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ポケットポストペット日記(2)

最終改訂:2001.12.23(前回:2001.11.11)

 私はパソコンとかPDAとかは大好きで,それを使うと言うよりは「環境の整備」ということで,色々いじるのが好きなのですが,それではあまりにもったいないとのことで,何に使えばいいかと色々考えた結果,電子辞書として使うということとし,何か使えるソフトがないか,色々と試してみました。
 私の場合,やはりブランド志向が強いので,できるだけ市販の辞書・事典データを使いたいですので,初めは「光の辞典」から始まり,次に,フリーの辞書データ,そして,パソコン等に付いてくる辞書CD-ROMの活用ときました。
 以下は,色々とやった記録です。なお,基本的には各種の操作はWindows95パソコン(「東芝:DynaBook GT-R590」及び「東芝:Libretto 60」)にて行い,できた辞書データ及び検索ソフトをマルチメディアカードに移動し,それをPocketPostPetに挿入し,リセットしてから,辞書の動作確認を行うという方法をとりました。また,レジストリが大きく変わっていると再現性がなくなる可能性があることから,何回か,フルリセットを行い,購入時の状態に戻してから行っています。



1.光の辞典(英和・和英・国語辞典)[市販辞書データ]

 伊藤栄一郎氏による「HikaruCE」(Hk010m.zip内のHikaruce.exe)[H/PC 2.0・MIPS・日本語用,Ver.0.10]と(有)テグレット技術の「光の辞典」中の3つのデータファイル・5つのインデックスファイル,伊藤栄一郎氏による「Kctrl.dll」(Kctrl028.zipの中のH/PC・MIPS・日本語用,Ver.0.28]をマルチメディアカード中のフォルダ「Dic」に移動した後,マルチメディアカードをポケットポストペットに挿入し,PocketPostPetの裏面のリセットボタンを押してリセットします。「Hikaruce.exe」を起動し,「BaseDir」を「\Multimedia Card\Dic」とした後,「Check」ボタンを押すと,3つの辞書ファイルと5つのインデックスファイルが自動的に設定されますので,OKとすると使えるようになりました(なお,「Kctrl.dll」が無いと文字化けが起こりますので必須です)。

 英和・和英・国語辞典とも問題なく使えました。ただし,辞書ファイルやインデックスファイルの設定時のみ,ダイヤログボックスが画面からはみ出てしまいますが,そのボックスの移動はできますし,一度設定すればその後はこの操作は不要ですので,大きな問題とはなりません。 また,画面上の表示ですが,きちんと折りかえしがされますので,非常に見やすい形で表示されます。ただし,長い文章の場合はその最後で止まりますので,前の方を見たい場合は右のバーを押して戻す必要がありますので,それが面倒です。

 なお,ファイルサイズは以下の通りです。

 Ejtdic.dat(2,929KB),Ejtdic.idx(449KB),Ejtsdic.idx(339KB),Hikaruce.exe(57KB),Jetdic.dat(2,558KB),Jetdic.idx(511KB),Jiten.dat(3,701KB),Jiten.idx(834KB),Jitenk.idx(834KB),Kctrl.dll(60KB)


2.Pdic(英和辞典・ライフサイエンス辞書)

(1)英和辞典[フリー辞書データ]

 Tan氏による「Pdicce.exe」(Pdicmips.lzh中のファイル)[H/PC・MIPS・日本語用,Ver1.03](Ver.1.10はPocketPostPetでは辞書設定の画面で,画面下の部分が見えない状態のためにうまく設定できず,それを終了させると,それ以降,Pdicce.exeが起動できない状態になってしまいました。Tan氏のホームページからは現在Ver1.03はダウンロードできないことと,このソフトは配布自由ということで,ここに置かせていただきます)とYoshi氏による辞書ファイル「Dic2001.dic」(dic2001.exeをダブルクリックしてできるファイルの1つ。PDICのWin32版用のHyper辞書形式のもの)をマルチメディアカードのフォルダ「Dic」に移動し,マルチメディアカードをPocketPostPetに挿入し,PocketPostPetの裏面のリセットボタンを押してリセットします。

 そして,「Pdicce.exe」をダブルクリックして起動させると,「辞書グループ編集」画面となりますので,「新規グループ」ボタンを押して,「辞書グループ名」を「英和辞典」で「OK」ボタンを押します。次に「新規」ボタンを押すと「辞書の新規作成」画面となりますので,「Dic2001.dic」と記入し「OK」ボタンを押します。次に「辞書設定」のところの「登録・修正禁止」に「レ」点を入れてから,「辞書グループ編集」の短冊の右上の「×」をクリックすれば,辞書の設定場面は終了します。

 後は,画面左上の所にアルファベットを入れれば,その単語が画面左の一番上にその単語が表示され,その下にはそれよりアルファベット順が後の単語が表示され,画面右側にはその日本語訳が表示されます。なお,液晶画面が狭いために右側の長い文章は最初は隠れて見みえませんでしたが,「View」の「1行表示」のチェックを外すと桁折り返しとなり,文章全部を読めるようになりました。

 単語の修正画面は横長のためにやや問題ありですが,一般的には問題なく使えると思います。ただし,この「Dic2001.dic」には3万語程度しか入ってないことが問題になるかもしれません。この場合は「英辞郎」という辞書ファイルがありますが,ものすごく大きく,英和辞典のデータだけで30MB程あります(64MBマルチメディアカードでしたら,大丈夫だと思います)。

 なお,ファイルの大きさは以下の通りです。

 Pdicce.exe(323KB),Dic2001.dic(1,124KB)

(2)ライフサイエンス辞書[フリー辞書データ]

 本日は,Tan氏の「Pdicce.exe Ver.1.03」と金子周司氏の「ライフサイエンス辞書 Lsd3ej.dic」(Lsd3Pdw3.lzhの中のファイル)[Pdicw32w Ver.3用]を使って,生命科学辞書を試してみました。この「ライフサイエンス辞書」の作成は厚生省の「厚生科学研究」の1つとして,厚生省より補助金が出て行われたもので,いわば国民の財産といってもよいものですので,科学関係の方はドンドン,御利用になった方がよいと思っています。

 さて,やり方は「Dic2001.dic」の時と同様です。すなわち,「辞書グループ名」を「英和辞典」→「ライフサイエンス英和」に,「辞書ファイル名」を「Dic2001.dic」→「Lsd35ej.dic」に変更するだけです。これで,極めて快適に使用することができました。一般的な英和辞典は,この手の辞書に入っている言葉は収録されていませんので,科学関係の方は必須のものだと思います。

 なお,Lsd3Pdw3.lzhには和英辞典の「Lsd3je.dic」も入っているのですが,こちらは設定しようとすると,エラーがでてしまいうまくいきませんでした。もしかして,「Pdicec.exe」にて和英は無理なのかもしれません。

 ファイルの大きさは以下の通りです。

 Pdicce.exe(323KB),Lsd3ej.dic(871KB)

(3)英和辞典[フリー辞書データ]

 Pdicce.exeで英辞郎ファイルが使えるとのメールをいただいたことから,Tan氏による「Pdicce.exe」(Pdicmips.lzh中のファイル)[H/PC・MIPS・日本語用,Ver1.03]と,EDP氏による英和辞書データ「英辞郎」(ETJI46AF.LZH,ETJI46GP.LZH,ETJI46QZ.LZHより合成,Ver.46.8)を使って,英和辞典を試してみました。

 英辞郎はそのままではPdicce.exeでは使えないので,まず,TaN氏の「Personal Dictionary for Win32」(Pdx32437.exe)[Windows95等用,Ver.4.37]を使って,「Tool」→「辞書の変換」にて,「辞郎形式」を「PDIC形式」とします。なお,その際,「辞書の新規作成」画面では「辞書の種類」を「Hyper辞書形式」とし,「圧縮対応の辞書にする」のチェックは外しておきます。これでできた辞書ファイルをEijirou.dicとします(この際,1割位,規定通り変換ではなかったような表示がでました)。

 Pdicce.exeとEijirou.dicをマルチメディアカードのフォルダ「Dic」に移動し,マルチメディアカードをPocketPostPetに挿入し,PocketPostPetの裏面のリセットボタンを押してリセットします。

 そして,「Pdicce.exe」をダブルクリックして起動させると,「辞書グループ編集」画面となりますので,「新規グループ」ボタンを押して,「辞書グループ名」を「英和辞典」で「OK」ボタンを押します。次に「新規」ボタンを押すと「辞書の新規作成」画面となりますので,「Eijirou.dic」と記入し「OK」ボタンを押します。次に「辞書設定」のところの「登録・修正禁止」に「レ」点を入れてから,「辞書グループ編集」の短冊の右上の「×」をクリックすれば,辞書の設定場面は終了します。

 後は,画面左上の所にアルファベットを入れれば,その単語が前方一致検索にて,画面左の一番上にその単語が表示され,その下にはそれよりアルファベット順が後の単語が表示され,画面右側にはその日本語訳が表示されます。なお,液晶画面が狭いために右側の長い文章は最初は隠れて見みえませんでしたが,「View」の「1行表示」のチェックを外すと桁折り返しとなり,文章全部を読めるようになりました。また,この辞書はインデックス・ファイルが不要なので,合わせたファイルサイズを小さくできるのが,他の検索ソフトと比較していいですね。

 ファイルサイズは以下の通りです。

Eijirou.dic(42,810KB),Pdicce.ece(323KB)

 なお,私の場合,例によって32MBマルチメディアカードしか持っておらず,90万語以上が収録されている英辞郎は大きくして使えないため,@niftyのFENGCに3分割の形で収録されている内の「ETJI46QZ.LZH」を使用して,動作確認を行いました。64MBのマルチメディアカードを持っている人にとっては,英辞郎は検索は速い上に90万語以上というですごく魅力だと思います(@niftyに入っていれば,データ自体は無料ですし)。


3.Jdic(英和辞典)

(1)英和辞典[フリー辞書データ]

 以前,うまくいかなかった「Jdic」ですが,どうにか使えるようになりました。ただし,普通のやり方ではなく,レジストリをいじるものですので,かなりの注意が必要です。

 まず,西谷氏の「Jdic.exe」及び「Jdic.hlp,Jdic1.hlp〜Jdic4.hlp」(Jdicwm22.zipの中のファイル)[H/PC・MIPS・日本語用,Ver.2.2]をマルチメディアカード内のファルダ「Jdic」に移動します(内,5つのhlpファイルはなくてもOK)。「The Electronic Dictionary Research and Development Group, Nanash Group」氏の「Edict」及び「Edict.idx」(Jwp13edt.zip中のファイル)と,Kurumi氏の「Gene.txt」,「Genidx.exe」(Gene95.lzhの中のファイル)をマルチメディアカード移動します(Genidx.exeはなくてもOK),このマルチメディアカードをポケットポストペットに挿入し,PocketPostPetの裏面のリセットボタンを押してリセットします。

 TascalSoft氏のレジストリエデッタ「TascalRegedit.exe」(Reg061m.lzhの中のファイル)[H/PC・MIPS・日本語用,Ver.0.61]を起動します。そして,「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE」を選び,そこで,「編集」→「新規」→「キー」を選択し,出て来た短冊に「Jdic」と入力し「改行・決定」キーを押します。

 次に,「編集」→「新規」→「文字列」とし,出て来た短冊に「DicPath」と入力し「改行・決定」キーを押すと,画面右側に「DicPath」と文字が表示されますので,それをダブルクリックすると,また,短冊が現われますので,下の方に,
「\Multimedia Card\Jdic\Edict」と入力し,「改行・決定」キーを押します。

 同様な操作で,今度は「PDicPath」と「\Multimedia Card\Gene.txt」と入力し(なぜか不明ですが,「\Jdic」を入れるとダメで,この形である必要があります),「改行・決定」キーを押します。そして,「ファイル」→「終了」で,レジストリエデッタを終了します。

 ポケットポストペットの裏面のリセットボタンを押してリセットしてから,「Jdic.exe」をダブルクリックで起動します。そして,「File」→「Option」を選択すると,短冊が表れるので(画面には先程入力した通りに辞書ファイルへのパスが表示されています。これが表示されていなければどこかに間違いがあります),「EDICT優先」の左のボタンを押して黒くさせてから「OK」ボタンを押します。これで設定は終了です。

 画面上部に米単語を入力し,「改行・決定」キーを押すと,砂時計が表示され,一呼吸おいた後に,その単語を含んだ前方・後方一致のものがヅラヅラヅラと表示され,その後ろには日本語訳が書かれています。ただし,これらは非常に小さな文字ですので,私みたいな目があまり良くない者にはきついです。また,検索にやや時間がかかるのもストレスです。

 ということで,2つの単語を組み合わせたものまで表示されるのは評価できますが,残念ながら私にはちょっとという感じです。ただし,熟語が沢山表示され,文字は小さいですが,1画面での情報量は多く,文字も見やすいのは評価できると思います。

 なお,ファイルの大きさは以下の通りです。

 Jdic.exe(28KB),Edict(4,521KB),Edict.idx(2,229KB),Gene.txt(2,633KB)
 Genidx.exe(35KB),Jdic.htp(1KB),Jdic1.htp(4KB),Jdic2.htp(2KB),Jdic3.htp(3KB),Jdic4.htp(4KB)


4.Pendic(英和辞典・和英辞典・国語辞典・人名辞典・百科事典・英英辞典)

(1)英和辞典[フリー辞書データ]

 Palm-size Penguin氏の「PenDic」(PenDic21HpcMIPS.LZH)[H/PC・CE2.0・MIPS・日本語用,Ver.2.1Β)と,kurumi氏による辞書ファイル「gene.txt」(gene95.lzh)を使って,英和辞典を試してみました。
 まず,PDICテキスト形式になっている「gene.txt」を,TaN氏の「Personal Dictionary for Win32」(Pdx32437.exe)[Windows95等用,Ver.4.37]を使って,[Tool]-[辞書の変換]にて「PDICテキスト形式」から「1行テキスト形式」に変換し,そのファイル名を「gene.dic」とします。

 次に,PenDic21HpcMIPS.LZHを解凍し,その中に含まれているMakeidx2.exeを使って,DOS窓状態にて「MakeIdx2 gene.dic」と実行すると,gene.idxとgene.idx2という2つのインデックス・ファイルができます(なお,以上は英和・英英辞典の場合で,和英・国語辞典の場合はMakeidxJ.exeを使って,インデックスファイルを作ります)。

 そして,PenDic21HpcMIPS.LZH内に入っていた「Pendic.exe」,上記の「gene.dic」及び「gene.idx」と「gene.idx2」をマルトメディアカード内のフォルダ「Dic」に移動し,そのマルチメディアカードをPocketPostPetに挿入し,PocketPostPetの裏面のリセットボタンを押してリセットします。

 Pendic.exeをダブルクリックで起動すると,辞書ファイル指定画面となりますので,英和辞典の欄に「\Multimedia Card\Dic\gene.dic」と書きこみ,OKボタンを押します。すると,検索場面となります。上部の単語窓に米単語を入力すると,画面左半分にその言葉及びそれと前方一致した単語が表示されますので,必要な単語をダブルクリックすると,画面右に日本語訳等が表示されます。日本語訳は桁折り有りの状態ですので,見やすいです。

 ということで,PocketPostPetで使うのには問題無しで,また,軽さについても問題無しですが,ただし,単語を入力し,そして,前方一致で表示される単語の中から更にその単語をダブルクリックするという2段階の操作をしなければならないのが私にはちょっと面倒な感じです。

 なお,ファイルの大きさは以下の通りです。

 Pendic.exe(249KB),Gene.dic(2,801KB),Gene.idx(7KB),Gene.idx2(1,067KB)

(2)和英辞典[フリー辞書データ]

 Palm-size Penguin氏の「PenDic」(PenDic21HpcMIPS.LZH)[H/PC・CE2.0・MIPS・日本語用,Ver.2.1Β)と「Keisuke Nishida氏,Satoru Takabayashi氏,Kazuhiko氏,Satomi I.氏」によるインターネット上の「電子辞書オープンラボ」の「FreePWING による各種辞書」(http://openlab.ring.gr.jp/edict/fpw/#wdic)に登録されている和英辞典「EDICT」(edict-fpw1_2_1.zip)を使って,和英辞典を試してみました。

 まず,「edict-fpw1_2_1.zip」をDOS窓状態で,unzip.exeを使って解凍します。すると,「Edict」というフォルダができ,その中に更にフォルダ「Edict」,そして,また,フォルダ「Data」ができ,そこに「Honmon」というファイルができます。これが辞書データファイルです。

 次に,草本和馬氏による「Ddwin.exe」(「dd259.exe」をダブルクリックしてインストールする)を起動すると,辞書サーチが行われますが,もし,「Edict」が見つからない場合は,「ファイル」→「辞書をサーチする」→「指定したドライブ」(先程解凍した時のドライブを指定する)→「サーチする深さ」(「5」とする)で「OK」ボタンを押せば,おそらく辞書を見つけて「Edi」との名前を表示すると思います。そして,「ツール」→「全文検索」とすると「全文検索」の短冊が出るので「検索キーワード」には何も入れずに単に「閉じる」ボタンを押した後,今度は「検索」ボタンを押します(この際,左上の短冊には何も無い状態にしておくこと)。すると結構長い時間がかかって,和英辞典データ全てが検索されます。そして,「編集」→「エデッタ起動」とすると,「エデッタ起動」の短冊がでるので,ファイル名を「C:\Edict.txt」とし,「該当項目すべて」を選択した後,「OK」ボタンを押します。するとまた結構長い時間がかかって,Cドライブのルートの「Edict.txt」というファイルが保存されます。これで,ようやっと和英辞典のデータがエデッタで読める形になりました。なお ,これで「Ddwin.exe」は使わないので終了させます。

 今度は「田中serow良知」氏の「Jperl」[PC-DOS用のJperl14.lzhを解凍したJperl.exe]とPalm-size Penguin氏の「koujien.pl」(「KoujienScr.lzh」中のファイル)をCドライブのルートに置きます。そして,DOS窓状態で,「Jperl koujien.pl Edict.txt > Edict.dic 」とすると,結構長い時間がかかって「Edict.dic」というファイルができます。これはPDICでも使える筈の「1行テキスト形式」です。

 Palm-size Penguin氏の「PenDic」(PenDic21HpcMIPS.LZH)[H/PC・CE2.0・MIPS・日本語用,Ver.2.1Β)の中の「MakeidxJ.exe」をCドライブのルートに移動し,DOS窓状態にて「makeidxj Jdict.dic」と実行すると,Edict.idxo〜Edict.idx3の4つのインデックス・ファイルができます。マルチメディアカード内に「Dic」というフォルダを作り,ここに,Pendic.exeのほか,Edict.dic,Edict.idxo〜Edict.idx3の計6個のファイルを移動します。そして,このマルチメディアカードをPocketPostPetに挿入し,リセットボタンを押します。

 そして,Pendic.exeをダブルクリックで起動すると,辞書ファイル指定画面となりますので,和英辞典のところに「\Multimedia Card\Dic\Edict.dic」と入力し,「OK」ボタンを押せば,設定は終了します。

 後は,日本語を入れて,「改行・決定」キーを押せば,画面左半分に前方一致の単語が表示されますので,後は,必要な単語をダブルクリックすれば,右側に英単語が表示されます。ただし,入力がひらがなの場合はひらがなとカタカナの単語が,漢字の場合は漢字の単語が出るという形なので,入力の形態に注意しないと,単語を入れても表示されないという不便が出て来そうです。見出し語は全てひらがなで統一をとるべきだと思うのですが。

ということで,ファイルサイズは以下の通りです。

Edict.dic(8254KB),Edict.idx0(282KB),Edict.idx1(21KB),Edict.idx2(1346KB),Edict.idx3(5KB),Pendic.exe(249KB)

(3)国語辞典[フリー辞書データ]

 Palm-size Penguim氏の「PenDic」(PenDic21HpcMIPS.LZH)[H/PC・CE2.0・MIPS・日本語用,Ver.2.1Β]と獨澄旻氏の「私立PDD図書館」内の「百科辞書」を使って,「国語辞典」として使ってみました。

 まず,「百科辞書」として登録されている「あ行」から「わ行+凡例」の10ファイル(a.lzh,ka.lzh,sa.lzh,ta.lzh,na.lzh,ha.lzh,ma.lzh,ya.lzh,ra.lzh,wa.lzh)を解凍します。そして,同じフォルダに,「田中serow良知」氏の「Jperl」[PC-DOS用のJperl14.lzhを解凍したJperl.exe]と小笠原博之氏の「kokugo.pl」(元々,Zaurusで辞書を使うために作られたもののようです)を置きます。そして,dos窓状態で「jperl kokugo.pl > kokugo.txt」とします。

 上記の操作によりできた「kokugo.txt」は「PDICテキスト形式」となっていますので,Windows95用の「Personal Dictionary for Win32 Ver.4.37」の「Tool」の「辞書の変換」を使って,「1行テキスト形式」に変更し,それを「Kokugo.dic」とします。

 そして,PenDic21HpcMIPS.LZHを解凍し,その中に入っているMakeidxj.exeを使って,DOS窓状態にて,「Makeidxj kokugo.dic」と実行すると,「kokugo.idx0,kokugo.idx1,kokugo.idx2,kokugo.idx3」と4つのインデックス・ファイルができます。

 次に,PenDic21HpcMIPS.LZH内に入っていた「Pendic.exe」,上記の「Kokugo.dic」,4つのインデックス・ファイルをマルチメディアカード内のフォルダ「Dic」に移動し,そのマルチメディアカードをPocketPostPetに挿入し,PocketPostPetの裏面のリセットボタンを押してリセットします。

 「Pendic.exe」をダブルクリックすると,辞書ファイル指定画面となりますので,国語辞典の欄に「\Multimedia Card\Dic\Kokugo.dic」と書きこみ,OKボタンを押します。すると,検索画面になりますので,上部の単語入力窓にひらがなで入力すると,画面の左半分にその言葉とそれと前方一致する単語がひらがなで表示されますので,必要な単語をダブルクリックすると,画面右にその単語が漢字となって,更にその下にその意味が表示されます。

 使い勝手はgene.txtを用いた英和辞典とほとんど同じです。やはり,2段階になるのが使いにくい感じです。

 なお,ファイルの大きさは以下の通りです。

 Pendic.exe(249KB),Kokugo.dic(8,664KB),Kokugo.idx0(660KB),Kokugo.idx1(29KB),Kokugo.idx2(249KB),Kokugo.idx3(5KB)

(4)百科事典「Mypaedia 98」[市販事典データ]

 日立デジタル平凡社の百科事典「Mypaedia 98」とPalm-size Penguim氏の「PenDic」(PenDic21HpcMIPS.LZH)[H/PC・CE2.0・MIPS・日本語用,Ver.2.1Β]を使って,PocketPostPetで百科事典を試してみました。

 まず,若林泰志氏の「Strings.com」(strings.lzhの中のファイル)[PC-DOS用,Ver.1.52]をCドライブのルートに移動しておきます。

 「Mypaedia 98」のCD-ROMをWindows95パソコンに挿入し(私の場合,CD-ROMドライブはHとなります),DOS窓にて「STRINGS H:\INDEX\ITEM.DAT > ITEM.TXT」を実行すると,「ITEM.TXT」(31,092KB)ができます。しかしながら,これだと,テキストファイルの中に色々なタグが入っている状態ですので,文市氏の「myp.pl」(spltdoc.lzh内のもの)[PC-DOS用,Ver.0.03]と「Jperl.exe」(PC-DOS用のJperl14.lzhを解凍したもの)をCドライブに移動して,「JPERL MYP.PL ITEM.TXT > MYP.TXT」を実行すると,「MYP.TXT」(21,230KB)という,1行につき「見出し語をひらがなとしたもの[見出し語]タブ本文」となったものができます。

 そして,今度はこのタブを「半角スペース///半角スペース」に置換する操作を行います。このために,Windows95等用のエデッタ「Emeditor Ver.1.27」を用います。まず,Emeditorを起動して,このMYP.TXTを読みこみ,そして,一番上の行のタブにあたる部分を選択して,「編集」→「コピー」とし,今度は「検索」→「置換」とすると「置換」という短冊が出て来ます。この短冊の中の「置換前の文字列」には「・」が見え,これがタブを表しているので,ここには何も入れる必要はありませんが,「置換後の文字列」に「 /// 」を入れます。そして,「全て置換」を選ぶと,一番上の行からタブ(画面上では空白です)が「 /// 」にドンドン変わっていきます。全部置換されるのにはひどく時間がかかりますので,最新のパソコンを使った方がいいと思います(私の場合は,家のは5年以上前のものですので,会社のもので行いましたが30分以上かかりました)。

 置換が終わったら,できたファイルを「Mypaedia.dic」(21,323KB)と名付けて保存します。このファイルは既に「PDIC1行テキスト形式」となっております。そして,PenDic21HpcMIPS.LZHを解凍し,その中に入っているMakeidxj.exeを使って,DOS窓状態にて,「Makeidxj Mypaedia.dic」と実行すると,「Mypaedia.idx0,Mypaedia.idx1,Mypaedia.idx2,Mypaedia.idx3」と4つのインデックス・ファイルができます。

 次に,PenDic21HpcMIPS.LZH内に入っていた「Pendic.exe」,上記の「Mypaedia.dic」,4つのインデックス・ファイルをマルチメディアカード内のフォルダ「Dic」に移動し,そのマルチメディアカードをPocketPostPetに挿入し,PocketPostPetの裏面のリセットボタンを押してリセットします。

 そして,「PenDic.exe」をダブルクリックすると,辞書ファイル設定画面となりますので,国語辞典のところに「\Multimedia Card\Dic\Mypaedia.dic」と指定し,OKボタンを押すと使えるようになります。後は国語辞典の場合と同様にひらがなで入力し,「改行・決定」キーを押すと,前方一致で画面左に幾つかの単語が表示されますので,その中から選んでダブルクリックすると,右側に見出し語と解説がすぐに表示されます。解説文の最初がまず表示されるために,「光の辞典」のように(光の辞典では,解説の後が表示されます)右のバーを押して解説の最初の方を見なければならないなんていうこともありませんし。

 ただし,画面左側はやはり狭いので,ひらがなの見出し語は見えますが,漢字等の見出し語はその一部しか見えません。しかしながら,これは我慢できる範囲ですし,また,画面右の解説は桁折りされるので読み易いです。

 ということで,これに関しては大成功でした。PocketPostPetでほとんどストレスなく百科事典を使えるとは夢のようです(私はHP-200LXにもMypaediaを入れていますが,こちらは表示されるまでの時間が少し必要なので,ストレスがあります)。また,上記の方法でPocketPostPetで使用できる「Mypaedia」ですが,私が使った「日立デジタル平凡社」の「世界大百科事典第2版プロフェェッショナル版」の中に入っていた「Mypaedia98」のほか,雑誌「PC SUCCESS」の創刊号(1999年)の付録CD-ROMとして付いていた「Mypaedia99」,現在,市販されている「Mypaedia2000 for win」(秋葉原の「PC VEGA」という店で1500円)でも可能と思います。なお,「アスキー出版局」の「辞・典・盤97」に入っている「Mypaedia97」ではMypaedia98等とデータの収録形式が異なるようで,上記のやり方ではダメでした。

 なお,ファイルの大きさは以下の通りです。

 Pendic.exe(249KB),Mypaedia.dic(21,478KB),Mypaedia.idx0(2,075KB),Mypaedia.idx1(39KB),Mypaedia.idx2(2KB),Mypaedia.idx3(1KB)

(5)英英辞典[フリー辞書データ]

 Palm-size Penguin氏の「PenDic」(PenDic21HpcMIPS.LZH)[H/PC・CE2.0・MIPS・日本語用,Ver.2.1Β)と「Keisuke Nishida氏,Satoru Takabayashi氏,Kazuhiko氏,Satomi I.氏」によるインターネット上の「電子辞書オープンラボ」の「FreePWING による各種辞書」(http://openlab.ring.gr.jp/edict/fpw/#wdic)に登録されている英英辞典「WordNet(r) 1.6 」(wordnet-1.6-fpw1.1.2.zip)を使って,(5)とは別の英英辞典を試してみました。

 まず,wordnet-1.6-fpw1.1.2.zipをDOS窓状態で,unzip.exeを使って解凍します。すると,「Wordnet」というフォルダができ,その中に更にフォルダ「Wordnet」,そして,また,フォルダ「Data」ができ,そこに「Honmon」というファイルができます。これが辞書データファイルです。

 次に,草本和馬氏による「Ddwin.exe」(「dd259.exe」をダブルクリックしてインストールする)を起動すると,辞書サーチが行われますが,もし,「Wordnet」が見つからない場合は,「ファイル」→「辞書をサーチする」→「指定したドライブ」(先程解凍した時のドライブを指定する)→「サーチする深さ」(「5」とする)で「OK」ボタンを押せば,おそらく辞書を見つけて「Wor」との名前を表示すると思います。そして,「ツール」→「全文検索」とすると「全文検索」の短冊が出るので「検索キーワード」には何も入れずに単に「閉じる」ボタンを押した後,今度は「検索」ボタンを押します(この際,左上の短冊には何も無い状態にしておくこと)。すると結構長い時間がかかって,英英辞典データ全てが検索されます。そして,「編集」→「エデッタ起動」とすると,「エデッタ起動」の短冊がでるので,ファイル名を「C:\Wordnet.txt」とし,「該当項目すべて」を選択した後,「OK」ボタンを押します。するとまた結構長い時間がかかって,Cドライブのルートの「Wordnet.txt」というファイルが保存されます。これで,ようやっと英英辞典のデータがエデッタで読める形になりました 。なお,これで「Ddwin.exe」は使わないので終了させます。

 今度は「田中serow良知」氏の「Jperl」[PC-DOS用のJperl14.lzhを解凍したJperl.exe]とPalm-size Penguin氏の「koujien.pl」(「KoujienScr.lzh」中のファイル)をCドライブのルートに置きます。そして,DOS窓状態で,「Jperl koujien.pl Wordnet.txt > Wordnet.dic 」とすると,結構長い時間がかかって「Wordnet.dic」というファイルができます。これはPDICでも使える筈の「1行テキスト形式」です。

 Palm-size Penguin氏の「PenDic」(PenDic21HpcMIPS.LZH)[H/PC・CE2.0・MIPS・日本語用,Ver.2.1Β)の中の「Makeidx2.exe」をCドライブのルートに移動し,DOS窓状態にて「makeidx2 Wordnet.dic」と実行すると,Wordnet.idxとWordnet.idx2という2つのインデックス・ファイルができます。

 そして,PenDic21HpcMIPS.LZH内に入っていた「Pendic.exe」,上記の「Wordnet.dic」,2つのインデックス・ファイルをマルチメディアカード内のフォルダ「Dic」に移動し,そのマルチメディアカードをPocketPostPetに挿入し,PocketPostPetの裏面のリセットボタンを押してリセットします。

 Pendic.exeをダブルクリックで起動すると,辞書ファイル指定画面となりますので,英英辞典の欄に「\Multimedia Card\Dic\Wordnet.dic」と書きこみ,OKボタンを押します。すると,検索場面となります。上部の単語窓に米単語を入力すると,画面左半分にその言葉及びそれと前方一致した単語が表示されますので,必要な単語をダブルクリックすると,画面右に英語の解説等が表示されます。

 なお,ファイルの大きさは以下の通りです。

 Pendic.exe(249KB),Wordnet.dic(22,447KB),Wordnet.idx(6KB),Wordnet.idx2(2,219KB)

(6)エスペラント語-日本語辞典[フリー辞書データ]

 Palm-size Penguin氏の「PenDic」(PenDic21HpcMIPS.LZH)[H/PC・CE2.0・MIPS・日本語用,Ver.2.1Β)と「Keisuke Nishida氏,Satoru Takabayashi氏,Kazuhiko氏,Satomi I.氏」によるインターネット上の「電子辞書オープンラボ」の「FreePWINGによる各種辞書」(http://openlab.ring.gr.jp/edict/fpw/#wdic)に登録されている広高正昭氏が作成した「実用エスペラント小辞典 (第 1 版)」をEPWING版にしたもの(pejv-fpw1.0.3.zip)で,エスペラント−日本語辞典を試してみました。

 まず,「pejv-fpw1.0.3.zip」をDOS窓状態で,unzip.exeを使って解凍します。すると,「Pejv」というフォルダができ,その中に更にフォルダ「Pejv」,そして,また,フォルダ「Data」ができ,そこに「Honmon」というファイルができます。これが辞書データファイルです。

 次に,草本和馬氏による「Ddwin.exe」(「dd259.exe」をダブルクリックしてインストールする)を起動すると,辞書サーチが行われますが,もし,「実用エスペラント小辞典」が見つからない場合は,「ファイル」→「辞書をサーチする」→「指定したドライブ」(先程解凍した時のドライブを指定する)→「サーチする深さ」(「5」とする)で「OK」ボタンを押せば,おそらく辞書を見つけて「実用エ」との名前を表示すると思います。そして,「ツール」→「全文検索」とすると「全文検索」の短冊が出るので「検索キーワード」には何も入れずに単に「閉じる」ボタンを押した後,今度は「検索」ボタンを押します(この際,左上の短冊には何も無い状態にしておくこと)。すると結構長い時間がかかって,辞典データ全てが検索されます。そして,「編集」→「エデッタ起動」とすると,「エデッタ起動」の短冊がでるので,ファイル名を「C:\Esparant.txt」とし,「該当項目すべて」を選択した後,「OK」ボタンを押します。するとまた結構長い時間がかかって,Cドライブのルートの「Esperant.txt」というファイルが保存されます。これで,ようやっと辞典のデータがエデッタで読める形 になりました。なお,これで「Ddwin.exe」は使わないので終了させます。

 今度は「田中serow良知」氏の「Jperl」[PC-DOS用のJperl14.lzhを解凍したJperl.exe]とPalm-size Penguin氏の「koujien.pl」(「KoujienScr.lzh」中のファイル)をCドライブのルートに置きます。そして,DOS窓状態で,「Jperl koujien.pl Esperant.txt > Esperant.dic 」とすると,結構長い時間がかかって「Esperant.dic」というファイルができます。これはPDICでも使える筈の「1行テキスト形式」です。

 Palm-size Penguin氏の「PenDic」(PenDic21HpcMIPS.LZH)[H/PC・CE2.0・MIPS・日本語用,Ver.2.1Β)の中の「Makeidx2.exe」をCドライブのルートに移動し,DOS窓状態にて「makeidx2 Esperant.dic」と実行すると,Esperant.idxとEsperant.idx2という2つのインデックス・ファイルができます。

 そして,PenDic21HpcMIPS.LZH内に入っていた「Pendic.exe」,上記の「Esperant.dic」,2つのインデックス・ファイルをマルチメディアカード内のフォルダ「Dic」に移動し,そのマルチメディアカードをPocketPostPetに挿入し,PocketPostPetの裏面のリセットボタンを押してリセットします。

 Pendic.exeをダブルクリックで起動すると,辞書ファイル指定画面となりますので,英和辞典の欄に「\Multimedia Card\Dic\Esperant.dic」と書きこみ,OKボタンを押します。すると,検索場面となります。私はエスペラント語はさっぱりわからないのですが,とりあえず,アルファベットを入れると,前方一致で検索され,その内の1つの単語をダブルクリックすると,画面左半分に日本語訳が出てくるので,問題なく使えると思います。

 ファイルサイズは以下の通りです。

Pendic.exe(249KB),Esperant.dic(1065KB),Esperant.idx(4KB),Esperant.idx2(366KB),Pendic.exe(249KB)


4.WorldTALK/CE(漢字辞典)

(1)漢字辞典[フリー辞書データ]

 本日は,小林芳雄氏による「新漢字辞典」(Kanji04.lzh中の計25のhtmファイル)と滝本飛沫氏の「htmlex.exe」(htmex101.lzh中のファイル),そして,PocketPostPetの内蔵ソフトのブラウザ「WorldTALK/CE」を使った漢字辞典を試してみました。なおこのhtmlex.exeというのはPostPocketPetに入っている「WorldTALK/CE」というブラウザソフトを「htm/html」という拡張子連動にするためのソフトです。というわけで,「WorldTALK/CE」は内蔵されていますので,わざわざインストールする必要はありません。

 まず,新漢字辞典のindex.htm,kanji01.exe〜kanji22,kanjia.htm,kanjib.htmの計25ファイルをマルチメディアカードのフォルダ「kanji」の中にコピーします。次に,htmex101.lzh中のsetup.exeとhtmlex.exeをマルチメディアカードのルートにコピーした後,マルチメディアカードをPocketPostPetに挿入し,リセットします。

 次に,マルチメディアカードのルートにあるsetup.exeを起動し,「セットアップが終了しました」との短冊が出たらOkボタンを押した後,setup.exeとhtmlex.exeを削除します。

 後はkanjiフォルダ内のindex.htmをダブルクリックすると8秒間位して,新漢和辞典の目次が表示されます。そして,1画〜22画,付録,番外から選択すると色々な漢字の所に行くようです。また,画面より下の部分に関しては,画面下の黄色の三角印をクリックすればよいようです。

 終了するには,キーボードにある「メールチェック」キーを押せば良いようです。画面内のボタンやキーボードの他のキーでは終了させることはできませんでした。

 なお,この辞典がどう役にたつかですが,漢字が大きなフォントで表示されますので,形がハッキリとわかるということがいいのではと思います。勿論,漢字の意味についても書かれています。

 ということで,起動時の表示までに時間がかかるストレス,また,選択後に表示されるまでに一呼吸おかれるストレスということがありますが,漢字をしっかり知ると言う意味で,PocketPostPetの中に入れておいても良い辞書の1つだと思います。

 なお,ファイルの大きさは以下です。

 index.htm,kanji01.exe〜kanji22,kanjia.htm,kanjib.htmの計25ファイル:540KB,htmlex.htm:7KB,setup.exe:9KB



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