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「Libretto20/60」日記(3)
初回:1998. 3. 8
1997年1月19日(土) 「Windows3.1+64K色ドライバー」
Libretto20のMS-Windows3.1を64K色表示にしました。勿論,PC-DOS J6.3/Vの状態でです。
PC-DOS起動状態で何等問題なくMS-Windows3.1はインストールでき,再起動し, 「WIN :」とするとMS-Windows3.1 が起動しました。そして,この状態で 256色の壁紙を表示させると色が変なのですね。すなわち,この状態では16色表示となっていました。また、 PCMPLUSを組み込まないCONFIG.SYSで,リセットしてPC-DOSを起動し,ファイル管理ソフトのFilmtnを使用することはできるのですが,その後, MS-Windows3.1を起動し,そして,終了させてPC-DOSの状態でFilmtnを起動すると,リセット状態となり,PC-DOSが再起動してしまうようになりました。一応,VMAPで見てみたのですが,フリーエリアの大きさは MS-Windows3.1起動前と起動・終了後とはほとんど同じ状態だったのですが。
それで,とりあえず,もっと多色表示できるように,今度は 64K色表示の用のドライバー類のインストールをしました。
まず,インターネット上の
(1)ftp://ftp.cirrus.com/pub/support/desktop/542x/k54282j.zip
(2) 同 /k54282j2.zip
をダウンロードしました。
(1)(2)を解凍し,それぞれ,FDにコピーしました。そして,MS-Windows上で INSTALL.EXEを実行すると,インストール後,画面設定のソフトが自動的に起動されますので,出てきた画面の選択画面で,「640×480」,「Normal」,「DOS-Windows」,「65356色」を選択し,「OK」のボタンを押し,再起動するとすと65K色の表示ができるようになりました。256色の壁紙も美しく見えるようになりました。しかしながら,起動時にCIRRUS社のドライバーを使っている旨の画像が壁紙表示の前に出るようになってしまいました(涙)。
そして,HDの節約のためにSYSTEM.INIをよく見て,以前のSYSTEM.INIと比較し関係のなさそうなファイルは全て削除してしまいました。 すなわち,「WINDOWS」のディレクトリに新たにインストールされたものは全部削除し,「SYSTEM」のディレクトリの中では「64K_1024.DRV」,「AVGA.3GR」,「VGACOLOR.2GR」,「CTL3D.DLL」,「VDD54XX.386」以外は削除しました。
さて,AUTOEXEC.BATに「WIN :」を書き入れた時の,電源スイッチを入れ,Windows3.1が使えるようになるまでの時間です。
PC-DOS J6.3/V + MS-Windows3.1:50秒
ということで,このスイッチを入れてから使えるようになるまでの時間は,PC-DOS単独とWindows95の場合の中間位です。
このため,今度はアプリケーションの起動時間がどの程度変わるか調べてみました。私が3種類持っているものは,日本語ワープロの「Newオーロラエース」しかないので,これについて実施してみました。なお,いずれも3回実施し,また,キャッシュによる高速化を防ぐために,毎回必ずスイッチを切り,スイッチを入れてOSを起動し,そこから,アプリケーションを起動し,そのアプリケーションが使えるようになるまでの時間を測定しています。また,Libretto20には12MB・RAM増設,ACアダプターを接続している状態です。
(1)MS-DOS :「Newオーロラエース」 : 3秒
(2)MS-Windows3.1:「Newオーロラエース Ver2 for Windows」:19秒
(3)Windows95 :「Newオーロラエース95」 :14秒
ということで, Windows95用のものは意外に軽く,どうも現在の私にとっては,ただでさえ狭い内蔵HDに MS-Windows3.1を入れておくことは意味がないので,さっさと削除してしまいました。
なお,上記に書いたWindows3.1終了後に,Filmtnを起動するとリセットされてしまう件ですが,なぜか,このドライバーを使うことにより発生しなくなりました。しかしながら, PCMPLUSをインストールすると,やはり同様になってしまい,どうも,今のところはPCMCIAカードを使う場合は,Windows3.1のみを使用するだけにした方がよいみたいでした。
また,後日,上記のドライバーでは,クイックタイムムービーだったかを観る場合は画面が2つ表示されるという欠点がありまることがわかりましたが,他のアプリケーションは基本的には問題なく使えるようです。
1997年1月20日(日) 「PC-DOS J6.3/VのCONFIG.SYS」
Libretto20のPC-DOS J6.3区画ですが,標準インストールし,FEPのWX2+とPCカードが使える状態にしたら,640KB内のフリーエリアは何と500KBを大きく割った482KBとなってしまったので,UMBを大きくして,ドライバー類をそこにほうりこむことを行ってみました。
その結果,
従来
現在
640KB内のフリーエリア
482KB
501KB
UMBの総合計
39KB
83KB
と多少改善されました。
この時の,CONFIG.SYS内のEMM386.EXEの行は以下です。
DEVICE=C:\DOS\EMMM386.EXE RAM I=B000-B7FF I=C000-C7FF I=CD00-CFFF I=F300-F5FF X=C800-C8FF X=C900-CCFF
この状態だとDOSの状態では問題ないようです。最初は「I=E700-EFFF」も加わっていたのですが, 「CHEV US」とするとハングアップしてしまいますのではずしてしまいました。日本語だけしか使わない場合はこれを加えることにより,フリーエリア:517KB,UMB:119KB まで増やすことができます。なお,「X=C800-C8FF X=C900-CCFF」はPCMカードを使えるようにするPCMPLUSのドライバー類の予約領域なので使うことは不可でした。
また,MS-Windows3.1の場合は,上記だと一応動くみたいですが,「WIN :」とすると,壁紙が出るまでにアングアップしたような感じの汚らしい画面が出ますので,上記の「I」 の項は全て削除してデフォルトのままの方がよいようです。特に,「I=B000-B7FF」と「I=C800-CFFF」はいけないそうですので。
なお,PC-DOS J6.3だと,PCMPLUSを組み込まない状態だと,1.2MB用のドライバーを組み込んでいるのに1.2MB・FDが読めないのが困りものです(PCMPLUSを組み込んでいれば大丈夫ですが)。また,カーソルの動きが悪いので,AUTOEXEC.BATに「MODE CON RATE=30 DELAY=1」を入れていますが,これでも,矢印キーを押してからカーソルが動き始めるまでにワン呼吸あるのが非常にストレスを感じます。
1997年1月21日(月) 「1B/V3をインストール」
Libretto20に1B/V3をインストールしました。1B/V2の時はLibretto20にインストールするのはFDドライブからはできないために,一端,内蔵HDを取り外して他のパソコンのHDと交換して行う必要があると聞いていたので, 1B/V3も同様だと思っていたのですが,それは杞憂に終わって,FDドライブより簡単にインストールすることができました(なお,その前に,PC-DOS J6.3ドライブをFIPS.EXEを使って更に2つに分割し,現在,「Windows95区画: 166MB,PC-DOS区画:19MB,1B/V3区画:51MB」となっています。この51MBというのは,1B/V3[マスターズ]においては,1B総容量は約25MB,最低40MB,推奨 100MB以上の専用区画ということより,設定しました)。
ただし,試しにDynaBook GT-R590に入れた時とやや異なり,1枚目のFDを入れてスイッチを入れるとちゃんとFDを読み込みますが,画面に「1B」とかかれた四角い枠があらわれるまでは同じなのですが,その中に「1B-HD(一覧)」という短冊は出ませんでした。もしかして,やはり,内蔵HDをはずして他のパソコンでインストールしなければならないのかと思いましたが,マウスの右ボタンを押すと,「小物」メニューがあらわれ,そこより「ハードディスク登録」を選んで,以下,7枚目のFDまで順調にインストールすることができました。そして,リセットすると,1B/V3が起動しました。
現在,私のLibretto20には3つのOSが入っていますが(笑),スイッチを入れて使えるようになるまでの時間は以下です(なお,私はハイバネーションは使っておりません)。
(1)Windows95 :60秒
(2)PC-DOS J6.3/V:26秒(注:PCMPLUSは使わない場合の時間です)
(3)1B/V3 :28秒
これらのOSのうちどれを起動するかは,(1)(2)の場合は FDISKを起動することにより,また, (3)の場合は「小物」→「ハードディスク登録」で撰びます。でも,やはり,これは間違えてパーティションを削除なんていう可能性はありますので,要注意です。本当はOS/2のシステムマネージャーとか,BOOTEASYを登録すれば,スイッチを入れてどのOSを選択するか選べるのですが,この場合はそれだけ手間がかかり,使えるようになるまでの時間が必要となるので今のところは導入していません。
1B/V3の時のPCMCIAカードですが,モデムカード(MegaHertzの28800Bpsモデム)及びフラッシュメモリカード(EPSONの20MBカード,IBMの 5MBカード)は挿入すると直ちに認識し,また,取り外しても問題ありません。これのおかげで,MS-DOSとのファイル交換はFD,HD及びフラッシュメモリカードとなり,非常に便利になりました。
しかしながら,やはり,640×480画面では非常に狭いですね。ともかく,窓をドンドン開いていくので,最初に開いたのが後に隠れてしまい,例えば,ファイルをコピーするのが非常に面倒です。また,ポインティングデバイスは Windows95の操作時と比較として非常にデリケートなので(ポインタの形が,人指し指で指している形,げんこつ,5本指,親指と人指し指でつかむ形,とあり,これらがポインタの位置により変わりますので),つい,ポインティングデバイスにさわっている時間が長くなってしまい,その仕様によりまともに動かなくなってしまうからです。そのため,シリアルマウスを使わざるを得ません。シリアルマウスを使えば楽にこれらの操作が行えます。
また,Windows95及びPC-DOSでは4つの矢印キーを右に1つ分移動するように設定していますので,1B/V3でも「キー配列小物」というフリーソフトで変更しました。おかげさまで,3つのOSとも同じキー配列となりました。また,変更したのがよくわかるように,4つの矢印キー,Ctrl及びShiftキーにはテプラを張りました。
なお, 1B/V2より続いている漢字変換の変換キーが「前候補変換」キーというのも,「スペース」キーが変換キーというのに慣れている私には非常に使いにくいですが,これは今のところ直す方法が見つかりません。
1997年1月23日(水) 「入っているアプリケーション」
私のLibretto20に入っているアプリケーションです。といっても,実容量が 242MBという狭いHDを3つのパーティションに分けて使っているというバカげたことをやっているので,同じようなものが入っていますが。
1.Windows95区画(172MB)
(1)MS-IME[日本語IME]
(2)NiftyManager+NetScape Ver2.02[Niftyserve経由でInterNetでWWWするためです]
(3)オーロラエース95[日本語ワープロ。おまけの表計算ソフトもあり]
(4)PaintShop Pro [各種拡張子の画像を見るためです]
2.PC-DOS J6.3/V区画(19MB)
(1)WX2+ [日本語FEP]
(2)WTERM [フリーソフト。通信ソフト]
(3)VZ-Editor[エデッタ]
(4)光の辞典(英和・和英)[辞典]
(5)訳詞丸 [英文和訳ソフト]
3.1B/V3区画[BTRON](51MB)
(1)日本語ワープロ
(2)グラフィックエデッタ
(3)表計算
(4)カード
(5)手帳
(6)MIDE再生
それにしても,PC-DOS画面でのWTERMによる28800BpsPCMCIAモデムカード (MegaHertz)によるパソコン通信は快適です。Niftyserveにアクセスしてしてソフトをダウンロードしても3000Bps/S以上の数字は出ますので,DynaBook 386SX+WTERM+据え置型28800Bpsモデム(ソフトウェアジャパン販売のもので,5000円で購入したもの)による1800Bps/Sの2倍弱の速度が出ていますので(両方ともROAD5に接続しています),ダウンロードにかかる時間も短くなって電話代の節約もできているのではないかと思います(もっとも,実際はNiftyserveの FTOSHIBAの会議室「Libretto(研究室)」の過去ログやフリーソフト,FPCUMの会議室」ハンドヘルトコンピュータ」の過去ログを大量にダウンロードしたので,いつもよりアクセス時間は長くなっているのではないかと思うのですが)。でも BTRONのSPMCのQ&Aの会議室は95年12月から今までで 520程の書き込みしかなかったので楽でしたが。でも,読んで役にたつことがありました)
それに,据え置型モデムではLaox Jr.Net にはものすごい文字化けで全くアクセスできなかったのですが,カードモデムだと何等問題なく接続できます[どうも,このLaox Jr.Net はモデムの相性があるようで,うまくつながらないという話をよく聞きましたが,私の場合は,2400Bpsポケットモデム(OMRON販売),14400Bps据え置型モデム(OMRON販売),14400BpsPCMCIAカードモデム (MegaHertz)では全く問題なかったのですが,28800Bps据え置型モデムでは色々やってみたのですが,全然改善されませんでした]。
このため,現在はLibretto20でパソコン通信を行い,ログやダウンロードしたソフトをINTERLINK経由でDynaBook 386SX に移動し,それで,読んだり,文章を書いたりすることにしました。何といっても,私が持っているものではキーボードはDynaBook 386SXが一番使いやすいですので。
Windows95での用途はやはりNiftyserveのHyperROAD経由でのNetscapeによるWWWですね。無料のアスキーフリーウェイにも入っていますので,そちらも入れてもよいのですが,今でさえHDは一杯ですし,それに左側の広告は消せないので VGAの狭い画面ではちょっと使う気が起きないので入れていません(DynaBook GT-R590に入れています)。
1997年1月25日(金) 「Libretto20の不満点」
Libretto20ですが,使っていて色々と不満な点が出てきました。といっても,スペックのことではなく,主に使い勝手の方面ですが。
(1)ACアダプターを入れる端子の位置が悪い。
この端子は右側の手元に近い所にありますが,ACアダプターの線を手元側に出しておくと線がじゃまになりますので,当然,手元とは反対側(液晶側)に出すわけなのですが,今度はPCカードコネクターのあたりを線が走ることになり,カードの出し入れが不便となってしまいます。頻繁に出し入れしない場合やACアダプターを使わない人には関係ないでしょうが,このACアダプターのコネクターの位置をカードコネクターの位置が反対だったらよかったと思います。
(2)PCカードコネクターの位置が悪い
私はパソコン通信を行う際には XJACK式のPCカードを使っていますが,その際, XJACKに差し込んだ電話線が非常にじゃまになるのですね。キーボードだけの操作ならばよいのかもしれませんが,ポインティングデバイスやマウス操作にはできるだけパソコンの右側を開けられるようにして欲しかったです。ですから,本当は内蔵HDとPCカードコネクタ・ACアダプター端子が反対だったらと思います。
今のところ,XJACKに電話線を1回巻き付けてからXJACKに電話線のコネクタを差し込んでいます。こうすると,電話線が上に上がらず下を這う形になるのでそれほどじゃまになりません。
(3)液晶画面があまり綺麗ではない
これは実際の表示色数が少ないためなのかどうかわかりませんが,少なくとも,私の持っているDynaBook GT-R590の画面と比較すると,同じTFTの筈なのに色が濁って見えます。これは,壁紙としてついてくる「花」を比較してみるとよくわかります。感覚的にはDSTNの発色といった感じですね。勿論,カーソルを見失うなんてことはないので,TFT液晶のことは間違いないのですが。
(4)ポインティングデバイスが使いにくい
最近は大分慣れてきましたが,やはりマウスの方が圧倒的に使いやすいですね。特に 1B/V3では感じます。ただし,マウスは大きいので,持ち歩きには不便ですが。もっと小さいものをということで,「タッチマウス」[トライココーポレーション:JTM-01A] というのを購入したのですが,これの使い勝手はポインティングデバイスと同じ程度でしたので,外ではいまのところ,Libretto20ではこのポインティングデバイスを使うしかないようです。今の半分位の大きさでかつ薄いマウスを探しているのですが。
(5)矢印キーの位置が悪い
普通に使っていると,つい,矢印キーは ENTERキーの真下だと思ってShiftキーを押してしまいます。また,BackSpaceキーもついHomeキーを押してしまいます。よく使うキーはできるだけ外側に出して欲しかったです。
このため,Windows95では,VKD.VXDというシェアウェアで,PC-DOS/V J6.3/VではLIBKEY.COM(いずれも,NiftyserveのFTOSHIBAにあり)で,1B/V3ではキー配列変更小物(1B/V3に入っている)で対応しています。これらにより,4つの矢印キーは各々右に1つずれた形になります。本当はキートップを交換した方がいいのしようが(矢印キーと ShiftキーとCtrlキーは同じ大きさのようなので),はずす時に壊しやすいとのことで今のところキートップに矢印等を書いたテプラで我慢しています。
(6) 106準拠キーボードは使いにくい
A4ファイルサイズの旧旧DynaBookの非常に使いやすいキーボード配列に慣れたものにとっては,辞書を起動するのに2つのキーを押さなければならないというバカげた配列を考えた人達の顔をみたいものだと思っています。なぜ,「漢字」キーをつけなかったのか全く疑問です。Ctrl,CapsLock,Shift,Altキーの配列の変更は我慢できるにしろ,漢字キーだけは作ってほしかったです。Libretto20は東芝独自のwin95の部分があるそうですので,キーの配列は旧旧DynaBookと同様でもよかったと思います。
現在のところ,私はWindows95では,「秀Cap」というフリーソフトで右AltキーによりIMEが起動するように,PC-DOS J6.3/Vでは,FEPのWX2+のカスタマイズにより, Ctrl+SpaceでFEPが起動するようにしています(本当は 右Altキーで起動するようにしたかったのですが,そういうオプションが見つからなかったのです。Niftyserveに登録されているフリーソフトを探してみたのですが,右Altキー により起動するようにするものはみつかりませんでした)。
(7)ハイパーネーションに時間がかかる
最初の頃に試しに使ってみたのですが,やめる時にスイッチを押してから記憶するまでにあまりに時間がかかるので,また,使う時にスイッチを押してからの時間もかかるので,結局,使用を止めてしまいました。DynaBook 386SXのレジュームにかかる時間程度でしたら我慢できるのですが。
でも,電池駆動の場合,電池がなくなる寸前に勝手にハイバネーションしてしまうのも困り物です。先日はNiftyserveからダウンロードの途中で電池切れとなり,ハイバネーションが始まってしまいましたが,結局,ダウンロード途中のファイルは壊れていて,ACアダプターをつけて,通信を再会しましたが,ファイルの途中からのダウンロードはできず,最初からになってしまいました。私はハイバネは全く行われないようにする設定がしたいです。
(8)使わないうちに電池がなくなってしまう
これは前に書いたのですが,Libretto20の場合,充電により電池が満杯であっても4日間程度で電池がなくなってしまうようです。これは,使わなくても,電池よりLibretto20へ電流が流れているためだそうです。使用する前の夜はACアダプターを差して寝た方がよいと思います。
(9)キーボードが小さい
これは本体が小さいために仕方がないことなのですが,やはり,キートップが小さすぎますね。この文章はLibretto20+PC-DOS J6.3/V+VZ-Editorで書いていますが(非常に快適です),やはり,打ち間違いが多いです。ちなみに私の場合は,右手は中指1本,左手は人指し指1本で主に右手中指だけで打っています。
(10)使用中は充電できない
これも非常に不便ですね。普通のパソコンの場合,使っている状態で充電できるので使っている時に満杯になうことが多いのですが,Libretto20では使わない時に充電しておかねばならないので,つい,忘れてしまいます。
(11)FDドライブを使用するのが面倒である
私が純正のものではなく汎用のACアダプター付きのものを使っているせいか,一々,ACアダプター,PCカードを付けてLibretto20に差し込むのが面倒くさいです。やはり,libretto20はこういう使い方はあまりむいていないのだなあと思ってしまいます。また,普通のFDドライブよりかなり遅い感じがしますし。
それで,現在はDynaBook GT-R590とは5MBフラッシュメモリーカードで,私のメイン機であるDynaBook 386SXとはパラレルポート経由で,InterLinkを使ってファイルのやり取りを行っています。
(12)PC-DOS J6.3/VでPCMPLUSを使うとFDドライブがAドライブとならないために「A:」としたりするとハングアップしたようになる
これも仕方がないことでしょうが,とりあえず,NiftyserveのFPCUPROのLib6の#470「FDDTRP.COM」を常駐することにより,「A:」とやっても10秒位後に「準備ができていません 読取り中 ドライブA」との表示がでるようになり,F,Cキーを順に押すことによりハングアップ状態にならなくなりました。
(13)内蔵HDの音が騒さい
おそらく少し位揺れても大丈夫だということで,一定回転毎にHD内で何かが行われているためにカタカタという音が出るのですが,実に騒さいですね。回転している音はそれほど気にならない程度なので,この音をどうにかして欲しかったです。新しいLibretto50用の810MB・HDは改良されたのならよいのですが。また,何となく,HDの読み込みや書き込みが遅いような気がします。
(13)PC-DOS J6.3/Vだと,1.2MB・FDが使えない
理由はよくわからないのですが,PCMPLUSを入れないと,FDドライブはAドライブとなるのですが,今度は1.2MB・FDの読み書きができません。一応,$FDD12.SYSを組み込んでいるのですが。勿論,Windows95の場合は読み書きができます。
(14)PC-DOS J6.3/Vだとシリアルマウスが使えない
これも理由はわからないのですが,Windows95や1B/V3ではシリアルマウスとポインティングデバイスが一緒に使えるのですが,PC-DOSの場合は,ポインティングデバイスのみしか使えません。今のところ,MS-Windows3.1 を使わないので問題ないのですが,今度,内蔵HDを交換し,MS-Windows3.1 をインストールした場合は,気になるかもしれません。
(15)PC-DOS J6.3/Vだとカーソルキーの動きが悪い
PC-DOSの場合,矢印キーを押してからカーソルが動くまでにワン呼吸あり,これが非常なストレスを感じます。一応,「MODE CON RETE=32 DELAY=1」 をAUTOEXEC.BATに入れてからは動きは随分よくなったのですが,それでも,動き出すまでの時間が気になります。
(16)スピーカーがない
Windows95の時にはやはり音がほしいということで,ビープスピーカーより音をださせるを「SPKQQ」 というシェアソフトを入れてみたのですが,残念ながら,雑音の中に微かに音が聞こえるというものだったので(おそらく, CPUが非力のためだと思っていますが),さっさと削除してしまいました。
また,昔,DynaBook用に購入したパラレルポートに接続する音源の「Portable PC Sound AUDIOPORT」は残念ながら,Windows95の標準ドライバーとしては入っていないようなので,「ハードウェアの検出」では組み込めませんでした。
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