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2001.11.23(金)は会社に行かねばならなかったので,2001.11.26(月)に代休をとり,国会図書館にて,
「世界音楽全集(1)〜(40),別巻(1)〜(5)」(筑摩書房)中のソノシートの曲目と演奏者を調査してきました。この本は中にソノシートが入っているとのことで,2階中央カウンターにて,開始後しばらくの間は3冊まで,その後は2冊まで書庫から取り出して閲覧室で見るのではなく,4階の「特別資料室」というLPプレーヤーがある部屋でのみの閲覧でしたので,普通だと一度に3冊のみしか見ることができないのが,今回は特別資料室での閲覧ということから,この部屋のカウンターに一式の形でを取り寄せてもらい,それから3冊づつ見ることができました。おかげで,本が来るまでの待ち時間がない状態で,早くチェックすることができました。
しかしながら,困ったのは国会図書館の収蔵目録には全巻があることになっているのに,実際には正編が40巻中30巻,別巻が5巻中3巻しかなかったことです。というわけで,残りの12巻については,曲目は目録に出ているのでいいのですが,演奏者やソノシートにどのような形で収録されているのかが不明という状態になってしまい,これらに関しては他の情報からわかる範囲で記載しました。なお,国会図書館に無かったのは,第1巻,第3巻,第4巻,第13巻,第15巻,第19巻,第23巻,第29巻,第30巻,第33巻,別巻1,別巻4です。これらに関し,詳細がわかる方はぜひお教え下さい(名前で漢字がわからないのは,ひらがなにしてあります)。
なお,この国会図書館の収蔵目録を出版会社で調べてみると,結構,ソノシート本がここに収録されていることがわかりました。これはインンターネットからでも検索できますので,クラシック音楽のソノシート本について,色々な情報を得ることができそうです。
<2002. 6.30追記>
2002. 6.15(土),新宿で映画「ニューヨークの恋人」を観た後,明治通りにあるリサイクル・ショップに行き,ほこりだらけになっている本やレコードの所をチェックしてみると,ドーナツ盤に混じって,何と筑摩書房発行のソノシート付書籍「世界音楽全集」の第5巻と第11巻がありました!! しかしながら,値札は付いていません。ここにはドーナツ盤や25cmLPが付いたファブリ世界名曲全集(?)には値札が貼ってあり,各々
300円となっている他,ソノシート2枚が付いた行進曲集(こちらは「ソノシート本」でした)も
300円でした。これらも一緒に買っても良かったのですが,本日はこれから寄る所もあるし,また,これらと一緒に出せば「世界音楽全集」は1冊
300円となるでしょうから,「世界音楽全集」の2冊のみ持ってレジに行き「これいくらですか」と言うと,店員さんが一生懸命値札を探した後,見つからないので主人らしい人に渡すと,ためすすがめつ見た後,「1冊
100円です」と,うれしい価格を言ってくれました。まあ,1冊 300円でも仕方がないと思っていたのがその1/3ですからうれしかったです。あ,1冊の方はソノシートが4枚のところを3枚しか入っていませんし,2冊とも本自体はガタガタの状態ですので,普通の人が観れば,汚らしいガラクタでしょうね。ただし,これが神保町の富士レコードに行けば1200円で販売されているものですので。まあ,趣味のものはその人にのみ価値があるということでしょうね。ということで,他の
300円のものと一緒に出さないで大正解でした(ニコニコ)。
SP,30cmLPはコレクターによって色々と集められていると思いますが,日本人演奏家による17cmLPやソノシート録音のコレクターというのは,ほとんどいないのではないでしょうか。これでは,貴重な録音が消滅してしまうと思っています。前述のごとく,以前に国会図書館でこのシリーズを調査したのですが,残念ながら収蔵目録にある
1/3程が行方不明になっていました。これらの膨大なソノシートは最初はテープに録音されたのでしょうから,この元のテープからCD化してくれる会社があればいいのですが。もっとも,商売になりそうもないので,どこの会社もやるとは思えませんが。ということで,私ができることは,今回みたく安いものを探して,集めることぐらいです。その内,これらの録音を
mp3化して,インターネットのホームページにおきたいですね。ただし,後10年間位は著作権法上,無理のようですが。まさか,オーパス蔵がソノシートをCD化するなんていうことはやってくれませんよね。
<「全40巻+別巻5巻」の内容(2)>
第 | 発 行 年月日 |
表 題 ・ 表 紙 | 中に入っているソノシートの内容・ソノシートより作成したmp3ファイル | ||||||||||||||||
3 | 1961. 1.19 | <ピアノ 第1> |
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4 | 1961. 2.19 | <管絃楽 第1> |
管弦楽団は日本国内の管弦楽団で,英国のフィルハーモニア管弦楽団とは全く関係がありません。 | ||||||||||||||||
5 | 1961. 3.15 | <合唱 第1> |
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6 | 1961. 4.10 | <ヴァイオリン 第2> |
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7 | 1961. 5.10 | <木琴・ヴィブラフォン> |
いないと考えられることから,上記の4枚のソノシートより作成した7つのmp3ファイルはupしておりま せん。 以下に示したごとく,作曲者のハッチ及びグリーンが亡くなったのは1968年以降なので,両者が作曲 したものは著作権が切れていません。また,ロバーツ,平岡養一,朝吹英一が編曲したものも同様の 理由により著作隣接権は切れていないと考えられます。加えて,編曲者名が記載されていないものも, 原曲は木琴やヴィヴラフォン用の曲ではなく,演奏者が編曲して演奏しているものと思われることから, こちらも著作隣接権が切れていない可能性があると考えられます。 Earl Hatch:1906〜1996 George Hamilton Green:1893〜1970 Henry Clay Work:1832〜1884 Jonny Heykens:1884〜1945 Charles Robers Valdez:20世紀の南アメリカの作曲家 平岡養一:1907〜1981 朝吹英一:1909〜1993 | ||||||||||||||||
8 | 1961. 6.10 | <管弦楽 第2> |
したものはまだ著作権が生きていると考えられます。と言っても,氏は西洋の著作権を無視していた旧 ソ連で生まれ,旧ソ連で活動した作曲家ですので,著作権そのものがあるかどうかは疑問ですが。 注2)東京so.=東京交響楽団 | ||||||||||||||||
9 | 1961. 6.30 | <声楽 第2> |
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10 | 1961. 7.10 | <室内楽 第1> |
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