グスタフ・マーラー,マーラー,gustav mahler,Gustav
Mahler,matsumo,matsumo2,matsumoto,matumoto
English Japanese
マーラーの数ある交響曲の上で最高の傑作といえば,やはり,交響曲第9番だと思います。勿論,第10番も完成していれば更なる傑作となったでしょうが(今の他人の補筆が入った状態でも十分に素晴らしいですが),やはり,本人が完成した中では最高のものだと思います。この曲には人間の生命が,人生の全て,地上の出来事の全てが入っています。
これ以外の曲では,人を強制的に感動させてしまうと言ってもよい程強烈な,交響曲第2番と第8番も素晴らしいです。あ,勿論,番外の「大地の歌」も素晴らしいですが。第2・8番での私の好きな録音は以下です。
交響曲第2番:ワルター指揮ニューヨークpo.,クレンペラー指揮フィルハーモニアO.
交響曲第8番:バーンステイン指揮ウィーンpo.(LD・DVD)
一方,マーラーを初めて聴く人に向いているのは,第1番でしょうか。この曲は初演時は全5楽章の構成で,マーラーの好きなジャン・パウルの小説「巨人」を描いたとのことで「巨人」との標題が付いていましたが,その後,何回か行われた改訂で「花の章」と呼ばれている楽章が削除され,全4楽章のものになりました。この「花の章」はトランペット独奏を含めた非常に美しいもので,今でも独立して演奏されたり,あるいは,おかしいですが,第1番にこれを更に加えて,全5楽章として演奏されています。第1番の好きな録音は以下です。
交響曲第1番:ワルター指揮コロンビアso.
<版画(リトグラフ等)>
宮廷歌劇場監督ウスタフ・マーラー ベルツ作,リトグラフ(1897年) |
マーラー(1892年) 最初のロンドン滞在期のもの |
マーラー(1895年頃) リトグラフ,J.エクシュタイン出版 |
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マーラー |
マーラー |
マーラー(1902年) オーリック作- |
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マーラー像(1910年頃) フェルディナント・ミヘル作,エッチング |
マーラー(1920年頃) アーダ・シュヴァインブルグ・ガイリンガー作,エッチング |
マーラー(1920年頃) アルトゥール・パウンツェン作,エッチング |
<影絵(シルエット)>
ジークフリート・ワーグナー:歌劇「怠け者」を指揮するマーラー (1889年 3月) |
指揮をするグスタフ・マーラー オットー・ペーラー作,影絵(1900年頃) |
指揮をするグスタフ・マーラー オットー・ペーラー作の抜粋版,影絵(1900年頃) |
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指揮をするマーラー 影絵 |
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<レリーフ,彫刻>
マーラー像 フュレップ・ベック作,石膏レリーフ(1912年) |
グスタフ・マーラー(1909年) ロダン作。横より見たところ |
グスタフ・マーラー ウィーン国立音楽大学の壁面にあるプレート |
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米国ブルックナー協会のマーラー・メダル 周りに「やがて私の時代が来るであろう」とのマーラーの言葉が掘ってある |
グスタフ・マーラー(1909年) ロダン作。前より見たところ。 |
モーツアルト ロダン作。マーラーの顔にモーツアルトとフランクリンの面影を発見し,モーツアルトの像にマーラーの特徴を加えた。 |
<絵画>
武装した騎士(1902年) クリムト作「ベートーベン・フリーズ」より。マーラーをモデルとしたと言われている。 |
マーラー 油絵。カレッラ作 |
マーラー・幻像(1910年) アルノルド・シェーンベルグ作。その犬みたいな顔からシェーンベルグの自画像のように見えるが,上記の表題が与えられている。 |
マーラー |
マーラー |
コンサート(1920〜1923年) マックス・オッペンハイマー作。マーラー風の男が指揮をしている。 |
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