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Libretto20/60」日記(2)
最終改訂:1998. 2.15(初回:1998. 2.11)
1997年1月13日(日)
「PCMPLUS使用時にFDドライブがAにならないか」
Libretto20の一部にPC-DOS J6.3/VとPCMPLUSを入れてから,PC-DOS起動だとA:なし,B:なし,C:PC-DOS,D:Windows95,E:PCMCIA,F:PCMCIA,G:FDドライブと,FDドライブがGドライブとなり,一般的に使っているAドライブとならない上に,間違えてAドライブを指定するとハングアップしたみたくになってしまうことからどうにかならないかと幾つか試してみました(勿論,PCMPLUSを使わねばAドライブとありますが,そうすると,PCMCIAカードが使えませんので)。
まず,ASSIGNを使用し,AUTOEXCEC.BATの中に「ASSIGN G: A:」を入れても,「A:」とするとハングアップ状態みたくなりました。そこで,今度はパラレルポートに接続するFDドライブを使ってみました。これは,大昔に,DynaBook 386SX用に購入した「FL-JFD-3HD」[FILELAND販売]で,これをLibretto20のパラレルポートに接続し,config.sysには「DEVICE=C:\DRIVER35.SYS /T:0700 /D:0」を加えました。なお,このT-オプションはDynaBook 386SXには必要なかったもので,Libretto20はDynaBook 386SXと比較してかなり速いために,このオプションがないとエラーとなって組み込むことはできませんでした。また,D-オプションはAドライブという意味です。しかしながら,ドライバーを組み込むことはできるのですが,残念ながらやはり,Aドライブとなるどころか,「A:」とすると,やはりハングアップ状態となってしまいました。これはPCMPLUSを組み込まないconfig.sysでも同様でした。なお,勿論,これを行う前に,「プログラム」の中にある「東芝ユーティリティ」にて,パラレルポートを「双方向」にしてあります。
結局のところ, CONFIG.SYSをマルチとし,PCMPLUSを使う,使わないの2種類にするのが正解のような気がしますが,それだと,一々選択しなければならないようなので,どうしょうかなあと思っています。
1997年1月14日(月) 「使いそうもないファイルの削除」
Libretto20の内蔵HDは270MBと非常に小さく,また,その上,それを2つのパーティションにわけているために,内蔵HDのシェイプアップのために使わなそうなファイルの削除を行っています。勿論,何か変なことを行うと恐いので,とりあえず,パラレルポートの ZIPドライブを使えるようにし,DynaBook NetのQAに出ていた方法,すなわち,
(1)[マイコンピュータ]→[表示]→[オプション]→[表示]→[全てを表示]→ [OK]
(2)[マイコンピュータ]→[ドライブC:を開く]→[編集>>全てを選択]→[\WINDOWSフォルダのみ選択から外す(Ctrlキーを押しながらアイコンをクリック)]→[編集>>コピー]→[ZIPドライブのドライブを開く(私の場合はEドライブ)]→[編集>>貼り付け]→[C:\WINDOWSを開く]→[編集>>全てを選択]→[WIN386.SWPを選択から外す]→[編集>>コピー]→[E:\WINDOWSフォルダを作成]→[E:\WINDOWSフォルダを開く]→[編集>>貼り付け]
にて全てのファイルをZIPドライブにコピーをとって(ZIPディスクが1枚半程必要でした)から行いました。まずは,「コントロールパネル」→「アプリケーションの追加と削除」にて,「1.2M/1.44FDドライバ」, 「アクセサリ」,「マルチメディア」,「ユーザ補助」,「通信」にはチェックをつけ,後はチェックを付けないようにして使いそうもないアプリケーションは画面に出ないようにしました。そして,エクスプローラでファイル名を見ながら,必要なさそうなかなりのファイルを削除しました。
また,やっと環境が安定してきたので,40MB以上もある CABファイルだけを ZIPディスクに移し,60MB程度の空きエリアを作りました。 Windows95は空エリアがかなりないと不安定みたいですのでなので(スワップファイルが大きくなったりするみたいですし,アプリケーションも起動しておくと,空エリアを占領するものもあるみたいですので。空エリアが10MB程度あった状態でNetScapeを起動しておき,WWWの画像を保存しようとしたら,空エリアがありませんなんていう表示が出てあせりました)。
1997年1月15日(火) 「フラッシュディスクカードを使えるように」
一々,PCMCIAカード式FDドライブを付けるのは面倒くさいので,データはなるべくPCMCIAフラッシュメモリカードで交換とのことで,容量が5MBの「Intelligent Flash Memory」[IBM] 購入しました。本当はエプソンのフラッシュパッカーの方がいいと思ったのですが,8000円弱と結構安かったからです。しかしながら,これはHP-200LXでは認識されましたが,HP-100LXでは残念ながら認識されませんでした。勿論,Libretto20やDynaBook GT-R590ではされましたが。
ところが,DynaBook GT-R590ではあまり気にかからなかったのですが,Libretto20だと認識されるのが異様に遅いのです。測ってみると,カードを入れてから認識されるまでに62秒程かかるのです(私はこのカードをダミーカードの代わりに入れていたものですから,当然,スイッチを入れてから使えるようになるまでの時間が異様に長くなってしまいました)。ちなみに,フラッシュパッカーだと6秒程なのです。それで,NiftyserveのFTOSHIBAに登録されているLibrettoの FAQを見ると,「幾つかのフラッシュメモリカードには認識が亀のように遅いものがあります。その時はドライバーを SunDiskのものを指定すれば速くなるようです」と書かれていたことから早速,「コントロールパネル」→「PCMCIAカード」のところを見ると,このカードは「スタンダード IDE/ESDIハードディスクコントローラ」と認識,すなわち, ATAカードではなくHDとして認識されているのですね。なお,HP-100LXで使っているフラッシュパッカーは,ちゃんと「SunDisk ATA FlashDisk」と認識されていました。
それで,とりあえず,コントロールパネルの「システム」の「デバイスマネージャ」を見てみると,「ハードディスクコントローラー」の中に「スタンダード IDE/ESDIハードディスクコントローラ」が2つ登録されているのですね。それで,そのうちの1つを削除して,再起動しました。そして,画面の指示通りやって IBMのカードを入れても前と同じに認識となってしまうのですね。このため,これはもしかしてこのカードに何か Windows95が何か書き込んでいるのかもしれないと思い, PC-DOS6.3の状態でこのカードの中を見てみると,やはり隠しファイルとディレクトリが書き込まれているのですね。それで,これらを削除してから,前と同じことを行うと,やっと,新しいカードと認識したので,「一覧の中から選ぶ」→「全てのデバイス」→「SunDisk」→「SunDisk ATA FlashDisk」を選択しました(購入後の初めて挿入した時は,「Windows標準のドライバ」を選択したのがまずかったようです。でも,「Librettoスーパーブック」にはIBMのフラッシュメモリカードは「Windows標準のドライバ」を選択すればよいと書かれていたのですが)。
これで,「コントロールパネル」の「PCMCIAカード」を開くと,「SunDisk ATA FlashDisk」 と認識されていました。そして,カードをはずして,再び入れて認識されるまでの時間を測定すると,前の1/3以下の時間になった感じです。それで,エプソンのものとIBMのものの認識するまでの時間を計ってみました。
フラッシュディスクカード
認識するまでの時間
エプソン・フラッシュパッカー 20MB
6秒間
IBM Intelligent Flash Memory 5MB
12秒間
エプソンのものに比較すれば2倍の時間がかかりますが,それでも以前に比較したら 1/5の時間ですので大満足です。なお,「デバイスマネージャ」の「ハードディスクコントローラー」の「スタンダードIDE/ESDIハードディスクコントローラ」は今度は1つしかありませんでした。やはり,2つあるというのはおかしいようです。そして,そこには「SunDisk ATA FlashDisk」 がありました。
1997年1月16日(水) 「シリアルマウスを使用」
ポインティング・デバイスは何やかんや言ってもやはりマウスよりは使いにくいので,シリアルマウスを使えるようにしましました。これはDynaBook NetのQAに書かれている通りにシリアルマウスをRS232S端子に付けておいて「東芝ユーテリリティ」→「HWセットアップ」→「オプション」→「通信モード」→「シリアル」としてから,「コントロールパネル」→「ハードウェア」の自動検出を行えば,使用可能になりました。
ポインティング・デバイスと比較すれば使い勝手は非常にいいのですが(もっとも私はマウス操作というのは疲れるので好きではありませんが),問題はその大きさですね。Libretto20の体積の 1/3を占めていますので,非常にアンバランスな感じがします。もっと,小さなマウスがほしいです。でも,1000円以下では見たことがないので,買えそうもありません(笑)。なお,シリアルマウスがついていても,ポインティング・デバイスも同時に使用できます。
1997年1月17日(木) 「FEPの起動を右Altキーに」
A4ファイルサイズの旧DynaBookのキーボードに慣れていると,FEP起動になぜ2つのキーを一緒に押さねばならないのかと思ってしまいます(日本語106キーボードの規格を作った人達はよくこんな使いにくいものを作ったと思います。当時,DynaBookや J3100シリーズ用のキーボードがあったのですから,それを標準にすべきだったと思います)。それで,DynaBookと同様にキー1つでFEPが起動できるようになるフリーソフトの「秀キャップ」をインストールしました。やはり,これを入れておくと,非常に使いやすくなりますね。使いにくい「半角/全角」キー,「無変換」キー,「前候補変換」。「カタカナひらがな」キー等は一切気にすることなく,右Altキー とF6〜F9キーまでで,ほとんど全てのことができるのですから。
1997年1月18日(金) 「アプリケーションのインストール」
とりあえず,インターネットにアクセスするために,「NetScape NavigatorVer2.02J」(Ver3は容量が大きすぎるので,今の環境ではとても無理です)とNiftyserve経由でアクセスするために「NiftyManager Ver2」 を,そして,容量の小さな日本語ワープロ「Newオーロラエース95」 (一応,表計算ソフトもついています),画像を見るために「PaintShop Ver2.01J」をインストールしました。あまり使わないファイルを削除しているためにとりあえずは快適に使えます。私の経験では,Windows95では空エリアが50MBはないと不安定ですので。
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