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「Libretto20/60」日記(4)
初回:1998. 3.15
1997年2月22日(日) 「リビジョンアップ」
昨年 12/22にLibretto20を購入して既に2ケ月間が過ぎましたが,その後の状態です。
1.Windows95関連
(1)Windows95のリビジョンアップ
NifteserveのFMSPOSのLib8の#21の「Windows95 ServicePack1」(1.7MB程度)をダウンドードして,Libretto20にインストールしました。これで,コントロールパネルのシステムを見てみると,リビジョンが「4.00.950a」 となりましたが,実際のところどう変わったのか使ってみた限りではさっぱりわかりません。
(2)FD12.SYSのリビジョンアップ
DynaBook Netの「;FROM-T」の#128のFD12LIB.EXEをダウンロードして,FDよりインストールしました。なお,ドキュメントには以下のように記載されていましたが,私は純正のFDドライブを使わなかったせいか,FDドライブが検出されなかったので, Windows95のMS-DOS窓の状態で実施しましたが,問題なくコピーされました。
<引用始め>
ダウンロードファイルの使い方】
・2HD(1.44MB)または,2DDのフォーマット済みFDを用意します。
1)ダウンロードしたFD12LIB.EXEをエクスプローラ等を使用して,FD(A:\)にコピーします。
2)[スタート]ボタンをクリックし,Windowsの終了(U)>>MS-DOSモードでコンピュータを再起動する(M)を選択します。
3)C:\WINDOWS>が表示されました以下のコマンドを入力します
C:\WINDOWS>A:[Enter]
A:\>FD12LIB[Enter]
A:\>UPDATE[Enter]
"1個のファイルをコピーしました."と表示されればOKです。
4)システムの再起動
Windows95を再起動してアップデートは完了です。
A:\>EXIT[Enter]
<引用終わり>
(3)Transfile WIN200
本当は全く必要ないのですが,HP-100/200LXとシリアルケーブルで接続してデータ等の交換ができるように,インターネット上の
http://www.hp.com/handheld/
よりダウンロードした「tf103.exe」をインストールしました。インストールすると自動的に解凍されて,上記のソフトが登録されます。もっとも,Libretto20にはType2のPCMCIAスロットがありますので,HP-100/200LXで使っているこれをPCMCIAフラッシュメモリカードを差し替えればデータ交換が可能ですので,全く意味がないのですが。
(4)壁紙
私は壁紙を作る(といっても,美しい女性の画像を加工するだけですが)のが好きで,沢山の壁紙を持っていますが,DynaBook GT-R590用に作った壁紙(800*600)を640*480 に縮小しても,Libretto20では液晶表示の関係からか画面が非常に暗いのですね(勿論,液晶は一番明るいように設定してあります)。それで,画像ソフトの「PaintShop Pro Ver2.02J」で,明るさ(Brightness/Contrast)を調整して,美しい状態になるようにしています。
2.PC-DOS J6.3/V関連
(1)メニューソフト
私はメニューソフトが好きなので,DynaBook 386SXでも,DynaBook EZ486でもDynaBookメニューを使っているのですが,DOS/V用のメニュープログラムを持っていないので,Niftyserveを探して「FIBMPRO」の Lib6に登録されていた「AMENU.EXE Ver1.00」を見つけて,インストールしました。
私はDynaBook 386SXに付いてきたメニュープログラムが一番好きですが,このメニュープログラムも中々使いやすいです。
(2)PC DOS J6.3/Vのダイエット
私が使わなそうなファイルは大々的に削除しました。そして,DOSのディレクトリは1.33MB,FONTのディレクトリは0.76MBと合計2MB強となりました。これはインストール時の約1/5です。
(3)PC-DOS J6.3/Vで,PCMPLUSをインストールしない場合,FDドライブにて1.2MB・FDが認識しない時の解決法
もしかして,PC-DOS J6.3/Vに入っている3モードFD用のドライバー「$FDD12.SYS」に問題があるのではないかということで,Libretto20のWindows95に入っている3モードFDドライバー「\TOSUTILS\FD12.SYS」を組み込んでみました。そうしたら,PCMPLUSを組み込まない場合でも,1.2MB・FDは読み書きできるようになりました。勿論,1.44MBも読み書きできますし,PCMPLUSを組み込んだ場合でも問題ありませんでした。
1997年3月14日(土) 「パラレルポート接続機器」
Windows95を使用してのLibretto20のパラレルポートと周辺機器の接続に関してです。といっても,特にLibretto20に特有のものではなく,他のノートブックパソコン,例えば,DynaBook GT-R590等でも同様だと思いますが。
○パラレルポートとの接続(Windows95上)
1.MD-2
MD-2は不要になった2.5インチのIDE-HDを再利用し,パラレルポートに接続するアダプターです。私が購入したのはWindows3.1時代でしたので,ドライバー類はMS-DOS用,OS/2用等しか付属FDに入っていなかったので,Windows95用のドライバーをインターネット上で探したら,製造・販売会社の社名通りの
http://www.datafab.com/
にあることがわかりました。
しかしながら,ここのホームページのダウンロードの仕組みは他と異なっており,必要なファイルをダブルクリックすると,普通はダウンロードの画面となりますが,ここは画面上に文字化けしたような文字がドンドンあらわれてくるのです(すなわち,画面にファイルの表示されています)。それで仕方がなく,全部が画面に表示された後に,この画面を保存したのですが,後でみてみると保存したファイルは壊れており,解凍できませんでした。その後,試行錯誤した結果,NETSCAPEのCACHE のディレクトリに別な名前で保存されているファイルを使えば,きちんと解凍できることがわかり,それを解凍し,FDにコピーしました。
なお,MD-2用のファイルは新旧2種類登録されていますが(どちらも600KB 程度の大きさで,MD-2で使われているICのチップの新旧によるようです),私の場合は古い方しか使えませんでした。そして,win95のディレクトリのファイルがwindows95用のドライバーのようです。
Libretto20にMD-2をつけた状態で再起動し,先のFDを入れて,「コントロールパネル→ハードウエア→その他→ディスク」でドライバーをインストールすると,やっと,MD-2内のHDの中身が見えるようになりました。
しかしながら,内蔵HDやフラッシュメモリカードの中身を見るのと異なり,かなり時間がかかり,ストレスを感じます。感覚的にはパラレルポート接続の ZIPドライブと同様といったところでしょうか。
2.Disklite
1と同じようなもので,製造・販売会社が異なるものです。こちらもやはりMS-DOS用のドライバーしか持っていないために, Windows95用のドライバーを探すために上記と同様に会社名で試してみたのですが,うまく見つからないので,「http://www.yahoo.com」で,「disklite」というキーワードで検索してみると,
http://www.nii.nchc.gov.tw/~jbond/document/kingbyte.html
にあることがわかったので,その「disklite.zip」という早速ダウンロードしました。これを解凍すると,win95のディレクトリができて,それがwindows95用のドライバーなのですが,これを (1)と同様にインストールしようとすると,画面に「I/Oがどうのこうの」 という表示が出て,インストールできてもリセットがかかってしまいます。そして,再起動してもDiskliteは全く認識しませんでした。一応,コントロールパネルのシステムのドライバーの所を見ると組み込まれており,競合しているドライバーもないようなのですが(DynaBook GT-R590で実施しても同様な結果でした)。色々試行錯誤してみましたが,結局,諦めました。
3.QuickCAM[白黒用]
これは小型TVカメラ出力の出力をパラレルポートに送り,電源はPCマウスコネクタ又はキーボードコネクタから5Vをとって動かすもので,画面は勿論,パソコンの画面で,すなわち,Libretto20でしたら液晶画面で見るものです。Libretto20ではPSマウスコネクターもキーボードコネクターもないため,DC5VをACアダプターから供給しました。ビデオモードと写真モードがあります。
さて,Libretto20でビデオモードで記録すると,CPU等が遅いためにコマ落とし状態となってしまいます。このため,DynaBook GT-R590[40MB]と比較してみました。
Windows95を使用してのLibretto20のパラレルポートと周辺機器の接続に関してです。といっても,特にLibretto20に特有のものではなく,他のノートブックパソコン,例えば,DynaBook GT-R590等でも同様だと思いますが。
○パラレルポートとの接続(Windows95上)
1.MD-2
MD-2は不要になった2.5インチのIDE-HDを再利用し,パラレルポートに接続するアダプターです。私が購入したのはWindows3.1時代でしたので,ドライバー類はMS-DOS用,OS/2用等しか付属FDに入っていなかったので,Windows95用のドライバーをインターネット上で探したら,製造・販売会社の社名通りの
http://www.datafab.com/
にあることがわかりました。
しかしながら,ここのホームページのダウンロードの仕組みは他と異なっており,必要なファイルをダブルクリックすると,普通はダウンロードの画面となりますが,ここは画面上に文字化けしたような文字がドンドンあらわれてくるのです(すなわち,画面にファイルの表示されています)。それで仕方がなく,全部が画面に表示された後に,この画面を保存したのですが,後でみてみると保存したファイルは壊れており,解凍できませんでした。その後,試行錯誤した結果,NETSCAPEのCACHE のディレクトリに別な名前で保存されているファイルを使えば,きちんと解凍できることがわかり,それを解凍し,FDにコピーしました。
なお,MD-2用のファイルは新旧2種類登録されていますが(どちらも600KB 程度の大きさで,MD-2で使われているICのチップの新旧によるようです),私の場合は古い方しか使えませんでした。そして,win95のディレクトリのファイルがwindows95用のドライバーのようです。
Libretto20にMD-2をつけた状態で再起動し,先のFDを入れて,「コントロールパネル→ハードウエア→その他→ディスク」でドライバーをインストールすると,やっと,MD-2内のHDの中身が見えるようになりました。
しかしながら,内蔵HDやフラッシュメモリカードの中身を見るのと異なり,かなり時間がかかり,ストレスを感じます。感覚的にはパラレルポート接続の ZIPドライブと同様といったところでしょうか。
2.Disklite
1と同じようなもので,製造・販売会社が異なるものです。こちらもやはりMS-DOS用のドライバーしか持っていないために, Windows95用のドライバーを探すために上記と同様に会社名で試してみたのですが,うまく見つからないので,「http://www.yahoo.com」で,「disklite」というキーワードで検索してみると,
http://www.nii.nchc.gov.tw/~jbond/document/kingbyte.html
にあることがわかったので,その「disklite.zip」という早速ダウンロードしました。これを解凍すると,win95のディレクトリができて,それがwindows95用のドライバーなのですが,これを (1)と同様にインストールしようとすると,画面に「I/Oがどうのこうの」 という表示が出て,インストールできてもリセットがかかってしまいます。そして,再起動してもDiskliteは全く認識しませんでした。一応,コントロールパネルのシステムのドライバーの所を見ると組み込まれており,競合しているドライバーもないようなのですが(DynaBook GT-R590で実施しても同様な結果でした)。色々試行錯誤してみましたが,結局,諦めました。
3.QuickCAM[白黒用]
これは小型TVカメラ出力の出力をパラレルポートに送り,電源はPCマウスコネクタ又はキーボードコネクタから5Vをとって動かすもので,画面は勿論,パソコンの画面で,すなわち,Libretto20でしたら液晶画面で見るものです。Libretto20ではPSマウスコネクターもキーボードコネクターもないため,DC5VをACアダプターから供給しました。ビデオモードと写真モードがあります。
さて,Libretto20でビデオモードで記録すると,CPU等が遅いためにコマ落とし状態となってしまいます。このため,DynaBook GT-R590[40MB]と比較してみました。記録されたコマの%は,
画面サイズ{64K色}
Libretto20
DynaBook GT-R590
80×60ドット
70%
100%
160×120ドット
25%
62%
320×240ドット
8%
20%
ということで,最小の画面サイズでないととてもビデオ画像なんていう代物とはいえなくなります。
なお,写真モードではビデオモードと画面サイズは同じですが,こちらは1回に1枚しか記録しないので,libretto20でも一応実用にはなります。ただし,レンズは広角のようで,自分を写した感じでは,かなり歪んでいるように見えます。その上,距離固定ですし。また,最大サイズだと単に中サイズのものを電気的に拡大しているような感じの荒が目だちます。
4.Colour-QuickCAM[カラー用]
先日購入したもので,640×480ドットの写真モードだとDynaBook GT-R590でも非常に重く,また,画面の画像は15秒間に1回程度しか切り替わらない状態となり,イライラします。画面サイズをこの 1/4程度の最小サイズにするとややよくはなりますが,それでも不満です。
このため,非力なLibretto20ではドライバーのインストールやソフトのインストールはでき,また,起動もでき,画面に画像は写りますが,その後,何かしようとするとハングアップしてしまいます。というわけで,Libretto20+ColorQuickCAM+Nicd電池4本(5.2V)で屋外写真という私の目論見は失敗に終わってしまいました。
このため,とりあえず, GT-R590につけて,写真集を写してLibretto20用の壁紙作りをしています。写真モードでの画面サイズ最大は640×480ドットですので,Libretto20用の壁紙には最適です。ただし,640×480ドットは中判サイズのものを電気的に拡大しているようで,ギザギザが出ています。
5.ZIPドライブ
エプソン販売のパラレルポート用のものですが,附属ソフトをインストールすることにより,何ら問題なく使用することができました。
6.MINI SCSI Plus
パラレルポートをSCSIに変えるアダプターですが,Windows95内に入っているドライバーにより認識され,以後,簡単にSCSIタイプのCD-ROMドライブ等を接続できるようになりました。ただし,転送はひどく遅いですので,忍耐が必要です。
1997年3月30日(月) 「1.6GB・HDに交換」
インターネットの「http://www.impress.co.jp/akibamap/」を見たら,IBMの厚さ9.6mm・容量:1.6GBの 2.5インチHDが58,800円とのことだったので,3/24に早速,アイツーモービル店にて購入しました。
Niftyserveの FPCUMに,このHDはLibretto20の場合,裏蓋に貼ってる黒いシート,フォーク上の鉄板及び青いテープをはずせば,現在入っている 270MBの厚さ8.45mmのHDの代わりに,ギチギチで入れることができると書いてありましたが,他の書き込みですと,ギチギチ過ぎるとの書き込みもあったことから,本体にストレスを加える可能性も考えられるので,更に,その下の鉄板と I/Oアプリケーター用のコネクタカバーもはずして,裏蓋を丸出しにしてしまいました。そして,裏蓋の内側にあるいくつかの突起もカッターで削り取ってしまいました。
この状態で,このIBMのHDを入れると,かなり緩い状態で挿入することができました(大体10mm程度の空空間で,HDを挿入すると,感覚的には, 0.3mm位隙間が空いているようです)。勿論,この状態ですと,多分,HDの熱を逃がすためにあったと思われる裏蓋の鉄板を取り外したことから,HDの発熱による障害の可能性もありますが,今のところはほんのり暖かくなるだけのようです。ただし, CPU等の発熱をHDの方へ逃がさなくなったためか,PCMCIAカードの熱くなり方が激しくなったような気がします。なお, I/Oアプリケーター用のコネクタカバーを取り外してしまったために,コネクタとHDの一部が見える状態になっていますが,私は I/Oアプリケーターは付けっぱなしにしているために,隠れてしまって,見た目には問題がありません。
しかしながら,問題が起こったのはOSを入れてからで,以前のようにWINDOWS95,PC-DOS J6.3/V,そして,1Bの3つのOSを3つの基本区画にを入れようとしたのですが,結論からいえばできませんでした。ともかく,この1週間に,WINDOWS95のインストールだけで10回以上(それもCD-ROMではなく,FD40枚組のものをです),1BもPC-DOSも15回以上行い,ともかく,パーティションの切り方やOSのインストールの順番等を変えて何回行ったかわかないほど行いましたが,結局,WINDOWS95が入っている状態で,他の基本区画に1BをインストールするとHDからの起動ができなくなるという問題は解決することができませんでした。
最初に入っていた270MB・HDでは可能なのに1.6GB・HDではなぜできないのか,これはおそらく,1GB以上のE-IDE・HDでは2つの基本以上の区画の1つに1Bをインストールすると,何らかの影響をHDに与えてHDからの起動をっさせなくするという性質がLibretto20か1Bにあるためだと思います(800MB・HDが入っているDynaBook GT-R590では可能ですし,Libretto20でも1つの基本区画に1つの1Bでしたら何ら問題がありません)。
ということで,最終的に,1Bを入れるのは諦めて,Windows95区画:800KB,PC-DOS J6.3/V区画:200KB,拡張区画:540KBとしました。前2者合わせて1GBとした理由ですが,これは,フォーマットする際,1GB以上だとクラスタサイズが32KBとなってしまい,小さなファイルが多数ある場合,非常に不経済だからです。1Bを使えなくなってしまったのは非常に残念ですが,今までの270MB・HDと比較して,1.6GB・HDというのは大きいですね!! ともかく現在はガラガラの状態です。
注)1B/V3はそのリビジョンがR3.000の場合は上記のことが起こり,その後,リビジョンアップされ,R3.001以降では大丈夫になりました。
1997年4月12日(土) 「1.6GB・HD+1B/V3使用可能に」
Libretto20の270KB・HDを1.6GB・HD(IBM製,厚さ9.5mm,2.5インチ,E-IDE)に交換したら,Windows95,PC-DOS J6.3/V,1B/V3 の3つのOSが共存できなくなってしまった件ですが(このために,1週間もの間, Windows95だけもインストールを15回程行ったという悲惨な状況だったのですが。ただし270MB・HDには1B/V3ではなく,その前のバージョンの1B/V2を入れていました),やっと,これが解決しました。
結局,原因は, 1B/V3のバグでした。NiftyserveのSPMCの書きこみから推測しますと,一部の機種では, 1B/V3をインストールすると,HDのシリンダ情報が間違えられて書き換えられてしまうということがあるようです。ですから,Libretto20に 1B/V3をインストールし,再起動すると,画面に「ERROR LOADING OPERATION SYSTEM」と表示され,全くHDからの起動ができなくなってしまうのでした(これは,勿論,1つ以上のOSが基本区画にインストールされている状態で,別の区画に 1B/V3をインストールする時の話です。何も入っていないHDに 1B/V3をインストールした場合は,こういうことは起こりませんでした)。
そして,久しぶりにNiftyserveのSPMCにアクセスしたら,3月末に 1B/V3のリビジョンアップのためのファイルが登録され(これにより,リビジョンがR3.000からR3.001になりました),上記の問題や各種のバグが解消されたとのことで,早速,試してみました。
最近の私のLIbretto20ですが,そのHDは,「Windows95[基本区画]:821MB,PC-DOS J6.3/V[基本区画]:201MB,データ[拡張区画]:504MB」という状態で,順調に動いていました。
まず,PC-DOS J6.3/V の入った起動FDより起動し,FIPS.EXEを起動し,HDのPC-DOS区画を2つの区画に分けます(私の場合は 111MBと90MBに分けました)。そして, 1B/V3のインストールFDを入れて再起動し,以下,画面の指示通りに行い, 1B/V3を90MBの基本区画にインストールしました。そして,再起動すると,やはり,画面には「ERROR LOADING OPERATION SYSTEM」との表示が出て,全く起動しない状態になってしまいました。
それで,今度はHDを取り外して,DynaBook GT-R590に入れてスイッチを入れてみると,やはり,Libretto20の時と同様に起動せずの状態だったので,1B/V3 のインストールFDより起動し,SPMCよりダウンロードしたリビジョンアップファイルの入ったFDにてリビジョンアップしてから,再起動しても同様の状態でした。
それで,仕方がなく, 1B/V3のインストールFDより起動し,90MB区画を削除し(なお,この 1B/V3が入っている状態では,PC-DOSの起動FDからは起動できませんし,OS/2 Warp のインストールFDでは,起動はできましたが,この区画の削除はできませんでした),再度, 1B/V3をインストールし,再起動すると,やっと, 1B/V3が起動しました。そして,起動区画をPC-DOS区画にしても起動できることを確認後(Windows95 で確認しなかった理由は,Libretto20で使っていた Windows95を他の機種で使おうとすると,何か変なことが起こるからです),再度, 1B/V3より起動し,リビジョンアップFDにて,1B/V3のリビジョンをR3.001にリビジョンアップし,HDをLibretto20に戻すと,やっと,1B/V3が起動し,以後,Windows95からでも,PC-DOSからでも起動できるようになりました(勿論,これには,FDISK.EXEにて起動区画を変更することが必要ですが)。
というわけで,結論としては,例えば Windows95が入っているLibretto20に別の基本区画を作って(あるいは拡張区画に) 1B/V3をインストールする場合は,
(1)リビジョンがR3.000ではなくR3.001のものを使用する。
(2)R3.000しか持っていない場合は,他のパソコン,例えば,DynaBook GT-R590にHDを移してインストールし,更にR3.001にリビジョンアップしてからLibretto20に移す。
という2つの方法のどちらかで行うようにした方がよいと思います。
以上,あの地獄の1週間はなんだったのかと思うほど,簡単に解決してしまいました。それにしても,このバグがLibretto20特有のものでしたら,こんなにタイミングよく解決しなかったと思いますが,他のパソコンでも出ていたので,よかったと思っています。いずれにしろ,これで,やっとLibretto20で1B/V3を使えるようになりました。
その後, FDISK.EXEを使ってのアクティブ区画の変更だと,間違って,基本区画を削除する可能性もあるため,ブートマネージャーとして,PC-DOSを起動した状態でBOOTEASY.EXEをインストールしました(本当はOS/2 Warpのブートマネージャーの方が私には使用実績があり安心なのですが,OS/2のブートマネージャーをインストールするには約2MBの領域が必要なことと,1B区画を FDISK等で解放してからブートマネージャーをインストールし,更に1Bをインストールし直すということになり,面倒くさいので,フリーソフトのBOOTEASYを使用することにしました)。
入れてみての感想ですが,非常に使いやくなりました。電源スイッチを入れると,画面に「F1・・・・DOS」,「F2・・・・DOS」,「F3・・・・1B」と表示されるので,F1キーを押せば Windows95が,F2を押せばPC-DOSが,F3を押せば1Bが起動します。そして,もし,いずれも押さなければ,前回起動したOSが起動し ます。ただし,フォーマットの仕方により区画名を表示しているためか, Windows95区画もDOSと表示されてしまうのが愛敬ですが。
1997年4月20日(日) 「OS/2 Warpをインストール」
Libretto20に入っていた270MB・HDに「OS/2 Warp」を入れてみました。本当は,現在使っている3つのOSが入っている1.6GB・HDに更にもう1つのOSとして入れたかったのですが,入れる前に「DynaBook 486SX」にて,3つの基本区画+1つの拡張区画という1.6GB・HDに似た環境を作って,入れられるかどうか確認してみたところ,システム・コマンダーかあるいは二重ブートという方法を使えばできるのでしょうが,現在の私の環境では無理のようだと判断したからです。
OS/2 WarpのFD及びCD-ROMのFDISKを試してみてわかったことは,
(1)1つのHD内に基本区画は4つまで作成できるが,もし,残った部分があってもそれは基本区画にも拡張区画(正確には基本/論理区画)にもできない。
(2)基本区画が3つの場合は拡張区画は2つでも作成できる。
(3)OS/2のFDISKでは,MS-DOSの拡張区画でも,それを削除することにより,基本区画とすることができる。
(4)OS/2のブートマネージャーは基本区画と同じ扱いとなる。また,ブートマネージャーはHDの最初か最後のシリンダに入れる必要がある。
ということでした。
リブレットにOS/2をインストールする場合の一番の問題点は,リブレットのFDドライブがOS/2に対応していないことです。ですから,インストールするには,HDを他のパソコンに入れて行う必要があります。また,その際,リブレットのハイパーネーション用に確保されていHDの最後部シリンダの22MBを使用しないように設定する必要があります。
また,今私が入れているOSはWindows95,PC-DOS J6.3/V,1Bの3つですから,ブートマネージャーを入れたら,基本区画が4つあることになり,OS/2を入れられなくなってしまいます(OS/2を入れるための基本区画も拡張区画も作れなくなってしまうからです)。ですから,ブートマネージャーの導入は諦めねばなりません(なお,ブートマネージャは後述する理由により,HDの後ではなく,前に入れねばなりませんので,どうしても3つのOSに対して使いたい場合は, Windows95区画を削除して,そこに入れ,そして,Windows95の再インストールの必要があります)。
次に困ることは,リブレットのHDを他のパソコンに入れた場合,リブレットの FDISKでは見えなかったハイパーネーション用の領域が見えてしまうため,ここを保護しなければなりません。とりあえずは,OS/2の FDISKにて拡張区画に設定しますが,すると,今度は残りのOS/2用の区画が基本区画と設定できなくなってしまいます(もし,ハイパーネーション用の 22MBを保護しておかないと,現在,拡張区画となっている部分を削除するとハイパーネーション用の区画も合わさってしまいます。また,拡張区画としたら,ブートマネージャーをインストールしていないために今度はOS/2の起動はできなくなってしまいます)。というわけで,これでは目的の場所にOS/2をインストールすることはできません。なお,ブートマネージャーはHDの後にもおける筈ですが,ここはハイパーネーション用の区画ですので,LibrettoにHDを戻せば破壊されてしまう筈ですので,ここにおいても何等意味はありません)。
というわけで,PC-DOS区画に二重ブートを行えば可能なのかもしれませんが,私はやったことはないのでサッサと諦めて,現在使っていない270MB・HDにOS/2Warp Ver3 を入れてみることにしました。
まず,DynaBook EZ486の内蔵HDケースを取り出して,中身のHD本体を交換します(本当は,DynaBook GT-R590でやった方が簡単でしたが,MINI SCSI Plus経由でCD-ROMドライブを接続する形の方がリブレットも同様で設定されるだろうということでそうしました)。
そして,「Warp without Windows」のFDとCD-ROMにより,起動し,「基本インストール」ではなく,「拡張インストール」を選択します。「異なるドライブ又はパーティションを指定する」を選択し, FDISK画面とします。まず,ハイパーネーション用の区画22MBを「パーティションの作成」を選択することにより作成し,「基本/論理区画」とします。次ぎに,不要な区画,私の場合は Win95以外の区画のPC-DOSと1B区画でしたが,ここを「パーティションの削除」にて削除し,次に「パーティションの作成」にて「基本区画」とし,「始動可能の設定」「インストールの可能の設定」とした後,先程のハイパーネーション用の区画を「パーティションの削除」にて元に戻し, FDISKを終了(勿論,保存終了です)させると,リセットとなり,再度,初めからやり直しとなります(以上で,私の場合はOS/2区画として80MB程とれました)。
今度は,「拡張インストール」「このドライブをそのまま受け入れる」「FATフォーマット」を選択すると,以下,自動的にOS/2がインストールされます。そして,FDを外す指示が出た後,自動的にリセットされ,「システム構成」画面となりますが,ここでは,マウス:PSマウス,シリアル装置:サポートしない,拡張電源管理:サポートする,ディスプレイ:VGA, PCMCIA:東芝T3600(モデム,HD,フラッシュ)等を選択し,次の「インストールしたい機能」では,できるだけ軽く,また, HDの消費量を少なくということから,「推奨」+αとしました。そして,しばらくするとやっとインストールは終了し,リセット又は電源スイッチを切る場面となりましたので,ここでスイッチを切り,HDをリブレットに戻しました。
そして,リブレットのスイッチを入れましたが,MINISCSI Plus及び CD-ROMドライブが付いているのに,CONFIG.SYSにエラーが出てしまいました(エラーが出た部分は,DEVICE=BOOT\AUTODRV2.SYSとDEVICE=MSDOS\VCOM.SYSです)。しかしながら,それでもどうにか起動しました。起動時間は(スイッチを入れてから時計が消えるまでの時間)約70秒間といったところですので,まあまあといったところでしょうか。動くことを確認後,今度は雑誌「OS/2 magazine」16号の付録CD-ROMの中にある修正モジュールにて最新版にリビジョインアップしました。
さて,まず,画面を見て感じたことは文字やアイコンが小さな上に,ゴチャゴチャしいていて非常に見難いということです。目の良い方ならばともかく,私のように目があまり良くない者には非常に使いにくいです。後は Windows95に慣れてしまったためでしょうが,アイコンの並び方が均一ではなく汚らしく見えるのが嫌ですね。また,アイコンの数もものすごく多い感じですし(勿論,文字の大きさを含めて色々変えられる筈ですが)。 NiftyのFTOSHIBAの書き込みだとLibretto20+OS/2は非常に使い易そうな書き込みでしたが,広い画面ならばともかく, VGAの非常に小さな画面のリブレットでは,現在の私には使い勝手は非常に悪そうです。
それでも,とりあえず,CD-ROMの「Bonus Pack」に入っている IBM-Worksと一太郎Ver5のCD-ROMに入っているATOK8をインストールしました。
なお,このままですと,画面は16色表示です。これを 256色表示とするためには,
ftp://ftp.cirrus.com/pub/support/laptop/754x/k7548jd3.zip
に入っている256色ドライバーを使えば可能だそうですし,また,64K色表示をしたい場合は,上記の中の64色ドライバーのほかに,
ftp://ftp.software.ibm.com/ps/products/os2/drivers/video/sp1480.exe
の中のcirrus.dllを既存のものと置き換えればよいそうです。しかしながら,あまりの使いにくさにがっかりしてしまって,変更する気が失せてしまいました。それで,とりあえず16色でまともに動くことを確認し,サッサと1.6GB・HDに交換し,元に戻してしまいました。本当はもっと使い易いのではないかと期待していたのですが。勿論,更に色々と調整しれば使い易くなる可能性もありますが,とりあえずは,1.6GB・HDに入っている他のOSの代りに入れるということはないと思います。
なお,OS/2 Warpのリブレット20はMS-Windows3.1のリブレット20と同様,マウスはアキュポイントかシリアルマウスかどちらかしか使えないようですので(Windows95 の場合は両方とも同時に使えますが),これも不便そうです。一々,設定を変えるなんて面倒なことをやる気はしません。ということで,色々苦労したのですが,これらは水の泡となってしまいました。
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