葉原の「ソフマップ」の中古カメラコーナーや「じゃんばら」に寄って,DMC-G2,DMC-G3及びDMC-G4で1万円台で買えるものがないかなあと探していたのですが,DMC-G3のビューファインダーが無い機種であるDMC-GF3が7,000円弱で販売していたので,入手したと言う訳です。これで,とりあえず,DMC-G2を持って旅行に行って,途中で電源が入らなくなっても,このDMC-GF3を持っていればその代わりに使えます。

DMC-GF3ボディと充電器 「DMC-G2+G VARIO 14〜42mmF3.5-5.6」と「DMC-GF3」ボディ

 このDMC-GF3は2011年 7月に新発売され,その時の大手量販店での価格は,ボディ単体で54,800円位だったそうで,それが既に3年半前のものとは言え,税込6,800円ですから,激安だと思います。と言っても,これ,付属品は「充電式電池・充電器・ショルダーストラップ」のみで,他の付属品,すなわち,CD-ROM,AVケーブル,USB接続ケーブル,タッチペン,そして,取扱説明書は付いていません。すなわち,ジャンクに近いものと言う訳です。加えて,ボディキャップも付いておらず,CCDがむき出しのままです。しかしながら,取扱説明書はパナソニックのホームページにpdfファイルの形であると思うし,そこからダウンロードすればいいやと思いましたし,CD-ROMに収録されているRAW現像ソフト等も,うまく行けばパナソニックのホームページにあるし,また,無くても,そもそもRAWで撮影することはほとんどないので関係ないし,もしかして,DMC-G2用のRAW現像ソフトが使える可能性もある,更に,フリーソフトで現像ソフトが数種類,公開されているので,それをダウンロードして使うと言う方法もある,そして,AVケーブルやSB接続ケーブルはDMC-G2に付属していたものを使用すればよいし ,ボディキャップは使っていないものがあるので,それを使えばよいと思いました。

 と言うことで,店員さんを読んで,ウィンドウの中のDMC-GF3を手で指しながら,「これを」と言いました。店員さんは,何回も,表面には細かい傷があること,ボディキャップが付属していないこと,また,初期故障保証1ヶ月間と書かれているが,この初期故障とは購入時の故障のことを指すので,その後の故障は保証している訳ではないこと等の説明がありました。そして,1万円札で支払いを行い,おつりと共に手提げ袋に入れたDMC-GF3等(当然,外箱は無いので,プチプチで包んでいます)を渡されました。

 家に戻ってから,早速,DMC-G2で使っている標準ズームレンズを取り付けて,SDカードを入れて,動作確認を行ったところ,問題無く写りました。写した写真をパソコンに移動して,チェックしましたが,CCDのゴミを含めて問題ないようです。

 その後,インターネット上のパナソニックのホームページのDMC-GF3のページに行き,取扱説明書,ファームVer.1.2,等をダウンロードしましたが,残念ながら,RAW現像ソフト等は見あたりませんでした。入手したDMC-GF3のファームは何とVer.1.0と購入時のままでしたので,ダウンロードしたファームVer.1.2を用いて,Ver.1.2にupしました。また,DMC-GF3でRAW撮影後,DMC-G2用のRAW現像ソフトで現像を試してみましたが,受け付けてくれず,ダメでした。やはり,フリーの現像ソフトを使うしかないようです。



2015年 2月 7日(日) マウントアダプター経由でKマウントレンズを取り付けて撮影

 前述のごとく,レンズ交換式デジタルカメラ「パナソニック:LUMIX DMC-GF3」ボディを予備と言うか,旅行時等の万が一ボディとして入手したのですが,寝かしておくのはもったいないので,持っているMFレンズを使用して,撮影し,その使い勝手を確認してみました。と言っても,ズームレンズは使用せずに,マウントアダプター経由で,一眼レフ用交換レンズを付けてのマニュアルフォーカスでの撮影ですが。

 まずは,「ペンタックスK−マイクロフォーサーズ」マウントアダプター(ディズカバーフォト製)を使用して,KマウントのMFパンケーキレンズ「リコー:XR RIKENON 45mmF2.8」を取り付けて,地下鉄「湯島駅」近くの「湯島天神」(東京都文京区湯島3-30-1)と上野公園内にある「五條天神」(東京都台東区上野公園4-17)で撮影してみました。なお,絞りは開放,すなわち,F2.8です。また,「LUMIX G2」では「MENU」→「フォトスタイル」は「バイブランド」(コントラスト:±0・シャープネス:-1,彩度:±0・ノイズリダクション:±0)で使用していますが,DMC-GF3ではそれはないので,それに似ている「ヴォヴィッド」(コントラスト:±0・シャープネス:-1,彩度:±0・ノイズリダクション:±0)で撮影することとしました。

「DMC-GF3」+「XR RIKENON 45mmF2.8」 湯島天神 五條天神

 このレンズ,リコー製ですが,実際はコシナ製造と言われているもので,厚さが薄い上,軽いのが特長で,この状態だと,持つのが楽ですが,焦点距離が45mmですので,DMC-GF3に取り付けた場合は,35mmフィルム式カメラ換算で90mm相当の望遠レンズとなりますので,私のはちょっと使いにくいです。

 次に,マウントアダプターはそのままで,「旭光学:smc PENTAX-M 20mmF4」を取り付けて,巣鴨駅と大塚駅の間の山手線の線路伝いにある「子安天満宮」(東京都豊島区北大塚1-7-3)と巣鴨駅近くの「真性寺」(東京都豊島区巣鴨3-21-21)にて撮影しました。こちらも絞りは開放,すなわち,F4です。

「DMC-GF3」+「smc PENTAX-M 20mmF4」 子安天満宮 真性寺

 こちらはリコーのレンズよりは重いのですが,35mmフィルム式カメラ換算で焦点距離が40mm相当,すなわち,準広角レンズと言うべきものとなり,こちらの方が画角的に遙かに使いやすく,当分,この状態で使ってみようと思います。

 なお,使い方ですが,まず,レンズの絞りを開放,すなわち,上記の旭光学のレンズでしたら「F4」とした後,背面液晶画面を見ながら写る範囲を大まかに決めた後,ボディ背面にある円形ボタンの左側を押し,そして,液晶画面中のピントを合わせたい場所を指でタッチすると,画面が拡大されるので,それを見ながらレンズの距離リングを動かしてピントを合わせた後,シャッターボタンに軽く触って拡大表示を元に戻し,写る範囲を微調整し,シャッターボタンを押すと言うやり方です。なお,絞りを例えばF8にしたい場合は,ピントを合わせた後,絞りリングを回します。と言うことで,普段はAFのズームレンズを使っている者にとっては,1枚の写真を撮るまでに結構な時間がかかりますし,また,面倒くさいです。ただし,そのことにより,撮ったと言う感じはしますが。なお,「レンズ+CCD」ユニット交換式コンパクトデジカメ「リコー:GXR」+Mマウントユニット「リコー:GXR MOUNT A12」+K/Mマウントアダプター「近江屋写真用品:HANSA P/K Lens - LM」+ソフトフォーカスレンズ「ケンコー:Kenko MC SOFT 35mmF4」でも同様な操作で撮影しますが,こちらはボタンを1回押せば,拡大表示がされますので,その点,DMC-GF3はまどろっこい感じがします。

 さて,全体的な使用感ですが,ボディは軽いですし,撮影する時のホールディングは良いし,また,シャッター音も結構,良い感じです。ただし,全体的に言えることは,DMC-G2の後から発売されたと言うのに,DMC-G3の廉価版と言う位置付け(ビューファインダーが付いていない)のためか,DMC-G2と比較して,操作ボタンが少ないため,大抵の設定変更はメニューボタン等を押した後,背面液晶画面で操作を行わなければならないのが,面倒くさいです。と言っても,中古品を6,800円で入手したのですから,満足はしていますが。

 なお,RAW現像用のフリーソフトですが,10種類以上あり,その中の「RawTherapee」と言うのが良さそうなですが,実際のところ,この機種でわざわざRAW撮影はする気が起きないので,パソコンにはインストールしましたが,使いそうもないです。

<2017. 3.15(水)追記>

 2016. 8.13(土)に,中野駅近くの中古カメラ店「フジヤカメラ」にて,「パナソニック:LUMIX DMC-GF5」ボディを入手し,それには付属品としてCD-ROMが付いており,その中にRAW現像用ソフトが収録されていました。これをパソコンにインストールし,DMC-GF3で撮った写真(RAWで撮影)した写真を現像したところ,問題なくできたので,今後はフリーソフトを使わなくても大丈夫になりました。



2016年 2月28日(日) 「パナソニック:LUMIX DMC-GF3」に改造ファームをインストール

 インターネットを彷徨っていたら,DMC-GF3は改造ファームをインストールすると,動画機能が改善させることがわかったので,早速,実行しました。
 すなわち,インターネットのパナソニックのホームページより,現在のファームである「GF3__V12.exe」,インターネット上の「http://www.gh1-hack.info/」より「pool3d.zip」をダウンロードして,いずれも解凍します。そして,pool3d.exeを起動し,解凍してできたGF3_V12.binを読み込み,

Video Bitrate FSH/SH: 16000000 → 36000000
Auto Quantizer for 1080 modes: 0 - All to motion → 3 - Most to details

と変更して,GF3_V13.binと言うファイル名で保存します。これを,DMC-GF3にインストールすれば終了です。しかしながら,この改造ファームは映像の解像度をupするもの(ファイルの圧縮率を下げているのだと思います)だそうですので,このデジカメで映像を撮るつもりは無い私には全く意味は無いのですが。



2016年 4月30日(土) DMC-GF3に標準ズームレンズ「パナソニック:G VARIO 14〜42mmF3.5-5.6」を付けて撮影

 2016. 4.30(土)は「京王線・高尾山口駅→四辻→草戸山→三沢峠→中沢山→大垂水峠→小仏城山→(日影沢林道)→日影バス停→京王線・高尾駅」と高尾山の周りの山を歩いて,レンズ交換式デジタルカメラ「パナソニック:LUMIX DMC-GF3」+「パナソニック:G VARIO 14〜42mmF3.5-5.6」にて,橙色の「山ツツジ」の花を撮影してきました。

 山ツツジは四辻より三沢峠までに咲いていましたが,撮っている時,すなわち,デジカメの背面液晶で見ている時は非常に綺麗なのですが,家に戻ってからチェックしてみると,液晶画面で見た時よりかなり地味な発色でガッカリでした。ううん,「フォトスタイル:ヴィヴィッド」と言う最も彩度が高い設定にしている筈なのですが。



2016年 8月24日(水) DMC-GF3にロシア製M42マウント交換レンズ「KMZ:MC JUPITER-9 85mmF2」を付けて使用

 2016. 8.24(水),レンズ交換式コンパクトカメラ「パナソニック:LUMIX DMC-GF3」に,大昔,中野駅近くの「フジヤカメラ」にて新品8,500円で入手したロシア製M42マウント交換レンズ「KMZ:MC JUPITER-9 85mmF2」をマウントアダプター「八仙堂:M42-m4/3」経由で取り付け,家の近所で咲いている花を撮影して,その状態での使い勝手と写りを調べてみました。

MC JUPITER-9 85mmF2 近所の花(1) 近所の花(2)

 まず,感じたことは「重い」と言うことです。加えて,デジカメ本体が軽いので,持っている時も,写している時も重さのバランスが悪いです。また,このレンズの焦点距離は85mmですので,35mmフィルム式カメラ換算で焦点距離170mmのレンズを付けたことになりますし,DMC-GF3は一眼レフカメラのようなファインダーは無く,背面液晶で写る範囲を決めますので,液晶画面を見るために腕を伸ばして撮影することになり,腕が揺れて液晶画面が大きく揺れることになります。加えて,ピントを合わせる際は液晶画面を10倍位に拡大するので,揺れが非常に大きくなり,ピントを合わせるのも困難になります。

 このロシア製レンズは1960年以降の日本のマニュアルフォーカスレンズとは異なり,距離リングの回転距離も非常に長く,また,妙に重いのも困りものです。絞りは絞るときは絞りリングで例えばF8とした後,別なリングを回して絞る形式,すなわち,「プリセット絞り」で,直射日光の場合,明るすぎて絞って撮影しなければならない時は面倒です。このため,絞りリングは最小のF22とし,後,別なリングを回して,適当な絞り値になるようにして撮影しました。

 と言う状態で撮影しましたが,ピントは意外に合っています。また,ボケは非常に綺麗ですし,マイクロフォーサーズのデジカメで撮影したとは思えないようなボケの大きな写真を撮影することができました。

 しかしながら,撮影のしにくさから,この状態での撮影は止め,やはり,広角レンズ系あるいは標準レンズ系のマニュアルフォーカスレンズをマウントアダプター経由で取り付けての撮影の方が良いと判断しました。



2016年 9月 7日(水) レンズ交換式デジカメ「パナソニック:LUMIX DMC-GF3」に「貼り革」を貼りました

 インターネット上で「GF3 グリップ」で検索をかけたら,「ジャパンホビーツール:パナソニックGF3用貼り革キット4308」が送料・税込み980円で販売されていました。これの宣伝文句は”Panasonic デジタルミラーレス一眼 GF3 前面用の貼り革キットです。「機能はデジタル,気分はアナログ」で楽しめます! クラシックカメラ ニコンF2のシボなのでグリップのフィット感と高級感がアップ!」”と書かれており,税込み定価:2,362円なのだそうです。ううん,もう,LUMIX-GF7の時代なのに,まだ,このようなものが売られていたのには驚きましたが(おそらく,売れなかったのでしょうね),このLUMIX-GF3はボディ表面がツルツルなので,滑りやすいのですが,シボ革状のものを貼れば,それが解消する上,見栄えもよくなると言うこと,980円でも高い気はしますが,まあ,いいやと言うことで,ポチってしまいました。

 これが2016. 9. 4(日)の21時頃で,すぐに,発注受領メールが来ました。そして,9/5(月)の17時頃に,商品の出荷手続き終了し,「クロネコヤマト」を使用して送付する旨のメールを受信しました。翌日の9/6(火)は10時頃に家を出て,14時頃に家に戻ったのですが,何と,玄関の所の郵便ポストの前に,A4大の封筒,すなわち,「クロネコ書類ケース」が置かれていました。ううん,私の家の郵便ポストはA4大の封筒は入らないものなのですが,このような場合,普通は,ベルを鳴らして,家族のものを呼んで,手渡しをするのですが(家族の者が家にいましたし),何と,クロネコヤマトではそのようなことを行わずに,単に郵便ポストの前に置くだけのようです! ううん,外ですから,このように軽いもの風で飛ばされることもあるでしょうし,誰かが持っていっても不思議ではないのですが。一体,クロネコヤマトって,社員にどのような教育をしているのか,不思議に持ってしまいました。と言うことで,無事,受領したので,良かったのですが。

 早速,封筒の中味を出します。ううん,ボール紙の上に,貼り革が軽く貼り付けてあるだけのもので,まあ,確かにこれでも問題はないのですが,あまりの軽さと簡便さには驚きました。

 早速,貼り皮を貼ります。まず,貼り革がよく付くように,テイッシュペーパーでDMC-GF3ボディ部分を磨くと言うか,指紋等を取り除きます。貼り革は2つの部分,すなわち,向かって左側と右側の部分に分かれているので,まずは,ボール紙に書かれている通りの貼る位置で,左側,そして,次に右側を付けます。あ,貼り革の裏面には両面テープが付いています。そして,十分に貼り革を押さえて,きちんとくっつくようにします。これで完成です。極めて簡単です。

パナソニックGF3用貼り革キット4308 DMC-GF3ボディ DMC-GF3ボディに貼り革キット4308を貼り終わったところ

 早速,マウントアダプター「八仙堂:M42-m4/3」経由でM42マウントの「旭光学:Super-Takumar 28mmF3.5」と,マウントアダプター「TARION:C-M4/3」経由で+Cマウントの「FUJIAN:TV LENS GDS-35 35mmF1.7」を取り付けてみました。

旭光学:Super-Takumar 28mmF3.5 FUJIAN:TV LENS GDS-35 35mmF1.7

 この状態だと,やはり,グリップやその周囲にシボ革が付けられたことより滑りにくくなり,持ちやすくなりました。勿論,見かけもよくなりました。

 と言うことで,まあ,これが980円の値打ちがあるかと言う点では疑問ですが(やはり,480円位が適正価格だと思います),見かけと使いやすさと言う点からは,成功だと思います。



2017年02月21日(火) Cマウントレンズ「SainSonic:TV LENS 25mmF1.4」

 日本amazonより送料・税込み2,850円で入手したCマウントレンズ「SainSonic:TV LENS 25mmF1.4」を,Cマウントレンズ-マイクロフォーサーズカメラボディ対応レンズマウントアダプター「SODIAL:C-M4/3」(日本amazonで送料・税込み273円)経由で,レンズ交換式デジタルカメラ「パナソニック:LUMIX DMC-GF3」に取り付けて使っています。しかしながら,このレンズで撮ると,四隅がケラレて黒くなる上,周囲がひどいグルグルボケで,まあまあの写りは中心部のみと言う写真しか撮影できません。加えて,軽いフレアーがあるのか,やや眠い感じの上,色の鮮やかさにも欠けている状態です。

 このため,色々と設定を変えながら,撮影した結果,以下のようにすることとしました。

 まずは,四隅のケラレですが,これはスクウェアーフォーマット,すなわち,昔の二眼レフでの写真みたいな正方形の写真とすることとし,四隅のケラレを無くすと同時に,グルグルボケの相対的面積を減らすことにより,それをあまり感じなくするようにしました。ただし,この場合,普通のサイズだと「4000×2672ピクセル(1068万画素)」ですが,正方形だと「2992×2992ピクセル(895万画素)」と83%程の画素数となります。

 また,絞った方が中心のきちんと写っている面積は広がるようなことと,絞り開放F1.4ではシャッター速度1/4000秒でも露出過度になってしまうことが多いので,絞りを「F8」程度に絞ることとしました。これで,グルグルボケの量も減ったように感じます。

 加えて,眠い感じを少なくし,かつ,色を鮮やかにするため,「DMC-GF3」のセットメニュー中の「撮影→フォトスタイル→ヴィヴィッド(コンドラスト:+2,シャープネス:-1,彩度:+2,ノイズリダクション:±0)」にすることとしました。この設定で,2017. 2.21(火)に,新宿駅近くの「新宿御苑」で撮影したものです。

 と言うことで,この設定にすることで,ようやく,このレンズとデジカメを使用して,まあまあのものが撮れるようになりました。この設定でしばらく使ってみるつもりです。それにしても,AFでなく液晶画面を拡大して,レンズの距離リングを動かしてピントを合わせ,そして,このスクウェアー・フォーマットで撮るの,楽しいです。また,長い間,このDMC-GF3で撮った写真の色が「ヴィヴィッド」にしていても地味過ぎていて,気に入らなかったのですが,このレンズとGF3の組み合わせで,ようやく気に入った色になりました。

 と言っても,このレンズ,「さすが,中国製!」と言う代物です。すなわち,ピント合わせリングや絞りリングに触ると,レンズ全体にガタがありますし,また,距離リングは回すと,1ヶ所,ひっかかる箇所があります。加えて,ピント合わせで回す量が大きすぎで,1周回すこともあると言うにはちょっとひどいです。ですから,一般の方には向かず,私みたいに「レンズ遊び」が好きな人向けのものだと思います。



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