○WX2+を使っている時にF10キーをATOK7類似に
私はHP-100/200LXではFEPとしてWX2+を使用し,ATOK7類似の使い方になるように設定しておりますが[すなわち,F6:ひらがな,F7:カタカナ,F8:半角カタカナ,F9:アルファベット],ATOK7ではF10キーを押すと「半角,コード,記号」を選択でき,コード入力ができるのに,私のHP-100LX+WX2+ではできないので不便に思って使っていました。ところが,やっと,これが解決しました。すなわち,
WX2SYS.INI中の[A7KEY]中の
「F10=D0 00 00 00 00 00」を「F10=8B 00 00 8C 00 00」
とすれば,F10キーを押すことにより,「JIS,シフトJIS,区点」と変更でき,コード入力ができるようになりました(ニコニコ)。
また,第2水準の文字を「へん」等で探す場合,例えば,「にんべん」の場合は,「にんべん」と入力後,「Ctrl+スペースキー」にて,にんべんの文字が出てきます。なお,MS-DOS上では「Shift+F6」で単語登録もできます。
○HP-200LXで使っているソフト
現在,私のHP-200LXに入っているゲーム以外のソフトの紹介です。
1.システムマネージャー上に登録したもの
(1)LE.EXM Ver0.55a[Nifty]
テキストファイルの閲覧ビュアーです。
私はこの14ドット文字の10行表示が最も見やすいと思って最新版ではなくこちらを使用しております[最新版は行数が増えて,私には目にきますので]。
(2)Filmtnv.EXE[Nifty]
いわずとしれたファイル管理ソフトです。KLというの軽いソフトもあるのですが,私はDynaBookでも98ノートでもこちらを使用していますので,操作の共通性からこれを使用しています。
ビュアーとしては,LE14.EXEを使用しており,ファイル管理場面では8*16ドット文字,ビュアーでは14ドット文字を使用しています。
(3)TRAIN.EXM[Nifty]
「駅すぱーと」から料金表示を除いたようなソフトです。ただし,1路線しか表示されません。東京近郊のデータのみ入れています。
(4)VZ.EXE
有名なエデッタです。
(5)HIKARU.EXM[Nifty]
「光の辞典」の英和・和英・国語の3種類を使用できるようになっています。私は後方検索のインデックスやヘルプファイルも削除してありますが,それでも,11.5MBほどフラッシュラムを消費しております。
(6)MAPPOT.EXM[Nifty]
内蔵ソフトのDatabaseと地図を連携させて,例えば,映画館のスカラ座がどこにあるか,地図上に(この場合でしたら,銀座の地図が表示されますが)示してくれます。なお,Databaseには「DBMenu」を使用して27種ほどのデータベース(映画館,ホテル,新幹線時刻表,ラーメン店等)を管理しています。
(7)POSTIT.EXM[Nifty]
1枚の紙に書いたものを10枚ほど画面上においておけるもので,数枚を同時に表示させたり,あるいは,
TABキーによって切り替えて見ます。書き込むにはF3キーを押すと内蔵のMEMO.EXMが起動します。MEMO.EXMもフリーソフトによる日本語化の時は8*16ドットフォントだったので見にくかったですが,日本語化キットになってからは,ZOOM機能を使用することにより,11*16ドット(?)
フォントを使用できるようになり,非常に使いやすくなりました。
(8)TCARD.EXE[Nifty]
CSV形式のファイルのための小さなデータベースソフトです。14ドットフォント表示なので,非常に見やすいです。
(9)FTM.EXM[Nifty]
フレックスタイムの管理ソフトです。実は私の勤めている会社は,10月よりタイムレコーダーがなくなり(フレックスはかなり前からなのですが),出社・退社の時間を自分で指定されている紙に記入しなければならなくなりました。ところが,記入するのを忘れてしまうという事態となり,また,2,3日すると何時帰ったかというのも忘れてしまっています。本ソフトは出社時にF3キーを押せば出社時間が,F4キーを押せば退社時間が記録されます。特にすぐれもののところは,例えば出社時の8:25に押せばば8:30と,退社時は17:57に押せば17:45と会社の規定通りに記録させることです。しかしながら,1月間の労働時間の総計に関しては,私の会社の方法と異なりますので,設定ファイルを色々といじってみたのですが,残念ながらうまく計算できません。
(10)WW.EXE[Nifty]
テグレット技術開発のメニューソフト兼共通OSみたいなもので,ここには同社のエデッタの「章子の書斎」,データベースソフトの「知子の情報」,住所録の「亜土の住所録」が使用できるようになっています。
(11)INTERSVR.EXE
DynaBookとファイルのやりとりをするために使用しています。PC-DOS6.3/Vの中のものです。
(12)GS.EXM[Nifty]
ファイルを探すためのソフトです。
(13)NENGOU.EXM[Nifty]
西暦と年号の対比のソフトです。
(14)ASKS.EXE
12種類のソフトが登録できるメニューソフトです。今のところ,以下が入っています。
1)HV.EXE
インターネットのWWWの.HTMというファイルを読むためのものです。一応,米文専用で,アルファベット表示のみですが,デフォルトの場合,あまりにも文字が小さいので,HV.CFGという設定ファイルにて,標準のフォントをボールド体に設定しました。また,このソフトは自動的にインデックスファイルが沢山できてしまうので,バッチファイルにて,終了時にこれらを消すようにしました。
2)MEMO.EXE[Nifty]
1行のみ入力すると,そのまま終わってしまうという,文字通りの「メモ書き」ソフトです。ちょっと,思いついた時に便利です。書いたものを読む時は,VZやLogExpress等を使います。
3)DISP_ICN.EXE[Nifty]
システムマネージャー上に登録するアイコンを見るソフトです。
4)ICN100.EXE[Nifty]
アイコンを作るソフトです。
5)TUNE.EXE[Nifty]
標準の440Hz音,メトロノーム等としてHP-100LXが使用できるようになります。
2. DOS/C上ではメニュープログラムを使用して以下を使用できるようにしてあります。
(1)訳詞丸
米語から日本語への翻訳ソフトです。私は,翻訳ソフトを3つほど試してみましたが,これが一番良いように思いました。翻訳速度もHP-100LX(倍速)ではまあまあといった感じです。
(2)その他
メニューが空いているために,VZ.EXE,LE14.EXE,FILMTN.EXE,INTERSVR.EXE等のシステムマネージャーに登録してあるものも登録してあります。
○HP-200LX(2MB)本体のみで運用する方法
HP-200LXは2MBタイプでしたら,フラッシュメモリカードを使わず,また,RAM増設も行わないで、本体のみでオカヤの日本語化キットによる日本語化ができ,勿論,FEPも入り,文章書き(VZ-Editor)やログ読み(LogExpress)及びパソコン通信(KTX)ができます。
現在は異なりますが,昔の私のHP-200LX(2MB)では,そのCドライブに
(1)オカヤの日本語化キットとWX2+の辞書
(2)VZ-Editor
(3)LE.EXE
(4)KTX
が入っており,システムマネージャー上のソフトは日本語化されていました。勿論,
DOS/C下でも日本語が使え,S-RAMのフリーエリアは250KBほどありましたので,PCMCIAモデムカードを入れて,
KTXによりパソコン通信ができましたし, VZ-Editorを使っての文章書きもでき,その上,システムマネージャー上の各種ソフト,例えば,私の場合はAppointmentやLotus123等を日本語で使用できました。
これのこつは,
(1)日本語化キットのドライバー類やWX2+のドライバー類はLZDRV.COM+LZEXE.EXEにて,実行できる形で圧縮する。また,不要なものは削除する。
(2).EXEや.COMの実行ファイルはPKLITE.EXEにて実行できる形に圧縮する。また,日本語化キットの中の不要なファイルは削除する。
(3)WX2+の辞書ファイルのWX2S.DICは附属のユーティリティ(オカヤの日本語化キットには付属しておらず,市販の「WX2+」の中に入っています)を使用して,固有名詞等を削除し,更に,圧縮をかけて,単語登録等のためにあいているスペースは10%とし,圧縮します。これにより,WX2S.DICは
343KBほどの大きさになります。また,NiftyserveのAI-SOFTのフォーラムに200KB辞書データがありますので,これと空辞書を組み合わせると,250KB程の大きさの辞書となりますので,これを使えば更に空エリアは増えます。
(4)日本語化キット中のフォントは削除し,
1)FONT14X.FNT (14*14ドットフォントであるFONT.14をボールド化し,FONTX化したもの。14*14ドット全角フォント)
2)JPKHN14X.FNT(半角フォント)
3)DUMYZN8X.FNT(8*16ドット全角のダミーフォント)
4)JPKHN8X.FNT (半角フォント。ダミーでもよいが,たいして大きくないのでそのまま使用した)
を使います。なお,3)を使っている理由はオカヤの日本語化キットは8*16ドットは必須であるためです(NiftyserveのFHPPCに有)。このダミーフォントを使用することにより,100KBほど節約できました。
(5)EMSは8ページにする。本当はWX2+関係だけで10ページ,更に,VZでも必要なのですが,WX2+の1つのドライバーのみEMSを使わせるようにします。
といったところでしょうか。
すなわち,基本的に 14*14ドットフォントを使用し,SM.BATは以下のようにすれば,他のフォントがなくても,システムマネージャ上の日本語表示は問題ありません。また,DOS/C上では14*14ドットフォントを使用し,8*16ドットフォントはできるだけ使用しないようにします。というのは,DOS/C上では8*16ドットフォントは半角文字は表示されますが,全角文字は表示されないからです。
<SM.BAT>
LXIME
LXDSPD -S14 -M14 -L14 -X14
100
LXDSPD -R
LXIME -R
○HP-200LXで使える英和・和英辞典,国語辞典
今のところ、HP-100/200LXで使える辞書類はは次の4つです。
(1)光の辞典[HIKARU.EXM]
辞書:約3MB(英和・和英で1辞書),インデックス:約1.2MB
(2)ENG2JAP.EXM
辞書:約630KB(英和),約180KB(和英),インデックスファイル(98KB?)
なお,辞書として,医学関係の「ライフサイエンス辞書」がNiftyserveのFBIOに登録されています。容量は,英和(835KB),和英(1062KB),インデックス(220KB)です。
(3)PDIC.EXE
辞書:約1.4MB(もっと,小さいのやもっと大きく数MBのもあります)
(4)EDICTJ.EXE
辞書・フォント・インデックス等:約1.7MB
私のお薦めはは勿論 (1)ですが、1MB程度というのでしたら, (2)しかないでしょう。ただし,(2)はNiftyserveのFHPPCにしかないのではないかと思いますし、これは辞書というより、英単語集といった趣が強いです。それに、辞書は専門の人が作ったわけではないので、内容に不安がありますし。なお,医学関係の辞書は「文部省科学研究補助金」を受けて大学関係者が作成したようですので,内容の信頼性が高いと思いますし,実際,素晴らしいできです。(3)(4)はちょっとしか使ったことはありませんし,異人達が辞書を作っているので,私にとっては内容に不安がありすぎて使う気がおきませんし,また,EXMプログラムではないので,HP-200LXでは(1)(2)と比較して使いにくいのではないかと思っています。
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