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七福神めぐり(37) -伊東温泉七福神の湯-

初回:2004.10.31
 伊東温泉には4つの七福神があります。すなわち,本家とも言うべき「伊東温泉七福神」,これに1ケ所七福神版の「伊東温泉七福神」(成木屋七福神),7つの浴場の前にある「伊東温泉七福神の湯」,そして,「湯の花通り」を中心とした7つのお店の前にある「お湯かけ七福神」です。
 この「伊東温泉七福神の湯」は伊東温泉の共同浴場で,入場料は大人170円〜220円,建物の前には高さ1m位の七福神の石像が祭られています。


37.伊東温泉七福神

2004年 8月 7日(土)
 2004. 8. 7(土),前日の予報だと天気があまり期待出来なかったことから,伊東市にある七福神巡りをすることとし,簡単な準備をしていましたが,朝目がさめて外を見ると,ひどい曇り状態だったので,予定通りに行ってきました。

 朝,5時頃に目が覚めて,外を見ると,空は雨が降りそうな曇り状態である。伊東市に行くのは本日にするか,明日にするか迷ったが,6時半頃になると雲が切れて来たので,本日,行くことにする。使用するのは勿論,「青春18キップ」である。このキップは,JRの普通列車が9/10までの間の5日間乗れるもので,それまでに使用しなければならないが,お盆の連休は結局,新幹線を使用した旅行にすることにしたので,後,3回分を使わなければならない。

 7:24発伊東行普通列車は思った通りに特急車両を使用したもので,各駅に停まるとは言え,東海道線を普通は特急列車として走っている車両であるので,座っていて気分が良い。私が座っているのは先頭車両であるが,座席の7割程度が埋まった状態で,定刻に発車する。品川駅ではほぼ満席になり,普通列車なので,その後は乗客が下りたり乗ったりしながら,その状態が熱海駅まで続く。小田原駅を過ぎてからは時々,海のすぐ側を走るようになる。特に,根布川駅を過ぎるあたりまでは海のすぐ側である。熱海駅にて,半分以上の人達が下りたので, 1/3程度になる。ここより,トンネルの間に海を見ながらとなる。1分遅れの9:49ようやく伊東駅に着く。そして,駅内の観光案内所により,伊東市内の観光地図(この地図はA3より大きなもので,道の数も正しいので,これを使えば,ほぼ思った所に行くことができました)をもらう。

 9:56駅を出発し,「駅前いちょう通り」を進み,2つ目の通りを左折し,更に2つ目の通りを左折すると,10:00「湯川第二浴場・湯川弁天の湯」(静岡県伊東市湯川2-9-9。14:00〜22:00。大人170円)に着く。白いモルタルの2階建ての前には高さ 110cm程度の弁財天の石像が祭ってある。

 ここより「大川橋通り」に出て,西方向に進むと,信号があり,ガソリンスタンドがあるので,右折して進むと, 10:11右奥に薄茶色のタイル張りの3階建ての「松原温泉会館・松原大黒天神の湯」(静岡県伊東市松原13-3。15:00〜22:45。大人170円)がある。ここも高さ 110cm程度の大黒天の石像が祭って有る。

 ここより,「駅前いちょう通り」に出て左折して進むと, 10:18「いでゆ橋」を渡り,更に進み,「暖香園」の所を左折し,「銀座あんじん通り」を渡った左側角が「和田湯会館・和田寿老神の湯」(静岡県伊東市竹の内2-2-6。14:30〜22:30。大人200円)である。白色の鉄筋3階建の建物の前には,高さ1m程の寿老神の石像が祭ってある(10:23)。

 ここより先程の「駅前いちょう通り」に戻り,更に西方向に進むと4差路につくのでそのまま進み,すぐに右折すると,「最誓寺」に着く(10:28)。ここを 10:51に発ち,先程の四差路に戻り,右折して今度は「通学橋」から南方向に行っている通りを南下する。T字路になるが,右折してすぐに左折し,更に南下すると,すぐに赤い鉄筋コンクリート「仏光寺」に着く(10:58)。ここを 11:08に発つが,途中,民家の脇にまるで,「見ざる,言わざる,聞かざる」みたいな感じの猿の石像かと思えるものがある(高さ70cm位)。更に南下すると, 11:15「玖須美(くすみ)温泉会館・毘沙門天芝の湯」(静岡県伊東市芝町2。14:00〜22:00。大人200円)に着く。ここは奥にこげ茶色の鉄筋3階建ての大きな建物があり,その前には大きな駐車場がある。道路のすぐ側には,高さ 110cm程度の毘沙門天の石像を中心に,その周りを高さ20cm程度の8つの毘沙門天の顔をしたダルマが囲んでいる。空からトンビが鳴いているのが聞こえる。

 ここより更に進むと,右の石段を上がった所に,やや古びた感じだが,木造で正面の彫刻が中々立派な「新井神社」がある(11:28)。11:42ここを発ち,わずかに海側に進むと,大通りに出る。左折して大通りを北方向に少し進むと,左側に「恵比寿あらいの湯」(静岡県伊東市新井1-9-4。11:00〜22:00。大人200円)がある(11:44)。クリーム色の鉄筋3階建ての建物で「仲町会館」と書かれている。ここの高さ1m程の恵比寿の石像が安置されている。

 ここより先程の「通学橋」からの道に戻り,北上する。「毘沙門天芝の湯」を過ぎた3つ目の通りを左折し,少し進むと右側に石段があり,それが「仏現寺」の裏参道である(11:55)。12:05ここを発ち,今度は表参道から出ると,先程の道の続きで,そのまま西方向に進む。「大原武道場」を過ぎ,「東小学校」を過ぎた所を右折して進み,信号を渡って更に進むと道は急激に曲がった後,Uターンし,ドンドン下り坂「入道坂」になる。ここより,左側にお寺が見えるが,それがこれから行こうとしている「東林寺」である。下りきって,左から来た道と合わさった3差路の所で左折し,今度は右折すると,そこが「東林寺」である(12:22)。12:30ここを発ち,先程の道が三差路に戻り,そこより北東に進むと「葛見神社」に出る。その正面より北に進む道を北上する。右側に図書館があるので,そこでジュースを購入し,少し休む。更に北上し, 12:38「岡橋」を渡り,しばらく進むと,左側に「岡区・岡布袋の湯」(静岡県伊東市桜木町2-2-6。14:00〜22:00。大人170円)がある(12:44)。 クリーム色の鉄筋2階建ての建物の前に高さ1mの石の布袋像が安置されている。

 ここより更に北上し,「修善寺街道」(桜木町通り),「温泉橋通り」を渡り,更に進むと, 12:51「小川温泉・小川布袋の湯」(静岡県伊東市末広町2-17。16:00〜22:00。大人220円)に着く。ここは濃いクリーム色の2階建てのアパートの1階である。ただし,入口は角ではなく,左折して10m位の所なのでわかりにくい。また,ここの七福神の石像は他とは異なっていて,高さ1m位の四角い石の中に70cm位の像が深いレリーフ状に掘っているいるものである。

 ここより,更に北上し,線路の下をくぐり,2つ目の道を右折し,すこし進むと,左側に「朝光寺」に行く長く急な石段があるので,それをハアハア言いながら登ると, 13:05赤い色が塗られた本堂前に着く。13:27ここを発ち,先程の石段を下り,更に先程の道を戻って線路の下を潜り2つめの道を左折し,そのまま進む。「セイフー」と言うスーパー・マーケットがあったので,熱射病にならないように体の暑さ解消を兼ねて中に入り,4階の 100円ショップを見る。結局,中には14:35〜14:02いたことになる。ここより伊東駅はすぐである。

 駅に戻り,14:48熱海行普通列車にて(座席の3/4程度が埋まっている状態),15:13熱海に着く。15:18発東京行普通列車にて,17:06東京駅に着く。着いた時は,空は真っ暗でいつ雨が降ってもおかしくない状態である。家に着く前に降らないことを祈る。それにしても,伊東駅に着いた時は曇り状態だったが,その後,強烈な太陽の元で歩いたため,両腕がひどく焼けてしまった。

2004年 8月16日(月)
 2004. 8.16(月),先日の 8/7(土)にひき続いて,再び,「伊東温泉」に行ってきました。本当は,昨日の天気予報だと「晴れ」とのことで「入笠山」に行くつもりだったのですが,5時頃に目がさめると結構雲が多い状態で,行く気が失せてしまったために,急遽こちらに変更しました。

 東京駅7:24発伊東行普通列車は先日の時とは異なり,ほぼ満席の状態で発車する。既に旧盆の休みは終了しているようで,サラリーマンが大部分である。空は曇っているが,時々,太陽が出る状態である。それにしても,やはり,特急型の車両は,ロングシートの車両よりは遥かにいい。少しもやっている上,空は半曇り状態であったが,それでも辻堂駅を過ぎたあたりから小田原駅まで,霞んではいたが富士山が良く見える。一方,車内は熱海駅になり,ようやく座席の半分位は空いたが,これだけ乗っていれば十分と言う状態であった。そして,9:42ようやく伊東駅に着く。

 駅前の通りにある「お湯かけ七福神」及び「成木屋七福神」に行った後,伊東温泉七福神の1つの「林泉寺」に行くために,駅前バス停より, 10:45発「かどの球場」行バスに乗る。11:10「荻」バス停に着く。ここより,信号を渡ってすぐの所(バス停より約40m),すなわち,神社の前が「林泉寺」である。福禄寿は本堂に祭られているようだ。天気は先程より曇り状態になり,暑さもほとんど感じず,気持ちがよい。先程の「荻」バス停まで戻るが,どうも,伊東駅方面に行くバス停がよくわからないので,ここより300m程先にある「荻入口」バス停まで戻り(11:22),時刻表より4分遅れの 11:30に来た伊東駅行バスに乗り,南伊東駅近くの「泉入口バス停」で下りる(11:36)。ここより,少し進んで,左折し,伊豆急行電鉄のガードをくぐると,右に公園があり,その隣のクリーム色のモルタル2階建てが「鎌田福禄寿の湯」(静岡県伊東市宮川町1-2-16。14:00〜22:00。大人170円)である(11:39)。店前には,高さ 1.3m位の福禄寿の石像が安置してある。

 ここより,少し戻って先程のガードをくぐり,左折して線路伝いの道を進み, 11:48南伊東駅に着く。

 12:19発熱海行列車は伊豆急自慢の展望列車で,座席の9割以上が埋まっている。熱海駅に12: に着き,13:00発快速アクティにて,14:33東京駅に戻る。


 湯川第二浴場湯川弁天の湯
(弁財天)[福徳財宝・家内和合]
松原温泉会館・松原大黒天神の湯
(大黒天)[商売繁盛・子孫愛育]
和田湯会館・和田寿老神の湯
(寿老人)[長寿・富貴・招福]
静岡県伊東市湯川2-9-9 静岡県伊東市松原13-3 静岡県伊東市竹の内2-2-6
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玖須美温泉会館・毘沙門天芝の湯
(毘沙門天)[開運厄除・学業成就]
恵比寿あらいの湯
(恵比寿)[除災招福・商売繁盛]
岡区・岡布袋の湯
(布袋尊)[知恵・福徳]
静岡県伊東市芝町2 静岡県伊東市新井1-9-4 静岡県伊東市桜木町2-2-6
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小川温泉・小川布袋の湯
(布袋尊)[知恵・福徳]
鎌田福禄寿の湯
(福禄寿)[福・禄・寿]
<おまけ>
音無神社(境内にあった石像)
静岡県伊東市末広町2-17 静岡県伊東市宮川町1-2-16 -
湯川第二浴場・湯川弁天の湯 松原温泉会館・松原大黒天神の湯
静岡県伊東市湯川2-9-9 静岡県伊東市松原13-3
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和田湯会館・和田寿老神の湯 玖須美温泉会館・毘沙門天芝の湯
静岡県伊東市竹の内2-2-6 静岡県伊東市芝町2
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恵比寿あらいの湯 岡区・岡布袋の湯
静岡県伊東市新井1-9-4 静岡県伊東市桜木町2-2-6
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小川温泉・小川布袋の湯 鎌田福禄寿の湯
静岡県伊東市末広町2-17 静岡県伊東市宮川町1-2-16


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