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小西六写真工業:Konica Auto Sシリーズ

初回:2002. 2.10

 私が親に買ってもらったカメラは「小西六写真工業株式会社」(現,「コニカ」)製造の「Konica Auto S」というレンズシャッター式カメラで(残念ながら数年でシャッターが動かなくなってしまいました。これが2回目だったので,修理は諦めました),その関係からか私は同社のカメラが好きで,現在,色々と集めています。と言っても,買うのはいわゆるジャンク品ばかりで,基本的には1台1000円というものなのですが。しかしながら,EE部分は壊れていますが,機械式シャッターのものは一応シャッター及び絞りは使え,また,レンズはカビ等は除去していますので,とりあえず写るようになっています。

 このAuto Sシリーズのファインダーは後の「C35」シリーズの簡易型ファインダーと異なり,全て「パラドックス自動補正」の高級なもので,写る範囲はファインダーにて極めて正確に確認できます。



Konica Auto S 及び Konica Auto S2EL(2000年 7月22日)

2000. 7.22(土)
 2000. 7.22(土),秋葉原の「カメラのニッシン」で行われたジャンク市に行ってきました。朝, 10:00開店だろうということで,少し前に着くよう に家を出たのですが,着いたのは 10:05でした。入口にはラウド・スピーカーを持った店員さんが,特売をやっている旨の宣伝をしていました。歩道にプラスチックカメラとストロボ等があり,見てみると,プラスチックカメラは300円と100円で,私が先日,「カメラのキムラ」でジャンクで 500円で買ったオリンパス・ミューも 300円(これ,全く壊れていないように見えたのですが,フィルムを入れてみると,シャッターは下りるが, フィルムが巻き上がらずという代物で,結局,分解してもなおせず,廃棄処分となってしまいました)でありました。ううん,ジャンク市といって もこれで終わりかとガッカリして店の中に入ると,ありました! 金属カメラがそれこそ山のように!!

 早速,時々,形が気にいったのを手にとって,シャッターを押して動きそうかどうか確認しながら,次々と見て行きました。ここに来た人は「カ メラのキムラ」のジャンク市に来た人達とは異なっているのか,ほとんどの人が1台1台,手にとって確認していくようで,とりあえずカゴに入れ て後でゆっくり品定めという人はほとんどおらず,沢山の人がいるにもかかわらず,雰囲気は非常に良好でした。

 金属カメラで沢山あったのは「コニカ:C35」と「ヤシカ:エレクトロ35」で,前者は沢山売れたからでしょうが(私も大昔,中古で5000円で買っ たのを持っています),後者はやはり,電子シャッター関係の故障が多いのでしょうか。いずれにしろ,両者とも10台以上はあったと思います。値段は金属カメラが1000円,一眼レフボディが2500円,交換レンズが500円〜 といったところでしょうか。

 さて,私の収穫は

(1)コニカ:オートS (ヘキサノン47mmF1.9)
(2)コニカ:オートS2EL(ヘキサノン45mmF1.8)

です。露出計はどうだかわかりませんが,シャッターは動作しますし(B〜1/500),絞りは動きますし,巻き上げもできますし,とりあえずは完動品です。ただし,(1)は外側がやや汚いのと,勿論,モルトはボロボロの状態です。(2)は外見は非常に綺麗ですが,レンズ内に小さなカビ が見えまし,シャッター速度リングがやや固く動かしにくいです。また,ファインダーの後レンズは小さなヒビがあります。

 (1)は昔,私が使っていたカメラで,シャッターが壊れてからお仕入れにしまいこんでしまいましたので(ううん,今はカビだらけにな っているかも),使えるものを入手できてうれしいです。 (2)も一時期欲しかったもので,これも,カビが掃除できればと思っています。

 いずれにしろ,本日は,金属カメラ2台も入手できて,非常についていました。まあ,2台とも,水銀電池でEEとするものですが,水銀電池が 無くても,シャッター(B,1〜1/500)と絞り(F1.8 or 1.9〜16)を自分で変更できますし,このカメラのファインダーはkonica IIIAの頃は「生きて いるファインダー」と言われたファインダー内の写る範囲を示す枠が移動し,かつ,その大きさも変わるパララックス自動補正のものですので。

 家に帰ってから,まず,「AUTO S2EL」の修理から始めました。外側を水を少し付けたティッシュ・ペーパーで拭いて綺麗にしてから,今度は裏蓋を開けて,残っているモルトを楊枝を使って取り除き,内部をよく掃除しました。

次に電池室を開けると,何と水銀電池が入っていて,少し液漏れしていました。勿論,これも除いて掃除しました。EEが動くかどうか試すために,水銀電池は持っていないし,水銀電池の代わりになるアダプターも無いので,とりあえず,単3電池を使って接点につなげてみると,何と,メーターが動きました。明るさを変えるとメーターの針も動きますので,どうやら,EEは働くようです。

 ということで,まずは,レンズのカビ取りから始めました。レンズ前面にあるアルミのリングを回して(ハサミとドライバーを使用しました)取り外すと,HEXANON・・・ と書かれている黒い部分が電線付きでとれます。すると,レンズは見えてくるので,回して外します。このレンズをよく見ると,レンズの後側に回せるリングがあり,また,レンズの周りに小さなネジが1本,そして,また,前の方にも回せるところがあります。ということで,まずは小さなネジを外しました(もしかして,このネジはレンズを合わせた時に,設計通りの焦点距離にするために,レンズの位置を調節した後に,その位置に留めるためのものかもしれません)。そして,レンズ前面よりマイクロオープナーを使って回すと,レンズは2つの部分に分れました(レンズ後にも回せるリングはありますが,私は外してしまいましたが,外す必要はないようです)。これ以上は分けることはできそうもないので(前は薄い凸レンズ,後ろは厚みのあるものでしたので,多分,2群3枚という構成だと思います),早速,これらのレンズを水洗いし,テイッシュペーパーで拭くとカビは綺麗にとれました。

 後は今までと逆に組み立てれば終わりです。ただし,終わりの方のHEXANON・・と書かれている黒いものは注意する必要があります。というのは,シャッター速度リングに連動して動くレバーがあり,これを先程の黒いものの裏面ときちんと位置合せをしてから,アルミリングを締めないとEEもまともに合わなくなるだろうし,それ以前にシャッター速度リングの動きが非常に固くなってしまうからです(合っていると,レンズのすぐ上にある小さなレンズ部に見える穴がシャッター速度により変わることがわかります)。ということで,これで,カビ取りは終了しました。

 今度は内部のモルトの張り替えです。糸状に切ったモルトを接着剤を使って,張り付けました(接着剤がはみ出てしまった部分は,乾いてから黒いマジックを塗ります・・・本当は両面テープで付けた方が後々いいのでしょうが,面倒臭いし,私以外は使わないので,これで十分だと思います)。平面に貼るモルトは両面テープで貼り付けました。

 とりあえず,レンズはいいかげんに組み立ててしまいましたが(後のリングも外してしまいましたし,小さなネジも外してしまいましたので,正確な位置にレンズを組み立てられたかどうかわかりませんので),裏蓋を開けてフィルム位置部にスコッチ製メンディングテープを貼り付けて,ファインダーを使った距離計での値と,メンディングテープに写った具合を見ながら求めた距離とはあまり異ならないようでした。といっても,勿論,実際に撮影してみないとわからないですが。

2000. 7.23(日)
 本日は「AUTO S」の修理を行いました。こちらはレンズにカビが生えているわけではないので,極めて簡単です。まずは,外装の清掃で,いつものように水で湿らせたティッシュペーパーで拭けば終了です。後は,フィルム装填部の掃除,腐ったモルトを楊枝等で除去し,新しいモルトを接着剤で張り替えれば終了です。

2000. 7.30(土)
 2000. 7.30(土)に秋葉原の「カメラのニッシン」に行ったら,ドイツの「VARTA」という会社(あるいは商標)の 「V625U・LR9・Alkaline・1.5V」というアルカリボタン電池を見つけました(140円)。 この電池の特長は水銀電池H-D(MR-9)と同じ大きさ・形なので,そのまま1つ2600円もする水銀電池アダプターを買う必要がないことです。といっても,勿論,水銀電池:1.35V,アルカリ電池:1.5Vですので,電圧を水銀電池と同じにする水銀電池アダプターを使用すれば正確なEE等ができると思いますが, 1.5Vの場合だと,露出がまともではない可能性があります(多分,電圧の変化で露出を決めるのだと思います)。

 上記の電池は,先日,同店のジャンク市にて購入した「KONICA AUTO S」及び「同S2」のために購入したのですが,ついででしたので肩に掛けられるように「Dリング」2つ1組を 182円で購入しました。なお,同店にはH-D型と思われる東欧製の水銀電池も460円で販売していました。

 ということで,家に帰ってから,早速,上記2台に買って来た電池を入れて,「リコー:XR-8Super+リコー:50mmF2」での露出表示と比較してみたところ(XR-8SuerはTTL測光,AUTO S及びS2は外光式測光なので,なるべく,誤差を少なくするために,空と緑の木々に対して行いました),

 XR-8Super:1/125・F5.6,1/8・F8
 AUTO S :1/125・F4 ,1/8・F4
 AUTO S2EL :1/125・F5.6,1/8・F5.6

となり,水銀電池の代わりにこの1.5Vの電池を使っても,大きな露出の狂いは無いようでした(AUTO SはASA感度を200にセットしておけばいいですし)。といっても暗い方の露出過度は1.5Vの電池のせいなのか,露出の考え方の違いなのかはわかりませんが。



Konica Auto S2(2001年 7月14日)

 2001. 7.14(土),新宿の「中古カメラ市場」のジャンク品コーナーで,私にとっては異例とでも言うべき,消費税込みで3150円もする(普段はジャンク品の場合は消費税無しで1000円が上限です),「Konica AUTO S2」を購入しました。これで,一応,「Konica AUTO S」,「Konica AUTO S2」,「Konica AUTO S2 EL」と揃いましたので,残りは「Konica AUTO S1.6」とになりました。

 当日は「新宿文化センター」にてコンサートがあったので,その前に,新宿の中古カメラ屋さん巡りをしたのですが,「ドイカメラ」の次に行った「中古カメラ市場」に行って,そこのジャンク・コーナーで見つけたというわけです。そのウィンドウの中の「Konica AUTO S2」を見ると,傷やヘッコミ等は見あたらず,非常に綺麗な状態です。ただし,価格カードには「ファインダー曇り」と書かれています。ファインダーの曇り位でしたら,軍艦部を外せばどうにかなると,早速,店員さんに言って見せてもらいました。

 とりあえず,裏ブタを開けて,中をチェックすると非常に綺麗です。また,シャッターや絞りも動きます。しかしながらファインダーをのぞいてみると,かなりの曇り状態になっています。また,シャッター速度をB,絞り開放状態でレンズの中をのぞいてみると,カビが1つ見つかりましたが,この程度だったら,レンズの前方部を外せば,取り除くことが可能そうです。

 ということで,高いとは思ったのですが,夏のボーナスで買うものは何も無いという状態でしたので,まあ,3000円でもいいやということと,以前よりこのカメラは欲しかったので,購入することにしました。

 家に帰って,早速,チェックしてみましたが,重大なことに気がつきました。すなわち,ファインダーの中央部にある筈の内に距離計用の小さな黄色い四角部分が見あたらないのです。また,この中央部を見ながら,距離計リングを動かしても,二重には見えません。ううん,どうやら,ファインダーの曇りだけではなく,距離計用のハーフミラーもダメになっているようです。これの修理方法としては,このハーフミラー部に自動車の窓の遮光シートを貼り付けるのがもっとも簡単なのだそうですが,ううん,本の2cm四方あればいいので,安ければともかく,高い場合は困り物です。なお,他の部分は故障箇所は見つからず,まあ,涼しくなったら,修理してみようと思っています。

PS.後日,軍艦部を開けると,小さな鏡が落ちてきたので,それを接着剤で元の場所に着けてみたのですが,何が悪いのか不明ですが,ファインダー内の中央部にあるべき黄色い四角部分がかなりずれて表示されるようになってしまいました。ファインダーの曇りは簡単に直せたのですが,この黄色い部分に関してはどうやらこれは私の能力では直すのは無理のようです。3000円をドブに捨ててしまいました(シクシク)。



Konica Auto S2(2001年 9月23日)

 9/23(日)及び9/24(月)は上野の「アメ横カメラ」にてジャンク市をやっていたので,2日間とも行ってきました。

 といっても,私は9/23(日)はハイキングに行ったために,その帰りの16時頃に行ったのですが,瞬く間にカメラを持参の箱に入れて,その後に電池を入れて動作確認をするというボックス族の人達は来なかったらしく,金属カメラ(レンズシャッター式カメラ,ハーフサイズカメラ,一眼レフカメラ,二眼レフカメラ,ジャバラ式カメラ等)が大量に売れ残っていました。値段は 500〜4000円(消費税込)といったところで,,以前,ここで行われた時のジャンク市よりは安い感じです。場所は店頭と階段の踊り場の2ケ所で行われていましたが,お客さんが少ないので,ジックリ,見て品定めすることができました。しかしながら,ハイキングの疲れが残っていて,それほど力を入れて見れず,とりあえず,レンズに少しカビ有りの「コニカ:オートS2」(1000円)のみ買いました。

 家に帰って早速,軍艦部を開けてファインダーの掃除を行い,また,レンズのカビとりも行いました。また,電池をいれてみると,とりあえずEEも動くようで,万万歳でした。



Konica Electron(2001年 9月24日)

 2001. 9.24(月)は前日に引き続いて,上野の「アメ横カメラ」のジャンク市に行ってきました。それも10時頃と15時頃の2回もです(途中は秋葉原いました)。

 その間の5時間程に置いてあった半分程が売れたそうですが,それでも金属カメラだけで百台位は残っていたと思います。特に数が多かったのはヤシカのハーフサイズカメラ(これ,極めて珍しいと思いますが,セレン光電池式なのでそれが劣化している可能性が高いです)とコニカのオートマチック(これもセレン光電池式のものです),そして,キャノンのEX(一眼レフ)で,前2種は1000円,キャノンは2000円だったと思います。後,タクマーの55mmレンズ等が10本位ありました(以前,50mmだったかのものを買ったので,買いませんでした)。これはカビ有で 500円です。ヤシカの50mmもあったのですが,少しカビ有で1000円だったので,もし, 500円ならばこのレンズは持っていなかったので買ったのですが,止めました。後,珍しいものではヤシカエレクトロシリーズの黒が2000円,コーワの一眼レフのSE(レンズ付)の正常そうなのものとリコーのニ眼レフ(時々,シャッターが戻らなくなるというもの)が各々4000円でした。この半額だったら買ったのですが。なお,二眼レフの方は時々シャッターが動かなくなるという代物で,使用前にチェックすれば,使えそうな旨を店員さんがおっしゃっていました。

 ということで,本日の収穫は「KONICA ELECTRON」でした。家に帰って電池室を見てみると,電池の液漏れがあったようで,内部の接点がサビだらけになっていました。少し掃除をしてみましたが,あまりとれなかったので,再度,行ってから,ボタン型アルカリ電池4本を紙で太らせて入れてみるつもりです。それで,シャッター速度が変わればいいのですが。

PS.後日,色々といじってみましたが,結局,電池を入れてもシャッター速度の変化は無し(勿論,電池はアルカリ電池を4つ束ねて,紙で太らしたものを使用dしています)。ということで,これはオブジェあるいは,シャッター速度固定のカメラとして使うしかないと思います。



Konica Auto S1.6(2001年12月22日)

 2001.12.22(土),地下鉄有楽町線・江戸川橋駅近くの「カメラの塩田」に行ったら,ジャンク市をやっていました。歩道部分に,金属製レンズシャッター式カメラと一眼レフのジャンクが合わせて5ケース(ボックス)ほど,一眼レフ用交換レンズが4ケース程,その他,カメラの周辺機器が7ケース程と,結構な量があるものでしたが,人はあまりおらずゆっくりと見ることができました。価格は金属製カメラの大部分は1000円で,なぜか,コニカの金属製カメラのみ2000円でした。一眼レフボディは2000円と3000円,そして,レンズは1000円といったところでしょうか。勿論,シャッターが壊れているものが大部分で,レンズはAF用のものがほとんどでした。

 というわけで,金属製カメラで,何とか使えそうなものでキャノネックスを見つけたのですが,色々いじっているとうまく動かなくなることがあることがわかり,パス。また,「コニカ:C35」 もまともそうなものがあったのですが,これは持っているのでパス(こちらも1000円です)。もし,「C35FD」か「C35E&L」があったら壊れていても買ったのですが,「C35」と「C35 Flashmatic」はあったのに,その2つは無しでした。

 そして,更に探すと,非常に綺麗な状態の「Konica:Auto S1.6」がありました。レンズも綺麗,ファインダーも綺麗,外装の傷もほとんどなく,勿論,シャッターは動くという状態で,ほかのものと比べてジャンクとはとても呼べない状態のものです。ただし,こちらは2000円です。このカメラは持っていないので勿論,「買い」ですが,それにしても綺麗すぎる感じです。おそらく,どなたかが掃除をしたが,EEがうまく動かないので売ってしまったと推測しました。

 一方,レンズの方はということで,上述のごとくAF用のが大部分で2つのみ引き伸ばし機用のレンズがありました。また,カメラの周辺機器の方は興味が起きませんでした。

 ということで,本日の収穫は「Konica:Auto S1.6」1台ということになりました。これで,Auto S,Auto S2,Auto S2EL,Auto S1.6とこのシリーズが全部そろいました(もっとも,「C35 FD」が欧米では「Auto S3」という名称で販売されたようなのですが,これは大きさが全くAuto Sシリーズと異なる小型カメラですので。また,このシリーズとは直接関係ないカメラとしては,少し異なるものとして,シャッターや絞り値を自分では決められない「Konica Auto SE」と,全く異なる感じの「Konica Electron」があります)。

 家に帰って,早速詳細に調べてみたのですが,レンズの中も綺麗だし,モルトも大きな問題は無さそうです。また,シャッターは絞りも問題無さそうです。ただし,EE関係は電池を入れてもボデイ上部とファインダー内上部のメーターは動かない状態で,これはいじってみれば動くようになるかもしれませんが,とりあえずは大きな問題になりません(だって,プリント用フィルムを使う限りは露出がいいかげんでも問題ありませんので。シャッター速度・絞り値固定の使いきりカメラだってあれだけ綺麗に写るのですから)。なお,なぜか,電池チェッカーボタンは押すと電池ありと表示されました。

 ということで,まあ,2000円ではなく1000円だったら万万歳でしたのですが,2000円でもこれだけ綺麗なものだったので,万歳というところでしょうか。



- 内    容
製品名: Konica Auto S
レンズ: Hexanon 47mmF1.9(5群5枚)
撮影距離: 0.9m〜無限大
電 池: MR9×1
シャッター: コパルSVA
シャッター速度: B,1〜1/500
大きさ: 138×82.5×72mm
重 量: 740g
発 売: 1963年
価 格: 21,300円
備 考: 世界で初めてのCdsを使用したシャッター速度優先式自動露光カメラ
製品名: Konica Auto S2
レンズ: Hexanon 45mmF1.8
撮影距離: 0.9m〜無限大
電 池: MR9×1
シャッター: コパルSVA
シャッター速度: B,1〜1/500
大きさ: 138×82.5×72mm
重 量:
発 売: 1964年
価 格:
備 考: Cds窓がレンズの側に付いたシャッター速度優先式自動露光カメラ
製品名: Konica Auto S2EL
レンズ: Hexanon 45mmF1.8
撮影距離: 0.9m〜無限大
電 池: MR9×1
シャッター: コパルSVA
シャッター速度: B,1〜1/500
大きさ: 138×82.5×72mm
重 量:
発 売: 1966年
価 格:
備 考: フィルム巻き上げ軸はイージーローディング(EL)方式。シャッター速度優先式自動露光カメラ
製品名: Konica Auto SE
レンズ: Hexanon 38mmF1.8(4群6枚)
撮影距離: 0.6m〜無限大
電 池: MR50×1
シャッター: セイコーSE電子シャッター
シャッター速度: 1/15〜1/500
大きさ: 135×79×60mm
重 量: 750g
発 売: 1966年
価 格: 25,400円
備 考: フィルム巻き上げはゼンマイ式でシャッターを押すと自動巻き上げされる。また,露出はプログラム式自動露出(シャッター速度・絞り値は自分で設定できない)
製品名: Konica Auto S1.6
レンズ: Hexanon 45mmF1.6(5群7枚)
撮影距離: 0.9m〜無限大
電 池: MR9×1
シャッター: コパルSVA
シャッター速度: B,1〜1/500
大きさ: 138×82×74mm
重 量: 770g
発 売: 1967年
価 格: 25,300円
備 考: フィルム巻き上げ軸はイージーローディング(EL)方式。シャッター速度優先式自動露光カメラ
製品名: Konica Electron
レンズ: Hexanon 45mmF1.8(4群6枚)
撮影距離: 0.9m〜無限大
電 池: HM4N×1
シャッター: コパル電子シャッター
シャッター速度: 8〜1/250
大きさ: 138×81×70mm
重 量: 600g
発 売: 1969年
価 格: 26,500円
備 考: フィルム巻き上げ軸はイージーローディング(EL)方式。絞り優先の自動露光方式のカメラ。フラッシュ使用時のAEが可能。レンズの真上の小さな穴は,1つはAE用で,もう1つは専用ストロボ使用時に,現在のオートストロボみたく被写体の反射光を測定するためのもの。そして,ストロボの発光途中でカメラより電流を流すのを止めるために信号を出すため,カメラ上部に専用の接点がある。


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