リブレット,Liretto,Libretto20,Libretto60,matsumo,matsumo2,matsumoto,matumoto
Japanese Only
前ページ Home(gozaru) 「Libretto20/60」日記目次 Home(coocan) 次ページ

Libretto20/60日記(7)

初回:1998. 6. 7

1998年3月13日(金) 「Libretto60購入」
 
 3/13(金), Libretto100がもう発売されていますが,同機はキーボードがLibretto70と同じく PgUp,PgDn,End,Home等がFnキーとの組み合わせで入力しなければならず, 1B/V3やPC-DOS/Vだと使いにくそうですし,液晶画面が大きくなったのはいいですが,800×480ドットというのはやはり上記のOSだと640×480ドット表示されると推測されるので,Libretto20と同じキーボードでの最後のモデルである「Libretto60」を購入しました。といっても正規のものではなく,Libretto60,8MB増設RAM,FDドライブ,大容量バッテリー,携帯電話用9600bpsカード等が1箱に入っている「DoCoMo Libretto Mobile Pack2」です。

 Libretto60アプリ無モデルが10万円以下で入手できたら買おうということで, 10万円を握り締めて(笑)秋葉原を歩いたのですが,Libretto60は12万円程度と意外に高く(ソフマップ中古店では,新古品が10万円弱でしたが),ドコモのモバイルパック2も11.5万円が最低価格(ロケット)でした。

 ところが,アイツーモバイル店の隣のウェーブ・アイという店の前に行くと,11万円弱の表示でそこに横線が引かれていました。そこで,店に入っていくらときいたら5000円引きで,結局,消費税を入れて11万円とのでしたので,まあ,携帯電話は持っていないのでそれ用のモデムカードは不要だが,付属してくる大容量バッテリーと標準バッテリーの差額が5000円と考えれば,消費税込みで10.5万円,まあ,購入価10万円かということで,それを購入することにしました。

 その際,店員より,本品は故障の際は東芝ではなく,ドコモの店で行なわねならないこと,1週間以内の故障で,在庫があればウェーブ・アイで交換だが,その後はドコモ店での修理扱いになる旨の話がありました。

 早速,家に帰って箱を開けてみると,箱の中に箱が入っていて(そういえば,店の人が,「このパッケージは,中の箱毎に保証書が入っているので,ハンコを押すのが大変だ」と言っていました),すなわち,Libretto60本体(8MB・RAM増設済み),大容量バッテリー,FDドライブ,9600Bpsカードが各々箱に入っていました。とりあえず,中に入っていた説明書を見ながら記載されているものが入っているかどうか確認しました。

 開けてみて驚いたことは,FDドライブの小ささです。私が今までLIbretto20で使っているのは「CORE MICRO SYSTEM INC.」という会社で発売しているもので,FDドライブ本体は金属でACアダプターを接続し,また,PCカードは分離できる光る金属製のものですが,それと比較すると,外観はプラスチックで,全体の厚さも約半分と非常に薄く軽いし,それにACアダプターも付けなくてよいので,非常に小さく軽く感じました。

[追記]
 Libretto60の値段ですが,私はドコモモデルを消費税込みで11万円で購入したのですが,調べてみると,このドコモモデルだと結構安く売っているのですね。最低はNiftyserveのFTOSHIBAの2月に書かれていた66,000円でしたが,最近では,3月のTOMCAT氏のホームページに通信販売ですが,88,000円で購入したとの書き込みもみられますし。また,3/27(金)には秋葉原のロケット・アウトレット店では99,800円で販売していましたし,私が購入した店では消費税込みで10万円と1万円も下がっていますし。でも,安く購入するのは,秋葉原の電気店・パソコン店ではなく,携帯電話のドコモ取扱い店で購入するのが一番にようです。


1998年3月14日(土) 「バックアップ後にセットアップ」

 Libretto60ですが,とりあえず,FDドライブとパラレルポート用のZIPドライブを付け,PC-DOSが入ったFDより起動し,YUPDATE.EXEというバックアップ用ソフトを使って,Windows95のセットアップ以前の状態をバックアップすることにしました。

 PC-DOSが入ったFDより起動し,Cドライブの中身を見てみると,何と,Cドライブの残り容量は 359,628,800バイトしかない!! すなわち,Libretto60には810MBのHDが入っており,残りが360MBということは,ハイバネーションの部分も考えると,Windows95とアプリケーションとで400MBも使っているということになります。とりあえず,ZIPディスクが1枚(100MB)もあれば十分に足りると思っていた私には大きな誤算で,といっても, ZIP生ディスクは2枚しか残っていなかったので,使わなくなった壁紙を保存してあったZIPディスクを3枚フォーマットし(もう,間違いなくそれらの壁紙は使わないので,保存していても全く無駄以外の何者ではないので),それを使って,バックアップを始めました。

 まず,PC-DOS・FDより起動し,次に,GUEST.EXEを起動してパラレルZIPドライブをDドライブに認識させ,次に,

 YUPDATE -X C:\ D:\

 で,Windows95セットアップ前のCドライブをZIPディスクにバックアップしました。しかしながら,これが時間がかかるのですね。1枚につき,約1時間,結局4枚必要でしたので,計4時間近くかかってしまいました。

 それから,FDドライブ,ZIPドライブを外してWindows95のセットアップを行いましたが,さすがにこちらは速いですね。約20分で終了しました。この状態でHDの空容量をみてみると,全ディスク領域:778MB,使用可能なディスク領域:349MBとのことで,結局,Windows95セットアップ前とほとんど変わらないようです。

 とりあえずの感想ですが,HDの音が騒さいですね。5秒間隔位でビーン,ビーンという音が出ますし,更に読みこみ時にはカラカラという音も加わりますし,これだけ騒さいと,さっさとHDを大きなもの,もう出ているかそろそろ出るという厚さ8.5mm,容量3GBあたりに交換したくなります。それに,これでは空き容量が少なすぎて,他のアプリケーションを入れるのが大変そうですし。

 あ,そういえば,終了時に出るという有名な赤い画面が出ました。早速,libretto FAQを読んでみますと,これは logos.sysというファイルを削除すると出なくなると書かれていましたので,そのうち,削除するつもりです。


1998年3月15日(日) 「ドコモパックと普通のものとの違い」

 ドコモのLibretto60と普通のLibretto60の違いですが,見た目では,液晶の左側にある「Libretto60」という文字の部分に「Libretto for DoCoMo NTT DoCoMo」と書かれたシールが貼ってあることでしょうか。後,起動時の画面が普通の Windows95画面ではなく,「モバイルパックスペシャル」という GUIメニューが表れることです。

 ハード的には増設RAMが8MBなので,これはそのうち,16MBに替えたいと思っています。また,電池も標準型ではなく,大容量のものなので,Libretto20では標準型しか付けていないために非常に大きく感じてしまうため,これもその内に標準型を購入して交換しようと思っています。

 ソフト的には,MS-Word及びMS-Excelの代わりにMS-Wrksが,そして,アトラス地図の代わりにNiftyManager,10円メール,信之助(通信ソフト)が入っているようです。

 パソコン以外では,FDドライブとデジタル携帯電話用と接続するためのPCカードが付いていますが,私は携帯電話を持つ気はないので,箪笥の肥やしとなりそうです。


1998年3月16日(月) 「バックアップ」

 Windows95をセットアップした後,Windows95セットアップディスク等を作る作業があるのですが,NiftyserveのFTOSHIBAにこばやしさんが書かれていらっしゃるように, Windows95がOSR2.1以降になってからは作られたセットアップディスク中に何枚か失敗するものができることが多いとのことですので,そうなった場合,その失敗FDを東芝テクノセンターへ持って行けばちゃんとしたのをコピーしてもらえるのか,あるいは私の持っているのはドコモパックだから,ドコモ取扱店でやってもらうのか(現実的には無理ですが)わからないし,面倒くさいことになったら嫌なので, Windows95セットアップしたばかりの状態も ZIPに保存しておくことにしました。

 すなわち,最初と同様に,FDドライブ,パラレル接続ZIPドライブをLibretto60に付けて,PC-DOS/V起動FDより起動し,ZIPドライブを認識後,FD中のYUPDATE.EXEを使って,

 YUPDATE -X -NCwin386.swp C:\ D:\

 とすると,swapファイル以外が,4枚のZIPディスクにコピーされます。

 そして,今度は,ZIPドライブをはずし,PC-DOS/V起動FDも取りはずして,再起動するとWindows95が起動し,プログラム→アクセサリ→システムツール→Create System Diskを起動して,計67枚のFDにシステムディスクや他のソフトのコピー作成を行いました。

 しかしながら,こばやしさんのお言葉や最近のFDは1箱中に1,2枚は不良品があるとの話の通りに,セットアップディスクNo.17を作る時に書きこみがうまくいかない時の音が何回も出てきて,すぐにこれは失敗ディスクだとわかりました(念のために,できたFDを使って,他のパソコンにインストールできるかどうか試してみましたが,やはりNo.17でこけました)。

 このため,ZIPディスクに保存してあるものをリストアし,No.17の部分のみ作り直すことにしました。まず,先程と同様に,FDドライブ, ZIPドライブを付けて,PC-DOS/V起動FDより起動し,

 YUPDZATE -X -XS D:\ C:\

 とすると,書き換えられたファイルや無くなったファイルのみZIPディスクからコピーされます(なお,-XSオプションはZIPディスクが何枚もある時のリストアとの意味です)。さすがにこれだと早くコピーされ,Windows95セットアップ時に戻りました。

 そして先程と同様にFD作りですが,No.17のみを作ることはできないので,結局No.17まで作り,キャンセルをして中止しました。そして新たに作った最初からNo.16までのFDは不要ですので初期化してしまいました。

 ということで,やっと,とりあえず,色々なことをやっても最初の状態に戻せるというところまできました。


1998年3月17日(火) 「プレインストールソフトの削除」

 さて,今度はLibretto60に入っている不要なソフトの削除です。とりあえず,CHKDSKをかけて,内蔵HDの空容量を見てみると,350、240、768バイトと約350MBが空いています。しかしながら,これでは少し少ないので,できるだけ空けることにしました。

 まず,使いそうもないソフト,すなわち,マイクロソフト社の通信関係のソフトの削除で,これらはコントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」より行いました。すなわち,インターネットエクスプローラー,Internet Mail and News,MS Net Meeting,MS Exchang,MS-FAX,MS Networkを削除,また,携帯電話による通信も行わないので,信之助95も削除しました。

 次に,「スタート」→「プログラム」の中のソフト「10円メールマスター」をその中のアンインストールで削除,そして,既にバックアップをとっていることから,Cドライブの「_backkup」のフォルダを削除,また,電源を入れた後に,モバイル関係のメニューが出るので,これを普通の状態で始まるように,Cドライブの中の「LM-MENU」のフォルダを削除,Cドライブの「Windows」→「スタートメニュー」→「プログラム」→「スタートアップ」の中の全て,すなわち「モバイルパックスペシャル,接続状態,ショートカットバー」を削除(これで,モバイル関係の表示がでなくなる)しました。

 そして,Cドライブのディレクトリ「Program Files」より,「Internet Exproler」,「Internet Mail and News」,「NetMeeting」,「MS Network」,「SKW」,「ICW-Internet Connection」のフォルダを削除し,結局,フリーエリアは「398,917,632」バイトとなり,やっと40MB程増えました。ううん,もう少し,すなわち,200MB程増えませんかねえ。

 後,コントロールパネルの中のアイコンが多いし,私はパスワードも使いませんので,幾つかは表示させなくしました。すなわち,C:\WINDOWS\CONTROL.INIを編集して,以下を加えました。

 intl.cpl=no
 password.cpl=no
 netcpl.cpl=no
 inetcpl.cpl=no

 これにより,地域,パスワード,ネットワーク,インターネットが表示されなくなり,かなりすっきりしました。

 また,右ALTキーでFEPが起動するようにHCAPS95をインストールし,スタートアップフォルダにそのショットカットを入れました。更に矢印キー全体をキー1つ分右に動かすため,C:\WINDOWS\SYSTEM\VMM32にVKD.VXDというLibretto20用のソフトを入れ,リセットすると,Libretto20と同様に矢印キーが右に動き,矢印キーが非常に使い易くなりました。勿論,キーボードにテプラで作った矢印やShift及びCtrlを張り付け,キーの表示と動作を一致させました。


前ページ Home(gozaru) 「Libretto20/60」日記目次 Home(coocan) 次ページ