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シンセサイザー

初回:1998. 7.11


 大昔にNHK-TVにて「シルクロード」よいう番組を放送したことがあり,そのテーマ曲として,喜多郎氏自作自演のシンセサイザーの曲が流れされました。それまでのシンセサイザーの音といえば,ムーグ・シンセサイザーを使ったワルター・カーロス(後に,ウィンディ・カーロスとなりました)の鋸波サウンドや富田勲氏による超多重録音の世界しか知らない者にとっては,その透明な矩形波サウンドは非常に魅力的でした。

 当時はアナログ・シンセサイザーの最終時期で,アマチュアで購入できるものはポリフォニックのものではなく,モノフォニックな単音式のものでした。そして,それを使ってマルチトラッカーに多重録音し,それを再生して1つの曲にするというものでした。その頃のシンセサーザーの御三家といえば,ローランド,ヤマハ,コルグでしたが,結局,私はローランドのSH-2というのを購入しました。

 ところが,アナログシンセというのは実に使いにくいもので,電気を入れてしばらくすると音のピッチが変わってしまうのです(高くなります)。このため,そのまま多重録音を行うと,音にうねりが出てしまうので,できるだけ音が安定になるように電気を入れてかなり時間がたってから行わねばなりませんし,それでも不足の場合は,レコーダーの回転速度の変更により対応しなければなりませんでした。

 そして,しばらくすると、デジタルシンセサイザーが発売されました。しかしながら,MIDI規格はそれから1年ほどたってからようやっと発表されました。

 シンセサイザーのエフェクターは当時はBOSSのものが有名でした,AMDEKというローランド系列の会社が各種のエフェクターの組み立てキットを出しており,単にできたものを購入するより自分で組み立てた方が楽しいので,AMDEKで出ているものを購入し,無いものだけをBOSSから購入しました(もっとも,BOSSもローランドの系列ですが)。

 その後,私の興味はこれらから遠ざかっていましたが,パソコンとデジタル音源を接続することにより,niftyserve等に登録されているデータを再生できるのを知り,デジタル音源を購入しました。

 現在も昔みたく自分の曲を作りたい気持ちはあるのですが,残念ながら他にやることが多すぎて,それにさく時間は全くない状態です。



単音シンセサイザー:SH-2[Roland]
 鍵盤は3オクターブ分しかありませんが,切り替えにより,ピアノとほぼ同じ音域まで弾くことができます。ただし,本品にはタッチセンスが付いていないので,強弱はシンセサイザーの出力とアンプの間に,足で操作することにより抵抗値が変化して音量が変わるペダルを入れることにより行います。
シーケンサー:mc-202[Roland}
 シーケンサーに単音シンセサイザーが付属しているものです。なお,シーケンサーとは,音の波形ではなく,音を出す信号を記憶する装置です。
 SH-2及びX15と接続すれば,SH-2とmc-202の音をX-15の各トラックに録音することができるので,かなり厚みのある音を作ることができます。
デジタル音源:k1m[KAWAI]
 パソコンの「DynaBook 386SX」を購入してから,パソコンからMIDI信号を出して,音楽をやりたいと思って購入したものですが,残念ながらほとんど使っていません。なお,これとつなぐ鍵盤「DATACAT[KAWAI]」も購入しました。 
デジタル音源:SC-33[Roland]
 私が持っているMIDI関連製品で一番新しいものです。パソコンのRS232C端子と接続することにより,Niftyserve等に登録されている音楽データを再生することができます。また,ここには載せませんでしたが,デジタル・エフェクターのRE-X50[YAMAHA]も持っていますが,音質の悪いアナログのAMDEKのものの方が好きです。
エフェクター類のキット[AMDEK]
 リズム・マシーン :DMK-100
 コーラス・マシーン:CHK-100
 圧縮・マシーン :CMK-100
 チューニングアンプ:TAK-100
 電源:PSK-5
 ディレイ・マシーン:DMK-100
 グラフィック・イコライザー:GEK-100
 同社から出ていたのは全て購入しました。
マルチトラッカー:X-15[fostex]
 コンパクトカセットテープを使った4トラックのレコーダーですが,一度の録音できるのは2トラックだけです。ただし,実際は1回に1トラック分録音し,それを再生しながら、別なトラックに録音し,更に,もう1トラックづつ録音し,4トラック全部を一度に再生することにより,これらの音が重なって1つの曲ができます。すなわち,これは4人で合奏する代わりに,1人で各パートを順次録音するものです。


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