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七福神めぐり(28) -秩父七福神-

最終改訂:2002.12. 8(初回:2002. 7.28)

 2001年10月13日及び21日に「秩父七福神」巡りをしてきました。13日は西武秩父駅から行けるお寺5つに,21日は秩父鉄道の駅から行く2つに行ってきました。21日は時間が余ったので,長瀞と秩父34観音の1つの「音楽寺」に行ってきましたが,前者は紅葉の時ならばもっと素晴らしいのでしょうが,全体から言えば期待した程ではありませんでした。後者は今から10年以上前に行ったことがあったのですが,バブル華やかなりし頃に開発という名の下で公園化と自動車道路ができたようで,以前のひなびた感じはなくなり,お寺の後ろには大駐車場ができ,門前には土産品店ができていました。その上,人がほとんどいない公園(秩父ミューズパーク)内の道路を自動車はビュンビュン走っていますし,この丘陵地帯では以前のようなハイキングをしながらというのは無理のようです。



28.秩父七福神

2001年10月13日(土)
 9:25西武秩父線・横瀬駅を発ち,駅前の線路と平行な道を秩父駅方面へ30m程進み,最初の交差点を左折し,西武秩父線のガードをくぐり50m程進むと(途中,コスモスが綺麗な場所有)T字路となるので右折し,50m程進んだT字路(白壁の蔵が有り)を左折し40m程進んだ右側が恵比寿神を祭っている「東林寺」である。入口には地蔵尊が祭られている。本堂の右20m位のお堂の中に恵比寿神(「宇根(うね)恵比寿」と呼ぶらしい)が祭られており,そのそばには恵比寿の石像も安置してある。この寺は,石の羅漢像等,石仏が非常に多く,何とドラエモンの石像まである。ここはやや高台にあるせいか,武甲山がよく見える。

 寺を出て左に進み(先程の道を戻っています),白壁の蔵のところをそのまま進み,西武秩父線のガードの直前の道を左折し,しばらく歩く(約500m)。ガード下をくぐり,Y字路で姿池方面(左)の道を進むと,すぐに中々良い雰囲気の「姿池」(石仏とドーム状の採水塔有り)があるので,右回りに半周し,そのまま進む。左に見えるグランドを過ぎた所のY字路を右に進み,坂を下ると右に水車小屋がある。そして,そのまま700m程ずうっと進むと,10:20西武秩父駅に着く。
 西武秩父駅10:29発の小鹿野車庫経由栗尾行バスは遅れて10:38発車し,11:12信濃石バス停に着く。ここより更に50m程進んだ右側に大きな山門と形の良い本堂の「鳳林寺」に着く。昆沙門天(「大悲(だいひ)昆沙門天」と呼ぶらしい)は本堂に祭られているらしい。

 円福寺バス停に戻り,バスで来た道を歩いて戻る。4km程戻った円福寺入口バス停の直前を右折し,50m程進んだ左に立派な山門,白い砂で覆われ,小さな池がある美しい庭を持った「大寶円福寺」に着く。寿老人(「延命(えんめい)寿老人」と呼ぶらしい)は大きな木造の本堂の左のお堂に祭られている。それにしても,ここの庭と建物は美しい。秩父随一の美しさではないかと思う。

 西武秩父行バスが円福寺バス停を発車するのは13:20であり,それまでにはまだ50分弱もあるので,暇潰しと,もしかして良い撮影場所があるかもしれないとのことで,バスが来るまで歩くことにする。コスモスは盛りを過ぎたばかりなので,時々撮影しながらドンドン進む。4.5km程歩いて,13:25赤坂峠バス停着。13:28発の西武秩父行きバスに乗り,13:40秩父鉄道秩父駅着。駅前の秩父神社に寄ってから,線路から30m位で線路に平行な商店街(下はタイル貼り)を西武秩父駅方面に400m程進む。坂本武甲書店と関根たばこ店のある交差点を右折し,50m行った左に弁財天を祭った惣円寺がある。コンクリート製の白い蔵風の本堂のすぐ左前に大谷石の壁で,柱等は赤く塗った弁天堂がある。ここの弁財天は「八ぴ大(はっぴだい)弁財天」と呼ぶらしい。先程の坂本武甲書店のある所まで戻り,右折しないでそのまま30m程進むと,秩父鉄道の踏み切りを渡ってすぐの道を右折し,線路づたいに300m程進むと,西武秩父駅に着く(14:14)。

 14:20西武秩父駅を出発し,線路と直角の道を30m程進んだ最初の道で右折し,しばらく進むと2車線の大通りとY字路の形で吸収され,大通りをそのまま進む。西武線のガードをくぐり,秩父鉄道の踏み切りを渡り,更に川を渡ったすぐの信号のある道(西武秩父駅より約1.2km)を右折し,1km程進んだ付きあたりが布袋尊を祭った「金仙寺」である。布袋尊は木造の本堂の右前のお堂に祭られている。また,その前には石の布袋尊もある。なお,お堂の中には布袋尊の木像(「聖山(しょうざん)布袋尊」と呼ぶ)のほか,左右に木像(これも布袋尊?)が3体,更に小さな木像もある。また,本堂前にも石の布袋尊が5体もあり,この他に多数の石仏が安置してある。来た道を忠実に戻り,15:10に西武秩父駅に戻る。

 それにしても,先日行った草加七福神と比較して,境内も広く,本堂等も大きく立派なお寺が多いので気持ちが良い。

 西武秩父線・横瀬駅 → 東林寺 → (西武秩父駅) → (信濃石バス停) → 鳳林寺 → (信濃石バス停) → (円福寺バス停) → 円福寺 → (円福寺バス停) → 赤坂峠バス停 → 秩父鉄道・秩父駅 → (秩父神社) → 惣円寺 → (西武鉄道・秩父駅) → 金仙寺 → 西武鉄道・秩父駅(約6時間)
2001年10月20日(土)
 先週に引き続いて,残りの2つの七福神巡りを行ってきました。
 秩父鉄道・野上駅を10:20分に発ち,線路と直角の道を50m程進むと信号のある大通りに出るので左折する。200m程進んだコンビニとスーパーマーケットの間の交差点を右折し,200m程進んだ行き止まりが,福禄寿(「殿平(でんでら)福禄壽」と呼ぶらしい)を祭った「総持寺」である。なお,途中,右側に神社がある。やや荒れた感じの本堂の左前に福禄寿堂があります。ここより,来た道を忠実に野上駅に戻る(10:47)。

 秩父鉄道・野上駅 → 総持寺 → 野上駅(約30分)
2001年10月20日(土)続き
 秩父鉄道にて皆野駅に行き(12:30),線路のすぐ脇の路地を秩父駅方面に30m程進むと踏み切りに着くので右折して踏み切りを渡り,2車線道路を300m程進む。信号があり,行き止まりみたくなるが,右に曲がる感じで2車線道路を進むと,信号より30m程の所に皆野長門呂水道企業団の看板があるので,そこを左折し,以下,坂を下って寺の道標に沿って50m程進むと,大黒天を祭った「大浜円福寺」である。大黒天(「福寿(ふくじゅ)大黒天」と呼ぶらしいは本堂に祭っているようで,また,本堂のすぐ前にある大きな厨子の中にも金色の大黒天が安置されている。ここより,来た道を戻り,12:55駅に帰る。

 秩父鉄道・皆野駅 → 大浜円福寺 → 皆野駅

東林寺(恵比寿)
[除災招福・商売繁盛]・・本堂は別に有
鳳林寺(毘沙門天)
[開運厄除・学業成就]
埼玉県秩父郡横瀬町横瀬3537 埼玉県秩父郡小鹿野町1387
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田村円福寺(寿老人)
[長寿・富貴・招福]・・本堂は別に有
惣円寺(弁財天)
[福徳財宝・家内和合]・・本殿は別に有
埼玉県秩父市田村976 埼玉県秩父市東町17-19
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金仙寺(布袋尊)
[知恵・福徳]・・本堂は別に有
総持寺(福禄寿)
[福・禄・寿]
埼玉県秩父市下影森6650 埼玉県秩父郡長瀞町本野上924
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大浜円福寺(大黒天)
[商売繁盛・子孫愛育]
<おまけ>
コスモス
埼玉県秩父郡皆野町皆野293 -
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<おまけ>
総持寺
<おまけ>
大浜円福寺の本堂前の大黒天
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<おまけ>
十三仏(秩父34観音「音楽寺」そば)
<おまけ>
酒樽大黒(秩父34観音「西光寺」内)


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