グスタフ・マーラー,マーラー,gustav
mahler,Gustav Mahler,matsumo,matsumo2,matsumoto,matumoto
English Japanese
交響曲「大地の歌」の原題は「Das Lied von der Erde」で,独和辞典を引いてみると,「Erde」の意味は「地球,地上,この世」等,「Liede」は「歌」で,これから考えると「地球の歌」とか「地上の歌」,あるいは「この世の歌」という訳は出てきますが,「大地の歌」という言葉は出てきません。また,この曲の第1曲目は「Das Trinklied vom Jammer der Erde」で日本では「大地の哀愁を歌う酒の歌」と訳されていますが,どうもこの訳では「何で大地に哀愁があるの」って疑問を生じて意味が通じません。そして,この「Erde」を「この世」と訳せば,「この世の哀愁を歌う酒の歌」となり,「ううん,この世の悲惨さを,生きている悲惨さを歌った歌なのか」と極めてよく理解できます。ということで,この「大地の歌」は「この世の歌」と訳すのが正しいと思っています。しかしながら,これではレコード等が売れないので,「大地の歌」と意識的に誤訳し,格好良い曲というアピールをしたのだと思います。
<写真集−3>
マーラー(左)とオスカー・フリート(1905年) |
マーラー(左)とブルーノ・ワルター(1908年) プラハにおける第7交響曲の初演時 |
トーマス・マン(左),マーラー(中),プリングハイム(右)と共に(1910年) ミ ュンヘンでの交響曲第8番初演時 |
ブルーノ・ワルター(中)と語り合うマーラー(左) 1910年9月,ミュンヘンでの交響曲第8番の初演時 |
カール・モル家の庭でつどう芸術家達(1905年頃) 左より,マーラー,マックス・ラインハルト,カール・ モル,ハンス・プフィッツナー(ウィーン宮廷歌劇場時代) |
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指揮するマーラー(1905年) シュトラスブルグにて |
メンゲルベルク(左),マーラー(中),アルフォンス・ディーペンブロック(右)と共に(1906年3月) |
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R.ショトラウス(左より2人目)とマーラー(その右)(1906年) グラーツでの楽劇「サロメ」初演時。 |
マーラー(椅子に座っている)を囲んで メンゲルベルク(右より2人目),ディーペンベルグ(後左端) |
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マーラー(左)とアルノルド・ロゼー ロゼーはウィーンpo.のコンサート・マスターで,ロゼ ー弦楽四重奏団も主催していました。また,マーラーの妹のユスティーネと結婚しました。 |
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「交響曲第8番」初演のリハーサル(1910年) ミュンヘンでのリハーサルは数日間行われ,1910.9.12に立錐の余地がない程の満員で公演が行われた。 |
「交響曲第8番」初演のリハーサル(1910年) ミュンヘンでのリハーサルは数日間行われ,1910.9.12に立錐の余地がない程の満員で公演が行われた。 |
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